札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

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     鳴子温泉神社の後、来た道を戻り、陸羽東線の踏切を越えて、すぐに坂道を下ると、姥の湯旅館が見えます。日帰り09時~16時、500円、鳴子温泉湯めぐりチケット使用OK。

    姥の湯旅館玄関前
    玄関内湯の神を祀る休憩所
    硫黄泉のこけし湯良い感じ
     この宿、4種類の湯があり、その中で私が好きなのは、含食塩重曹-硫黄泉(泉温63.5度、固形物総量1200mg/kg)の湯が張っているこけし湯。家族風呂の大きさながら、ここに入っていると木造の浴室・浴槽で落ち着きますね。

     2泊3日の鳴子温泉郷の旅は終了。気になる宿がまだまだあるので、いつの日か再訪したいですね。

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    滝の湯を目指し坂を歩く手前のゆさや旅館も良さそう
    ゆさや旅館隣が共同浴場「滝の湯」7時30分~22時 150円「滝の湯」隣から鳴子温泉神社へ
     旅館すがわらを出て、歩いて鳴子温泉駅方面へ。坂道を歩き、共同浴場「滝の湯」は混んでいそうなのでスルーし、滝の湯横の階段から鳴子温泉神社を目指します。

    良い風情階段を登る
    鳥居鳴子温泉神社
     旅館すがわらから歩いて15分程度なのに早くも汗だく。真夏における旅先での散歩はちょいと不快ですね。

     「トクー!」で7月末ネット予約。和室(トイレなし)2食付8,400円+トクー会費840円=9,240円。選んだ決め手は、夕朝食ともに部屋食、そして細工のない湯が注がれる貸切風呂が4ヵ所ある点です。

    中庭は日本庭園。池も
     泊まってみて気づいたのですが、この宿の創業は江戸末期と歴史が古く、宿マッチには「伝統の宿」と銘打っており、特別室に皇室の方が宿泊したこともあるようです。中庭を囲むように棟があり、私が泊まった客室は道路に面していましたが、手入れされた中庭を望める部屋も多数。

    大浴場の湯口併設露天の湯口
     大浴場&併設露天のすぐ裏に源泉があり、入浴すると結構熱め。湯量を絞って注いでいるため、表面が熱く底が適温なんですね。浴室に湯かき棒が置いてあり、かき混ぜると適温になりました。あと、大浴場の湯船に入り、肌をなでると非常につるつるしたんです。他の浴槽では感じなかったのですが。また、貸切風呂でのんびりできて良い感じ。
     宿泊者はフロントに申し出れば、共同湯「滝の湯」無料入浴券をもらえます。

     夕食はお品書きも出され、春夏秋冬でメニューをがらりと変えるそう。1万円以下で会席膳を食べることができ満足でした。

     初日は湯治宿風情で家庭的な初音旅館に泊まっただけに、和風旅館な雰囲気でもてなされるのも、また良しと思いました。この宿、札幌近郊にあったらリピートしそう。

     当方指定08時00分に対し、07時56分から部屋で。

    朝食
    ・あじ開き
    ・煮物(ちくわ、にんじん、しみ豆腐)
    ・大根、とまと、水菜サラダ
    ・茶碗蒸し(熱々)
    ・温泉たまご
    ・冷やっこ
    ・青菜おひたし
    ・とりそぼろ
    ・味付のり(袋に宿ネーム入り)
    ・漬物(梅干、白菜、たくわん)
    ・ヨーグルト
    ・白米
    ・わかめ味噌汁

     ロビーにコーヒーメーカーがあり、無料でコーヒー飲めます。朝に限らず、チェックイン時もOK。

    内風呂脱衣所
    露天露天からの眺め
     朝6時まで女性専用ですが、それ以降は男性専用に。脱衣所に2ヵ所ドアがあり、1つは2~3人用の内風呂へ、もう1つは屋根付き露天風呂につながっています。

    夕食全景
     当方指定18時00分に対し、9分遅れて部屋に配膳。仲居さんに白米、御吸物、デザートはいつ運んだら良いかと訊ねられ、すぐに持ってきてもらいました。お品書き付。

