札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     すっかり日が落ちた広島市の繁華街を歩く。地元名物の「お好み焼き」と「ウニホーレン」と「牡蠣」を食せる居酒屋みたいなところを探し回り、それっぽい店に突撃するも、どこもかしこも満員御礼。ゴールデンウィークで大いに賑わう。

    繁華街
    店構え
     1時間以上も見知らぬ街をさまよい続け、いささか疲れてきた頃、ピンとくる店を発見。のれんをくぐれば、カウンターの端っこが2人分空いていた。ラッキー。「鉄板焼き 熊屋」へ突入する。おしゃれな店内だ。


    生ビール、赤ワイン各500円
    乾杯
    おすすめ
     カウンターの目の前に鉄板があり、シェフの手際の良い調理を眺めながら注文した品を待つ。



    牡蠣のネギまみれポン酢
    牡蠣のネギまみれポン酢
    牡蠣
     粒が大きく、プリプリした食感だ。



    大粒!牡蠣の鉄板焼き
    大粒!牡蠣の鉄板焼き
     焼いた牡蠣は香ばしく、ビールが進む。




    ウニホーレン 熊屋流1,800円
    うにほーれん
    うまし
     広島と言えば、ウニホーレン。一般的には、ソテーしたほうれん草の上にウニを乗せる。
     しかし、こちらのお店は、ウニ1折とほうれん草を濃厚なソースで絡めたオリジナル品を提供していた。美味い。
     


    お好み焼き750円
    広島焼き
     人口117万人の広島市内に、お好み焼き屋は900軒あると聞く。
     広島のお好み焼きは「乗せ焼き」と言われ、生地の上にキャベツや焼きそばなどの具材を重ねながら焼く。関西のお好み焼きは「混ぜ焼き」の名の通り、生地と具材を最初から混ぜた上で焼く。
     そう言えば、大阪に住む方から「広島のは、あれはお好み焼きではなく広島焼き」と聞いたことがある。お好み焼き1つとっても、いろいろ文化やこだわりがあることを知った。

     2人で飲み食いして7,938円だった。ごちそうさま。

     島根県大田市の温泉津温泉からトヨタレンタカーを走らせ、同じ県内の浜田市へ。小1時間かけて到着し、JR浜田駅近くの浜田店で返却した。松江駅南店で借りてから、およそ73時間(3日間+1時間)で22,800円。ガソリン代は失念したが、3日間で343キロ走った計算だ。

    切符
    高速バス
     JR浜田駅前から広島行高速バスが発着している。ゴールデンウィークのせいか、駅の外に乗車券の特設販売所を設けており、予約していないが買えた。乗車整理券を渡される。片道1,520円×2人=3,040円。

     浜田駅11時00分発。高速バス内はWifiありなのが嬉しい。山の中の高速道路を走り、広島市街地へ突入すると、近代的な都市という印象を受ける。広島駅新幹線口13時25分着。およそ2時間半のドライブだった。


    広島駅で「広島つけ麺」
    生ビール
     13時30分を過ぎた。もう車を運転しない。そんな解放感と空腹感から、広島駅内で、なにか美味いものを食いたいと。ただし、下調べはしていない。行き当たりばったりを楽しむスタンスだ。

     今日はゴールデンウィーク。広島駅構内の老舗お好み屋は行列だらけ。どうしようと彷徨っていたら、「ばくだん屋 広島駅新幹線口店」を見かける。ここも行列だったが、見たところ3~4組だから、並んでも時間がかからないだろう。案の定、ものの5分で通される。ラッキー。テーブル席に促され、つれに「1杯だけよ」と叱られながら、さっそく生ビール463円を頼む。

    道の駅
     島根県飯南町の頓原って「とんばら」と読む。国道54号を走っていたら、ちょうど昼飯時に遭遇したので、「ランチはここでイイ」と吸い込まれた。食事処を下調べせず、行き当たりばったりの旅も楽しい。



    ワニのづけ丼 720円
    サメ丼
     「ワニ」=「サメ」だった。サメの生肉を醤油に浸した1品のよう。
     昔々の島根県の山間部では、海の幸が貴重だったみたい。
     その中で「サメ」は、味が良く保存もきくと重宝されたという。
     いざ食したところ、さっぱりした味わい。

    シャーク




    醤油ラーメン 710円
    ラーメン
     可も不可もなく。ホント、悪くないんです。その辺は人それぞれ。

     今宵の温泉宿へ向かう。

     塩ヶ原温泉「掛合まめなかセンター」で日帰り入浴後、国道54号を南下し、県道40号を進む。時刻は13時00分を過ぎ、めちゃくちゃランチしたいのだが、田舎道で飲食店がとんと見当たらない。腹が減っては戦が出来ないので、地元自治体パンフレット情報から、レストラン併設の波多温泉「満壽の湯」へ寄るものの、改装中でNGだった。

    うぐいす茶屋
     風呂よりもメシ、と、車を走り進めた結果、「うぐいす茶屋」という食事処を発見。
     13時30分だったので、迷わず吸い込まれた。
     店内は賑わう。豆腐とかいろいろ売っていた。


    割子そば750円
    割子そば750円
     そばは定番の3枚重ね。うーん。やっぱり汁が甘い。店側は「甘辛い」とアピールする。
     ワタシの舌が甘さに異様に反応しているのかしら。前日の出雲空港内の蕎麦屋も甘い汁だった。


    かまあげ720円
    かまあげ720円
     釜揚げうどんのそばバージョン。茹でたそばを水洗いしないで、そば湯に泳ぐそばを提供する1品。少々つゆは入っているようで、啜るとあっさりして美味い。別に供されたつゆを足したら、とたんに甘くなって・・・

     両方に供された「おからサラダ」が、とてつもなく美味かった。これだけは強調したい。


    メニュー特別メニュー

    やまいち
     16時30分オープンの「やまいち」へ、17時過ぎに訪れた。カウンター10席と小上がり3席のこじんまりした店内に客はいないが、今宵は予約客でいっぱいという。でも「19時30分からの予約客が来るまでOK」と、予約席の小上がりに通してもらう。ラッキーだ。確かにこの後、予約客が続々押し寄せて満席に。


    カウンター
     メニュー表はカウンターの背後に貼ってある紙のみ。値段が記されておらず、一抹の不安を感じる。しかし、誠実そうな主人とニコニコする女将、そしてシニアな女性スタッフの愛想が良い。「あら、北海道から来たの。以前ね、大泉洋がロケで来たのよ。おにぎりあたためますかという番組でね・・・」。なんだか楽しくなってきた。