札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」



     大広間で7時半~9時半。席についてから、白米、味噌汁、そしてサンマ焼が到着。
     他のおかずは、イカ刺、ベーコンエッグ(固形燃料)、白魚佃煮、イカ塩辛、漬物・梅干、味付のり。さらに後だしで黄色いスイカ。冷水、お茶あり。
     食後コーヒー(アイスコーヒーあり)は、ロビーまたはバルコニーにて。持ってきてくれます。

     当方で時間指定、18時から部屋食。10皿。



    (左)殻付ウニ(バフン、ムラサキ)
    (右)炭火焼き物(アワビ、ツブ)



    (左)ナマコ・ワカメ・キュウリ酢の物
    (右)刺身(甘エビ、ホタテ、ホッキ)



     味噌仕立て鍋(アワビ、タラバ足、赤貝、白身魚、赤身魚、ホタテ、シイタケ、エノキ、ジャガイモ、春菊)



     漬物


    ◆後出しメニュー



    (左)平目活き造り
    (右)アワビ刺



    (左)焼魚(もんけ)、シソ佃煮・大根おろし添え、
    (右)メロン



    (左)もんけ肝
    (右)島牧ワイン(白・ハーフ、少し甘め)付。

     あと、白米。

     バフンの方が色が濃く甘くて美味だけど、毎日食べるならムラサキかなあ、あり得ないけど(苦笑)、と食べ比べ。アワビは1人3個、鍋用も焼いて食し、刺身は1個だけ食べやすく切ってもらい、もう1個は丸かじり。贅沢な気分を味わいました。

     2月宿泊時とメニュー変更点は、殻付ウニ(前回は毛ガニ半身)、焼き物・ツブ(前回はカキ)の2点。ここの宿は、基本的にいつ来てもメニューは同じだそうですが、「前回とメニュー同じで芸がない」というのは野暮かな(笑)。鮮度の良い魚介類にこだわった宿で、いわば「究極の定番メニュー」と、勝手に捉えているのです。

     もちろん、連泊すれば、鍋をすき焼き、焼魚を若鶏唐揚、をはじめ、ある程度は変更できるそう。

     男女とも内風呂、露天各1。総じてこじんまり。


      内風呂は洗い場数が、男性5、女性7と、湯船含め女性風呂の方が広いんです。内風呂に男性が当方含め4人いれば、ちょっと窮屈な感じ。


     露天はさらに小さいですが、ここの宿は日帰り入浴していない(食事付では実施中)ので、まあ、宿泊中に何度か足を運べば、必ず貸切チャンスがありますよ。

     壁、浴槽縁が、木のぬくもりで良い感じ。内風呂は湯気に満ちており、温泉の吸引療法みたい。ざんざか湯があふれ、内風呂に「源泉100% 何も引かない、何も足さない」と、ちょっと昔のウイスキー広告のようなコピー掲示(笑)

     宿の人に聞くと、「源泉をタンクにため、加水せずとも湯温を落としている」と説明してくれました。某書によれば熱交換器があるようです。

     1週間ほど前、宿から電話がありました。「キャンセル発生、今度の土曜どうですか」。今年2月宿泊の清算時に、「夏の土曜に来たい」と予約を申し込んだところ、「もう8月末まで満杯」だったので、キャンセルあった際、連絡をくれるよう頼んでいたのです。

     ふってわいた温泉宿泊(2人泊、1人14,325円)にとりあえずOKしつつ、土日に仕事しなくても良いようハッスルの結果、見事休みをゲットしたわけです(笑)



     岩内バスターミナルから送迎バスで到着。外観、ロビーともに、木のぬくもりに包まれたロッジ風で、ロビー窓外にしゃれたバルコニーあり。
     「ご無沙汰しております」「あれっ、以前こられた方ですよね」。受付で複数のスタッフに歓待を受けつつ部屋へ。



     通された部屋は山側。7.5畳和室にイス・テーブル置いた縁側、ウォシュレットトイレ、洗面台付。タオル、バスタオル、歯ブラシ、浴衣あり。全14室で洋室あり、海側、山側各部屋により景色が異なりますが、値段差なし。冷蔵庫あり。

