札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     宿泊した龍宮閣は素泊まりで泊まったので、どこかで夕食をとろうと、街中をうろうろしました。下調べしてなかったのです。

    外観玄関
     結局、宿と同じ道路沿いで徒歩30秒の立地に佇む「囲炉茶屋」という、どことなく風格というか民芸調な雰囲気の食事処に、思い切って入店しました。この店のうたい文句は「伊豆のおいしい魚料理」。客席に埋め込んである囲炉裏で、客自ら焼く魚が美味そうな感じ。

    名物 あじのたたきのまご茶漬け1,350円
     私は「名物 あじのたたきのまご茶漬け」1,350円を注文。もともとは千葉が発祥の「漁師料理」だそう。だし汁をかけて食しました。
     
     宿泊先の龍宮閣から、湯前神社まで散策しました。


    ◆間違って、熱海7湯「野中の湯」へ

    熱海市街レトロ調のバス
    ああ、桜どの街にも猫がいる
    「中銀ライフケア咲見」という有料老人ホーム下にある野中の湯野中の湯アップ
     歴史ある源泉という熱海7湯(あたみななゆ)の1つ「野中の湯」を発見。湯は出ておらず、蒸気が勢い良く噴出しています。
     ここで地図をみると、どうも湯前神社への道とは違う感じ。軌道修正しなければ。


    ◆路地裏抜けて、熱海7湯「小沢の湯」

    路地裏泉源のやぐら。街中で複数見かける
    地元専用の市営浴場か小沢の湯
     路地裏をくねくね抜けると、熱海7湯「小沢の湯」に突き当たりました。ここは湯が出ており、玉子を茹でる鍋がセッティング。近所のシニア女性がベンチに座りながら、茹で上がるのをのんびり待っている光景をみて、湯と共に生活するこの街の文化を感じた次第。


    ◆湯汲坂に大湯間欠泉

    湯汲坂日本初の公衆電話
    人工の間欠泉桜の木の下には死体が埋まっている?
     ゆるやかな湯汲坂を歩くと、すぐ「市外電話創始の地」(明治22年)の案内板が見え、いわゆる公衆電話がありました。
     そして、同じスペースに大湯間欠泉が鎮座してました。昭和の初めに湯の噴出が止まってしまい、昭和37年に人工の間欠泉として復活したよう。熱海7湯「大湯」の位置づけでもあります。


    ◆湯前神社に到着

    湯前神社の鳥居熱い湯
    これが湯前神社風格を感じる
     こじんまりとした湯前神社。鳥居や石灯籠は249年前に奉納され、関東大震災でも崩れなかった、と案内板に明記。
     手水舎?は温泉のようで、触れると熱々でした。

     斜面に建っているこの宿、風呂は地下1階にあります。
     浴室2室で、私が投宿した日、宿主に「脱衣所の内側から鍵をかけて、貸切で良いですから」。両浴室とも、家族風呂チックな広さで、シャンプー、固形石けんあり。リンスはないんですね。


    ◆この宿では、大きい方の浴室

    こじんまり脱衣所から浴室を眺める
    湯船に、なにがしかの美しさを感じる浴槽内の床は段差あり
    浴室壁面のタイル画1浴室壁面のタイル画2
    風呂から脱衣所をみる脱衣所



    ◆この宿では、小さい方の浴室(扇風呂)

    浴槽は1人用天井まで総タイル張り
    大きい壁画小さい壁画は湯船脇にある
    脱衣所をみる扇風呂の脱衣所


    熱海駅から徒歩2~3分。車がびゅんびゅん通る道に面した龍宮閣市街地に佇む、鄙びた感じ
    ビルの間に立地。隣の三景荘もいい感じ一昔前の賑やかな看板をみて、タイムスリップした感じ
     今宵の宿は、熱海駅から徒歩2~3分に立地。車がびゅんびゅん通る市街地にひょっこり佇む渋い佇まいは、昭和2年(1927年)からの歴史があるそう。客室5室のこじんまり宿。

    玄関の扉を開ける2階に上がる階段
    階段を登った先にあるのは、2階共同洗面台(左)。そして今宵の客室入り口客室玄関のたたき
     玄関をくぐると、すぐ脇のスペースで待機していた女性スタッフが迎えてくれ、「予約していました」と申し出ると、宿主らしき男性にバトンタッチされ、客室へ案内してくれました。