    食前酒先付
    (左)山ぶどう酒
    (右)豆乳豆腐、抹茶豆腐 山葵 柚子

    前菜向付
    (左)茗荷寿司、枝豆、八幡巻
    (右)沖ひらめ、活たこ

    強肴口替り
    (左)仙台牛たたき
    (右)海ぶどう加減酢掛け クコの実 きゅうり

    洋皿揚物
    (左)若鶏と夏野菜ソテー パプリカ ズッキーニ
    (右)揚げ物(ハモ、かぼちゃ、ししとう、なす、えび)

    蓋物蒸し物代わり
    (左)冬瓜薄蔦仕立て えび、ほたて
    (右)冷製なす・ずんだ和え

    留椀白米&御吸物
    (左)すがわら特製冷黒胡麻そうめん おくら、茗荷、きゅうり
    (右)白米 御吸物(すずき吉野仕立て)

    香の物果物
    (左)漬物
    (右)すいか、キュウイ、グレープフルーツ

    夜食&冷水入りポット
     食事が終わり、フロントに電話。さげに来た仲居さんが「お夜食にどうぞ」と小さい味噌おにぎり、しそ巻き、そして冷水入りポットを置いていきました。続いて男性スタッフが布団を敷いてくれます。

    貸切風呂

    2階貸切風呂出入り口
     大浴場の隣にあります。写真の左右に浴室2ヵ所。

    風呂脱衣所
     左側の浴室。窓がなく露天気分。

    風呂脱衣所
     右側の浴室は左側と比べれば、少し狭め。こちらは窓の半分下がガラスなし。
     

    貸切風呂

    1階貸切風呂出入り口
     1階フロント裏にもあります。左右にそれぞれ浴室。

    風呂脱衣所
     左側の浴室。浴槽は大きめ。湯底は少し深く、立ったままで私のへそ上まで湯があります。
    風呂脱衣所
     右側の浴槽は、やや狭いです。

     4ヵ所の貸切風呂に、それぞれシャワー、シャンプー等あり。脱衣所には扇風機、洗面台も。

    大浴場出入り口脱衣所。写真右が仕切り
     宿の大浴場と併設露天風呂は各1ヵ所。そのため、男性専用がチェックイン後~明朝6時まで、その後、女性専用となります。
     ちなみに男性専用の時間帯に限り「混浴可」ですので、尻込みしない女性は入浴できます。1つしかない脱衣所は、仕切りでさりげなく区切る配慮も。
     明朝6時まで、別の場所にある小浴場(内風呂・露天各1)が女性専用となるほか、貸切風呂が4ヵ所あり。


    ◆大浴場

    大浴場1大浴場2
    大浴場3大浴場4



    ◆併設露天風呂

    小ぶりの露天写真右奥に「扉」がある
     露天は1~2人用の大きさ。奥に「秘密の出入り口」があり、小浴場の近くにつながっているよう。

    外観玄関
    ロビー大浴場に続く廊下
     江戸末期創業という鳴子温泉の宿。客室20。

    客室のドアを開ける。部屋狭い?奥にちゃんと部屋があった
    なかなか客室からの景色。道路に面しており、向かいの酒屋は20時30分まで営業
    アメニティー茶菓子は栗まんじゅう
     通された部屋は2階207号室。8畳。飲み物がびっしり入った冷蔵庫、テレビ(21~01時に有料チャンネルあり)、金庫、鏡台、そしてクーラー。アメニティーは一通りあり。

    南国風の外観この奥に進む
    階段を降りると受付男性脱衣所
     鳴子の共同湯の一つ。灼熱の太陽の光を浴びつつ、南国風な外観を見れば、なんだか沖縄あたりの鉄筋建造物みたい。平成10年(1998年)全面改築。くつを鍵付ロッカーに入れ、券売機で530円、スタッフに渡します。営業08時30分~22時。

    男性浴場1男性浴場2
    湯口湯の花が浮かぶ
     男女別に内風呂のみ。天井が高く開放的です。町有下地獄源泉の泉温は98.0度で含食塩-芒硝泉、pH7.3、蒸発残留物1332mg/kg。熱交換と加水で湯を冷まし、床暖房にも活用しているそう。

    開放的な休憩室外からみた休憩室
     誰もいない休憩室。扇風機のスイッチを入れ、ごろりうたた寝。入浴後ここで休憩して再び入浴したいならば、最初の入浴を終えてすぐにスタッフへ申し出ると、再入浴券を発行してくれます。
     貸切露天風呂1つあり。50分1,000円。

