札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

    国道沿いの歩道から望む外観。オープン前でのれんがない
     国道36号沿い、JR萩野駅近くの温泉銭湯。営業時間15~21時、日曜定休、370円。

    男性脱衣所
     番台で料金を手渡し、丸い竹かごに脱いだ衣服を入れ、タオルをかぶせます。

    引き戸を開けて男性浴室を見る
     これが宝湯の浴室です。

    全体的に年季を感じる造り
    ペンキ画の「三保の松原から望む富士山」が銭湯気分を高める
     浴槽は2つ。大きい方の湯船は激熱だけに、江戸っ子でない私は隣の小さな浴槽に身を沈めます。

    浴槽から脱衣所方面を望む。洗い場6つ
    湯口
     ライオンの湯口のところにコップあり。

    紅茶色
    湯使い
     脱衣所に張ってある温泉分析書(昭和51年)によると、泉温54.0度でpH8.3の含重曹-食塩泉は、成分総計1.606g/kg、蒸発残留物1.513g/kg。1,500メートル掘削した自噴井、毎分250ℓ。引き湯。

    住宅街にぽつねん
     太平洋団地の一角にありました。ぼんやり歩いていたら一般住宅と思い、スルーしていたでしょう。

    素泊まり2,000円
     看板と玄関をみて、私は「美しい」と思いました。

    玄関ドアを開けると、意外にこぎれいな印象玄関はこじんまり
     玄関開けて、目の前に男女脱衣所の出入り口あり。トイレから出てきた管理人さんに300円を手渡します。

    男性脱衣所
    こじんまりな男性風呂
     紅茶色の湯は、どことなく肌をつるんとし、湯口に鼻を近づけると石油っぽい匂いが軽くします。

    意外にこぎれいな男性風呂
     洗い場4つ、小さくなった固形せっけんが1つだけ見当たりました。

    男性湯船の縁は木製紅茶色
    かき混ぜ棒掲示
     昭和50年の温泉分析書の内容が、浴室内に掲示。泉温48度で毎分310ℓの紅茶色した湯は、含食塩-硫黄温泉。湯口にコップがありました。

    休憩室
     写真奥にマージャン卓もある休憩室。湯上り後、管理人の姿が見えない中、冷蔵庫から一律100円のジュースを取り出し、ごくり。お金は受付に置いておきました。

    日帰りの玄関とは違う玄関これも看板
    国道36号沿いの看板6月24日撮影
     外に出て施設周囲を見学すると「萩野荘」の看板を掲げる、もう1つの玄関がありました。
     国道36号沿い看板に「素泊まり2,000円」の掲示が追加されていました。6月24日の時点ではなかったですね。ライダー向け?

    売地
     白老町のバーデン団地で拝見した看板。「湯権付」が最大のポイント。

    ◆柏洋団地

    引湯配管工事の際は、温泉管理組合に事前相談を住宅街の一角にある第2泉源
    湯処ななかまど日帰り休業中
     JR北吉原駅の北側に、日本製紙白老工場(昭和35年操業)が佇み、その北西の山側に広がる温泉団地が柏洋団地です。排水路に温泉が流れ込み、あったかい汚水の中に魚がたくさんうろちょろしてました。
     この住宅街の一角に、日帰り&宿泊OKの「湯処ななかまど」がありますが、足を運ぶと館内改装工事に伴い、ことし(平成19年)7月17日~9月14日まで日帰り休止でした。

     ここから下記の団地は、日本製紙白老工場の北東に位置し、国道36号から北上するまっすぐな道路沿いに、看板を見ることができます。


    ◆いずみ団地

    いずみ団地温泉利用規制があり、土地転売の際は注意



    ◆太平洋団地

    あっ、萩野荘!新規に引湯する場合は、温泉管理組合に届出を



    ◆ゆうかり団地

    ゆうかり団地この団地も温泉利用規制がある



    ◆バーデン団地

    バーデン団地ふれあい公園内に、たぶん当て字の婆殿(バーデン)神社
    営業していない白老バーデン・グリューネ永遠に休館っぽい
    白老バーデン・グリューネの前にある。天に伸びるパイプから湯?が漏れているぬる過ぎる湯が滴り落ちている。打たせ湯?
     昭和30~40年代に開発された温泉団地群。写真のほか緑泉郷という団地もあり。

