札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

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    ホテルマウントレースイに連結している「レースイの湯」は、宿泊者も入浴する
     夕張駅へ歩いて戻ると、同駅の目の前にあるホテルマウントレースイに連結して、温泉入浴施設があります。宿泊者と共用。入浴時間は、日帰り10~21時(600円)、宿泊6~24時。


    ◆この日の男性内風呂

    内風呂1内風呂2
     浴槽3つ、ミストサウナ、水風呂。洗い場に、リンスインシャンプー、ボディーシャンプーあり。


    ◆この日の男性露天風呂

    露天風呂1露天風呂2
    露天風呂3露天風呂4
     浴槽1つ。こんな感じです。

     脱衣所や浴室に掲示されていた温泉情報を総合すると、直結するスキー場の麓に自然湧出するらしい湯は、ナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉)。加温・循環ろ過。内風呂、露天風呂ともに、ほのかな塩素臭がしました。
     温泉分析書はフロントの後ろに掲示されており、これを拝見するためには、スタッフにお願いしてフロント内に入って見ないといけないですね。

    男性脱衣所浴室の見取り図
     建物はきれいな感じ。

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     夕張・のんきやの帰り、あちこち近辺を歩いていると、木造の廃屋が目に付き、近寄ると、ねこがいました。

    ねこ、凛々しいなんとなく哀愁を感じるねこ2匹


    開店前の、のんきや塩ラーメン600円
     のれんがかかっておらず、開店前の店舗を見学していたら、店内で作業している女将さんと目が合いました。近づいて「何時から空きますか」と聞けば、「11時からだけど、(麺を茹でる)鍋が沸騰したから、もう良いよ、どうぞ」と、招いてくれました。

     創業60年余というこのラーメン屋は、新聞や雑誌で何度か拝見しています。むかしは傾いた木造の建物で、おばあちゃんが経営していたそうですが、道路拡張工事に伴い、建物を壊して現店舗となり、平成16年12月からリニューアルオープン。今の女将さんは2代目のよう。

     塩ラーメン600円を食しました。昔ながらの素朴な味わいで、最近寒いせいかラーメンは濃い目のみそ味を食しがちな私にとって、ちょっと薄めに感じました。感想は人それぞれですね。

    鳥居そば・うどん 藤の家
     キネマ街道の終着点からUターン。鳥居のところから、石切神社へ続く階段を登ります。途中、カレーそばで有名な藤の家が。

    右を向くと飲み屋左を向いても飲み屋街
     ひとまず登り切ったところに道路があり、右を向いても左を向いても飲み屋街の様相。とは言っても閉鎖している店舗が目に付きました。梅ヶ枝横丁と呼ぶみたい。7ヵ月前に市長が表明した「財政再建団体入り」以来、職員数300人余の市内最大企業「夕張市役所」の方々は、外食を控えたそうで、飲食店は打撃を受けた模様です。

    引き続き、石切神社への階段が石切神社に行けない
    大法寺碑
     石切神社はさらに階段を登らないといけません。しかし、途中から積雪により行けず。「危険」という看板が雪に埋もれています。その隣に大法寺があり、敷地内に炭鉱殉職者を追悼する歌詞が刻まれた碑をみました。

    ねこ4匹
     大法寺の見学後、階段を下りて、梅ヶ枝横丁を北方面へ歩くと、ねこがたくさんいました。

     夕張駅から歩き、レースイ橋を渡り、夕張中学校、夕張小学校を通り過ぎ、1キロくらいで市役所がある中心街(町名は本町)に到着。
     商店街は「キネマ街道」と称され、複数の店舗にちょうちんがありました。

    キネマ街道 ちょうちん
     そして、ちょうちんだけではなく、各店舗の外壁に昔懐かしい映画の看板が掲げられており、散歩がてら見学しました。私が見たのは29店舗(民家?)・35枚。
     このほか、夕張駅前のホテルマウントレースイに「長崎ぶらぶら節」「白夜の無頼漢」「007 ドクターノオ」の3枚を見たのですが、ここに記したほかに、漏れているのはどのくらいでしょうか。全部でいくつあるか分からないです。