    「吹上高原」という名のリゾート地入り口レストラン「鳴子の風」入り口
     間欠泉を観光し終え、この暑さで食欲は低下しているものの、昼ごはんを食べて体力をつけねばと、来る途中にバス車窓から見た「吹上高原」という名の施設群へ足を運びました。間欠泉から徒歩5分くらい。
     地ビールならぬ「地発泡酒」を製造している施設と併設レストラン「鳴子の風」をはじめ、隣接地に国民宿舎「鬼首ロッジ」、日帰り施設「すぱ鬼首の湯」、そして吹上高原キャンプ場があり、リゾート地が形成されています。

    冷やし坦々麺900円ここでも石売り
     レストラン「鳴子の風」は、地発泡酒に合うソーセージやピザといったメニューが多い中、冷たい麺類を探すと、ざるそば700円。こだわり蕎麦屋でもない中、ちょっと高いと思い、思い切って夏限定メニューの冷やし坦々麺900円をオーダー。特筆するものはないです。レストランのテラスはバーベキュー専用で、高原の風にふかれながら何組か地発泡酒を飲みつつ楽しんでいました。
     土産物コーナーに、かんけつ荘に引き続き、石が売っていました。どうやら「鳴子石」という職人による手作りらしいです。

    足湯
     食後は足湯でのんびりして、バス停鬼首ロッジから13時24分くらいの市営バスに乗って、鳴子温泉駅まで帰りました。

    入り口通路。写真左にここへ来た芸能人の色紙や写真を展示。突き当たりに食堂
     宮城県鬼首温泉郷・吹上温泉峯雲閣で日帰りを楽しんだ後、間欠泉を見学しようと、かんけつ荘へ。窓口で400円払って入場しました。

    10分間隔で噴き出す間欠泉「弁天」遠くから眺める「弁天」
     間欠泉は2つあり、およそ10分間隔で吹き出す間欠泉「弁天」がメジャーのよう。昨年、北海道・鹿部温泉の「しかべ間欠泉公園」で見た間欠泉の方がダイナミックなような気がしました。もう1つの間欠泉「雲竜」は10~20分間隔で吹き出すようですが、炎天下の暑い中、待ち切れないので見なかったです。

    看板。源泉紹介で「浴用」とはこれいかに?足湯
    ここは何かな露天風呂でした
     敷地内を探検すると、足湯があったほか、川沿いにぬるめの混浴露天風呂も(入りませんでした)。ここの施設は、これら良い感じの設備を積極的にアピールしていないよう。「知る人ぞ知る」といった感じ。

    ロッジ風の建物石売り
     この施設はロッジ風で「かんけつ荘」と銘打っているだけに泊まれるのかな、とスタッフへ聞けば、宿泊はやっていないと言います。石を売っていて、つげ義春氏の漫画作品「無能の人」を思い出した次第。売店でカキ氷やジュース、食堂で麺類なども見かけました。

     バス停かんけつ泉から、本物のかんけつ泉入り口前を通り過ぎ、宮城・鬼首温泉郷に佇む吹上温泉峯雲閣に到着。バス停から徒歩5分くらい。

    吹上温泉と書かれた看板玄関前
     玄関前の張り紙を読みました。「あぶ注意」。そういう季節なのですね。そしてもう1枚は「風呂での撮影及び機材持込厳禁」。そして玄関に入ると、もう1枚こんな張り紙が。「風呂で撮影したら警察を呼びますよ」。ここの露天は混浴だけに、過去に何かトラブルがあったのでしょうか。

     500円払うと、宿の方が「貴重品とか預かりますよ」。大丈夫です、と辞退して男女別の脱衣所へ。

     内風呂は3~4人入ればいっぱいな感じ。そして、引き戸を開けて混浴露天風呂(2ヵ所)に行きます。手前の浴槽は内風呂より倍以上大きく、熱めで冬季間も入浴OK。そして、目の前に川と滝が見えますが、これがガイドブック等で有名な天然露天風呂。北海道で言えばカムイワッカの滝と同じで、滝&川自体が透明な温泉水(純食塩泉)なのです。
     緑の木々に囲まれ、滝の「ざー」という音と蝉の鳴く声がハーモニーを奏でる中、素っ裸で小砂利を踏みつつ、川に突入するのは、なんだか不思議な感覚。湯温はぬるめなだけに、清涼を感じつつ湯浴みを楽しめますね。滝に近づくとだんだん底が深くなってきて、溺れやしないかとどきどきしてきます。川遊びする少年時代に戻ったよう。冬期間は入浴できません。

