札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」




     当ブログ7月17日付で記した、札幌・定山渓物産館和風カフェへ、福寿苑宿泊翌日朝に行きました。以前、ホットコーヒーの器は紙コップでしたが、今回はしゃれた陶製に感心。アイスコーヒーは紙コップのまま変わらず。値段200円は、もちろん以前と同じです。



     道新9月24日土曜付で、写真の朝日温泉(岩内町)復活オープン記事が出ました。同温泉を引き継いだ管理者は、今夏からホームページ及び関係者ブログで経過を紹介しており、特にスクープでもないのですが、新聞記事では新しい宿主のプロフィルが、より推察できます。
     営業は10月末まで、日帰り&素泊まりのみで、来季から宿泊客へ食事提供予定とのこと。






     札幌・定山源泉公園に、温泉卵を作るコーナーがあります。湯は70℃で20分で完成とのこと。肝心の卵は、定山渓物産館で販売していました。
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     札幌・定山渓温泉街に、岩盤浴専門店を発見。チラシには「定山渓の街で静かにOPEN!」とあり、16歳以上の女性専用で、1人1,500円のところ、今なら1,300円とお得。ホント、いつ出来たのだろう。
     正式書籍名は「定山渓温泉の開祖 美泉定山生誕200年記念 定山渓温泉のあゆみ」と長いです。
     平成17年8月20日発行、定価1,800円。発行は定山渓観光協会。定山渓ホテルのコンビニ部門で「限定販売」らしいので購入しました。
     写真豊富でラジオカルク旅館だの、高山旅館だの、見知らぬ当時の様子が分かります。福寿苑でのんびり拝見しました。







     建物の老朽化が目立ちました。クロスは所々剥がれ、非常階段の壁塗装は落ちています。脱衣所の扇風機が懐かしいデザインで製造から30年くらい経ってますね。部屋に非常はしごがでかでかとあるのも、初めて見ました。
     その分、宿泊費が安いのだろうし、スタッフは年配の方が目立ちソフトな応対で落ち着きました。
     3連休のせいか、ほぼ満室だそうで、年頃の女性2人組や男女グループ、子ども連れ家族、さらにバス運転手&バスガイドの姿も。宿スタッフに聞くと、普段は年配のお客が連泊していくケースも多く、昼食もつけて特別価格で奉仕しているそう。

     布団下げに7時30分やってきて、当方指定の8時00分から朝食。白米、味噌汁、漬物、味付のり、カップ納豆に加え、ベーコンエッグ(固形燃料)、サラダ、ふき煮、ほっけ焼。
     飲み物はポットで持ってきてくれたほうじ茶。








     7時から21時まで開園している17年8月オープンの新名所。人気のない時間帯を狙おうと、早朝散歩がてらやってきました。既に2組いましたが、ほどなく撤収。散策しました。

     18時00分からOKだそうで、私らは18時30分に指定。部屋食7皿。



    (左)かに足
    (右)刺身(まぐろ、サーモン、甘えび)



    (左)赤魚焼
    (右)煮物



    (左)揚げ物
    (右)石狩鍋



    (左)茶碗蒸し
    (右)白米、おすまし、漬物



     メロン


    ◆ネット予約プラン(盛り盛りパック)のサービス



    (左)生ビール1人1杯
    (右)夜食おにぎり1人2個


     男性風呂は「黄金大浴場」。湯船は2槽あり、タイルに18金および24金を貼り付けているそうですが、見た目は下品です(苦笑) 見方を変えれば、高度経済成長期いけいけ路線の名残を感じることができる、歴史的建造物(笑) ところどころタイルが剥げているのはご愛嬌。


     湯口は沈殿物(たぶん食塩)が付着しており、湯はオーバーフロー。冷静に入浴すれば、なかなかどうして、いい湯なのです。ナトリウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)。源泉78.2℃、PH6.7。成分総計3,737g/kg。湯あがり後、体がぽかぽかして汗が引きません。


     宿スタッフによると、「うちは湯を抜いて掃除した後、湯をためる際に源泉が熱すぎるので加水するが、その後は源泉そのまま注ぐ。入浴客が多い大規模施設は保健所の指導で循環塩素殺菌せざるを得ないけど、うちくらいの規模はかけ流しできるんですよね」。なんだかちょっと誇らしげ。


     銘石露天風呂へ行ってみると、浴室は1つしかなく、内側から鍵をかけ、扉に「にゅうよくちゅうです」の札を下げておくシステム。つまり貸切風呂というわけ。ちょっと感動。


     湯船は、5~6人一度に入浴しても余裕ある広さで、屋根はあるが窓はないゆえに、露天風呂と言っていると推測。何はともあれ、思いかけず、ゆったり入浴できたのですから(笑) この後、夜中と朝に訪れましたが、いずれも先客ありで断念。