    夕張建設業協会不明
    (左)7人の侍
    (右)ゴルゴ13

    旧・村田精米店?北海道新聞夕張支局
    (左)ダイハード、南太平洋
    (右)心の旅路

    夕張市民会館夕張商工会議所の表
    (左)サウンドオブミュージック
    (右)遠き落日

    夕張商工会議所の裏民家?
    (左)君の名は
    (右)哀愁

    不明伊藤はなや
    (左)悪名波止場、唐獅子牡丹
    (右)十戒

    不明です中山肉店
    (左)次郎長富士、瞼の母
    (右)007 黄金銃を持つ男

    夕張青年婦人会館床屋
    (左)エデンの東
    (右)ブルーハワイ

    工事中
     橋を渡ったその先も、引き続き商店街。3月中旬まで道路工事をしているよう。

    不明・・・郵便局
    (左)荒野の7人
    (右)マイフェアレディー

    喫茶ユックさかい本・ゲーム みつの
    (左)猿の惑星
    (右)悲しき口笛

    北海信金ふめい
    (左)男はつらいよ 寅次郎恋歌
    (右)シェーン

    廃屋など小湊商店
    (左)太陽がいっぱい、日本侠客伝 浪花篇、新網走番外地 流人岬の血斗
    (右)ローマの休日

    ゆうばりプレイガイドオオハシ電気
    (左)狼よさらば
    (右)クレオパトラ

    西野回陽堂平松印刷
    (左)史上最大の作戦
    (右)狼の挽歌

    福海鮮プリントショップ石戸谷
    (左)羅生門
    (右)帰らざる河

    クリーニング屋ホテルシューパロ
    (左)ジャイアンツ
    (右)シャレード

     映画に疎い私は、この看板の中で見たことがあるのは・・・ ダイハード、猿の惑星、男はつらいよ(でも、寅次郎恋歌は?)、ローマの休日くらいですね。

     散歩途中、道路工事関係者と屋根の雪下ろし作業中の地元の方が目に付いたほか、夕張市民会館では、「夕張市財政再建計画素案」の住民説明会が10時から開催され、カメラを持ったマスコミ関係者がちらほら。

     ホテルシューパロも実質市が運営。8階建て156室、温泉大浴場があるそうですが、日帰りはやっていないみたい。

    ホテルマウントレースイ外観日帰り温泉あり
    ロビーホテル直結のスキー場
     夕張駅から徒歩30秒で玄関にたどり着くホテル。7階建て118室で、ホテルからスキー場のゴンドラ乗り場直結が売り。
     民間企業が運営から撤退した後を受け、平成14年に市が跡を継ぎ、今があります。

     2階に土産物屋(当日じゃがポックル8個あり・1人1個限定販売)、カフェ(スキー場を眺められる設計・10~19時)、レストラン2ヵ所(片方は昼食時もオープン)あり。
     別棟の「夕張温泉・レースイの湯」は、日帰りOK。後から入浴しましょう。

     旅行・観光を「温泉宿への宿泊」を第1目的に挙げる私にとって、夕張市は縁遠い街。仕事と日帰り温泉入浴で、過去2回しか足を運んでいません。

     そんな中、夕張市は「財政再建団体」となり、市民への負担を増やしつつ赤字を解消し、自治体再生を目指す・・・ 毎日のようにニュースで拝見します。

     夕張市へ車で1時間30分(私のとろい運転であればそれ以上)の距離に住む札幌市民の私が、率直に感じることは、「こういう状況下、街の雰囲気はどうなっているのかな。そもそも夕張ってどんな街なの」。

     土曜あさ7時に起きて、きょうは夕方から仕事があるものの、それまでは自由時間だな、と考え、ちょっと夕張に行こう、と思い立ちました。「物見遊山」の言葉が脳裏をよぎりましたが、観光して「夕張にちょこっとでもお金を落とす」ことが、実用的な応援につながると私感。歌手の松山千春氏が、夕張の商店を3時間回って100万円分の買い物をしたのは凄すぎますが。
     