    ロビーから望む玄関
     日帰りは10~13時で月曜休。平日とあって私は、5分ばかり1人占めできました。ここの宿は客室数11なので、休日前でも宿泊すれば貸し切れそうですね。

     東鳴子から鳴子まで徒歩20分余。真夏に歩くと汗だくでなんだか身体の調子がいまいち。でも、東鳴子のなるみストアーで買ったリボビタンDを一気飲みし、ちょっと回復。きょう泊まる宿を通り過ぎ、鳴子温泉駅に到着しました。

    鳴子温泉駅直結の足湯
     さあ、きょうは何をしようか。宿チェックイン15時まで4時間以上あります。こう暑くては、あまり日帰り巡りする気分でもないし・・・ そう言えば、初音旅館の女将さんが言っていたなあ。「鬼首温泉とか良いんじゃない。バスで行けるよ」。

    市営バスバス停「かんけつ泉」
     鳴子温泉前バス停から、10時55分の鬼首温泉行き市営バスへ乗車。冷房が効いて気持ち良いと思いつつ、11時22分にバス停かんけつ泉で下車、630円。
     初音旅館を出て右手(川渡温泉方面=東)に足を運びました。

    野菜てんこ盛りの味噌ラーメンが気になる「舞」夕朝食ともに広間食だった高友旅館
    一度は宿泊挑戦したい田中旅館田園風景
     いずれの写真の宿・食堂も、気になります。いずれ探訪したいですね。閉店したサンクスのところをUターン。

    田中、高友両旅館前の道路は緑のトンネル初音旅館前の陸羽東線ガード下をくぐると東鳴子温泉メーンストリート?
     初音旅館前を通り過ぎ、高架下を抜けると、東鳴子温泉のメーンストリートかな。

    なるみストアー前街並み
    過去に計3泊した旅館大沼旅館大沼前から東を望む
     周知の通り、東鳴子温泉は、旅館大沼のご主人を中心に「東鳴子ゆめ会議」を設け、「GOTEN GOTEN 2006 アート湯治祭」を主催中。コンサートや映画祭といった各種イベントを打ち出し、温泉街挙げての盛り上がりを見せています。

     そもそも私が東鳴子に足を運ぶようになったきっかけは、旅館大沼ホームページを見て、湯をはじめとする情報公開が詳細で、ネット予約が便利だな、と思ったから。今は普及していますが、2002年(平成14年)当時、小さな宿としては先駆けだったと記憶。むかし何かで読んだのですが、同旅館がネット予約をはじめてから、月120人がネットを通じた宿泊客だそう(現在は分かりませんが)。つまり、それだけ新規客を獲得できたことになります。

     なんだかんだで、東鳴子温泉が目指しているのは「今ある田舎そのものをそのままお客に楽しんでもらう」のよう。旅館大沼が田植え体験の湯治プランを設けたのもアイデアと言えます。街並みはいたって普通の静かな田舎ですし、銀山温泉や黒川温泉のような「映画セットのような街並み・風情」はない感じ。それでも、のんびりした空気を好んで「第2の故郷」と勝手に思い、足を運びます。

    鳥居東鳴子温泉神社
     ホテルニューあらおを過ぎた温泉街の外れに東鳴子温泉神社があります。陸羽東線の高架下を通り、滑りやすい急な階段を登ったところに神社が佇んでいました。
     以前、旅館大沼や高友旅館に泊まった際、近所をぶらぶら散歩していたら、この手書きの看板(表が漢字、裏がひらがな)を目にし、なんだか家庭的だなあ、と強く惹かれ、2004年(平成16年)12月に宿泊。

    ひらがなが憎めない手書きに惹かれた
     以来、暑中見舞い2回、年賀状1回いただき「これは再訪しなければ」。7月末に電話予約し2度目の投宿。7,525円。いま思えば、私、けっこう義理堅いんですね。