    6畳角部屋悪くない客室
    アメニティー。バスタオルなし客室窓から、首を右に向けると、海がみえる
    2階共同男女トイレ2階共同洗面台の窓から望む
     トクー!で2日前にネット予約。客室で宿帳に氏名・住所・電話番号を記し、宿泊料金を前払い。1人で素泊まり1泊5,610円+トクー!会費840円で、計6,450円。

     熱海サンビーチに沿う幹線道路に面し、「お宮の松」がありました。

    お宮の松銅像
     「お宮の松の由来」と記された案内板をみると、尾崎紅葉氏が小説「金色夜叉」を読売新聞に明治30年(1897年)連載するとともに、「金色夜叉の歌」が流行し、小説の舞台となった熱海温泉がブレイク。そこで地元有志が、熱海で有名だった「羽衣の松」の横に記念碑を建立しました。
     この記念碑に小栗風葉氏の句「宮に似た うしろ姿や 春の月」が刻まれ、いつしか「お宮の松」と呼ばれるようになったと明記。

     第2次世界大戦後、自動車の排気ガスで「お宮の松」は枯れてしまったため、昭和41年(1966年)に、今の場所に「2代目 お宮の松」が植えられたそう。この松は計算すると樹齢101年(添松は81年)みたい。そうか、この松は2代目なんですね。

     小説のワンシーンを描いた銅像は、昭和60年(1985年)に熱海ロータリークラブが寄贈したもの。女性を足蹴にするとは、ひどいなあ、と紳士ぶってみますが、肝心の小説を読んでおらず、こんな所業に及ぶプロセスが分からないだけに、本来あれこれ口は挟めません。

    初代「お宮の松」があった樹医による「手術」が施された
     初代「お宮の松」の一部が飾られていました。2代目「お宮の松」も、樹医によるオペが推定6年前に行われ、「樹勢回復中」だそうです。

     で、「金色夜叉」を知らない私にとって、「お宮の松」を目の当たりにしても何の感慨もなく、「ああ、これが熱海観光名所の1つなのだな」と、確認しただけでした。

     今回、痛感したのが、観光を楽しもうと思ったら、それなりの「教養」が不可欠だな、ということ。

     例えば、観光地に見かける「●●記念碑」「●●記念館」って、実際見学しても「この人誰なの? よくわからない」の思いを抱くことしばしば。「つまらない」と切り捨てるのは簡単ですが、私としては、知性あふれる「楽しみ上手」な大人になりたいものです(笑)

     もし、「金色夜叉」が好きだったら、私の目に映る風景も一変するのだろうなあ。そんな思いを抱いた、熱海観光でした。

    熱海サンビーチ全景南国な感じ
     熱海駅から路地裏経由でくねくね坂を降り、車がびゅんびゅん通る幹線道路を渡ると、そこは「熱海サンビーチ」。6月26日~8月31日は海水浴できるよう。
     この日は、家族連れやグループが、水遊びを楽しんでいました。なるべく人が写らないように撮影しているので、閑散とした印象ですが。

    とにかく南国チック熱海サンビーチ
     札幌人としては、南国チックな木々を見ただけで「異文化」を感じてしまいます。

    山の上に熱海城
     遠くの山の上に、熱海城が見えます。その近くに秘宝館もあるみたい。地図に記されていました。

    宿泊予定の旅館横に、急な階段あり
     熱海駅から、きょう宿泊予定の旅館は徒歩2~3分の立地。チェックイン15時まで、まだ時間があるなと、旅館脇の急な階段を降りて、海を目指します。

    桜が見えるアパート前に、かんきつ類が生る木がある
     桜が咲き、かんきつ類が生(な)っている様子を拝見し、温暖な気候を実感。

    分かれ道
     分かれ道を左へ。

    視界がひらけてきたああ、海だ
     視界が開け、高台から海を望みました。

    湯気が舞っているずんずん進む
     砂浜まで行こうと、湯煙を横目に下り坂をずんずん歩きます。

    ビルの谷間から、海が見える
     ビルの谷間から、海が見えます。

    新幹線乗り場から熱海駅前を望む熱海駅前ロータリー
    駅前バスロータリーに桜駅前の風景
     熱海駅前に、足湯「家康の湯」があるほか、タクシーが並ぶロータリーが。
     「改札を背」にすると、左側にバスロータリーがあり、桜がいい感じに咲いていました。右側へ行くと、駅に併設して土産処が並び、続いてアーケード商店街が2つあります。