    新夕張駅の看板ここで乗り換える
    新夕張発、夕張行き新夕張→夕張まで乗車時間26分
     8時02分、スーパー十勝1号に飛び乗り、自由席に。車内でキップを購入。札幌⇔夕張の乗車券、札幌⇔新夕張の特急券で6,400円。往復割引のSキップはないんですね。ちょっと高いな。

     8時57分に石勝線の新夕張駅へ到着。乗り換えして、9時03分の普通電車(1両)で終点の夕張駅へ。乗客は10人くらい。線路は同じ石勝線で、「沼ノ沢」「南清水沢」「清水沢」「鹿ノ谷」各駅を経て、9時29分に到着。特急を活用すれば、札幌から1時間27分の距離です。
     途中の駅で、小中学生グループがスノーボードを持って乗車。多分、夕張駅に近いスキー場へ行くのでしょう。

    夕張駅に到着線路の行き止まり

    夕張駅暖房もなにもない駅内
     夕張駅へのJR線は、いわゆる盲腸線。スキー場と直結のホテルマウントレースイが、夕張駅の背後にそびえていました。

     初めて民宿500マイルへ訪れた2001年(平成13年)5月、国道36号から山側へ入った地域を散歩しました。今回、札幌へ帰るため、徒歩でJR虎杖浜駅へ行く際、国道36号に沿って進まず、5年8ヵ月振りに山側へ歩きました。

    営業時間6~24時、アルコールあり直前予約の食事付宿泊は苦手そうな民宿赤富士荘。あくまで個人的見解
     セイコーマート(北海道のコンビニ)は、民宿500マイル斜め向かいにあります。国道36号を挟んでいますので、車に注意。この隣に温泉民宿赤富士荘があり、すぐ近くに食事処2軒あり。

    国道36号からみえる、ホテル霧島看板これがホテル霧島
     国道36号から山側へ入ると、ホテル霧島があります。モーテル風情で現在営業しているか、微妙な佇まい。車が通っている跡はありますが。

    温泉旅館八千代と敷地は同じらしい「湯元柏透湯」って・・・哀愁な看板
    温泉旅館八千代は、素人が言えば鉄くず屋の様相。男性が作業していた塀の向こうに、1棟ずつ客室が配置された温泉旅館八千代の痕跡が・・・
     霧島の近隣で非常に気になっていた温泉旅館八千代はいま・・・。客室は各1棟2階建てで、和風モーテルのような感じだったのですが。

    山側に歩くと、室蘭本線に踏み切り街の看板あり
     常日頃乗車しているJR室蘭本線の踏み切り前に「若湯温泉600M」の立て看板あり。

    むかし釣堀だった・・・公衆浴場ではありません
     踏み切りを渡って右へ行くと、山恵園という釣り堀があったはずですが、立ち入り禁止でした。それで、左(虎杖浜駅方面)へ歩くと、周辺住宅に温泉供給する湯元(虎杖浜北陽団地温泉保護利用組合)の小屋がありました。

    売り地だそうです
     土地を売っていました。温泉を毎分5ℓ供給してくれるみたい。

    室蘭本線の線路沿いを歩く看板
    虎杖浜駅鈍行列車
     室蘭本線の線路沿いを歩き、JR虎杖浜駅へ到着。陸橋を渡り、駅前で写真を撮っていると、10時30分の普通列車が来たので、慌てて乗車しました。虎杖浜駅前の風情は、また今度ですね。
     苫小牧駅11時17分着、乗り換えて11時23分の普通列車で千歳11時47分、また乗り換えして11時56分、新札幌12時16分着です。地下鉄で仕事先へ。

     すべての客室が太平洋に面し、窓を開けると波の音に包まれる距離感が好きで、2005年(平成17年)8月以来、4回目の投宿。「海がきこえる温泉宿」です。

    22時20分、客室から漁火をみる客室から、7時21分に朝焼け
    客室から、朝日を望む。7時40分9時19分、太陽がまぶしい。客室から
     今回、夜に漁火が見え、日が昇るにつれ空、雲、海の色が変化する風景を眺め、なんだか嬉しくなりました。

