札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     北海道の温泉宿って、老舗の品格が漂う和風旅館が少ない。「ウチは歴史があります」と謳っていても、味もそっけもない大箱ホテルに変身しちゃって、ツマラナイケース、多々あり。

     ところがありました。道南の鹿部町に。


    老舗の品格

    和風
     一見すると「地元名士の自宅」っぽい風情。玄関先が濡れているなあ。これって「打ち水」じゃん。出迎えてくれた女将さんはスマートな文化人の雰囲気ながら、ニッコリ笑顔で歓待してくれる。ロビーは半円形のデザインでモダンな印象。黒光りする階段に歴史を感じる。

    玄関アート
    きれい廊下
    へや
     大正7年の創業で、20年前に改築した際、階段は昔のまま残したそうだ。館内に女将さんのセンスがさりげなく光り、気品という名のオーラを感じた。
     でも、決して高級ではないし堅苦しい雰囲気でもない。夕方は近所のおじいちゃんおばあちゃんがやって来て、入浴後にロビーでくつろぐ。ノンビリした空気が流れる。


    朝食
    ・しゃけ焼(焼き立て)
    ・温泉卵
    ・ほうれん草おひたし
    ・昆布佃煮
    ・たらこ
    ・焼きのり
    ・おしんこ
    ・白米(おひつ)
    ・みそ汁

    客室で食す
     配膳時間は8時00分or8時30分のどちらかと言われ、前者をチョイスした。客室にて。

    夕食膳
    部屋食
     指定した18時30分から、客室で。ほぼ一気出し。

    女性湯口
    源泉名「鹿の湯」
    ・湧出地 鹿部町字鹿部326番地
    ・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(中性低張性高温泉)
    ・泉温77.5度(自噴)
    ・無色澄明、微弱カン味、無臭
    ・pH6.9
    ・蒸発残留物2.768g/kg
    ・溶存物質2.886g/kg
    ・成分総計2.961g/kg
    ・温泉分析書 平成20年11月27日 申請者 株式会社鹿の湯

     「敷地内に源泉3本」「毎分100リットル自噴」「高温のため、給湯や暖房など熱交換で温度を下げた上で地下水を加水」「毎日完全換水の清掃」旨を、脱衣所に掲示している。

     日帰り入浴500円(13~20時)。入浴回数券3,000円(8回分)。
     宿泊客は夜通し入浴OK。

    宿
     1918年(大正7年)創業。10室。

    玄関



    ロビー

    美しい
    ロビーセルフ珈琲


    2階客室 夕なぎ

    客室ドア前