札幌から行く 『温泉宿』

温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

ほんのり生活臭を感じる客室
 清く正しく美しい、駅前旅館もしくは商人宿な風情。こじゃれた湯宿も良いけれど、ぶらり男の1人旅は、こんな感じが良く似合うかな。

ロビーにあるピアノは、この宿の娘さんが子どものころ愛用し、今は札幌に嫁ぎ、誰も弾く人がいない・・・と妄想
 誰が弾くのか知らないけれど、ロビーにピアノがどーんと鎮座。昭和40年代のマイホームに流行った「応接間」を彷彿させる空間ですね。まるで実家に帰ってきた気分。


夕食は部屋食でのんびり 宿泊日の前日昼に電話予約。2食付8,550円。ちなみにビジネスプランは2食7,000円。食事内容が異なるそう。例えば、毛がにをつけないとか。

 食事内容はまあまあ妥当な印象だし、細工していない湯を夜中も堪能でき、こじんまり宿に散見される「フレンドリー過ぎる(馴れ馴れしい)応対」は一切なく、スタッフは当方を「客」として接してくれる・・・

 この日、宿泊客は当方含め2人のもよう。館内貸切気分で静かに湯浴みしました。

ゆっくりした時間が流れる長万部温泉街
 長万部温泉は、観光気分な雰囲気ではありません。では、なぜ長万部温泉へ足を運ぶのか。それは「湯」が目当てですね。

黄色い湯面
 濃い食塩泉で色艶のある黄色い湯面を眺めるだけでうっとり気分。湯に身を沈めれば肌にぐいぐい染み入る感じで、湯上り後もぽっかぽか。
 そして、各宿がこじんまりした駅前旅館or商人宿で、家庭のように落ち着く雰囲気も好印象。食事は海の幸を味わえ、旬に足を運べば満足度が高いと私感です。
 そう言えば、長万部温泉の湯宿に自腹で泊まるのは、今回で4泊目ですが、いずれも1人泊ですね。自分なりの楽しみ方を持って泊まりに行けば、長万部温泉は「穴場感覚」で楽しめるのではないでしょうか。

朝食
・白米
・みそ汁
・半熟目玉焼き
・焼魚
・煮物
・冷奴
・漬物
・味付のり

1階食堂
 1階食堂で、当方指定の8時から。飲物はお茶、落としたコーヒー。

夕食全景
 2食付8,550円の夕食は、このような内容。当方指定の18時から、客室で。全品一気出し。

廊下手前のれんが男性脱衣所、廊下奥に女性脱衣所
 1階の廊下をずんずん歩くと、男女別内風呂があります。

男性脱衣所
 こざっぱりした男性脱衣所内ですね。

男性内風呂の全景
 男性浴室は、1人用&2人用の浴槽が1つずつ。大きい浴槽が熱く、小さい浴槽は適温な感じ。

小さい浴室に洗い場5つ
 洗い場5つ。道立保健所確認シールによれば、湯に細工していません。

 脱衣所に平成17年3月の温泉分析表を発見。泉温49.6度、蒸発残留物9.410g/kgは、大成館に張ってあった平成3年の温泉分析表と比較すると、泉温0.1度アップ、蒸発残留物1.000g/kgダウンとなっていますね。ちなみに、この「温泉分析表」は、プラスチック板に大まかな項目しか記していませんでした。

 女性風呂は、男性風呂より狭いもよう。

ホテル四国屋の外観。隣は昇月
 全12室という、長万部温泉の湯宿。

玄関。右にロビーが見える
2階客室前廊下客室ドアを開ける
 年配の男性スタッフに促され、ロビーのソファに座ってチェックイン手続きし、2階客室まで通されます。