札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     函館市桔梗町の国道5号沿いに家族風呂専門の日帰り入浴施設がある。もちろん温泉だ。
     部屋数は全26室。

    花家族
    たぬき
    フロント&ロビー
    券売機廊下




    昭和な作風
     函館市・恵山岬のずんどまりにある、海沿いの無料露天風呂。50度の湯(ナトリウム塩化物・硫酸塩泉)が岩の割れ目から湧き出ている。湯船は満潮時に海中へ水没するから入れない。干潮時は湯船に海水が残っているだけの状態で入浴NGだ。満潮と干潮の狭間に訪れれば、海水と温泉がブレンドされてイイ湯加減になっているらしい。

     潮の満ち引き時刻が日々変わる中、オススメ入浴時間は、函館市椴法華支所ホームページで紹介されている。ちゃんと調べなかったので、足を運んだ際は干潮時のようだった。

    「取っていいのは写真だけ、持ち帰っていいのは思い出だけ」
    温泉案内


    外観
     チェックアウトした「料理旅館 池の端」から市営谷地頭温泉の前を通り、徒歩5分もあれば到着。住宅街の一角に佇みます。
     ここはまたの名を「厚生年金ハートピア函館」と呼び、廃止または売却うんぬんというニュースを以前拝見しましたが、どうなるのでしょうか。

    ロビー&フロント玄関
     自動ドアをくぐり、フロントで日帰り入浴の旨を申し出て、1人500円支払います。

    浴槽は熱めと適温の2つ
     男性風呂はこんな感じ。

    きれいな感じ
     湯が茶色いですよね。市営谷地頭温泉からの引き湯です。

    男性脱衣所湯使い
    男女脱衣所前自販機
     平成10年の温泉分析書では、64.4℃のナトリウム-塩化物泉は、自噴で毎分370ℓ、pH6.1、成分総計17.67g/kg。市営谷地頭温泉の引き湯だけに、同温泉に掲示してある温泉分析書の内容とまったく同じ。
     でも、市営谷地頭温泉は「加水」&「塩素」入りに対し、ここは「加水」のみ。湯使いが異なります。

    休憩室
     本当は函館の街をいろいろ散策するはずでしたが、あいにくの雨降りだったので、ここでのんびり。日帰り客がほとんどおらず、畳の上でうたた寝しました。

     この日(9月17日)は敬老の日ということで、北海道公衆衛生浴場業生活衛生同業組合の加入公衆浴場が、17~18日の2日間、65歳以上&小学6年生以下を無料で受け入れ。
     池の端宿泊時に、近くの市営谷地頭温泉へ行くと、ちょうど無料の日だったので、足を運んだ早朝5時40分にも関わらず客がちらほらいて、6時には玄関前に20~30人が集結。「きょうは混んでるね」「いまでこれだから、日中はもっと混むぞ」と常連シニア層がわきあいあいと会話してました。
     ちなみに市営谷地頭温泉は室内での写真撮影禁止、そういう人いたら注意してくれ、そして施設側に教えてほしい旨の掲示あり。

     周囲の公衆浴場がこの日に限って無料だから、ウェルハートピア函館は空いていたのかな。

     ここは宿としての機能に加え、「厚生年金有料老人ホーム」として、入居者募集中でした。
     一番安い値段で、厚生年金受給者(1人・3食込み)の場合、6畳トイレなし月額102,131円。保証金はたった40万円で退去時に返却するシステムは、1,000~2,000万円払って権利を買ったものの、死んだらその権利が消滅し娘・息子は相続できないという一般的な民間の有料老人ホームに比べ、かなり良心的。
     ただ、「確実な保証人が2名あること」「重い病気がなく日常の起居に差支えないこと」が条件だそう。
     わたしが日帰り入浴した風呂を入居者も使用するみたい。そう言えば、会話したシニア層は日帰り客ではなく入居者だったのかも知れません。

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