     過去に記しましたが、白老町内に12ヵ所・2,400戸らしい。各団地の看板を拝見すると、新規の温泉引湯に規制をかけ「今後の配湯は出来ませんので土地転売等の際は注意」など、限りある温泉資源を保護する動きが伺えますが、すべての団地がそういうわけではないよう。
     看板を読んだだけでは詳細が分かりかねるので、本当に温泉付中古物件を購入したい場合は、その辺を十分に確認する必要があるでしょう。
     ちょっと考えてみれば、温泉って自然の恵みであって、必要以上にくみ上げたら、いずれ枯れてしまう可能性もあるのは当然ですよね。

    ここも発砲禁止
     歩いていたら、公園みたいなところがありました。ここも「発砲禁止」。

    風雪にさらされボロボロ
     石造りっぽい看板に「白老プリンスランド」って。これ、なんでしょうか。

    歩いていたら看板が見えたこの奥に何があるのか?
    管理棟「犬のふん」問題について、管理人は怒っている
    草木の手入れは行き届いている街灯が整備されているものの、この奥も何もなかった
     看板のところから、100~200メートル以上先の奥までまっすぐ道が伸びていて、草木の手入れもきっちりなされており、公園のような印象。

     帰宅後、ネット検索したところ、白老町役場の「平成13年産業建設常任委員会会議録」がヒット。「プリンスランド、竹浦のあそこですね。宅造をやった跡だと思うのですが」の一文があり、宅造=宅地造成ということでしょうか。住宅は一軒もなく、ひっそりと静まり返っていました。
     また、苫小牧民報の記事(平成14年9月9日付)で、元気まちしらおい子どもフォーラムの当日紹介記事中、白老町について小中学生が発言した内容の中で、「ザリガニがいるプリンスランドの池・・・」の記述も見かけ、そうなんだ、池もあるのだ、と思った次第です。

    道端に咲くこけこっこー花=タチアオイがきれい
     バス停「高速竹浦」で10時頃下車。きょうは虎杖浜方面(西)ではなく、正反対の北吉原・萩野方面(東)の温泉施設へ、ウォーキングがてら足を運びます。

    危険
    普通の道路沿いに「発砲禁止」の看板あり
     道路を歩いていたら、こんな看板を発見。猟師に対する注意なのでしょうか。それにしても物騒ですね。流れ弾に当たったら・・・

     5月から3ヵ月余、白老町の竹浦・虎杖浜界隈の温泉施設・宿を、日帰りメーンでうろつきました。

     サザエさん家のように自家用車がないので、温泉旅行はJRやバス活用です。小回りが利かないだけに、「どうせ遠方の温泉地へ足を運ぶならば、泊まりでのんびりしたい」。そのため、日帰り温泉しよう、という意識は、これまであまりありませんでした。

     その意識、変わったきっかけは、今年のGWに別府へ行ったことですね。街中の至るところに、昭和な風情漂う公衆浴場が点在し、散歩がてら「せっかくだから」と、少しだけ体験したところ、「いい雰囲気だなあ」って夢気分。
     で、札幌近郊で味わい深い温泉施設が林立し、散歩しながら複数巡れるところってないかしら・・・白老がビンゴです。

    国道36号から野花と太平洋を望む
     5月12日(土)ペンション一番館ホテル王将赤富士荘(宿泊)
     6月23日(土)民宿玉の井アヨロ温泉旅館(宿泊)
     6月24日(日)山海荘
     6月30日(土)温泉ホテル和秀
     7月28日(土)旅荘ラッキーホテルほくよう
     8月12日(日)呉竹荘花の湯温泉浜ちどり虎杖荘赤富士荘(宿泊)
     8月13日(月)ホテルほくよう若湯温泉
     8月19日(日)富士の湯温泉ホテル共楽旅館

     上記期間に足を運んだ施設は、日帰り14施設、宿泊2施設ですね。延べで言えば、日帰り15施設、宿泊3施設。

     「日帰り可能」な未湯の施設は、虎杖浜温泉ホテル、ホテルビュラメール、ホテルオーシャン、オークラスパランド、おしどり民宿、民宿高沢(?)に加え、竹浦・虎杖浜地区以外は、ななかまど、萩野荘、宝湯、ポロト温泉・・・の計10ヵ所かな。
     日帰り不可ですが、宿泊やっている未経験な宿は、花翔苑、館ローラン虎杖浜、山水荘、亀や、の4施設。
     このほか、日帰り可能な白老温泉ホテル、ホテルいずみ、宿泊専門の民宿500マイル民宿かもめは以前泊まりました。

