札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     土曜日に泊まると、たいていの湯宿は宿泊客で賑わっている。きっと平日は空いているはず。そのタイミングで泊まれば、どこもかしこも貸し切り状態で良いなあ。

     品行方正に生きていれば、妄想は現実に変わる。休日出勤が続く代わりに平日(金曜)の午後から休みをもらった。「よし、行こう」と、札幌駅13時51分発のすずらん4号に乗り、登別駅で下車。タクシーで民宿500マイル(白老町)にチェックインする。

    太平洋を拝める貸切露天風呂
     これまで掲示されていなかった温泉分析書を発見(以前は手製の簡易なものだった)。

    温泉分析書 平成20年6月19日
    ・源泉名 柏透湯温泉
    ・湧出地 白老町字虎杖浜7番地
    ・46.6度 毎分300リットル(動力揚湯)
    ・無色 澄明 無味 無臭
    ・pH8.4
    ・蒸発残留物1.023g/kg
    ・成分総計1.113g/kg
    ・含硫黄−ナトリウム−塩化物泉

     湯に手を加えていない。ただし、冬期間の露天風呂は、加温することもある。道立保健所シールでは「4項目のうち該当する項目の表示について確認」。

     泊まらないと入浴できない貸切露天風呂にじっくり浸かっていると、細かい気泡がまとわりつき、肌触りはほんのりツルツルする。「あれっ、こんなに良い湯だったんだ」と改めて感動しきり。

    9年振りに再訪

     2002年(平成14年)の土曜日、当日予約で1泊した。2食8,500円(夕食部屋食)でスタッフの感じ良い対応がナイスだった一方、日帰り客の多さにびっくり。
     夜の9時を過ぎてもひっきりなしに日帰り客が押し寄せ、風呂はイモ洗い、ロビーはワイワイガヤガヤ。地元に愛されているのは非常に素晴らしいけれど、ゆっくり泊まれないなあ。

    外観
     ところが近年、泊まり客が集中する土曜日と祝祭日前日は、日帰り入浴を17時00分で終了としたらしい。これならば、ゆっくり湯浴みできそう。

     3月の土曜日、9年振りに再訪した。



    ゆったり湯三昧

    露天風呂
     「おおっ、貸し切りだ」。17時30分に風呂へ行くと、誰もいなかった。さっきまで日帰り客で賑わっていた喧騒が嘘のよう。露天風呂の壁越しにつれが話しかけてくる。「ねえ、こっちは誰もいないよ。そっちは?」

     ナトリウム−塩化物泉の透明な湯は、肌を撫ぜるとつるつるする。じっくり浸かっていると、手足にちょっぴり泡が付く。そう言えば、内風呂も露天風呂も湯口が見当たらず、探してみたら、浴槽内の壁面からアツアツの湯が噴き出していた。空気に触れさせず湯船に注ぐから、湯の鮮度が高い。いい設計してますね。

     ウッディーな造りの露天風呂から太平洋を拝める。ややぬるめの湯は、長湯にもってこい。飽きることなく湯浴みした。とっても良い湯だな。

    朝食は「弁当」


    朝食飲み物300円(販売時間7:30〜9:00)
     飲み物は冷水、ほうじ茶。コーヒーは300円。

    テーブル
    朝食会場
     指定した7時30分からレストランで。時間きっかりに行くと、既に味噌汁とおひつが置いてあった。

    客室で夕食
    夕食全景
     指定した18時から客室にて。デザート含め、一気出し。お品書き付。

     【ふたり旅】前浜水揚海づくし物語・夕食お部屋食=11,650円の夕食は、どんな感じかな。

    夜の露天風呂
     温泉分析書 平成19年12月10日
    ・住友8号(白老町虎杖浜206の1)
    ・ナトリウム−塩化物泉(旧・弱食塩泉)
    ・49.0度
    ・毎分280リットル(動力揚湯)
    ・pH8.2
    ・無色、澄明、微弱カン味、無臭
    ・成分総計2.322g/kg
    ・蒸発残留物2.014g/kg

     湯に手を加えていないそう。夜通し入浴OK。

     日帰り入浴(500円)は、12〜22時00分(受付21時00分まで)。
     ただし、日曜と木曜は、受け入れ時間を10時00分に早める。
     そして、土曜と祝祭日は、17時00分で終了(受付16時00分まで)。

     日帰り客用の休憩室(座敷)あり。

    脱衣所前