
清く正しく美しい、駅前旅館もしくは商人宿な風情。こじゃれた湯宿も良いけれど、ぶらり男の1人旅は、こんな感じが良く似合うかな。

誰が弾くのか知らないけれど、ロビーにピアノがどーんと鎮座。昭和40年代のマイホームに流行った「応接間」を彷彿させる空間ですね。まるで実家に帰ってきた気分。
宿泊日の前日昼に電話予約。2食付8,550円。ちなみにビジネスプランは2食7,000円。食事内容が異なるそう。例えば、毛がにをつけないとか。食事内容はまあまあ妥当な印象だし、細工していない湯を夜中も堪能でき、こじんまり宿に散見される「フレンドリー過ぎる(馴れ馴れしい)応対」は一切なく、スタッフは当方を「客」として接してくれる・・・
この日、宿泊客は当方含め2人のもよう。館内貸切気分で静かに湯浴みしました。

長万部温泉は、観光気分な雰囲気ではありません。では、なぜ長万部温泉へ足を運ぶのか。それは「湯」が目当てですね。

濃い食塩泉で色艶のある黄色い湯面を眺めるだけでうっとり気分。湯に身を沈めれば肌にぐいぐい染み入る感じで、湯上り後もぽっかぽか。
そして、各宿がこじんまりした駅前旅館or商人宿で、家庭のように落ち着く雰囲気も好印象。食事は海の幸を味わえ、旬に足を運べば満足度が高いと私感です。
そう言えば、長万部温泉の湯宿に自腹で泊まるのは、今回で4泊目ですが、いずれも1人泊ですね。自分なりの楽しみ方を持って泊まりに行けば、長万部温泉は「穴場感覚」で楽しめるのではないでしょうか。

1階の廊下をずんずん歩くと、男女別内風呂があります。

こざっぱりした男性脱衣所内ですね。

男性浴室は、1人用&2人用の浴槽が1つずつ。大きい浴槽が熱く、小さい浴槽は適温な感じ。

洗い場5つ。道立保健所確認シールによれば、湯に細工していません。
脱衣所に平成17年3月の温泉分析表を発見。泉温49.6度、蒸発残留物9.410g/kgは、大成館に張ってあった平成3年の温泉分析表と比較すると、泉温0.1度アップ、蒸発残留物1.000g/kgダウンとなっていますね。ちなみに、この「温泉分析表」は、プラスチック板に大まかな項目しか記していませんでした。
女性風呂は、男性風呂より狭いもよう。