     以上、未経験な宿・施設は14施設。私は、まだ半分しか足を運んでいないのですね。

    玄関
     国道36号沿いで、食堂&旅館を経営。日帰り入浴の客は、食堂の玄関をくぐり、靴を脱いでスリッパに履き替え、店主に200円手渡して、風呂へ行きます。営業時間7~21時。

    脱衣所前男性脱衣所

    男性浴室1男性浴室2
    湯船
     家族風呂の広さで、洗い場4つ、固形せっけんのみ完備。蛇口から湯が注がれ、たまご臭を感じます。多少つるつるした浴感。手書きの温泉紹介では、硫化水素泉、泉温42~43度。保健所の銀色シールによると、一切加工なし。

    宿もやってます「英療術院」を併設。確かに建物内に「治療室」という看板があった
    ライダーは素泊まり2,000円普通は3,000円
     多角的に営業しているようです。

    昔むかしの病院(○○医院)みたい
     昭和49年(1974年)開業の宿。日帰り8~22時、300円。券売機でチケットを購入しスタッフへ手渡します。

    玄関玄関の右手にあるロビー(休憩室)
    脱衣所前男性脱衣所
     館内は昭和の空気が色濃く漂ってます。

    男浴場の見取り図(手書き)
     男性浴室は、内風呂が浴槽4つ、露天風呂が浴槽3つ。銭湯チックな風情。
     脱衣所に張ってある説明書きを読むと、内風呂浴槽の湯使いは、循環ろ過1つ、循環ろ過塩素殺菌1つ、細工なし2つ。露天は加水のみ。
     
     温泉分析書(昭和44年)は、単純泉(pH8.4、蒸発残留物0.663g/kg)、680メートルボーリングした自噴で、毎分350ℓ。つるつるした浴感です。

     お客さんが途切れなくやってきました。翌年(2008年6月)に訪れた時の様子はこちら

     ここ、平成15年6月下旬に1泊してます。当日電話予約OKで、2食付7,350円。夕食は部屋食で、毛がに半身つきました。古臭い(ビンボー臭い?)館内で、他の客は観光バスのドライバーと思しめき方々。騒ぐ者もおらず、ひたすら静かな土曜の夜でした、と記憶してます。

    バス停「西竹浦」
     若湯温泉で湯浴みを楽しんだ後、ホテルオーシャン前のバス停から、9時10分過ぎの苫小牧行き道南バスに乗り、帰路に着きました。

     今回、1泊2日で白老町虎杖浜界隈を日帰り行脚(6軒+宿泊1軒)したのですが、一度にこんなに周るとヘトヘトになる一方、充実感もありますね。
     でも「湯口から硫黄の匂いがほのかに漂う」「なめると少し苦味がする」といった湯の印象をメモしていなかったので、どの施設での体験なのか記憶がごちゃまぜになってしまいました。

    野花が咲く
     海があって山があって、そして温泉がたくさんある白老町。

     北海道新聞2007年1月13日付によれば、同町内では1970~1980年代に民間業者が温泉付団地を整備し、その数は「12ヵ所・2,400戸」、半数は別荘と記載。ある団地の温泉使用料は、定額で月1,300円(月使用量5立方メートル=5,000ℓまで)、使用量を超えれば追加料金を払うシステム。ここで暮らす団塊世代の夫婦宅の場合、月1,500円程度とのこと。
     役場は移住推進のため、ホームページを通じ、温泉付住宅を含む中古物件を紹介しているほか、街を歩けば不動産の広告を見かけます。

     こんなふうに「住む」のも憧れですが、札幌に住む私は、たまに「泊まり」に来るのが楽しいですね。これだけ温泉に恵まれているのですから、白老牛や新鮮魚介類を売りとする宿泊料1~2万円台の「こぎれいで観光客が納得する宿」があっても良さそうなものですが、ひたすら庶民的な宿・民宿が点在しています。
     大手資本がどこかの宿を買って、リニューアルオープン・・・ 新千歳空港、登別温泉に近い白老町の立地は、きちんとした宿を運営すれば、道外観光客も取り込んで、そこそこ流行るような気がするのは私だけでしょうか。

