札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

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    天翔の向かい側に佇むガソリンスタンドの裏手
     洞爺湖温泉街の一般家庭に、温泉が供給されていると聞いていた。
     それにしても家賃が気になる。

     冬の洞爺湖 1人旅はオシマイ。

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    新館127室+本館153室=280室
     洞爺湖温泉・洞爺パークホテル天翔は、2011年(平成23年)5月から1年間の休館を宣言した。東日本大震災で集客激減に伴う措置と聞く。280室という「大箱ホテル」の営業スタイルにおいて、団体客、海外客、修学旅行客が「自粛」で集まらないのだから、「もうお手上げ」な感じなのだろうか。

    2011年(平成23年)5月から休業中
     そんな中、経営母体で大証ジャスダック上場のカラカミ観光が、MBOを発表。上場して誰でも自由に株を買える状態にしていたのだが、自分たちで株を買い戻し、上場を廃止するという。株主の「目先の利益」を追求する声に惑わされることなく、中長期的視点に立った経営の立て直しができる、という理由みたい。

    巨大戦艦のよう
     カラカミ観光が洞爺パークホテル天翔を「どこか」に売却する方針は11月に横並びで報道されたが、「どこに売却するか」については、室蘭民報が「野口観光に打診」とスクープし、12月22日に北海道新聞が「野口観光に売却する方向で検討に入った」と報じている。

     つれにその話をしたら、「洞爺湖に望楼NOGUCHIが出来たら面白いね」と嬉しそうだった。洞爺湖温泉街の温泉宿は低価格路線で競合しており、高級宿は皆無(かなり離れた高台に佇むザ・ウィンザーホテル洞爺は除く)だから、もしも「望楼NOGUCHI洞爺」なんて出来たら、洞爺湖観光の起爆剤になりそうな、そんな予感がする。

     野口観光は神奈川県の箱根・仙石原に進出するなど、イケイケな感じ。内部留保が200億円あるというから、いろいろ積極的に投資できるのだな、きっと。

     12月のある土曜日、郊外路線バスに揺られて1人旅へ。札幌駅前8時00分発、洞爺湖温泉10時40分着。片道2,700円、往復券4,790円。

    道南バス
    中山峠の碑が雪に埋もれている
    車内真ん中にトイレあり
     乗客5~6人。

    冬の洞爺湖
    スワンボート
    哀愁
     冬の洞爺湖は、どこか儚(はかな)げ。

     洞爺山水ホテル和風の客室から、旭ホテルが見えた。ああ、夜になっても客室に灯りがつかない。早朝、足を運ぶと、玄関ガラス戸にこんなビラが貼ってあった。

    旭ホテルは8階建て
     「告示書 破産者株式会社旭ホテル 平成22年1月18日午後3時、札幌地方裁判所室蘭支部において破産手続開始決定がされ・・・・」

    秋田県出身の女将さんが手作りした装飾品
     1年半前の冬、素泊まりしたことがある。女将さんらしき方がいろいろ工夫して館内を飾り付けしており、熱心に説明してくれたことを思い出す。その装飾品の一部は、玄関に放置されたままだった。

     旭ホテル前の道路を西へ向かって歩き、大和旅館を過ぎたところにも、廃業した温泉ホテルが佇む。

    ホテル湯本は6階建て
     このホテルの近くに、社員寮を見つけた。

    寮
    鄙びてる
     木造モルタルで共同玄関。昭和なアパートメント風情だ。

    坂道
     坂道が続く。自転車をこぎながら日頃の運動不足を痛感するものの、降りて自転車を押して歩くのもクヤシイ。額から汗が落ち、目にしみる。それでもこぎ続けなければ、己に負けてしまう。

    売店がある
     10~15分くらいで、西山火口散策路(北口)に着いた。自転車で坂道を登り切り、一仕事終えた感じがする。ここから歩こう。

    昭和な観光地
     通路沿いに、複数の売店があった。写真には写っていないが、その中でバラック建てっぽい風情の売店があり、夏なのに路上で石焼き芋を焼いていた。野外のテーブルで食事している人もおり、その一角だけ東南アジアな風情に思えた。

    ここから
    散策路
     散策路の右手は、噴火活動で隆起した町道。

    蒸気
     蒸気が舞い上がる。

    第2展望台へ
    電柱
     土砂に埋まったままの折れた電柱と道路標識が見える。

    工場
     破壊された工場が野ざらしのまま。

    展望台
     活動し続けている様子を目の当たりにした。

     散策路は片道1キロメートルほど。



     そう言えば、洞爺湖有珠山は「世界ジオパーク」に認定されたというニュースを聞いたことがある。調べてみると、「世界ジオパーク」は、貴重で美しい地質遺産を含む自然公園を指し、ユネスコが支援する「世界ジオパークネットワーク」が2004年設立以来、審査・認定している。
     およそ20ヵ国・60ヵ所ほど存在し、日本では洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島の3ヵ所が、2009年8月にわが国で初めて認定された。ちなみに「日本ジオパーク委員会」が認定すれば「日本ジオパーク」を名乗れるのだから、いささかややこしい。

     洞爺湖界隈の地層や火山が大変貴重であるため、保護しつつ研究や教育、さらに観光促進につなげようというのが、ジオパークの目指すところみたい。

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