    ただいま日本の夏の風景
     玄関を開けると、ひなびた感じがして、しかも館内全体に静かな空気が流れています。田舎の実家へ帰った気分。

    電車廊下から見る湯治棟の一部

     私が泊まった部屋は玄関の上に位置し、この旅籠棟は昭和27年に東鳴子駅(現・鳴子御殿湯駅)が「先代ら地域住民が100回にも及ぶ国鉄への請願の末」(女将さん)新設されたのを機に、SLが見える部屋を造ろうと増築。
     確かに客室から列車が見え、駅から徒歩1~2分の立地は、まさに駅前旅館。旅籠棟の桜の間、竹の間、松の間、桐の間は、名前の通りの木を部屋の建材の一部に施し、こだわりが伺えます。
     ちなみに、前回は湯治棟に泊まりましたが、建物はかなり古く、6畳にこたつと石油ストーブがあり、それはそれでいかにも湯治!な雰囲気で渋かったです。

     それでいて、昔ながらの湯治宿として機能しており、毎年なじみの客も少なくないよう。素泊まりならば1泊4,000円弱ですし、ちょいとお金を出せば、ごはんと味噌汁は提供してくれます。おかずは散歩がてら食材を買ってきて自分で調理すれば、そんなに面倒臭くなく、自炊湯治が可能かな。近所の食堂で食べたり出前もまた良し。自転車を貸し出してくれるので、長期滞在して鳴子の自然と他宿の日帰り湯を楽しむ手もありですね。

    入るとそんなに熱くない第参浴場の湯
     何より、ここの宿の湯が良い感じ。ここで生まれ育った若旦那さんに聞くと、「私が子どもの頃からのお客さんが『ここは昔と変わらず良いな』と言ってくれるのが嬉しい」。第参浴場はシャワーも設置せず、昔はボディーシャンプーを置いたこともあったが、今は固形せっけんだけ。加水せず、かと言って絞りすぎないよう湯の調節に苦心しているよう。

     何も変わらない、何も飾らないという宿スタンスを意識的に行っているとお見受けし、のんびり過ごした一夜でした。ちなみに、この日、宿泊客は私だけのもよう。平日に泊まると館内を貸し切れて気分上々ですね。

    朝食全景
     08時から部屋食。飲み物はお茶。朝、女将さんが湯の入ったポットを交換してくれました。

    ・わらび煮、かつおぶし
    ・たけのこ味噌漬
    ・きんぴら
    ・目玉焼
    ・笹かまぼこ
    ・味付のり
    ・きゅうり・なす漬物
    ・白米
    ・豆腐・わかめ味噌汁

    おかず全景
     当方指定の18時から部屋食。白米とおすましは後出しOK。瓶ビール500円。

    刺身ほや
    (左)まぐろ刺
    (右)ほや酢の物

    照り焼きなす等
    (左)ぶり照り焼き
    (右)なす・ピーマン焼 ふき味噌(ばけ味噌)

    煮付け山ふき
    (左)たけのこ煮付け
    (右)山ふき甘煮

    わらび漬物
    (左)わらび・菊の酢漬
    (右)きゅうり漬

    白米&おすまし
    白米、おすまし(みょうが、麩、しめじ)

    ◆第参浴場

    三方が窓ガラスで天井も高く開放的湯口は2つ
    シャワーはなく固形石鹸のみ右下のかけ湯も温泉
     歴史を感じる浴室は混浴。湯口が2つありますが、夏場の湯温調節のため、片方にパイプをつなぎ、湯船に注ぐことなく浴室床へ贅沢に捨てています。
     鷲の湯、元湯の混湯で泉温48.0度、pH6.9、固形物総量1179mg/kg、ナトリウム-炭酸水素塩泉。浴室に入るなり、石油臭を感じます。湯の色は黒っぽく、早朝入浴すると、泡がたくさん浮かんでいました。湯は細工なしの垂れ流し。夜中も入浴できます。
     
    出入り口脱衣所
     混浴だけに、脱衣所は仕切りで区切られていますが、どちらが男性なのか、特に明記なし。

     日帰りについては、湯治客が宿泊している際は、断るケースも多々あり。あくまで宿泊者優先を掲げる宿なので、断られて腹を立てるのは野暮というもの。そもそも鳴子温泉郷湯めぐりチケットの利用施設に入っていません。また、日帰りOKとなっても、入浴できるのは第参浴場のみ、入浴時間40分まで。10~15時、300円。