    旅荘ラッキーは楽しかった探したけど見つからなかった、温泉別荘こんの
    気になる観月あかしや
    多美客室すべてに温泉完備らしい民宿おしどり
    猿が泣いて転がっている姿にしか見えない。何を意味するのか4泊している500マイル
     しかしながら、虎杖浜界隈をうろうろしていると、ナイスで怪しげな看板や建物があちこち目に付き、なんだか愛おしい気持ちになりますね。
     この町は背伸びせず、庶民派のまま個性を輝かせてほしい、などと、通りすがりの旅人的な私感を勝手に抱きました。

    リフレッシュ!
    外観は濃いオレンジ色
     昭和41年(1966年)開業した日帰り専門の施設で、地元の公衆浴場といった風情。虎杖浜の山側の道路沿いに佇み、近くに山海荘があります。

    玄関
     玄関を開け、券売機で入浴券200円を購入。受付の女将さんらしき方へ手渡します。廊下には、この施設を紹介した北海道新聞の記事が掲示されていました。

    男女脱衣所前混浴厳禁!
    男性脱衣所浴室へ
     男性脱衣所の前に「混浴厳禁」という木製看板があり、ちょっとびっくり。

    こじんまりした浴室
     ドアを開けると浴槽2つ。こじんまりとした広さですね。

    それなりの歴史を感じる湯殿
     洗い場2つ。シャンプーとか一切なし。

    ぬるめ浴槽の湯口熱め浴槽の湯口
     昭和42年の温泉成分表では、食塩泉(泉温49度、pH8.2、成分総計1.694g/kg、蒸発残留物1.580g/kg)。550メートル掘って毎分1,540ℓ自噴。湯に主だった特徴は感じず、こざっぱりした浴感。

    休憩室
     浴室は狭いですが、休憩室は広めです。

     営業時間6~21時(冬期間は20時まで)、無休。

     女将さんは、受付奥の流し台でなにやら調理していたのが印象的。ご自身で食すものなのかな。ここ、食事提供していないようですし。
     帰宅後、「若湯温泉」でネット検索したところ、「はちの巣」というライダーの口コミ情報サイトがヒット。それを見ると、何年か前までライダーハウスを経営、現在は管理人交代により閉鎖したもよう。
     宿泊代500円、入浴料300円、ジンギスカン食べ放題600円、女性部屋有り、各部屋温泉風呂付・・・など、魅惑の口コミ満載でした。

     素泊まりした白老町虎杖浜の赤富士荘は、7時前にさよなら。ホテルほくようへ足を運びました。
     ここは毎朝7~9時の間、「朝食&入浴プラン1,000円」を実施中。前回日帰りで来た時に知り、ちょっと面白そうだな、と。虎杖浜周辺で朝7時から「外食」できるところって、他にあるのでしょうか。かに御殿は8時からですし。
     受付でスタッフにお金を手渡すと、朝食チケットをくれます。

    ◆まずは朝食で腹ごしらえ

    日帰り専用玄関ドアに張ってある朝食会場(2007年8月4日)
    朝食はバイキング
     浴衣姿の宿泊客(ざっと見で30人くらい)に混じり、テーブル席で広めの1階食事処でバイキング。たらこ、じゃがいもバター、温泉玉子・・・20種類くらいかな。私は白米ではなくおかゆをチョイス。スタッフがみそ汁をよそってくれ、その際に朝食チケットを渡しました。飲み物は冷水、お茶。


    ◆そして朝風呂を堪能

    ほのぼのする看板露天の脱衣所に掲示。なんだか憎めない泥棒。。。
    脱衣所から奥を見る。飲泉所もある
     浴槽は2つ。手前に熱めの浴槽、奥の大きな浴槽は温め。飲泉所もありました。

    脱衣所方面を眺める
     なんとなく、池っぽい露天風呂。


    ◆湯上り後は休憩

    休憩室
     誰もいない休憩室で、自販機で買ったドリンクを飲みつつ、ごろり。

    国道36号沿い、民宿500マイル隣
     民宿500マイルの隣にある食事処。店前の旗に「天丼」と記されているように、ここは天丼が美味らしい。赤富士荘の女将さんも以前言っていました。

    生ずし10カンセット1,260円
     それなのに、オーダーしたのは生ずし10カンセット1,260円。きょうは暑かったので、天丼よりも寿司の気分でした・・・ 写真には8カンしかありませんが、いくら、とびっこはこの後出てきました。