     ロビーで新聞読んでると、さりげなく冷たい麦茶サービス。そう、この宿はもてなしも良い、と今回発見。例えば、女性スタッフの1人は浜言葉なのです。「いっぱいたべで」「水持ってくっが」「まだ来でねえ」は、私らだけではなく、どんなお客にも同じスタンス。また、若い女性スタッフですが、夕食お運び&布団敷時に盛り上がりました。

     帰りの送迎バスはわれわれだけなのに、見送りしてくれて、なんか、いい感じ。また来たいって思いました。ちなみに、この先の土曜は、現段階で12月24日が空いているそうです。あと、何カ月も先を予約する方が圧倒的なので、予約取りづらいですが、その分、ドタキャンもあるとのこと。それで今回、連絡をもらった次第。

    福井庵・天ぷらラーメン
      天ぷらラーメン650円って、私のつたないグルメ経験上、極めて珍しい食べ物。醤油ベースで、ネギ、ほうれん草、シナチク、そして海老天1本。天かすが浮かんでおり、あっさりなんだけど、ちょいとしょっぱめなのは、漁師好みの味設定だからか。


     写真撮影して食べ終わった頃、女将さんが話しかけてくれました。「北海道の人かい、前に知り合いに頼まれて、関西のテレビ局が天ぷらラーメンを取材に来たんだよね、あんたらもカメラマンかと思ったよ」。しばし歓談。スープ製法は「秘密」、しょっぱさは「しょっぱいかい?」。帰りもお見送りしてくれました、ありがとうです!

     あっ、ここは創業65年のそば屋です。とじそば550円も良かったし、以前食したにしんそば800円も。高島旅館の某スタッフも「福井庵はよく行きます、美味しいですよ」。地元に根ざした優良店のよう。

    20050923032230.jpg 風呂上りに窓辺のイスへ腰掛け、本に目をやる・・・ 大人の余裕かな(笑) 宿泊時は本・雑誌持参ですが、早々にお酒飲んじゃうと、もう何がなんだか(笑)

     そんな中、この間の豊林荘宿泊時に読んだのは、「定山渓温泉」(さっぽろ文庫59 札幌市教育委員会編・道新発行)。平成3年発行なので、いささか古いですが、明治以降開発された歴史を豊富な写真入りで紹介、鹿の湯、グランドホテル、第一ホテルの経営者が創業期を振り返るとともに、元割烹店女将らの座談会を掲載しており、好奇心をくすぐられました。

     北大界隈の古本屋を何軒か漂流後、狸小路7丁目の某店内に、無造作に置いてあるのをやっと発見、1000円(定価1500円)でした。

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     温泉宿から暑中見舞いが届きました。東鳴子温泉(宮城県)の初音旅館からです。昨冬、1泊しただけなのに・・・嬉しいですね、ありがとう、女将さん!
     翻って、北海道の温泉宿では、定山渓のホテル山水(過去3泊)から今年年賀状をいただきました。この2件ですね、こうした経験は。
     もうちょっと、あっても良いかなと、個人的感想。飲食店ならば、1回行っただけでも、アンケート記入等したら、結構ダイレクトメールきませんか? まあ、1~2回宿泊しただけの客すべてに郵送していたら、手間ひま経費もかかるでしょうが。
     もし、送っていただいたはがき持参で「ビール1杯無料」「料理長から1品サービス」「家族風呂無料貸切」だったら、リピートしちゃいそうですよ(笑)
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     定山渓鉄道は大正7年から昭和44年まで走っていたそう。今は、バスのみです。じょうてつバス運営で、札幌駅、または真駒内駅から定山渓温泉行きが1時間に1~2本(それぞれ別路線)。小1時間で到着します。自家用車ならばもっともっと早いですよね(笑)
     国道230号沿い住民の生活路線として活躍、旅情という雰囲気ではありません。料金は片道600~700円くらい。
     弁当でも広げたい方は、札幌駅から洞爺湖温泉行き(道南バス・1日7本)に乗れば、定山渓までほぼノンストップで走ってくれ、観光気分を味わえるでしょう。ただし、要事前予約。
     写真は真駒内駅にて。

