札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     北海道からはるか遠い、長野県の野沢温泉。まったく土地勘のないアウェイな中、どこに泊まれば良いか皆目見当がつかない。こういう時って、ガイドブックに載っているメジャー宿をチョイスしておけば安心できそう。住吉屋、常盤屋旅館、旅館さかえ・・・ ただし、お値段はそれなり(20,000円前後)だし、10月3連休の1週間前に予約しようとしても既に満室っぽいし。

     福沢諭吉1枚で泊まれる値ごろ感のある温泉宿はないかしら。取り急ぎ、楽天トラベルをチェックすると、山田屋旅館に出会った。10,000円ちょっとのお値段だ。宿ホームページを拝見すれば、一番安い料金は8,400円となっている。さらにこんな一文。「当主の私は、東京で修行を積んだ板前でもあり、夫婦で腕と心を尽くした創作料理を提供いたしております」。ここ、メシが美味そう。直感のまま電話予約した。「あら、北海道からですか、お気をつけて」。


    こじんまり 家庭的

    御色直ししたばかりの外観
     家々が立ち並ぶ細い路地を上った先に、宿は窮屈そうに建っていた。玄関前の1本松が「ああ、内地に来たんだな」と思わせる。外観を御色直ししたばかりで小ぎれい。出迎えてくれた大女将さんはニコリともせず、嫌われているのかな、と心配したが、単に朴訥なだけのようだ。共同浴場を湯巡りしたいと言えば、地図でいろいろ説明してくれたし。

    5号室
    アツアツ
     客室数は7室のみ。ロビーや食堂といったパブリックスペースはなく、ひなびた木造の佇まいに昭和の匂いを感じる。男女別に用意された内風呂を含め、「こじんまり」「家庭的」という表現がよく似合う。

    朝食
    ・オムレツ トマト、キャベツ千切り
    ・オクラ 鰹節和え
    ・切干大根
    ・サバ焼き 佃煮
    ・味付のり
    ・白米
    ・みそ汁
    ・リンゴ

    朝も野沢菜
     野沢菜は2人分。

    朝食 お茶
     食後の一服。お茶をすする。

    朝食も別室


    食事処
     指定した19時00分から、別室で。一気出し。

    ふろ
    野沢温泉 温泉利用表示 (平成17年4月25日)
    ・施設名 山田屋旅館
    ・源泉名 丸釜 茹釜 竹伸し釜 下釜 御嶽の湯 混合
    ・源泉所在地 野沢温泉村麻釜
    ・湧出形態 自然湧出(野沢組惣代)
    ・泉温 湧出量 85度 毎分100リットル
    ・泉質 単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
    ・引湯方法 距離 パイプ引湯 100メートル

    お願い
     湯に手を加えていない。湯口から注がれる湯は熱すぎる(注入温度78度)から、蛇口をひねって加水しつつ、棒でかきまぜる。
     夜通し入浴OK。
     日帰り入浴は受け付けていない。

    山田屋旅館
     細い坂道に沿って佇む宿は全7室。

    玄関
    階段
     女将さんに誘われ、2階へ。


    客室 5号室

    5号室
    アコーディオンカーテンを開く
    客室出入り口 客室と廊下はアコーディオンカーテンで仕切っていた。


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