札幌から行く 『温泉宿』

温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

看板&手湯
外観
 131室すべてが洞爺湖畔に面しているそう。

 日帰り13〜21時、700円。当方は、日帰り時間を知らず、12時20分に受付で入浴できるかどうか尋ねると、掃除が終わったのでOKとのこと。恐縮です。

男性脱衣所
 脱衣場は広々。どことなく、くたびれた印象は気にしない気にしない。

 脱衣所掲示の温泉分析書(平成17年10月)によれば、源泉名「洞爺6・9・12・13号、共同1・2・3・4・5・6・7号の混合泉」。
 ナトリウム・カルシウム−炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉の湯は、泉温47.0度、pH6.7。成分総計1.982g/kg、蒸発残留物1.376g/kg。湧出量は毎分1,430リットル(動力揚湯)。

男性風呂見取り図
 各浴槽の湯使いを、宿手製の表で掲示している姿勢に好感が持てます。

 糠平温泉の湯宿10施設のうち、「山湖荘」「中村屋」「糠平温泉ホテル」「ペンション森のふくろう」「東大雪ぬかびらユースホステル」の5施設は、「無料で外湯めぐり」を企画しています。

 上記湯宿の宿泊客は、他の4施設へ無料で日帰り入浴OKなのです。

 利用時間15〜21時、8〜10時。

外観
 山湖荘の斜め向かい側にある、中村屋へ足を運びました。

玄関前ロビー
 山湖荘宿泊客の場合、客室に置いてある風呂用カゴ(タオルとか入れるのに便利)を持っていくと、身分証明になり、スムーズに「どうぞどうぞ」と風呂へ通されます。

混浴露天出入り口
 中村屋自慢の混浴露天風呂へ。夕食前の17時は宿泊客の入浴で混むタイミングゆえ、きっと宿泊中の夫婦・カップルが仲良く入浴しているでしょう。それならば「外様」の当方らは内湯へ行きましょう。
 モノは試しにのぞきに行きました。

 糠平温泉で昼食しましょう。
 ところが、お目当てだった、豚丼の「みはる」は廃業していました。次いで、「麺屋どんぐり」に行くと、ここも今春で閉店。
 人生の楽園(テレビ朝日)で、2007年1月13日に放映された「Bistroふうか」は、臨時休業でした。

案内看板
 そんな中、新たに「手打ちそば」を始めた湯宿が目に飛び込んできました。それが湯元館です。平成16年(2004年)5月、1泊して以来の訪問となりました。

外観
玄関
 手打ちそばを食べに、日帰り入浴を兼ねて玄関をくぐります。

 受付でご主人に1人1,000円を払い、湯上り後にそばを1階食堂でいただくことに。ざるそばのほか、100円追加すれば、かけそばも提供すると言うので、1人前だけかけそばにしようと、1人100円払います。「そばは1分で茹で上がるからね、私が打ったばかりですよ」。

 北海道都市職員共済組合(函館、小樽、旭川、室蘭、帯広、岩見沢、夕張、網走、美唄、苫小牧、稚内、留萌の12市職員で構成=平成18年現在)が経営している湯宿。

 東川町・旭岳温泉に佇み、宿泊・日帰り入浴ともに一般客へ開放。3月末で閉館すると聞き、最初で最後の日帰り入浴へ足を運びました。

宿はこちら玄関前のワイルドな看板
こぎれいな外観
ロビー周り
 RC造3階建て、客室22室。日帰り入浴時間11時30分〜16時まで。500円。

男女脱衣所前男性脱衣所
 男女浴室は2階にあります。

男性浴室
男性湯船
男性浴槽1つ
 男女別に内風呂1つのみ。リンスインシャンプー、ボディーソープ、固形せっけんあり。

 昭和55年3月の温泉分析書によると、源泉名「勇駒別温泉」、含食塩−石膏泉、泉温45.0度、pH6.3、蒸発残留物1.392g/kg。源泉は宿から100メートルほど離れているそう。冬期間だけ熱交換器で加温、湯船から湯があふれています。

 無色透明、どことなくつるつるする肌触りと私感。

外観
 チェックアウトした「料理旅館 池の端」から市営谷地頭温泉の前を通り、徒歩5分もあれば到着。住宅街の一角に佇みます。
 ここはまたの名を「厚生年金ハートピア函館」と呼び、廃止または売却うんぬんというニュースを以前拝見しましたが、どうなるのでしょうか。

ロビー&フロント玄関
 自動ドアをくぐり、フロントで日帰り入浴の旨を申し出て、1人500円支払います。

浴槽は熱めと適温の2つ
 男性風呂はこんな感じ。

きれいな感じ
 湯が茶色いですよね。市営谷地頭温泉からの引き湯です。

男性脱衣所湯使い
男女脱衣所前自販機
 平成10年の温泉分析書では、64.4℃のナトリウム−塩化物泉は、自噴で毎分370ℓ、pH6.1、成分総計17.67g/kg。市営谷地頭温泉の引き湯だけに、同温泉に掲示してある温泉分析書の内容とまったく同じ。
 でも、市営谷地頭温泉は「加水」&「塩素」入りに対し、ここは「加水」のみ。湯使いが異なります。

休憩室
 本当は函館の街をいろいろ散策するはずでしたが、あいにくの雨降りだったので、ここでのんびり。日帰り客がほとんどおらず、畳の上でうたた寝しました。

 この日(9月17日)は敬老の日ということで、北海道公衆衛生浴場業生活衛生同業組合の加入公衆浴場が、17〜18日の2日間、65歳以上&小学6年生以下を無料で受け入れ。
 池の端宿泊時に、近くの市営谷地頭温泉へ行くと、ちょうど無料の日だったので、足を運んだ早朝5時40分にも関わらず客がちらほらいて、6時には玄関前に20〜30人が集結。「きょうは混んでるね」「いまでこれだから、日中はもっと混むぞ」と常連シニア層がわきあいあいと会話してました。
 ちなみに市営谷地頭温泉は室内での写真撮影禁止、そういう人いたら注意してくれ、そして施設側に教えてほしい旨の掲示あり。

 周囲の公衆浴場がこの日に限って無料だから、ウェルハートピア函館は空いていたのかな。

 ここは宿としての機能に加え、「厚生年金有料老人ホーム」として、入居者募集中でした。
 一番安い値段で、厚生年金受給者(1人・3食込み)の場合、6畳トイレなし月額102,131円。保証金はたった40万円で退去時に返却するシステムは、1,000〜2,000万円払って権利を買ったものの、死んだらその権利が消滅し娘・息子は相続できないという一般的な民間の有料老人ホームに比べ、かなり良心的。
 ただ、「確実な保証人が2名あること」「重い病気がなく日常の起居に差支えないこと」が条件だそう。
 わたしが日帰り入浴した風呂を入居者も使用するみたい。そう言えば、会話したシニア層は日帰り客ではなく入居者だったのかも知れません。