    ◆混浴岩風呂

    天井が高く開放的シャワー、シャンプー、ボディーソープ付
    宿泊者専用
     近年リニューアルした浴室で、ひょうたん型の湯船は60年くらい前のものをそのまま使用。こちらの湯は赤湯地区源泉保護組合混合泉(4本)で、泉温57.4度、pH6.99、固形物総量974mg/kg、含食塩-重曹泉。第参浴場の石油臭漂う湯の後に入ると、さっぱりした浴感です。


    ◆婦人風呂(家族風呂)

    シャワー付寝湯
     混浴岩風呂の隣にあり、寝ながら入ります。湯船の大きさは1人用ですね。婦人風呂と称していますが、状況をみて家族風呂として使用可能。
     源泉は元湯で重曹-硫化水素泉。泉温53.5度、pH6.7、固形物総量1380mg/kg。ぬるいので、時間をかけて入浴できますね。

    門外観
    玄関階段
     駅を降りてすぐの立地に佇む宿へ、15時ちょっと過ぎ到着。玄関に入ると、女将さんがやってきて「15時に来るって言っていたから、そろそろかなって待っていましたよ」。
     大正時代あたりに創業し、戦前戦後から現経営者が営み、自炊湯治も受け付ける客室数22の宿。

    客室緑側から望む客室。廊下と客室はふすま1枚。内鍵はある
    緑側のテーブル&イスは渋い風格が漂う客室からの景色。鳴子御殿湯駅がみえる
    茶菓子浴衣、ネーム入りタオルのみ
     通された部屋は、玄関上の2階櫻の間、6畳+緑側。トイレ・洗面所は共同、冷蔵庫なし。テレビと扇風機あり。客室窓から鳴子御殿湯駅が見え、電車がガタンゴトン通る音が聞けます。歯ブラシとバスタオルは持参しましょう。

    廊下玄関近くのみやげ物見本が入ったガラスケース上にある、女将さん手製お手玉
    自炊場に共同冷蔵庫あり。ガスは10円洗濯機
     自炊場や洗濯機を見て、鄙びた雰囲気を感じました。

    白老牛弁当1,260円包装
     新千歳空港で購入した1,260円の空弁。白老牛と錦糸玉子が敷き詰めらており、食べ応えあり。弁当左上の挽き肉は豪州産でした。
     製造・販売は、北海道エアポートフーズサービス。
     きょうから宮城・鳴子へ2泊3日の温泉宿探訪、いわゆる「おとなの夏休み」です。
     札幌駅09時55分発エアポート96号に乗車、1,040円。追加で指定席300円を購入し、新千歳空港駅10時31分着。

     新千歳⇔仙台の航空券はネット予約で往復1人53,900円。ケータイ電話でWebチェックインすれば、持参のICカードをセキュリティーゲート&搭乗ゲートにて「ピッ」とかざすだけでスムーズ搭乗でき、世の中便利になったなあと改めて実感。搭乗券はもういらないんですね。

     さて、新千歳11時20分発JEX2904便に乗り、台風を気にしつつ、1時間5分のフライトで仙台12時25分着。空港を出ると案の定、小雨がぱらついていました。

    分厚い雲は台風によるものか(たぶん岩手上空)仙台空港→仙台駅の市営バス
    雨に煙る仙台駅仙台から盛岡までは各駅停車のやまびこ51号

     仙台市営バス910円(空港内券売機で事前購入)に乗り、40分ほどで仙台駅へ。13時42分発の東北新幹線やまびこ51号の自由席に座り、14分で古川駅13時56分着、1,580円。

    新庄行き普通列車(2両編成)

     そこから陸羽東線14時11分発新庄行き普通列車で、高校生はじめ地元の方とともに満員の列車に揺られ、40分後の14時51分に鳴子御殿湯駅に到着しました。650円。

    ホームから初音旅館がみえる(写真中央の赤い屋根)鳴子御殿湯駅ロビー
    鳴子御殿湯駅駅前はのどか

     鳴子御殿湯駅はモダンな印象。1997年(平成9年)に東鳴子駅から現駅名へ改称、2004年(平成16年)に駅舎を新築したそう。
     金曜夜、「あす1人で温泉宿へ泊まれないか」と思い、「トクー!」という宿予約サイトをみて、「湯が良い」「夕食部屋食」が決め手となって、この宿に決めました。幕別温泉はさっぱり知らなかったので、こんなふうにネット予約できなければ、生涯足を運ばなかったでしょうね。
     宿泊料金は2食付7,344円ですが、「トクー!」は、無料会員(パブリック会員)の場合、宿泊料金に加えてトクー会費を宿へ支払う必要があるため、要求された会費840円を加えると8,184円。プレミアム会員(年会費3,780円)であれば、トクー会費を払わずに済みます。年に何度も「トクー!」で予約するならば、年会費を払った方が得でしょうが、北海道の登録宿をみたら、そんなに食指の動く宿がなかったので、無料会員のままかな。

