札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     2014年4月に閉館した山渓苑(札幌市南区)は、1万円以下で泊まれて、夕食は部屋食が売りという、定山渓温泉において値ごろ感のある温泉宿だった。
     新たな経営者によって2015年2月に再オープンした現在も1万円以下にとどめる一方、夕食は大広間に。部屋食ではなくなったものの、洋食プランを提供するなど、奮闘している。
     宿ホームページを通じ、素泊まりプラン1人5,650円×2人=11,300円を予約した。
     定山渓温泉で素泊まり可能は、レアで嬉しい。
     夕食朝食は、定山渓温泉街で食した。ホント新鮮で嬉しい楽しい大好き、な感じ。

    豊平川に佇む
    3階ロビー
    3階土産屋廊下




    客室
    ベッドルーム&和室
    ついんポット(温、冷)
    アメニティ冷蔵庫
    ユニットバス窓外の景色
    まんじゅう景色


     2007年スタートした「サッポロ・シティ・ジャズ」。大通公園をはじめ、市内各地の街かどでプロ・アマのジャズアーティストがクールに演奏するイベントだ。いまや札幌の短い夏を彩る風物詩・・・と記してみたが、札幌市民のワタシは一度も拝見したことがない。「そういえば、やってたよね」な感覚だった。ヨサコイと同じで。

     今夏、初めて定山渓温泉(札幌市南区)で1週間(7月30日~8月5日)、毎夜ジャズライブを開くことが決まった。会場は定山渓神社という。

     定山渓温泉でまったり泊まるついでにジャズを味わうって、普段と違う温泉宿泊な感じで楽しそう。ただし、土曜に行けば、定山渓の宿泊客も多数訪れ、混んでいるだろうな。ならば平日に攻めた方が空いていて良い。そう考え、金曜の夜に宿泊しようと思った。仕事を定時で終え、地下鉄とバスを乗り継げば、不可能ではない。

    看板
    夜のホテル
     「真駒内駅」18時20分発のじょうてつバス前に乗り、「定山渓湯の町」19時00分に到着。札幌の夏は日が長いため、真っ暗になる前に今宵の湯宿「定山渓ホテル」にチェックインした。

    ロビー
     キャンペーン企画で朝食のみ1人3,650円って安くて嬉しい。夕食はジャズライブ会場で食べることに。



    客室

    既に布団を敷いてある
    いい感じ
     8畳+縁側+洗面台+トイレ。

    トイレ浴衣
    冷蔵庫茶
    客室鍵女性のみサービス
    もらった抽選券
     チェックイン時にもらったチケット。ジャズライブ会場で「たまねぎすうぷ」の引換券、景品が当たる「抽選券」だった。これは嬉しい。

    客室前廊下
     20時10分からジャスライブが始まるので、風呂にも入らず、会場の定山渓神社へ。



    ライブ会場

    ジャス案内
    神社へ続く階段
     ちょっと幻想的。

    自ら謳う「純和風高級旅館」

     札幌から国道230号を走り、定山渓を過ぎた辺りで左手に1軒宿が見えてくる。宿を囲む長い塀に「純和風高級旅館」と大々的にアピールしているから、「ああ、あれね、知ってるよ」と頷く札幌市民は多いが、「泊まったことあるよ」の声は聞いたことが無い。

     そりゃそうだ。なにしろ「純和風高級旅館」なのだから。

    「純和風高級旅館」と示す看板
     もともと「ムイネグランドホテル」だったのを、支笏洞爺国立公園のエリアゆえに新築不許可だから全面改修の上、1989年(平成元年)オープン。1泊30,000円以上ゆえに、小樽の銀鱗荘と同じで、羽振りの良い内地の富裕層をターゲットとしていた。

     ところが1~2年前、いつの間にか20,000円弱にプライスダウンしたことに気付く。最近はじゃらんnetに登録し、閑散期の平日だったら15,000円を切るケースも。昨今の経済情勢を踏まえた流れだろう。

     でも、しかし。どうも「純和風高級旅館」と自ら謳うセンスに、以前からモヤモヤした反発を覚える。高級かどうかは第三者の客が評するものであって、自分で言うかな、って。

     例えば、ススキノ辺りのいかにもゴージャスな寿司屋が「当店は高級店です。さあ、どうぞ」と真顔で言われれば、正直いって少し引く。ちょっとワープしちゃえば「イケメン」の男性が「自分、男前っす、カッコいいっす」と語れば、ああ、そうですか、その通りと思いますが・・・と返答に窮しちゃう。うら若き乙女が「ワタシ、美人でしょ」と屈託なくアピールすると「ちょっと調子に乗ってるんじゃない」とマイナスイメージが増す。

     「高級」「イケメン」「美人」に加え、「セレブ」「エリート」「金持ち」などなど、庶民が高根の花とうらやむキーワードが、客観的事実であればあるほど、決して自ら口に出さない奥ゆかしさと謙遜ぶりに、ニッポン人は共感を覚えるような気がしてならない。

    玄関前
     と、ちょっぴり批判的に記してみたものの、やっぱり佳松御苑・吉兆は、客観的に見て高級そうで憧れるな。それでいて、大幅に宿泊料を下げ、敷居も低くなっている。泊まらずにアレコレ語るのはナンセンスと感じ、1月下旬の厳寒期に潜入した。

     指定した8時から、夕食と同じ1階ラウンジで。

    朝食
    ・シャケ焼、岩のり
    ・キノコ真薯(しんじょ)
    ・野菜サラダ
    ・温泉玉子
    ・ほうれん草おひたし
    ・おろしじゃこ(ゴマ、青菜)
    ・おかゆ

    後出し
    ・みそ汁
    ・グレープフルーツ、キウイ
    ・お茶

    食後ドリンク
    ・コーヒー
    ・紅茶

    夕食
     指定した18時00分から、1階ラウンジで。お品書き付。
     1品ずつ供される。

    ラウンジ
    ・ビンビール(中瓶)850円
    ・グラスワイン600円