    平和通り入り口仲見世通り入り口
     平和通りと仲見世通りです。

    ひものが干してある風景。市街で結構みかけます路地裏?
     ひものが売っていたり、温泉まんじゅうが湯気をあげていたり、にぎやかな雰囲気。商店街の裏路地に、食べ物屋があったりして、意外な発見をするのが楽しいですね。

     熱海市って、人口41,000人余り。熱海駅が高台にあり、商店街を進むと、基本的に下り坂なんですよね。

     ※写真はほとんど、4月1日早朝に撮影しており、閑散とした印象ですが、実際、昼間はごった返していました。「シャッター通り」ではありません(笑)

     お腹が減ったので、ちょっと遅めのランチしたいな。でも、事前リサーチしてこなかったので、どんな食事処が「当たり」なのか、皆目検討つかず。

    向かって1番右のビル地下に「熱海まぐろや」がある偶然発見
     熱海駅の目の前にそびえる、熱海駅前第1ビルに何気なく入り、さりげなく各階の店舗配置をチェックすると、地下1階に「500円定食の店 熱海 まぐろや」を発見。なんとなく良さそうと思い、躊躇なく足を運びました。

    熱海駅前第1ビル地下1階まぐろ丼500円
     のれんをくぐると、L字カウンターだけの小さな店内は、客で賑わっています。店名に従い、まぐろ丼500円を注文。出てきたものは、どんぶり、白身魚のあら汁、れんこん酢物、漬物と、値段の割に充実していると私感。
     東京出張のついでに、熱海へ。

    品川駅キップ。片道3,570円
    こだま543 新大阪行きが熱海駅到着熱海駅
     品川駅13時04発の東海道新幹線こだまに乗り、熱海駅13時47分着。乗車時間43分とは、近いですね。

     ※以下の写真は、翌4月1日早朝に撮影。前日の到着時は人で賑わっていました。

    駅の看板熱海駅
     降りたお客は結構おり、駅内外は混雑しています。
     改札前に「番頭さん」な雰囲気の人々が「●●ホテル」などと明記された旗を持って、お客を待っているんですね。そんな番頭さんが4~5人いて、ああ、大温泉街に来たなあ、と実感した次第。

    早朝撮影時、湯は抜かれていた足湯全景
     駅前に「家康の湯」という名の足湯も。9~16時。湯は毎日抜いて掃除しているそう。自販機でタオル100円。

     2005年(平成17年)4月に1人で泊まって以来、2回目の投宿。2人泊で1人10,560円。和室11、洋室5の全16室だそう。
     館内はきれいだし、私が選んだ宿泊プランは夕食部屋食だし、大浴場が日帰りで混むけれど、それはそれで想定内&家族風呂は24時間入浴OK、とあって、前回も今回も、気軽に足を運べる札幌市内の温泉宿としては、まあまあな宿なのでは・・・偽らざる気持ちです。
     だからこそ、再びチョイスした次第。

    レストラン「桂の木」からの景色
     レストラン「桂の木」の窓から、黄金湯温泉旅館&小金湯桂不動が見えます。両方とも、まだまだ現役で頑張っているようでした(笑顔)

     朝食は1階玄関前のレストラン「桂の木」で、7~9時。7時に行くと、たくさんの客の朝食が既にセットされており、当方が行くと、スタッフがおひつと熱々の味噌汁を持ってきてくれました。

    朝食無料でコーヒー(1杯のみ。2杯目から有料)
    ・白米
    ・岩のり味噌汁
    ・焼鮭、昆布巻、味付のり
    ・ひじき
    ・きんぴら
    ・ふき煮
    ・冷奴
    ・漬物
    ・にんじんジュース
    ・食後に無料ホットコーヒー