    6時50分、露天の眺め7時43分、朝日の露天風呂
     客室からの眺めを、貸切露天風呂で味わうのも、これまたいい感じ。

    廊下を悠然と歩く、このねこの名は「とびっこ」
     この宿、「魚介類豊富なメニューを、夕食朝食ともに部屋食」「海がみえる貸切露天風呂」と、思わず食指が動くセールスポイントを持っています。
     一方、ここはあくまで民宿だけに、飾らない知人宅の様相。客室天井を仰ぐとつっかえ棒が2本張り巡らされ、長期滞在の工事関係者が洗濯物を干せる便利な配慮。
     客室の壁は薄い上、次の間もないため廊下を歩く人の気配を感じ、どたどた足音も聞こえます。昔つれと泊まった際(泊まった客室は今回と同じ白波)、つれは「ちょっぴり落ち着かなかった」とお気に召さず。そのため、私は1人や友人とリピートしている昨今。

     今回、前日(木曜)夕方予約で金曜1人泊OK。土曜は1人泊不可。登別方面への仕事帰り、札幌に帰らず宿泊しました。7,140円、8,400円コースのうち、前者をチョイス。暖房費300円。お客は私を含め6組でした。
     宿指定の8時、客室で一気出し。今回2食7,140円に対し、前回8,400円はこちらをチェック。

    朝食全景固形燃料で、きのこバターホイル焼
    ・きのこバターホイル焼
    ・つぼ鯛焼(冷)
    ・自家製たらこ
    ・酢の物→メロン、カニなど
    ・おひたし
    ・カニ汁(温)
    ・白米(温)
    ・白菜漬

    夕食も朝食も、この箸袋夕食も朝食も、こんな感じで食べた皿を廊下に出しておく
     夕食も朝食も、食べ終わったら、廊下に出しておくシステム。

    2つある内風呂の入り口
     内側から鍵をかけられる内風呂が2つあります。

    内風呂(右側)の浴室内風呂(右側)の脱衣所
     右側の浴室は、こんな感じです。

    内風呂(左側)の浴室内風呂(左側)の脱衣所
     左側の浴室は、右側に比べて浴槽がちょっと狭いかな。

     どちらの浴室にも、シャンプーとか固形せっけんあり。前に来た時と変化はないですね。

    朝焼けと太平洋を望む、早朝の露天風呂
     太平洋を望む屋根付露天風呂は、内側から鍵をかけて貸切。10~3月に限り入浴時間6~22時。その他の時期は24時間OK。冬期間はボイラーで沸かしている関係上みたい。夜中に足を運びましたが、確かにぬるかったです。

    いい気持ち・・・露天風呂にも洗い場あり
     浴槽内、シャンプー等を置いた洗い場に人工芝みたいなものを敷き詰めています。

     前回です。

    夕食全景
     宿指定の18時、客室で。一気出し。今回は2食付7,140円、前回の8,400円は・・・。

    ほっけ焼鮭ちゃんちゃん焼
    (左)ほっけ焼
    (右)鮭ちゃんちゃん焼

    固形燃料でワイン蒸固形燃料でいかしゃぶ
    (左)えび、えのき、きのこのワイン蒸
    (右)いかしゃぶ

    刺身酢の物
    (左)刺身→はまち、サーモン、甘えび、不明な白身
    (右)海鮮酢の物

    かに豆腐白米&味噌汁&漬物
    (左)かに豆腐
    (右)白米、白身魚入り味噌汁、白菜漬

     そういえば、この宿名物の「毛がに」は出ませんでした。

    自分で敷く布団
     布団敷きはセルフ。

    外観
     登別駅から宿ななめ向かいのセイコーマートまで、小型タクシー1,270円。国道36号沿いで太平洋に面している全9室の民宿。宿主はドライブインから1988年(昭和63年)に衣替えしたそう。

    玄関玄関のところに定価自販機がある。アルコール類なし
     飾らない玄関で「こんにちわ」と声をあげると、女将さんの娘さんらしき若々しい女性が対応してくれ、今宵の客室まで案内してくれました。

