札幌から行く 『温泉宿』

温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

夜の龍宮閣夜の玄関
 夜の佇まいを眺め、昭和の「商人宿」を思わせるなあと私感。軒先の看板は「竜宮閣」ですが、領収書は「龍宮閣」(笑)

徒歩20秒にコンビニ
 この宿、客室に冷蔵庫がなく、館内に自販機もないだけに、宿の斜め目前にあるファミリーマート(24時間営業)が冷蔵庫代わり。22時頃に買い出しへ行った際、宿玄関脇にスタッフが待機していており、サンダルを出してもらいました。夜中、外出する際は、勝手に施錠を外して良いのかな・・・ ぐっすり眠ったので、確認しませんでした。

蛇口に成分がこびりつく
 客室5室の中、この日は私を含め宿泊客3組のもよう。そのため、宿側から「2室ある浴室両方とも貸切OK」と言われ、ラッキーでした。

宿内から玄関を見る
 熱海駅から徒歩2〜3分で、市街地に立地している龍宮閣。昭和な雰囲気の建物がひときわ目を引き、内部も歴史を感じる木造づくり。

 人口41,000人余という熱海市の「熱海温泉」は、開湯1,250年余の歴史を持ち、江戸時代には徳川家康が好んだみたい。
 一口に「熱海温泉」と言うのは総称で、私が泊まった熱海駅前に広がる「熱海温泉」のほか、「伊豆山温泉」「伊豆湯河原温泉」「南熱海温泉」の4地区で構成。計100施設強の宿があるほか、温泉公衆浴場は80ヵ所ほどで別府市に次ぐ数(ほとんど地元民専用。観光客が入浴できるのは少しだけ)。
 どうも市街地ならば市営温泉を自宅浴槽に引ける(加入金45万円ちょっと、月使用料12,000円弱)ようで、その数は1,000世帯以上。

 以上、温泉主義No.04(くまざさ出版)記載情報を参考にまとめました。

熱海サンビーチ沿いに並ぶ大ホテル
 訪れる前の熱海って、大きな温泉ホテルが並ぶ一昔前な風情で、温泉街としての一体感もなく、いまは閑古鳥でしょ、なんて、したり顔なイメージを抱いていました。
 確かに私が歩いた熱海駅前の「熱海温泉」は、商業ビル、商店、マンション、民家の合間に温泉ホテル・宿があり、ごちゃごちゃした感じゆえに、温泉街としての一体感はなかったのですが、裏を返せば「こんなところに、こんな渋い佇まいの宿が」と思ったのが、今回泊まった龍宮閣なわけです。
 この宿に限らず、昔ながらの建物をところどころで見かけ、ああ、古きものはなんだか心が安らぎますね、と思った次第。

路地裏を散策していたら、こんなこじんまり宿が。こうした発見が散歩の楽しみ
 大きい温泉ホテルが軒を連ねる「大温泉地」と言われるところは、その裏にひっそり隠れているこじんまり宿を探し、堪能するのが楽しいなあと感じる昨今ですね。龍宮閣は素泊まりでしたが(トクー! では素泊まりしか受け付けていなかった)、街中にあるので夕食を外でとった方が、これはこれで熱海の夜を味わえますからね。

 今回、私が巡った熱海は、ほんのさわりでしかなく、自遊人2006年1月号別冊「温泉図鑑」(カラット刊)を読むと、観光客OKの数少ない温泉公衆浴場が紹介されており、渋い感じだな、と思うとともに、秘宝館も気になりますし(笑) ディープな温泉街「熱海」は、東京に住んでいれば、通うかも知れません、定山渓のように。
 出張の合間に訪れた今回、宿泊代と新幹線代は自腹ですが、新千歳⇔羽田は会社持ち。札幌から飛行機代をかけて、熱海に通い詰めたいですか、と問われれば、あれかな(笑)

 何はともあれ、遠方の見知らぬ街へ探検に行くのは、楽しいことです。

 斜面に建っているこの宿、風呂は地下1階にあります。
 浴室2室で、私が投宿した日、宿主に「脱衣所の内側から鍵をかけて、貸切で良いですから」。両浴室とも、家族風呂チックな広さで、シャンプー、固形石けんあり。リンスはないんですね。


◆この宿では、大きい方の浴室

こじんまり脱衣所から浴室を眺める
湯船に、なにがしかの美しさを感じる浴槽内の床は段差あり
浴室壁面のタイル画1浴室壁面のタイル画2
風呂から脱衣所をみる脱衣所



◆この宿では、小さい方の浴室(扇風呂)

浴槽は1人用天井まで総タイル張り
大きい壁画小さい壁画は湯船脇にある
脱衣所をみる扇風呂の脱衣所


熱海駅から徒歩2〜3分。車がびゅんびゅん通る道に面した龍宮閣市街地に佇む、鄙びた感じ
ビルの間に立地。隣の三景荘もいい感じ一昔前の賑やかな看板をみて、タイムスリップした感じ
 今宵の宿は、熱海駅から徒歩2〜3分に立地。車がびゅんびゅん通る市街地にひょっこり佇む渋い佇まいは、昭和2年(1927年)からの歴史があるそう。客室5室のこじんまり宿。

玄関の扉を開ける2階に上がる階段
階段を登った先にあるのは、2階共同洗面台(左)。そして今宵の客室入り口客室玄関のたたき
 玄関をくぐると、すぐ脇のスペースで待機していた女性スタッフが迎えてくれ、「予約していました」と申し出ると、宿主らしき男性にバトンタッチされ、客室へ案内してくれました。

6畳角部屋悪くない客室
アメニティー。バスタオルなし客室窓から、首を右に向けると、海がみえる
2階共同男女トイレ2階共同洗面台の窓から望む
 トクー!で2日前にネット予約。客室で宿帳に氏名・住所・電話番号を記し、宿泊料金を前払い。1人で素泊まり1泊5,610円+トクー!会費840円で、計6,450円。

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