    レストラン「桂の木」
     レストラン「桂の木」。夕食部屋食以外は、こちらで食します。

    ◆男女浴室まで行く道のり

    階段を降り、地下1階の風呂ゾーンへ到着しゃれたテーブル
    喫煙コーナー日帰り休憩室
    男女風呂へ向かう廊下男女脱衣所前
     地下1階にお風呂ゾーンがあります。日帰りの際は、基本的にここで楽しみます。休憩室での食事、以前食したことありですが、結構まあまあな感じでした。


    ◆男性の脱衣所&内風呂

    脱衣所1脱衣所2
    出入り口から望む男性内風呂出入り口の近くにある副浴槽
    男性主浴槽男性主浴槽の湯口
     男性内風呂は洗い場13、リンスインシャンプー、ボディーシャンプーあり。浴槽は主浴槽、副浴槽のほか、かけ湯コーナーも。
     温泉分析書は、家族風呂と同じ。内風呂の湯使いは、循環ろ過、塩素殺菌、加温あり。個人的に塩素の臭いは感じませんでした。


    ◆男性の露天風呂&水風呂&サウナ小屋

    男性露天&水風呂男性露天の湯口
    男性露天にサウナ小屋サウナ内
     露天の湯口の湯を口に含むと、ああ、それとなく硫黄だな、と思う味わい。こちらの湯使いは、家族風呂と同じ加温のみで放流式。

     日帰り9~22時、500円。

     宿泊客の入浴時間は、大浴場6~23時、露天風呂7~22時、繰り返しますが、家族風呂は24時間。

    こんな感じで部屋食夕食全景
     電話予約の際、応対してくれたスタッフから薦められた「四季会席」は、夕食部屋食で、当方指定の18時から。お品書き付。

    食前酒前菜
    ・食前酒→梅酒
    ・前菜→小いも梅煮、合鴨スモーク、チーズ林檎

    造り焼物
    ・造り→鮪、鱸の昆布〆、活つぶ、ぼたん海老
    ・焼物→帆立みぞれ焼、かれいの黄金焼

    煮物中皿
    ・煮物→若竹饅頭、桜ちぎり麩
    ・中皿→づわい蟹皿

    揚物蒸物
    ・揚物→たらの芽湯葉揚げ、ししとう
    ・蒸物→茶碗蒸し

    鍋しのぎ
    ・鍋→豆乳鍋
    ・しのぎ→花ちらし

    水菓子
    ・水菓子→苺


    ◆後出しメニュー

    吸物
    ・吸物→魚素麺、じゅんさい、桜の花


    ◆別注メニュー

    別注の抹茶アイス300円
    ・抹茶アイス300円

    夕食終了後、フロントに電話して片付けてもらい、引き続き布団を敷いてもらった
     夕食後に布団敷いてもらいました。

     2階客室前に家族風呂が2ヵ所あり、広さや造りはほぼ同じ。日帰り(9~22時)は1人1,200円(90分)に対し、宿泊客は無料です。

    「家族風呂は24時間OK」と掲示2階家族風呂2ヵ所の出入り口
     ただ、宿泊客が入浴する際、日帰り時間帯は客室からフロントに電話し「家族風呂入りたいけど宜しいか」と確認した上で、OKをもらえば入れます。
     宿側は宿泊客の家族風呂使用状況を把握しなければ、家族風呂希望の日帰り客を受け入れられないでしょうから。
     日帰り終了後の22時以降は、自由に入浴できます。

    1~2人用の大きさ(だから、家族風呂笑)家族風呂からみた脱衣所
     小ぶりながら貸し切れるだけに、夜中&早朝は誰に遠慮する必要もなく良い感じ。

    脱衣所のインターホン
     そうそう、日帰り時間帯は、入浴終了後、脱衣所に設置されたインターホンで、フロントに「入浴終わりました」と報告する義務あり。

     金曜午後に、翌日土曜の宿泊予約電話をかけたところ、札幌・定山渓温泉の小ぶりな湯宿3軒に「もう満室なんですよ」と、断られました。

    バス停から4~5分歩く小金湯温泉3施設のうち、一番手前の宿
     で、OKをもらったのが、定山渓温泉手前に位置する小金湯温泉の小金湯パークホテル。

    これだけピックアップすると、なにやらしゃれた印象7年前にリニューアル
    フロントを望むフロントからホールを望む
    2階廊下2階マッサージ器
     2000年(平成12年)にリニューアルオープンした建物だけに、造りは小ぎれいな感じ。