    男性露天の湯口
     風呂はスーパー銭湯風のきれいさと、何よりモール泉が惜しみなくあふれており、気分上々。夜中まで日帰り客を受け入れるため、混むだろうと思いましたが、男性入浴者は15時30分は5人、17時30分で10人くらい。夜は21時過ぎに眠ったので、混み具合は分からないです。夕方の日帰り客動向については、暑い日だったからあまり来なかったのでしょうか。露天風呂は、ちょっとだけ風情ありの中、貸切気分でのんびり入れました。ちなみに、日帰りは10時~のはずですが、08時前からちらほら訪れていました。来るもの拒まず、といった様子。

     私が泊まった客室は昭和の残り香を感じる風情で、隣室との壁が薄く、話し声、いびきが筒抜け。ですが、私は今年のGWにふすま1枚で隔てただけの客室で宿泊経験ありなので、免疫力がついたよう。「男の1人泊」では、夜中まで大騒ぎされない限り、気にするだけ野暮かな、と勝手に結論付けています(笑)
     しかし、つれと一緒だったら、こういう壁の薄さは嫌だなあ。二人の世界を大事にしたいし(笑) さすがに新館の部屋は大丈夫とは思いますが。

     広間での朝食の際、仕事関係で泊まったらしき方々が目立ちました。地方公演の劇団員グループ、作業服を着た方々・・・ 帯広市街から車で15~20分と近いですし、2食付・温泉付で休日前8,000円程度は、仕事で泊まるとすれば、お得感ありますね。

     高台に佇む「湯の良い日帰り施設」&「ビジネスホテル」と感じました。もてなしや食事といった温泉宿風情を求めたければ、他宿へGO!、と私感です。一方、仕事で泊まったり、北海道旅の中継地点として活用すれば、北海道遺産のモール泉を堪能できる良き穴場宿と言えましょう。

    スーパーおおぞら2号
     08時15分チェックアウトし、札内駅08時51分発の普通列車に乗り、帯広駅で下車。09時07分のスーパーおおぞら2号で帰宅しました。札幌駅着11時31分。
     
    朝食全景
    ・ポテトサラダ
    ・煮物
    ・しゃけ焼 卵焼き、梅干
    ・漬物
    ・味付のり
    ・生卵
    ・白米
    ・わかめ味噌汁

    食べ飲み放題?朝食会場
     生卵、納豆、市販の牛乳・ジュースは自由に取ります。じゅうたん敷きの広間で07~08時30分の間、好きな時間に行くと、既に席が決められていて、スタッフに声をかけて座ると白米と味噌汁を持ってきてくれるシステム。テーブル上のポットに熱々の番茶入り。コーヒーはロビーで380円、または自販機で確か100円。
     朝食を終えて客室へ戻ると、既に布団が片付けられていました。

    ◆男性内風呂

    螺旋階段から望む右のバイブラバス、朝はOFF
    露天風呂に続く螺旋階段右奥にサウナと水風呂あり
     浴槽、バイブラバス、水風呂、サウナ。浴槽にデジタル泉温計があり43度前後。


    ◆男性露天風呂

    男性露天1男性露天2
    男性露天3男性露天からの眺め
     内風呂から螺旋階段を登って行きます。内風呂より熱め。浴槽は小ぶりで2人くらいがベストでしょうか。ベンチがあります。禁煙。


    ◆家族風呂

    廊下から見る家族風呂脱衣所家族風呂洗い場は2つ
     新館2階の客室前にあります。これ、無料ではありません。宿泊客は1,500円(60分・2人まで)、日帰り客は2,000円(同)。人数増、延長料金は別途課金みたい。
     フロントに申し込むと鍵を渡されて入浴しに行くシステム。終わったら鍵をかけて返すので、こっそり入浴は出来ません。