    客室は2階「白波」。6畳廊下と客室はドア1枚で隔てている
    アメニティー客室の鍵は、鈴が付いており、夜中、風呂に行くとき、ちゃりんちゃりんうるさいので、掌で包み込んだ
     通された客室は2階の6畳。テレビ、暖房、電気ポット、お茶セット、ティッシュあり。客室天井にはつっかえ棒が2本張り巡らされ、長期滞在時に洗濯物を干せますね。
     アメニティーは、バスタオル、浴衣に加え、宿ネーム入り小袋の中に宿ネーム入りタオル、歯ブラシあり。

    2階客室前の廊下逆方向の2階客室前の廊下。共同冷蔵庫、食器棚にグラス等
    廊下にインスタントコーヒーあり食器棚にグラス等あり。ドリンク用の氷は無料
     2階客室前の廊下には、共同冷蔵庫、グラスがたくさん入っている食器棚、インスタントコーヒーが置いてあります。

    2階共同トイレ&洗面所2階にもう一つ共同トイレあり。こっちはウォシュレット。
     2階には共同トイレ、共同洗面所も完備。1階にも共同トイレがあります。

     こちらが前回。

     前日の金曜に電話予約し、暖房費込み6,500円の家族経営宿。
     夕食時に若女将さんが「きょうは工事関係者の人が帰ったので、お客さん1人なのですよ。ゆっくりしていってね」。土曜に宿貸切は、民宿かもめ(白老町)、民宿田園(音更町)で経験ありですね。

    洞爺湖
     夕食時は大旦那さん、朝食時は大女将さんが、さりげなく私の隣席に座り、お話ししながら食しました。2人とも70ウン歳だそう。
     洞爺湖温泉でホテルマンだった大旦那さんが、30数年前に独立開業。自身は有珠山噴火を、1977年(昭和52年)と2000年(平成12年)の2回、経験しています。「この間の噴火は避難所に3ヵ月暮らし、宿休業期間は5ヵ月だった」と、大旦那さんは静かに振り返ります。
     宿は泥流に飲み込まれませんでしたが、飛んでくる石で宿のガラス窓は破れました。

     客層は工事関係者(平日)、バス乗務員、最近は湯治目的、そして韓国、イギリスといった海外からもちらほらと言いますが、その他は「やっぱり常連の方が多いですね」。年末年始、GWは満室が続くそう。「正月は8,000円でおせち風の食事を出しますよ」。連泊に対しては、当然メニューを変え、工事関係者には昼食用弁当も持たせています。

     客室は10室、男女別浴室は家族風呂のような大きさで、私にとってはぬるめの温泉の湯が24時間注がれており、手作りの食事が飾らない味。暖房費込み6,500円で、他に客がいなくてのんびり。洞爺湖=冬はオフシーズンの狙い通りでした。

    出逢いの手湯
     はきはきした口調の大女将さんは、「うちのキャッチフレーズは『小粒ながら大喜(おおき)な宿』ですよ」。大きい=大きく喜ぶ、にかけているみたい。
     宿名は、大旦那さんの名字(たかつ)をもじったもの。おおく(多く)の、よい(佳い)ことが、つなみ(津波)のように訪れますように、の思いを込めて「多佳津」に。
     宿前に佇む手湯のデザインに込められた、いくつかのコンセプトは、大旦那さんの発案だそうです。

    遠く山の上に、高級宿のザ・ウインザーホテル洞爺
     宿を出た後、近くの洞爺湖畔を見物(宿から洞爺湖は望めません)。山の上に、繁盛しているらしい高級宿のザ・ウインザーホテル洞爺を見ました。温泉風呂の湯使いがあれなので、あれだなあ、と思っています(笑)

     9時30分、道南バスに乗って、札幌へ帰りました。12時過ぎ到着。

     8時15分、客室の電話で呼び出され、夕食と同じ食堂へ。

    朝食
    ・さけ焼
    ・もやしおひたし
    ・焼のり
    ・たくわん
    ・目玉焼
    ・切り干し大根
    ・パック納豆
    ・白米(おひつ)
    ・大根味噌汁