     ちなみにこの宿は、日帰りを受け付けていないです。


     「かけ流しで夕食朝食ともに部屋出し、生ビール1杯と夜食おにぎりのサービス付で、休日前1人8,340円」。
     こう聞くと、なんだかすごく良さそうな宿ですよね。「なんでもっと評判じゃないのかなあ」と以前から気になっていて、今回、宿ホームページで宿泊4日前にネット予約。


     この宿は昭和46年開業。昔は「定山渓ニューグランドホテル」で、平成12年から「定山渓グランドホテル別館福寿苑」へ改称。外観の色を淡いグリーンに塗り替え、かっぱ色というわけ? なのかな。9階建て48室。


     通された部屋は10畳和室で、窓辺にテーブルとイス付。玄関周りにトイレ、洗面所、風呂がそれぞれ独立設置。ネーム入りタオル、バスタオル、歯ブラシ、浴衣あり。からっぽ冷蔵庫に冷水ポット。コップ、割り箸、ワイン抜き、栓抜き、爪楊枝。テレビ、金庫、熱湯ポットとお茶セット、茶菓子。一通りあります。

     窓外は豊平川を望め、窓を開けていると、「ざー」という水の音が聞こえます。


     翠山亭は昨年末、桑乃木の向かいに、離れの湯「森乃湯」をオープン。加水なしかけ流しのふれこみだけに、日帰りできるかな、と玄関を開けスタッフに聞くと、食事付日帰りプラン(2,725~6,925円)でのみ受け付けているそう。ちなみに宿泊客の場合、露天風呂付部屋宿泊者は無料、それ以外は525円徴収するという。サービスの差別化を図り、入浴するにもいろいろハードルを設けているようだ。


     で、話し込むうちに、ここの休憩室は「森乃茶屋」という喫茶店も兼ねていると分かり、コーヒー500円で休憩。禁煙。客は誰もおらずのんびり。木のぬくもりと緑を感じる空間でした。


     昼食をとろうと、定山渓第一寶亭留・翠山亭併設の「桑乃木」へ。宿泊客の食事処であると同時に、昼・夜とも一般開放。当ブログで記したフューデイズコンドミニアム定山渓に素泊まりし、夕食をこちらで済ませることもできる、定山渓温泉街の中では、ちょいとしゃれた造りの食事処・居酒屋的存在なのです。
     昼時ピークを過ぎた時間帯だが、客は数組とまあまあの盛況。板さんが注文からお運び、膳下げまで大奮闘。「10割そば」が売りというのでそばを頼み、5分もしないうちに注文品が到着。




     昼間、ススキノのラブホテル街(南8西5)を自転車で徘徊していたら、電信柱に「温泉付別荘」の広告を見つけました。



     今週末3連休という方もいるのでしょうが、私は2連休。で、この2連休中も出動あるだろうなと、何も考えていなかったのですが、ここに来て、休めそうな手応え。
     そこで、札幌中心部から近場の定山渓温泉を狙い、ネット予約でF苑を週末宿としてゲットしました。1万円以下で部屋食とのこと。
     写真は定山渓・錦橋から豊平川を望む。秋は紅葉がきれいそう。
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     鮨政の斜め向かいにあります。回数券をありがたく使用。ロビーが良い風情で、なかなか良さそう。風呂もいい感じです。日帰り13~20時、500円。


     国道287号沿いにあり、太田食堂の看板も掲げていることから、寿司に加え、丼物、麺類、中華、定食と守備範囲は広いよう。客は私らだけ。

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     寿司は特上2,000円+並1,100円。おすまし、サラダ付。生ビール(大)700円。

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     鹿部町は複数の温泉旅館に加え、温泉公衆浴場が2施設。うち1施設がこちら。浴槽が1つあるのみのシンプル設計。富士山ペンキ絵が懐かしい銭湯なのです。
     番台男性によると、鹿部町の温泉は食塩泉が主流な中、ここだけ重曹泉で源泉温度50℃。加水せずかけ流しているそう。お湯がつるつるします。370円。