    夕食全景(ごはん類除く)
     当方18時指定に対し、17時50分に客室へ配膳してくれました。一気出し。

    焼魚刺身
    (左)焼魚、ブロッコリー、しょうが
    (右)刺身→まぐろ、甘えび、ほたて

    茶碗蒸し酢の物
    (左)茶碗蒸し
    (右)酢の物→ほっき、やまいも、きゅうり、もずく

    豚角煮豚しゃぶサラダ
    (左)豚の角煮
    (右)豚しゃぶサラダ

    ◆ごはん類

    冷そば山菜ごはん
    (左)冷そば
    (右)山菜ごはん

    こんな感じで部屋食布団

     夕食後、フロントに電話するとスタッフが下げに来て、素早く布団を敷いてくれました。

    外観ロビー
     高台に佇む1軒宿。昭和49年(1974年)開業、平成15年(2003年)リニューアルしたそう。新館(玄関ロビー、風呂、客室)と旧館(朝食会場、客室)に分かれています。客室数20。

    客室1客室2
     通された部屋は旧館2階228号室。和室8畳+イス・テーブルスペース。ユニットバス・トイレ付。冷蔵庫なし。

    客室窓からの景色。宿玄関前が見えるアメニティー
     クーラーはなく、窓を開け(網戸あり)、扇風機で涼みます。

     丸福での昼食後、帯広駅南口すぐの帯広市図書館で涼を取りつつ雑誌を読み、帯広駅14時23分発の普通列車に乗車、5分で札内駅へ到着し下車。200円。

    釧路行き普通列車(帯広駅)5分で到着
    駅改札上に幕別温泉来訪を歓迎する看板札内駅
     札内駅から今日宿泊する「幕別温泉パークホテル悠湯館」までは徒歩20分ちょっと。天気が良いので歩きます。ちなみに駅前にタクシーが停まっていました。

    温泉までの道案内さらに住宅地を歩く
     駅横の陸橋を渡って、東に向かって住宅地を歩くと、宿までの目印になる看板を発見。あと1.5キロ。さらに住宅地を進みます。

    途別川に架かる吐月橋宿まで500メートル
     途別川(とべつがわ)を渡り、すぐ宿の看板がありました。残り500メートル。

    温泉があったらしい軽い坂道を歩く
     通りがかりに見た看板によると、昔むかし、冷泉があったそうですが、その源泉は今あるのでしょうか。周囲は木々だらけで分かりません。
     温泉ホテルボストンで日帰り入浴後、日差しが強くてポロシャツが汗ばんできました。で、冷たいそばを食べたいなと、行列が出来るラーメン屋「みすゞ」右隣の丸福へ。

    左隣に、ラーメン屋「みすゞ」冷やしかしわ740円
     当店名物という「冷やしかしわ」を食しました。歯ごたえのあるそばに濃いつゆがかかってあり、油の抜けたかしわが5枚、それにネギ。740円。
     冷やしかしわ&揚げ玉ごはんセット850円、せいろ・かけ各610円など。大盛り各200円増し。営業11時30分~15時、18時~21時、日曜定休。

     帯広駅北口からまっすぐ北に歩いて、ご当地デパート「藤丸」前を通り過ぎ、さらにずんずん北へ進むと、右手のちょいと向こうに白くて大きな建物とその上に「温泉ホテルボストン」看板が見えます。徒歩15分くらい。
    ホテルだが上層階はマンション日帰り用出入り口
    小ぶりな温泉看板がみえる日帰り用出入り口横に湯源地蔵
    奥が出入り口。左がロビー&右はフロント
     券売機で500円払いチケットを購入、フロントの方に手渡します。日帰り時間は06~01時まで。小上がりの休憩室、市販より割高のジュース・ビール自販機あり。

    入り口前から望む男性風呂湯が湧き出し湯面が盛り上がっている
    奥から入り口&洗い場方面を望む。湯船は結構大きい脱衣所はトイレ付
     浴槽は1つ、底から湯が噴出して湯面が盛り上がっている箇所があります。いわゆるモール泉で番茶色の湯は肌をなでるとツルツルするほか、体毛にあわあわ(気泡)がつきます。泉温46.8度、湧出量毎分320リットル。湯が熱めに感じました。この日の帯広は気温30度くらいの夏真っ盛りですし。

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