     飲み物はお茶、冷水、インスタントコーヒー。

    食堂
     夕食も朝食も、玄関脇の食堂で食します。

    夕食全景
     17時40分、客室の電話が鳴り、「夕食の準備ができましたよ。1階の食堂へどうぞ」。

    刺身天ぷら
    (左)刺身→まぐろ、たこ、甘えび
    (右)天ぷら→えび3本、春菊

    焼魚固形鍋
    (左)ししゃも焼
    (右)すきやき→豚肉、豆腐、糸こんにゃく、春菊、きのこ、たまねぎ、長ねぎに加え、生卵

    白米&味噌汁漬物
    (左)白米、味噌汁(海草、豆腐)
    (右)白菜漬

    デザート
     みかん

    宿ネーム入り箸袋
     宿ネーム入り箸袋は、「御宿 多佳津」

    布団
     夕食が終わって、客室に戻ると、布団が敷いてありました。

    男女別の風呂前
     1階玄関前に男女別の内風呂あり。

    男性風呂1男性風呂2
    男性風呂3炭酸カルシウム、鉄分、酸化マンガン等の温泉成分が湯船ふちにこびりついている
     広さは家族風呂。リンスインシャンプー、固形せっけんあり。夜中も入れます。

    脱衣籠は4人分脱衣所に電気ストーブあり
     脱衣所に籠が4人分あります。

    外観玄関
     開業から30数年、2階建て全10室の宿。

    客室は8畳+縁側宿泊中にカメムシ1匹に遭遇
    客室窓から、移転新築工事中の火山科学館(5月オープン予定)が見えるアメニティー
    宿ネーム入り浴衣宿ネーム入り丹前
     通された客室は2階「新山」。和室8畳、縁側にイスとテーブルがあり、テレビ、からっぽの冷蔵庫完備。熱湯入りポット、お茶セットのほか、アメニティーはタオル、バスタオル、浴衣、丹前。
     歯ブラシはないです。

    共同トイレ共同トイレ
     共同洗面所のほか、男女共同トイレは男子小便用と、洋式はウォシュレット。

     2006年(平成18年)3月、北海道森林管理局保養所「不二荘」の解体を目の当たりに。

    国有地
     今回見に行くと、更地になっており、「国有地につき、立ち入りを禁止いたします。後志森林管理署長」の看板がぽつねんと立っていました。いずれ公売されるのかな。

    札幌駅バスターミナルバス車内にトイレ付
     きょうは10ヵ月ぶりに洞爺湖温泉へ。前回と同じ交通手段での移動です。
     札幌駅バスターミナル発の洞爺湖温泉行きバス(道南バス)に12時10分乗車し、乗客7人でGO。往復券4,790円。

    営業時間8時30分~18時30分、食堂は平日10~16時、土日祝9~17時投売りしていた
     国道230号を走り、中山峠の「峠の茶屋」でトイレ休憩10分。店内に「助けて夕張!激安投売り!!!」の売り文句で、業務用夕張メロンゼリーが1箱(50個入り)1,980円で売っていました。1個当たり40円。たくさん買うほどお得になり、10箱9,999円は、1個20円!
     どこかの温泉宿が夕食デザート用に購入するというのはいかがでしょうか(笑) それとも、本当の業務用はもっと安いのかな。

    あげじゃが250円
     店で購入したあげじゃが250円をバス内で食しました。

    雲に隠れている羊蹄山遠くに洞爺湖が見えてきた
     車窓の雪景色を楽しんだり、うたた寝していたら、14時50分過ぎに洞爺湖温泉バスターミナルへ到着。乗車時間2時間40分余は札幌→岩内行きバスとほぼ同じです。


     もし、定山渓で、一緒に行った異性と風呂に入りたいならば、私が経験した限り、ホテル山水(混浴露天風呂)、福寿苑(同・鍵をかけて貸切可)、そして悠久の宿 白糸(無料の家族風呂、有料の貸切露天風呂)です。

    客室窓から望んだ宿看板
     つれと2人風呂に入ってのんびりしたいな、と急に思い立って前日の土曜18時に電話予約。10,500円と12,500円を提示され、前者をチョイス。値段の違いは料理内容とのこと。併せて露天風呂50分貸切2,100円(1室)をオーダーしました。