     家族風呂専用施設の浜ちどりを出た後、ことし5月に泊まった経験がある赤富士荘へ宿泊予約の電話をすれば「空いてるから良いよ」。当方の名前は聞かれず。
     国道36号沿い、セイコーマートの隣で、向かいには民宿500マイルがあります。

    外観。隣はセイコーマート(営業時間6~24時)
     玄関ドアを開け、出てきた女将さんに「さっき電話した者です」と言えば、「ああそう、いいよ」。
     宿帳に名前・住所・電話番号を書いてねと言われ、素泊まり3,000円を前払い。1万円札を出したので、女将さんは奥に引っ込んだ間、宿帳を書こうと思いましたが、ペンがないので、リュックから自分のを取り出して急いで記載しました。
     戻ってきた女将さんからお釣りをもらい、宿帳を手渡し。私が「いやあ、実は5月にもお世話に・・・」のセリフをさえぎり、「あれ、あんたの名前のふりがな、なんて読むの。これ読めないわ、だめだわ」と指摘を受けました。「書き直すよ」と言えば、「いいやいいや」と、女将さんの確認の問いに私が口頭で答え、それを繰り返し終了。
     「2階に客室がある。きょうは1組いる。空いている客室を選んで使ってちょうだいな。国道沿いの客室はうるさいから、山側の客室が良いんじゃないの」などとアドバイスもありました。

    客室。扇風機なし!
     6畳間で浴衣のみ完備。それにしても、きょうは暑いですね。客室のドアを開けたまま、夜更けまで過ごしました。布団敷きは当然セルフです。
     前回泊まった際、赤富士荘のハード風呂雑感はこちら。

    宿泊者は仕事関係が主流
    築38年
    玄関前フロント
     JR虎杖浜駅近くの宿で、昭和44年(1969年)開業。スタッフに450円を手渡し、1階の男性脱衣所へ向かいます。

    男女脱衣所前男性脱衣所。写真に写っていないが扇風機あり
    広々とした男性浴室
    天井が高い。体育館みたい
    浴槽2つ、洗い場8つ。リンスインシャンプー、ボディーソープ完備
     浴室は広く天井が高いので開放感があり、2つある浴槽もそれぞれ大きめです。

    むかし壁にあった富士山のペンキ画は消えている湯口
    脱衣所出入り口のところに、かけ湯もう1つのかけ湯
     ロビーに掲示されている昭和42年の手製温泉分析書では、pH8.2の含食塩硫化水素泉は、成分総計1.323g/kg、蒸発残留物1,214g/kg。601メートルボーリングした自噴の湯は50度で毎分3,600リットル。これって、近くの民宿玉の井とまったく同じ内容でした。

    休憩室
     休憩室も広いです。

    家族風呂ひと筋25年
     虎杖浜の住宅街に佇む、家族風呂専門施設。創業25年くらい。

    玄関
    廊下の奥の両側に家族風呂が計6室休憩室
     受付で施設の方へお金を手渡すと、「こちらへどうぞ」と空いている家族風呂へ誘導してくれました。家族風呂は全6室あり、先客2組でした。

    脱衣所脱衣所に扇風機付。暑い夏にありがたい
    シンプル
    洗い場
     清く正しい?家族風呂。シャンプーとか一切なし。

     源泉名「虎杖浜温泉」、泉温53度、pH8.32、ナトリウム-塩化物泉、成分総計2.275g/kg、蒸発残留物2.193g/kg(廊下に張ってある平成2年の温泉分析書に明記)。
     施設側は湯に一切手を加えておらず、熱かったら客が勝手に水道の蛇口をひねり、加水するシステムでした。

     営業時間10~受付終了21時、木曜定休。入浴料1,200円(2人1組、入浴時間50分間)。

    遠くにアヨロ鼻灯台
     日差しがきつい中、浜辺では家族連れが裾を膝までまくり、水遊びをエンジョイ。
     基本的に白老町の海は遊泳不可で、「潮の流れの関係」が理由のよう。「目の前が海水浴場だったら、そりゃお客さんで一杯だね」。民宿500マイルの女将さんが笑っていたのを思い出しました。

