札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

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     加盟宿に1泊したら「スタンプ」を1個押しちゃいますよ。3年以内に10個貯まったら、過去に押してもらった宿の中から1泊無料ご招待するので、ぜひ秘湯の宿を泊まり歩いてください。

     朝日旅行(本社・東京)という旅行会社が1975年(昭和50年)から主宰している「日本秘湯を守る会」のサービス制度は、温泉好きにとってはあまりにも有名だ。ちなみに同社の株主構成はJTB51%、朝日新聞社グループ42%、その他7%という(非上場)。

    押してもらった湯宿は「湧駒荘」「銀婚湯」「丸駒温泉」「大雪高原山荘」の4軒
     是非ともスタンプを集めたい、というわけではなかったが、3年間という猶予の中、自然に10個貯まった。これまでの経験上、貯めるに当たって、注意すべき点は下記の通り。

     ・スタンプは、あくまで朝日旅行のサービス企画である。なので、それ以外の旅行会社(じゃらんnet、楽天といったネット旅行会社を含む)を介した予約の場合、スタンプは絶対押してもらえない。宿側は「朝日旅行」もしくは「宿へ直接電話予約or宿ホームページの独自のネット予約」を通じた客のみスタンプを押す。個人的な経験則ゆえに、確実に押してもらいたければ、予約前に宿へ確認すべし。

     ・客側から積極的に申し出なければ押してもらえない。たくさんいる客に対し、いちいち「スタンプ帳はお持ちですか、押しましょうか」と、手間ひまかかる確認はしていられないからと思う。専用のスタンプ帳がなければ、泊まった宿にお願いしてもらうこと。

     無料で泊めてもらう際、いろいろ制限&手続きがある。選べる湯宿は、過去にスタンプを押してもらった湯宿に限定。基本的に休前日、GW、お盆、年末年始はNG。平日のみ受け入れる。その上で、希望する宿&宿泊希望日を3軒まで選び、10個押されたスタンプ帳(スタンプ帳1枚につき1名が無料宿泊対象)を朝日旅行まで郵送する。1~2週間後、希望していた湯宿の宿泊券(クーポン券)とスタンプ帳が返送されてくる。あとは、そのクーポン券を持参してOKが出た湯宿へ泊まりに行く。

    落部川沿いに佇む銀婚湯
     と、いうことで、いわゆる閑散期と言われる4月の平日に「銀婚湯」をチョイスしたところ、スムーズに快諾され、足を運んだ。

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     「道南の仙境」と謳う、八雲町の銀婚湯を悪く言う人は少ない。100人泊まれば、90人が満足し、7人が感激しすぎて思考不能となり、残り3人はあまのじゃくゆえ、瑣末な粗相をあげつらうだろう。
     もちろん、厳密に言えば、自分の感性に響かない客もいるだろうし、許しがたい不手際に遭遇するケースも無きにしも非ず。完璧な湯宿は存在しないのが、世の定めだ。

     それにしても、銀婚湯のどこが素晴らしいのか。建物、風呂、食事、もてなしばかり注目してきたのだけれど、3回目の宿泊で、その答えは宿を囲む「森」にあるような気がしてきた。これまで「木を見て森を見ず」だったのかしら。


    アートな森 年月かけて整備

    桂の森
     山の中の宿だから、森があって当然。そんなふうに思っていたが、どうやら違うらしい。

     生い茂っている木々の多くは、宿主が植樹してじっくり育ててきたという。散策路に沿ってまっすぐ伸びる桂の木々は、苗を植えてから40年かけてここまで生長させた。

     人の手で築き上げられた森なのに人工的なものを感じさせず、「昔からそこにあった」と思わせる自然な風情は、まるでアートのようだ。


    点在する野天風呂

    トチニ奥の湯どんぐりもみじかつら そして、森の中に点在している野天風呂の数々。薪を積み上げた「薪垣」でプライバシーを保ち、安心して湯浴みできる配慮が嬉しい。川岸に湯船があるので、普通は落下防止の柵を設けるし、「危険」と警告する案内板があってもおかしくないのだが、それらは見当たらない。湯船が自然にとけこんでいる。

     この森自体が芸術作品と私感。なんて美しいのでしょう。

     宿主の美学が、地の物にこだわった食事や磨き上げられた廊下にも反映されている。このように年月を経て熟成されたもてなしの心が、宿泊客の琴線(きんせん)に触れ、人気が高まっているのかも知れない。

    渓流の湯・湯口
     これで旧館2人泊、1人10,650円なのだから、いやはや恐れ入る。西館・東館14,850円、西館・東館の一部と新館15,900円の価格設定でもお得な感じ。特別新館20,100円で、値段相応か。こればかりは泊まってみないとなんとも言えないのだが、いずれにしても、値ごろ感のある湯宿だろう。

     前回の雑感。

    朝食
    ・御飯 (今金町産ほしのゆめ)
    ・みみのりの味噌汁
    ・玉子焼き (松永農場のたまご使用)
    ・根室産 サンマの塩焼き、三つ葉おろし和え
    ・海老のゆば巻き
    ・きんぴらごぼう
    ・黒豆の蜂蜜煮
    ・生野菜サラダ
    ・ほうれん草おひたし
    ・乳酸飲料

     お茶、落としたコーヒー。

     1階食事会場のテーブル席で、7~9時。お品書き付。

     前回の様子。

    夕食
     宿指定の18時00分から、部屋食。食前酒「まるめろ酒」で乾杯。お品書き付。

     前回の様子。

    岩をくりぬいた湯船
    かつらの湯出入り口
     4ヵ所ある野天風呂のうち、唯一つり橋を渡らずに入浴できる。ツリーハウスのような風呂で、桂の森を散策している他客に覗かれずに済むのが嬉しい造り。

     前回の様子。

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