    201号、10畳テレビが新しい
     通された客室は、2階10畳間。からっぽの冷蔵庫、金庫のほか、窓際にテーブル&イスあり。トイレ、洗面所は共同。

    浴衣、バスタオル、タオル、風呂へ持っていくかわいらしい袋歯ブラシ、かみそり等
    お茶セット客室からの景色
     アメニティーは一通りあるほか、熱湯ポット、氷水入りポット、お茶セット、茶菓子(牛蒡せんべい→本州メーカーのもの)。客室窓からは宿玄関前の駐車場が見渡せます。

    2階共同洗面所2階共同男性トイレ
    共同洗面所と共同トイレ。

    正油ラーメン700円
     正油ラーメン700円。ラーメンは3味あり、いずれも同じ値段。以前より50円アップしてました。

    ある意味、壮観食堂こんの外観
     創業36年で、シニア層のご主人と女将さんが仕切ります。基本的に12~14時、18~1時まで営業、火曜定休。天井にずらりと並ぶ、昔懐かしい観光地土産の提灯がいい感じ。「地元(札幌)のお客さんたちがね、旅行土産にくれたのさ」(女将さん)。

     9時50分、札幌・地下鉄真駒内駅前から、日帰り温泉施設「定山渓温泉 湯の花」の無料送迎バスを利用し日帰り入浴へ。シニア層を中心に20人くらい乗っていました。10時25分到着。

    無料送迎バス外観
     2005年(平成17年)6月オープン。大人料金1,000円。ちなみに、手ぶらレンタルセット300円はフェイスタオル、バスタオル、館内着がつきます。

    露天風呂の1つ二見吊橋がみえる
     きょうの男性風呂は和風風呂の方だそう。
     露天は「屋根付浴槽」「屋根なし浴槽」。また、鉄筋造りの小屋っぽい大きさの建物があり、中に「寝ころび湯」という、寝湯がありました。
     冬期間お休みの浴槽として、「石風呂」という1人用の浴槽が2つ、「子供用浴槽」も。
     内風呂は「主浴槽」をはじめ、「アクティブスパ」(気泡風呂)、「腰掛湯」(石のベンチの背面をあたたかい湯が伝い流れ、背中に感じる)、「打たせ湯」「ミストサウナ」「ドライサウナ」。

     いっぱい浴槽・サウナがあり、月並みな感想ですが、遊園地みたい。すべて堪能したら、結構時間かかりそうですね。無料休憩室と往復してお風呂を楽しみ、ここで1日過ごせそう。

     浴室はぱっと見20人以上のお客で賑わっています。洗い場に、リンスインシャンプー、ボディーシャンプーあり。

     浴室内に「あかすり・ボディークリーン」の専用ルームがあります。もちろん別料金。

    外観雪に埋もれている
     国道230号沿いの北海道秘宝館は閉まってました。入り口まで雪かきされておらず、地元の方に聞くと、冬期間休業中で春以降オープンするかどうかも、はっきりしていない模様。今後、足を運ぶ際は電話確認した方が無難ですね。

    10時過ぎ、自動的に点灯した電光掲示板
     電光掲示板に「営業中」の文字が流れているので、てっきり営業していると思っていたのですが。

    バス停「白糸の滝」
     バスで帰還しました。
     60歳以上や障害者が宿泊対象とうたう「老人休養ホーム」という名の札幌市公共施設(指定管理者は社会福祉法人)。
     市民に大きなPRをしておらず(宿ホームページなし)、築年数を重ねた廊下を歩くと、「古い福祉施設のような雰囲気」と思う一方、安価な宿泊料に対し夕食がいいなあ、と感じています。

    きゅうりの細工に職人技が伺える
     個人客の夕食は客室でのんびり食せますし、温かいメニューは後出しすると言いますし。1泊2食6,300円(この値段が1番高い)の夕食を振り返っても、「内容・見栄えとも、値段以上に頑張っているな」と私感。
     以前泊まった時は「キャンペーン中だから、対象者と同じ料金」でしたが、今は「空いていれば、たとえ1人でも同一料金で泊めます」のスタンスのよう。

