
訪れるとドアが開かない。客に知らせるビラの類は一切ない。周辺を聞き込みの結果、「先月(10月)からやっていないようです」(地元住民)だそう。
2009年(平成21年)3月に泊まった際、好印象だった。復活はあるのだろうか。(11月12日現在)
セトセ温泉ホテルから町営バス9時10分過ぎに乗車し、10時前までに市街地へ戻ってきた。13時近くに発車する札幌行き高速バスまで3時間余持て余したため、市街地をぶらり散策する。
遠軽駅の北側に位置する瞰望岩(がんぼういわ)は標高78メートル。遠軽町のシンボルだ。公園に機関車「D51」が展示されていた。

国道242号沿い、市街地に立地している遠軽町図書館へ寄った。地元紙「遠軽新聞」を、一度拝見してみたかったから。
遠軽新聞

祭りや展示会など「わが町のイベント」を紹介する記事が目立つ。地元の主催者や参加者を取り上げるから、読者は「あっ、〇〇さん載ってる」と楽しめそう。役場や警察からのお知らせ情報もあり、地域密着型の正統派ミニコミ紙の印象だ。全国ネタについては、読売新聞から記事配信を受けている。4コマ漫画は「ライフくん」(みやまひろお作)。

1946年(昭和21年)発刊で、ことし65周年。紙面はタブロイド判くらいの大きさ、ページ数8ページほど。日刊紙で購読料は月1,400円(1部売り60円)。
人口22,000人の遠軽町ゆえに、発行部数も限られるだろう。新聞発行に加え、一般印刷も行っているから、商売として成り立っているのかも知れない。
地元紙は遠軽新聞だけじゃなかった。
山脈(やまなみ)

遠軽町丸瀬布(旧・丸瀬布町)の山脈文化協会が月3回発行(第2、3、4日曜)、月650円。
剣道スポーツ少年団が全国大会出場を決めた、とか、〇〇さんが叙勲を授かりました、など、やっぱり地域の細やかな情報を報道。ちゃんと広告も入っているから恐れ入る。
以前、稚内でも感じたのだが、複数のメディアが頑張っている地域って「文化的な風土」が高いような気がするのは私だけだろうか。
追記
グーグルで「山脈 丸瀬布」「山脈文化協会」と検索してみたら、遠軽町ホームページ&ある個人ブログがヒット。それによると「山脈」は1948年(昭和23年)、丸瀬布町の地元青年団の会報誌として産声をあげ、町の広報誌を補完する形で頑張ってきたよう。いわゆる営利企業ではなく、地元有志による非営利の編集体制っぽい。

和琴共同浴場で湯浴みした後、自然探勝路(2.4キロメートル)を進んで、和琴半島をぐるり一周することに。


探勝路のがけ下にポンプ小屋っぽいのが見えたり、野湯っぽい横にベンチがあったりと、刺激的な光景を眺めつつ、オヤツコ地獄に到着。湯気がもくもくで、活発な火山活動を強く感じる。

小雨が降っているので、だんだん億劫になってきたが、なんとか1時間ほどで歩き切った。
夏に歩いて、最北に生息するミンミンゼミの鳴き声を聞いてみたい。
釧路市から釧路町、標茶町、弟子屈町、小清水町と北上し、網走市まで延びる国道391号は、全長153キロメートル。特に標茶町、弟子屈町界隈は、あちこちで温泉が湧き出ているだけに、国道391号沿いは「湯けむりロード」と言えそう。

標茶町(人口8,400人)における温泉開発は、第二次世界大戦後の1951年(昭和26年)に始まった。しかし、ボーリングしても冷泉ばかり。そんな中、1973年(昭和48年)にシラルトロエトロ原野で40度の湯を当てたのを契機に、開発は加速したと聞く。湯は、いわゆる化石海水の単純温泉で、無色透明とモール泉に分けられ、町内に温泉宿が散見されるが、観光としてはイマイチブレイクしていない。
一方、弟子屈町(人口8,200人)は、千島火山帯の影響を受けたアツアツの湯が、JR摩周駅を中心とする市街地、屈斜路湖界隈に湧き出ているほか、硫黄の匂いが香ばしい川湯温泉がある。市街地の飾り気がない温泉民宿たちは、仕事や激安旅の拠点にふさわしい。そして屈斜路湖と川湯はネームバリューもあり、温泉が観光の目玉になっている。

国道をレンタカーで走っていたところ、標茶町のシラルトロ湖辺りで、こんな不動産看板にぶち当たった。
温泉宿ばかりではなく、温泉付の分譲地もいっぱいあるよう。なんだか白老町と同じ匂いが漂い、わくわく気分が高まってきた。

標茶町(人口8,400人)における温泉開発は、第二次世界大戦後の1951年(昭和26年)に始まった。しかし、ボーリングしても冷泉ばかり。そんな中、1973年(昭和48年)にシラルトロエトロ原野で40度の湯を当てたのを契機に、開発は加速したと聞く。湯は、いわゆる化石海水の単純温泉で、無色透明とモール泉に分けられ、町内に温泉宿が散見されるが、観光としてはイマイチブレイクしていない。
一方、弟子屈町(人口8,200人)は、千島火山帯の影響を受けたアツアツの湯が、JR摩周駅を中心とする市街地、屈斜路湖界隈に湧き出ているほか、硫黄の匂いが香ばしい川湯温泉がある。市街地の飾り気がない温泉民宿たちは、仕事や激安旅の拠点にふさわしい。そして屈斜路湖と川湯はネームバリューもあり、温泉が観光の目玉になっている。

国道をレンタカーで走っていたところ、標茶町のシラルトロ湖辺りで、こんな不動産看板にぶち当たった。
温泉宿ばかりではなく、温泉付の分譲地もいっぱいあるよう。なんだか白老町と同じ匂いが漂い、わくわく気分が高まってきた。