     8時00分から大広間隣接のテーブル席にて。麦入りごはん、わかめ味噌汁。おかずは、ふき煮、納豆、漬物、玉子焼き&ポテトサラダ、カレイ干物&味付なめこ、冷奴、味付のり。おとしたコーヒー、冷水、お茶。



     大広間で18時から。8皿。



    (左)オオバ(マイワシ)唐揚あんかけ
    (右)刺身(まぐろ・サーモン・鯛)



    (左)かぼちゃ・鶏肉・なす・えびのおこごり
    (右)蒸し器(豚肉・かぼちゃもち・白菜等)



    (左)葉わさびとろろかけ
    (右)キトピロ、漬物


    ◆後出しメニュー



    (左)ニジマス燻製サラダ(写真は2人分)
    (右)おすまし、デザート(ぶどう、みかん)

     あと、白米。

     固形燃料による調理法は陶板焼、鍋だけではないのですね、蒸した食材をゴマダレで食しました。
     大瓶ビール500円。


     日帰りは11~15時(受付14時30分まで・月曜休=宿泊も)だけに、宿泊者は静かに入浴できます。

     お湯はとても熱いため、入浴前に繰り返しかけ湯して体を慣らしましょう。ただ、私の場合、かけ湯によって冬場は気持ち良く入浴できますが、夏場はちょっと無理ですね、体がびりびり痛い(苦) そこで、蛇口をひねり水を加えました。私、江戸っ子ではないですし(笑)、宿側も「熱いの無理しないで」と推奨してくれるので。

     もちろん、他客と一緒に入浴の場合、一声かけて了解を得るべきなのは言うまでもありません。この熱湯が大好きな猛者かも知れないから。あと、水を加えすぎて水風呂にするべからず、ですね。


     1カ月前に電話予約。2人で宿泊、1人6,415円なのです。



     温泉街から離れ、木々に囲まれた1軒宿。熱いお湯、美味な食事、静けさ・・・が、私的に感じる特長。

     余計なものはない、シンプルな宿ゆえに、大ホテルに対するような過度な要求はよしましょう。いわゆる「1泊型どんちゃん騒ぎ=参照・さっぽろ文庫59 定山渓温泉」を望む団体、そして子ども連れは、速やかに他宿へGO(笑)



     通された部屋は和室8畳。テレビ、鏡台、ストーブ、扇風機、テーブルあり。浴衣、ネーム入りタオル、歯ブラシはあるが、バスタオルやカミソリは持参で対応。部屋に冷蔵庫、金庫はなく、トイレ、洗面所共同。最初から布団が敷かれており、すぐに昼寝できますよ。

     自販機ジュース(ビール)は、350mlが130円(250円)、500mlは150円(350円)。











     国道230号から温泉街の月見橋へ下ると、リニューアルした定山渓物産館がみえます。ぬくもりの宿ふる川経営なので、見た目は同じ雰囲気。
     そして今春から、朝8時00~21時00分まで、喫茶コーナーを開設したのです。これは画期的かな。
     なぜならば、定山渓土曜宿泊の私は、日曜チェックアウト後、美味なコーヒーを飲みたいと、定山渓市街を漂流。結果、個人経営は皆無(230号沿いの喫茶フランセは日曜休で残念)、あとはホテル内の喫茶コーナーとなるわけです。
     今回、コーヒーはおとしたてでした。紙コップでコーヒー200円、まんじゅうセット250円。
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     営業時間は11時00~14時00分くらいまで。