     2006年(平成18年)6月以来、半年振り5回目の宿泊。全11室のこじんまり宿です。

     同じ定山渓のこじんまり宿では、ホテル山水、豊林荘がありますが、どちらも休日前は予約で一杯のケースが多く、ある程度事前の予約が不可欠。他のこじんまり宿の札幌市ライラック荘、同渓流荘も宿泊経験ありで、共に夕食部屋食ながら、ライラック荘は夜中入浴不可、渓流荘は湯に塩素使用とあって、私の選択肢からは、はずれがち。

     これら宿に比べ、「あす、どこか泊まりたい」の時、今回のように前日予約でも運良く宿泊OKになる上、パーテーションで区切った個室食事処でのゆったりした食事、夜中入浴可能の加水のみの湯、お金を払えば貸し切れる風呂がある(無料家族風呂もあり)が、悠久の宿 白糸に足を運ぶ理由です。何より、私が住む札幌市内にあるため、地元で近い、という点が一番大きいですね。

     夕食、朝食の内容を、半年前と比べてみると、あまり変化がない点に気づきました。複数回足を運んでいる豊林荘とホテル山水にしても、品数、器は似通っている傾向ながら、季節によって食材・メニューは結構変わっていると私感。
     料理宿・割烹宿でないので、メニューの変化をどうこう指摘するのは野暮かも知れません。まあ、味付け、鮮度は良いですし、なにか大きな特徴があるメニューではないので、半年前と似た内容でも、私は飽きず気にならず、白熱灯に照らされて器もきれいで美味しいなあと、お酒が進んだのです。なじみの店で定番メニューを食した気分かな。

     飲み物の持ち込み禁止は当然のことながら、豊林荘は断った上で宿で用意していないワイン等はOKですし、ホテル山水は部屋食だけに、その辺は自由。今回、私はハーフワイン1,500円、中瓶ビール600円の計2,100円。結構かさみますね。
     あと、子ども連れの客には、トレーにのせたお子様用食事を用意し、子ども用イスも準備していました。

     リニューアルした外観、玄関周り、食事処は、今時の和モダン(民芸調)居酒屋といった風情で、露天風呂も実は露天風呂ではない、といった「鬼の首を取った」ような指摘は簡単に言えます。
     でも、館内は掃除が行き届いていますし、スタッフの対応も変わらず良い感じ。この宿、頑張っているなあと感じます。
     今回、布団敷きは15時から貸切露天で入浴している最中にしてもらいました(宿側が申し出た)。風呂上りに夕食まで気分良くうたた寝した次第。あと、廊下も暖房が効いていて、寒くなくて快適。年末に泊まった鳴子・肘折の宿は廊下が寒かったので(笑)

     繰り返しになりますが、私にとって気軽に足を運べることができる宿。ふいに温泉を楽しみたい際、今後も利用するでしょう。本州に住む友人知人に、この宿を楽しむために来道しなさい、とは言いませんが、「仕事(観光)で札幌行くけど、定山渓で泊まるところないかい」と聞かれれば、薦める宿の一つですね。

    宿玄関前にすごい雪バス停「白糸の滝」へ歩く
     台風並みの低気圧来襲から一晩経ち、例年になく積雪が少なくて雨が降ったりしていた札幌も、たくさん雪が積もり、びっくり。

    運営している北海道秘宝館
     午前10時、北海道秘宝館は閉まっていましたが、入り口に正月の飾り物があり、昨日は営業していましたね。

    バス停「白糸の滝」
     10時10分、バスで帰宅しました。

     当方指定の8時から夕食と同じ食事処で。前回とどう違うかな。

    朝食
    ・固形鍋でハムエッグ
    ・さば焼、しょうが添え
    ・ふき煮物
    ・ひじき佃煮
    ・野菜サラダ→大根、とまと、しょうゆベースドレッシングかけ
    ・焼きのり
    ・パック納豆
    ・梅干、なす漬
    ・白米(おひつ)
    ・味噌汁(あげ、わかめ、ねぎ)
    ・牛乳(豊浦町・こまい牧場産)
    ・杏仁豆腐