    2階娯楽室に本棚がある。品揃えは古い30年以上前の旅行本
     宿泊客は、やはりシルバー層が中心。2階の娯楽室の前を通ると、マージャンに興じる団体がおりました。翌朝、誰もいない娯楽室に入ると、本棚があり、品揃えをチェックすると、古本ばかりの中、旅関係の本を4冊発見。いずれも30年以上前のもので、ある意味貴重ですね。4時頃まで寝付けなかったので、早くこれら本の存在に気付き、読みふければ良かったなあ。
     知らなかった私は、1階ロビーにある雑誌「サライ」を客室で読みました。

    2階廊下にてんこもりのシーツ
     風呂は23時終了、朝は6~8時までと、規則正しい生活を求められる感じ。朝食を食べた団体は、相次ぎチェックアウトし、9時前にはスタッフが片付けたシーツが廊下にてんこ盛りにされていました。飾らない宿ですね。

     そういえば、19時30分くらいに風呂に行ったら、若い男性が1人脱衣所にいました。スーツに着替え、「おやすみなさい」と去っていく姿をみて、スタッフと思った次第。感じいいですね。ここのスタッフ、みなさん優しい対応で、男女とも「いい顔」してますね。素敵だな。

     久しぶりに温泉へ行って、それなりに『ゴージャス』にくつろぎたいのであれば、建物の老朽化に伴う宿全体の雰囲気を考え、ちょっと他の宿へ・・・ と思います。

     でも、札幌市民が「今度の土曜休みだから定山渓でも行ってみるかい。でも、バイキング嫌だし、こじんまりと静かで塩素入っていない湯宿が良いな」というのであれば、ここも選択肢かも。
     道外の旅人が「とにかく定山渓で2食付ながら安く仕上げたい、ついでに湯もね」であれば、豊林荘が今月で無くなる中、ぜひともチョイス候補に・・・などと思う今日この頃です。

    客室のスピーカー
     朝7時25分くらい、客室スピーカーから「朝食ですよ」旨のアナウンスが流れたのを機会に、私は風呂へ入り、7時50分頃に朝食会場の大広間へ。朝食時間帯は7時半~8時半。

    朝食全景
     名字の入ったプラカードを目標に席へ座ると、既におかずが揃っており、あとはスタッフがおひつと味噌汁を持ってきてくれました。

    ・白米
    ・味噌汁
    ・かぼちゃ煮、さやえんどう
    ・魚甘露煮、こんぶ巻、漬物
    ・煮物→ほたて、きんにゃく たらこ かにサラダ
    ・温泉玉子
    ・カップ納豆
    ・かつおぶし
    ・宿ネーム入り焼海苔(製造は本野雄次郎商店・小樽市)

    朝食会場&日帰り休憩室大広間前の廊下
     宿泊客の朝食は大広間(夕食も団体はこちら)。

     前回(2005年6月)はこちら

    男女浴室前男性脱衣所
     1階にある男女浴室は、ほぼ同じ大きさ。

    男性風呂1男性風呂2。気泡板がみえる
    男性風呂湯口男性風呂3
     男性浴室は、湯船1つのみ。
     浴槽の一部に気泡板があり、ぶくぶく泡風呂となっています。男性浴室については、洗い場10。リンスインシャンプー、固形せっけんあり。

     宿泊者の入浴時間は、23時まで。夜中は入れず、脱衣所のドアは鍵がかかっていました。翌朝は6~8時まで。日帰り10~17時。
     
     宿泊した前回(2005年6月)はこちら

     朝の入浴OK時間帯は6~8時と、以前より30分短縮してました。温泉分析書の概要や湯使いは、前回(2006年9月)日帰り時に記した内容参照を。

     18時から客室で。この宿、夕食内容によって4段階の宿泊料金を設定しており、当方は一番高い華会席(高いと言っても、1泊2食6,300円)を予約時にチョイス。

    全景
     17時30分チェックイン後、客室まで誘導してくれたスタッフに「夕食は適時運びますか? それとも一気出し?」と聞かれ、何度も客室に出入りされると、スタッフも私も双方疲れると思い、「スタッフさんが大変だから」と、後者をチョイス。「遠慮なさらず。適時運びますよ」と言われましたが、1人で来たから、その辺はこだわりません、な気分。