     野菜天そば(冷)800円は、ざるそばのほか、天ぷら(かき揚、なす、ピーマン、大葉、しいたけ)、温泉卵、後出しでそば湯。
     そして、札幌らしい(笑)スープカレーそば700円は、まあ、いわゆる普通のカレーそば。じゃがいも、にんじん、鶏肉等がごろんごろんと入っているわけではありませんが、美味しいですよ。温泉卵付。
     いずれも値段の割に、ボリュームがありました。中瓶ビール500円飲酒は、バスで来たから可能な行為(苦笑)
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     札幌JRタワーの15年3月6日オープンと同時に閉鎖した白糸荘(JR保養所、窓が開いてたのはメンテナンスしていたから?)へ歩き、手前で右折、1~2分歩くと、「白糸の滝」があります。誰もいない穴場です(笑)
     一方、今年は定山渓温泉を創設した「美泉定山」氏の生誕200年だそうで、温泉街では動きがあります。
     6月28日移転開設したばかりの「定山渓温泉観光案内所」は、国道230号沿いにあり、札信ATM併設です。いす、テーブルを置き、道新、市販ガイドブックを自由に閲覧できます。温泉博物館なるギャラリーを準備中でした。
     国道から温泉街へ降りた月見橋のたもとに「定山坊源泉公園」を整備してました。8月完成とのことです。
     定山渓を散歩してみると、他にもさまざまな発見があり、灯台下暗し、な気分を味わいました。
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     昨夜と同じ食事処で。

     白米、味噌汁。おかずは湯豆腐、温泉卵、焼シャケ&ガリ添え、佃煮、サラダ、パック納豆、のり、梅干&なす漬。デザートはみかん。コーヒー、冷水あり。
     ここの宿は、若女将をはじめ感じが良く、部屋数11室とこじんまりしている点が特筆と私感なのです。

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     食事処にて。8皿。

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     八寸、煮物、刺身、天ぷら、しし鍋、茶碗蒸し、うど酢味噌和え、漬物。後出しで、白米、おすまし、スイカ。

     飲み物は中瓶ビール600円、清酒(燗・冷)1合400円、ハーフワイン1500円ほか。

     席はパーテーションで区切った個室風、ゆっくり出来るのがお気に入り。

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     内風呂が1ヵ所づつ。19時30~20時00分の間に、男女を入れ替え、翌朝9時まで入浴OK。日帰りは11時30~20時30分。

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     これとは別に、新設した風呂も男女別にあり、窓を開け放し「露天風呂気分」を味わえる設計。2人くらいでちょうど良い大きさかな。こちらの日帰りは14時00分で終了するため、1人占め入浴のチャンスに恵まれやすい。22時00分で終了、翌朝5~9時まで。50分2100円で貸切可能。

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     このほか小さな家族風呂もあり宿泊者無料。
     加水、かけ流し。

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     16年リニューアル以来、3回目の投宿。前日(金曜)に電話予約。1人旅。12500円、10000円を提示され、安い方を選ぶ。

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     14時30分チェックイン。通された部屋「さくら」は、非リニューアル部屋で、トイレ、洗面所なし。冷蔵庫、扇風機、ヒーター、金庫あり。バスタオル、タオル、浴衣、歯ブラシ、かみそり、一通り用意されています。国道沿いで周辺は住宅地だけに、眺望を求めてはいけません(笑)

     以前、2人で1人13000円強の値段で泊まった際はリニューアル部屋で、トイレ、洗面所、クーラーありでした。


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     定山渓の章月グランドホテル内にあります。営業時間は12~14時、21~24時。写真は章月特製ねぎラーメン(醤油)。化学調味料は一切使っていないと謳い、昼間帯は各種50~100円割引し850円で味わえます。
     調理に使用している「ねぎ油」は、館内売店で売っているようです。
     

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     HO(ほ、と読む。480円・財界さっぽろ刊)という雑誌の、日帰り入浴無料クーポン(期限あり)を活用。この手のクーポンは、スタッフ(宿)レベルで未把握あって、「なんですか、これ」と、嫌な思いすると嫌だなあと、勝手に恐怖を感じているが、ここの宿は感じ良く、「うちは宿泊もやっておりますから、宜しかったらどうぞ」とさりげないアピール。普通1500円なだけに、大変お得でした。JTBバーゲンプランは2人泊で1人1万円弱なはず。トライしたい宿の一つです。
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