     飲み物は、ほうじ茶、冷水、コーヒー。コーヒーは紙コップで自由に取れるため、客室に持ち込んで飲みました。


    夕食全景食前酒
     当方指定の18時から、1階個室食事処「いちょう庵」で。梅酒で乾杯。

    前菜煮物
    (左)ゆば、たこ煮、いかうに和え
    (右)煮物→里芋、しいたけ、大根かざり巻き、しみ豆腐、さやえんどう、なると

    刺身焼魚
    (左)ぼたんえび、まぐろ、ほたて、赤貝
    (右)焼魚→青ひらす・みそ焼(アラスカ産)、黒豆、紅しょうが

    なます茶碗蒸し
    (左)なます、いくら
    (右)茶碗蒸し

    固形鍋
     固形鍋→しし肉、ねぎ、豆腐、白菜、水菜、えのき、しめじ、糸こんにゃく


    ◆後出しメニュー

    天ぷら白米&おすまし&漬物
    (左)天ぷら→えび、きす、なす、ししとう、さつまいも
    (右)白米、おすまし(たまご豆腐、三つ葉)、漬物3種(これは最初から出てきた)

    デザート
     みかん1人1個

    食事処
     こういう場所で夕食も朝食も食します。およそ半年前に宿泊した際の夕食はこちら

     飲み物持ち込み禁止。ハーフワイン(トカップ白)1,500円、中瓶ビール600円。


    露天風呂という名の内風呂(笑顔)
     電話予約の際、事前申し込みした露天風呂の50分貸切2,100円(1室)で入浴を楽しみました。

    温泉による床暖房がきいた露天風呂の脱衣所
     宿スタッフ説明によると、宿泊客の貸し切りOK時間帯は14~17時まで。16時は満杯だったため、私は15時に予約したのですが、「もし15時に到着できない場合は、22時から対応しますよ」。この露天風呂、通常の宿泊客入浴は22時で終了、翌日5~9時まで。
     この宿、他に男女別浴室家族風呂があります。日帰りは12~20時30分までで、露天風呂のみ12~14時まで。家族風呂の日帰り利用は別途課金。

    台風並みの低気圧に伴い吹雪です
     真駒内駅13時40分発じょうてつバスに乗り、バス停「白糸の滝」で下車。目の前にきょう泊まる定山渓の宿が佇んでいます。

    写真でみると、意外と味わいある客室出入り口
     全11室のうち、通された客室は2階「ちどり」。

    8畳+縁側+トイレ・洗面所2人で十分の広さ
    縁側に服かけ・冷蔵庫ありこの客室は国道230号に面し、「雪まつり雪搬送」と記載された陸上自衛隊トラックが中山峠方面へ走っていく姿が見えた
     8畳の広さで縁側付。14型テレビ、金庫、ポット&お茶セット、茶菓子あり。暖房はエアコンゆえに、夏は冷房にもなりますね。この客室と隣の「うぐいす」のみ、国道230号に面しています。

    ウォシュレットトイレ&洗面台冷蔵庫
    アメニティー羽布団
     縁側にウォシュレットトイレ(便座・水ともに暖かい)、洗面台(ドライヤーあり)。冷蔵庫にはポットに入った無料冷水のほか、有料の缶ビール、ジュース、ウーロン茶、日本酒など。缶ビール350円に対し、宿1階自販機では310円で売っています。
     アメニティーは一通り揃い、かみそり、シャンプー時に頭へかぶるネットも。宿ネーム入りタオルのほか、黄色いタオル、そしてバスタオルもあるだけに、宿ネーム入りタオルは未使用のまま、おみやげとして持ち帰れます。

    2階客室前の廊下2階客室前の廊下に飾り物があり、さりげなくて良いなあ
    2階共同洗面所2階共同トイレ
     2階廊下に共同洗面所と共同トイレ。トイレなしの客室もあるんです。ちなみに冷房は扇風機だったりします。

    ありがとうございます
     今年は4軒の温泉宿から年賀状をいただきました。いずれも2006年(平成18年)に1泊しているところです。
     ホテル山水(定山渓・過去5泊)、悠久の宿白糸(同・過去4泊)、初音旅館(東鳴子・過去2泊)。去年や一昨年にも年賀状をくださいました。
     あと、初めてなのが、枕木山荘(亀川)。葉書の外観写真をぱっとみて、そのロッジ風の建物から、豊林荘(定山渓)と見間違えました。

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