札幌から行く 『温泉宿』

温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

看板
 2001年(平成13年)9月以来、6年振りに泊まりました。

 当時と大きく変わった点は、源泉が1つ増えたため、内風呂の湯使いが変更され、貸切野天風呂が2ヵ所&足湯新設されたこと。そして登別温泉・滝乃家にいた調理人が腕をふるうようになった料理でしょうか。
 創業80年余という歴史にあぐらをかかず、進化し続けていますね。

銀の水松 樹齢1,000年神社家族水松 樹齢300年
夜の銀婚湯
 庭には神社や樹齢ウン百年の木々が生い茂り、風格を感じる外観。北海道ではなかなか味わえない和風な老舗宿といった風情です。

渓流の湯 露天風呂湯口
 客室数21室に対し、館内の内風呂&露天風呂は広く、家族風呂もあり、これだけで十分満足できますね。湯使いは加水(1割)のみだそうですし。私が泊まった日は、客入りは「半数強」(スタッフ談)というだけあって、貸切感覚で入浴を楽しみました。
 ただ、あまりに人がいなくて、夜中1人で露天風呂に浸かりながら、「ここで倒れたら朝まで発見されないかも」と、要らぬ妄想をたくましくした次第。

奥の湯(トチニの湯)から落部川を望む この宿で贅沢だなあと思うことは、宿泊者専用の貸切野天風呂が敷地内に3ヵ所もある点。「泊まらないと入浴できない」湯船を持つ宿は、ぜひとも泊まりたい!という欲求が高まるだけに、上手なセールスね、と私感。
 「もみじの湯」は冬期間閉鎖だったので、これはまた泊まりにいかねば、と術中にはまってしまいました。連泊して湯めぐりを楽しみたいところです。

夕食お品書き「表紙」夕食お品書き「食材メモ」
朝食お品書きの裏にウンチク 食事のお品書きを出す湯宿は、まだまだ少ない中、銀婚湯は夕食だけにとどまらず朝食にも出す点が好印象。裏には使用食材の「ウンチク」も記されているんですね。
 銀婚祝いに夫婦で泊まりにきたものの、改まって何を話そうかと、うろたえた際、とりあえず話のタネになりそう。


旧館の廊下
 宿泊希望日の1週間前に電話予約。2人泊で旧館(トイレ・洗面所共同)1人9,600円でした。

 ちなみに、西館、東館は各13,800円、新館14,850円、特別新館19,050円。いずれもトイレ・洗面所付の客室で、1人泊は10%アップでOKです。

 老舗宿な風情、充実した風呂、そして食事内容・・・ これで旧館9,600円はお得ですね。廊下と客室は実質引き戸1枚だけなので話し声が漏れてしまう点、トイレと洗面所が付いていない点を気にしなければ、旧館万歳! ちなみに旧館の客室は6室です。

客室の湯のみ スタッフに聞けば、ことし1月に「宿泊者ゼロ」が2日あったそう。もちろん平日の出来事です。休みの融通がつく方は、平日に泊まれば「館内貸切」のチャンスに遭遇するかも知れません。

 もてなしについては、地元パートと思しめき女性スタッフによりバラツキがあると、個人的に思いました。無表情で素っ気ない応対の方がいる一方、笑顔が素敵で質問にも一生懸命答えてくれる方もおり、当たりはずれがあるんですね。
 銀婚湯は、ガイドブックで賞賛される和風な老舗宿だから、もてなしもすごいのかな、なんて過度な期待をしてしまいがち。だから、ちょっぴりぶっきらぼうな応対をされただけで、がっかりしてしまうのでしょう。好意的に受け止めれば、田舎のヒトゆえに、口下手&シャイで、悪気はないと思います。要は当方が期待し過ぎなのでしょう。
 6年前も同じ感想を持ちました。当方も宿も、もてなしの件については進化していませんね。

朝食
お品書き
 朝食は、こんな感じ。お品書き付です。飲物はお茶、落したコーヒー、冷水をセルフで。白米とみそ汁は席に着いてから、スタッフが持ってきます。

食事処
 小上がりでつれと横並びに座りつつ、窓外の雪景色を眺めながら食します。

出入り口ちょうちん
 1階食事処「静山」は、小上がりのほか、テーブル席あり。朝食時間7〜9時、好きな時間に足を運びます。

 朝食後、客室へ戻ると、布団は片付けられていました。

◆露天風呂

露天風呂
 「渓流の湯」の露天風呂に比べれば、小ぶりな湯船。

本州のこじゃれた湯宿の風呂みたい
 湯は桂の湯と同じです。

◆露天風呂

湯船1つ
 誰もいない露天風呂に、夜中1人で入浴しました。

適温の湯が注がれている
 ライトアップされています。湯は桂の湯と同じ

のれん脱衣所。右手ドアが内風呂、まん前のドアが露天
 露天風呂の脱衣所。露天、内風呂のどちらにも行けますし、内風呂から露天に行く際は、必ずここを通ります。

夕食基本膳。後出しあり
 宿指定の18時から部屋食。食前酒「マルメロ酒」で乾杯です。

御献立 睦月
 お品書き付。