    食前酒前菜
    ・チェリー酒
    ・サーモン・いくら漬

    刺身3大かに
    ・刺身→かつお、はまち、サーモン、甘えび、うに
    ・たらば、ずわい、毛がに

    カルパッチョふかひれ(説明によれば、激安品らしい)
    ・サーモンカルパッチョ
    ・ふかひれ

    さかな固形鍋
    ・銀がれいみそのせ焼
    ・固形鍋→白身魚、白菜、豆腐、ねぎ、えのき、春菊、こんにゃく

    天ぷら茶碗蒸し
    ・天ぷら→ふぐ、チーズかまぼこ、ピーマン、しめじ
    ・茶碗蒸し→えび、うに、鳥肉、なると、しいたけ、銀杏

    白米&味噌汁漬物
    ・おひつに入った白米、味噌汁→わかめ、ねぎ、たけのこ、三つ葉
    ・漬物


    ◆後出しメニュー

    デザート
    ・レモンシャーベット

     前回(2005年6月)はこちら

     札幌から国道230号を走り、中山峠を過ぎた辺りの街に休日出勤することになり、その帰りに宿泊しようと、前日の金曜電話予約でOKをもらった温泉宿が、札幌市ライラック荘。
     1年10ヵ月振り2回目の宿泊ですね。

    定山渓温泉街に立っている看板外観
    2階から望む階段2階廊下
    客室ドア。上にランプがあり、非常時に室内のボタンを押すと鳴るみたい。今は使える? 老人休養ホームならではの装置?客室玄関
    18号室、8畳違う角度から客室をみる
    浴衣&丹前タンス内に置いてあったタオル&バスタオル&歯ブラシ
    客室の窓外は、隣の建物がみえる冷蔵庫がないため、持ち込んだ飲み物を窓際に置いて、冷蔵庫代わり。春夏秋は無理ですね(笑)
    2階共用トイレ(男性) 大便用3つの内訳は和式2、洋式1(ウォシュレット)夕食後、皿を片付けるとともに、布団を素早く敷いてくれた


    前回(2005年6月)はこちら


    閉館を伝えるビラ
     こんなチラシが、館内に張ってあります。今月でこの宿(北海道森林管理局豊林荘)は、全国的な事情により閉館・・・

     思い起こせば、豊林荘へ初めて宿泊したのは、2002年(平成14年)1月。5年前の当時、宿へ到着すると、女将さんが「きょうは営林局OB団体さんの毎年恒例の集まりで賑やかなので、せめて部屋だけでも・・・」と、この宿で一番広い客室「神威岳」に通してもらい、「なんだか感じ良い応対だな」。風呂、食事、ハードにも一目ぼれしてしまい、定期的に足を運ぶようになりました。

    ▼2002年1月
    ▼2003年1月
    ▼同6月
    ▼同8月
    ▼同11月
    ▼2004年1月
    ▼同5月
    ▼2005年5月
    ▼同12月
    ▼2006年12月
    ▼2007年3月
    ▼同3月
    ・・・計12泊ですね。自然な形で、宿の方々に名前と顔を覚えられるようになり、話し込むわけではないのですが、つかず離れず、居心地良い応対を受けています。

    味わい深い館内の造り1階ホールのエゾマツ
     この建物自体は、第2次世界大戦下の1944年(昭和19年)に建造。林野庁(北海道森林管理局)のものとして、当時近くにあった官舎住まいの職員が、公衆浴場的に利用したり、公民館的な位置づけから、結婚式をここで行った方もいらっしゃるそう。
     1973年(昭和48年)に現体制へ。昔々はテニスコートや露天風呂もあったみたい。現在の管理人は、10年ほど宿を守ってきました。

     60年余の間、森林管理局職員と家族を中心に、いろんな人の思い出が、豊林荘に詰まっているのですね。
     
    客室「烏帽子岳」から、豊平川がみえる
     客室「烏帽子岳」から眺める豊平川。こんな絶景ですが、札幌市内なんです。

    男性風呂の湯口
     熱々の湯、蛇口をひねり沢水を出し、適温にしてから入ります。かけ湯しただけでは、熱すぎて私は入浴できません。

    ご主人による美味な食事
     管理しているご主人が腕を振るう料理は、いい感じ。和食メーンながら、こうした洋食を出してくれるケースも多く、食べ飽きません。
     ちなみに、今回は3月に2回(3日、9日)泊まったわけですが、メニューががらりと変わりました。9日に周囲のお客さんのメニューを見渡すと、3日に食した内容とほぼ同じか、ちょっとあれかな。