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     しかべ間欠泉公園スタッフに、鹿部町内でコーヒーを飲める店を聞いたところ、2カ所だそうで、うち1カ所がここ。同公園からJR鹿部駅へ向かう国道287号沿いに、ログハウス風情の建物が佇んでます。大阪から移住してきた夫妻が営んでおり(店内に道新記事あり)、自家焙煎のブレンドコーヒー470円、アイスコーヒー530円。
     パウンドケーキ230円(別料金で持ち帰り可)は、NHKきょうの料理大賞ベストテンに選ばれたという。それがどれだけすごいか分からないが(笑)
     ホタテ入りカレー、グラタンをはじめ、食事メニューも揃え、らくがき帳に来訪客の熱いメッセージが見てとれます。つれはコーヒーおかわりしました。



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     留の湯から車で15~20分くらい。鹿部町の国道287号沿いにあり、海が目の前。大人300円。10分おきに間欠泉を楽しめます。
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     山の中の1軒宿。静かでした。湧き水が豊富で美味。スタッフに頼めば、冷水ポットもらえます(部屋には熱湯ポットあり)。

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     動物が多く、写真はそれぞれアヒル? 白鳥、犬2匹。これに加え、別の犬もいました。貸切露天風呂が良かったです。
     1人8,340円+夕食部屋食500円。

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     電話で呼ばれ、食堂で7時30分から。白米、味噌汁のほか、おかず6皿。さば焼き、目玉焼、菜の花おひたし、佃煮、漬物、味付のり。

     周囲のお客は当方含め4組のみ。他に朝食セッティングの席もなく、なるほど、公衆浴場を除き、お風呂はいつも貸切状態だったのかと納得しました。

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     1階の空いている客室で18時すぎから。別個室は1人500円追加のサービス。おかず9皿。すべて一気出し。

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    (左)刺身→マグロ、サーモン、イカ
    (右)天ぷら、

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    (左)うなぎ蒲焼
    (右)いももちだんご

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    (左)茶碗蒸し
    (右)ジンギスカン(固形燃料)

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    (左)そば
    (右)きくらげサラダ

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    (左)つけもの
    (右)とうもろこし

     あと白米。

     電話で呼ばれてから15分くらい遅れて行ったせいか、温かいものは冷めていました。中瓶ビール525円。ワインはなく、断って持ち込み。

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     宿の中で一番大きい浴室。昼間は日帰り客がいるので敬遠し、21時以降は入浴できず、朝は入らずで、結局未入浴(苦笑)
     写真は夜中、安政の湯に行く途中に撮影。掃除が終わり、お湯をためているところ。


     新しい造りで気密性が高く、窓を閉め切っておくと、すごく熱気がこもり、ここの宿の中で一番温まります(笑)

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     江戸・安政年間は1854~1859年。明治元年は1868年ですから、「安政の湯」は江戸末期の開湯を意味しています。

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     玄関受付で女将さんらに一声かけると、「家族で利用中」と書かれた札を渡され、入り口にかけておくシステム。
     貸切露天風呂は宿の外に出て、道路向かいの従業員寮に隣接しています。夜中12時消灯。夜明けとともに利用可ですが、さすがに受付は閉まっているので、客同士でうまく譲り合います。
     特に時間制限はないようですが、グループで入って、ビール飲みながら何時間も居座ってはいけません。成熟度が求められます(笑)

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     一言、「いい感じ」です。宿泊者専用でのんびり。飲泉も可と看板あり。コップも置いています。あと、ベンチ横に灰皿が設置してあります。

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     露天専用の源泉は、単純泉(中性低張性高温泉)で45.6℃。成分総計0.793g/kg。自噴で毎分12.3リットル。PH7.0。


     ここの宿はお風呂が4つ。「貸切露天」「安政の湯(湯治浴場)」「公衆浴場(大浴場)」「新館浴場」で、いずれも独自源泉の単純泉とのこと。全体的にぬるめ。シャワーやカランの湯も温泉と宿説明。

     「公衆浴場」は8~21時で銭湯料金370円、日帰り入浴可で客足が絶えず。「安政の湯」は別料金で日帰りOKのよう。「貸切露天」「新館浴場」は宿泊客専用。

     21時過ぎから湯抜き掃除を始める「公衆浴場」以外の入浴時間は、「貸切露天」が0時まで(夜明けとともにOK)、残り2つは24時間OK。


     黒ベコを後にして、道道43号を鹿部町方面へ。看板案内に従い左折、すぐに到着。住所は七飯町東大沼42。温泉地名は東大沼温泉。

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     受付ロビーから新館の部屋まで長い廊下を渡ります。部屋はたたみ6畳+板の間。からっぽ冷蔵庫、テレビ。バスタオル、タオル、浴衣、歯ブラシあり。トイレは廊下に。2階部屋から、玄関や池が見えました。