     ここへ泊まるのは、今回が最後。この宿の良さは、山荘のようないい感じの建物と、熱々の湯・・・というハード面以外に、ここのご主人の料理の腕前と、つかず離れずの優しいもてなしに尽きますね。
     豊林荘というハードは、消えてしまいますが、ご主人&女将さんは、ばりばり現役です。新天地(宿なのか、レストランなのか、はたまた・・・)で腕を振るう際は、ぜひとも足を運びたいな。そう感じた次第。

     それに、将来へつながる出来事と思ったのが、ある温泉宿の子息が、厨房へ手伝いに来ていたこと。ご主人の料理センスを学び、豊林荘亡き後、この美味な料理を少しでもこの方の温泉宿で継承してほしいな、と思いました。
     
     帰り際、女将さんに加え、ご主人も一緒に見送ってくれました。「いつも美味しい食事と、あたたかくもてなしてもらって・・・」と礼を述べ、宿を後にしました。

    晴天下の豊林荘
     ありがとう、豊林荘。

     いつも通り、8時に食堂で。

    朝食全景
    ・麦入り白米
    ・わかめ味噌汁
    ・糸こんにゃくゆでたらこ和え
    ・納豆
    ・にしん、かまぼこ、梅干
    ・湯豆腐
    ・おくら
    ・味付のり
    ・漬物

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    夕食全景
     いつもの通り、18時から大広間で。

    酢の物小鉢
    ・もずく、かに酢の物
    ・ながいも小鉢

    刺身漬物
    ・刺身→まぐろ、サーモン、たこ
    ・漬物3種

    鍋(2人分)豚しゃぶ(2人分)
    ・鍋→春菊、白菜、えのき、まいたけ、しいたけ、豆腐(2人分)
    ・豚肉、うるい、水菜、大根(豚肉を鍋に入れてしゃぶしゃぶ・2人分)


    ◆後出しメニュー

    天ぷら洋皿
    ・天ぷら→えび、たらのめ、ぜんまい、コジャック(函館産)
    ・桜ます、ムール貝、かに足のムニエル、アスパラ添え

    白米&おすましデザート
    ・白米、はまぐりおすまし
    ・デザート→ゆずシャーベット、いちごミルクかけ、オレンジ

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     もはや言葉はいらない、良い湯殿です。


    ◆男性風呂

    大きな窓な男性風呂熱々の湯を湛える湯船



    ◆女性風呂

    小さい女性風呂ライオン湯口


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     きょうは金曜日。恐縮ながら会社を早退し、札幌・地下鉄真駒内駅で、つれと16時10分に合流しました。「日が落ちる前に着きたい」と、駅前に並ぶタクシーに乗り、いざ、豊林荘へ。

     タクシーで定山渓へ行くなんて生まれて初めて。バスだったら豊林荘まで50分プラス徒歩10~15分ですが、タクシーならば宿玄関前まで30分くらいで到着。メーターで5,140円、悠久の宿 白糸前で同4,780円でした。

    玄関の扉を開ける2階烏帽子岳&神威岳の客室前廊下
    2階トイレこの客室、好きです

     通された客室「烏帽子岳」は、お気に入りです。

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     札幌・豊林荘宿泊の帰り、天気が良かったので、定山渓温泉街を散歩しました。

    渓谷荘外観チラシ
     2006年(平成18年)9月に宿泊した渓谷荘は、日帰り受け入れを中止していました。そういえば、宿泊した月から、スタッフ不足を理由に日帰り営業を週4日に制限していたので、いま思えば、日帰り営業中止への布石だったのでしょうか。
     玄関は閉まっていましたが、玄関まで軽く除雪されていたので、宿泊営業はやっているのかな。でも、駐車場スペースは雪だらけで、停めることはできない感じでした。

    犬小屋
     犬のラッキー氏も、いませんでした。抜け毛だけが、過去の存在を示しています。