    2009年3月末で閉鎖。売却へ
     振り返ると、高台にホテルビュラメール(北海道都市職員共済組合)が見えました。

    ◆外観

    24時間営業。それゆえに事件は起きたのかも知れない
    2002年1月25日午前3時48分頃、男性支配人(67歳)が何者かに殺害され、売上金38,000円が盗まれた捜査本部によると、支配人は「女性浴室」の浴槽の縁にあおむけで倒れ、口から血が流れていた
     国道36号沿い、24時間営業の日帰り施設。普通の浴場500円、家族風呂(50分・5室)は2人1,200円、1人800円。


    ◆ロビー

    事件当時、施設内にいた男性客4人は無関係と判明
    一方、直前まで滞在していた若い男女がタクシーを拾い苫小牧へ行った事実が浮上
     スタッフに500円手渡し、男性脱衣所へ。なぜかケータイ売ってます。


    ◆男性風呂

    近くのバス待合所から白いバックが見つかり、血痕のついた若者向け肌着も発見された。この2人の犯行か世の中、理不尽なコトばかり。捜査員140人体制で事件解明を急ぐ
    事件発生から3日後の1月28日午前、札幌出身の住所不定無職男性(22歳)、石狩市の女子高生(18歳)が逃亡先の岩手県で逮捕。2人はフェリーで八戸へ渡り、東京で一緒に暮らすつもりだった
    動機は金。無職男性が頭部を灰皿で殴った上、首を絞めたそして半月後の2月15日、逮捕された無職男性は千歳市の精神病院にいた。精神科通院歴があるため、精神鑑定するためだ
     銭湯チックな内装で浴槽1つのみ。洗い場5つでリンスインシャンプー、ボディーソープ完備。
     脱衣所掲示の手製温泉成分表によると、源泉名「花の湯温泉」、泉温48.1度のナトリウム-塩化物泉。


    ◆無料休憩室

    ところが男性は鉄格子を押し広げ逃走。病院付近はパニック状態になったが、翌日北広島市で身柄拘束された
    無職男性はその後「刑事責任能力に問題はない」と強盗殺人罪で起訴されたが、その後の報道は見かけない女子高校生は「殺害行為に直接関与していない」と中等少年院送致。事件から5年。もう社会復帰しているのだろうか(終わり)
     24時間営業だけに、500円で入館し、2階の無料休憩室で1夜を過ごすことが可能。写真の休憩室でごろ寝でき、毛布も有料で貸し出し。午前6時を過ぎると追加料金500円。飲み物とカップラーメンの持ち込みはNGですが、弁当は可能らしい。また、外食派のために1時間以内の外出を認めています。下記の注意書きに詳細説明あり。


    ◆注意書き

    夜中過ごして、朝6時を超えたら500円追加請求するぞ!飲み物&カップラーメンは持ち込み厳禁! その代わり外出1時間までOK
    400円で毛布貸すよ。又貸し厳禁!ザブトンは1人2枚まで!
    ケータイの充電厳禁!持ち込んだゴミは持ち帰れ!
     いろいろ細かい制限はあるものの、朝6時前に出れば、1泊500円で相部屋宿泊できることになります。裏を返せば、早朝5時に入店し、ひとっ風呂浴びた後に休憩室でごろり・・・6時を過ぎれば「お客さん、追加料金500円くださいな」となってしまいますので、ご注意を。

     施設で提供している食事メニューは、中華丼、牛丼、カレーライス各600円、ライス、味噌汁各150円、天麩羅そば(うどん)500円、カレーそば(うどん)各550円、カップラーメン200円(お湯あり)。
     飲み物は、日本酒800円、焼酎700円、チュウハイ250円。自販機では缶ビール300円、缶発泡酒210円、ワンカップ250円。ジュースの値段は失念。

    室蘭民報に新聞広告を出している1階トイレ
     5室ある家族風呂をちら見しましたが、脱衣所、浴槽ともにさっき日帰りした呉竹荘より広くてきれいでした。

     白老町の呉竹荘で入浴した際、きょうは非常に暑いので、はいてきたジーンズをやめ、短パンに穿き替えました。リュックを背負い、首にタオルを巻いた様相で、国道36号を登別方面へ向けて歩きます。

    以前探したけど、ないみたい
     もう存在しないホテルの看板がぽつねんと佇み、「時の流れ」というものを実感する次第。 

    2食6,500円ほくようは47室あるので、当日でもかなりの高率で宿泊OKかも知れない
    バス停物件
    ヤンキーがカラースプレーで落書した感じ(共楽旅館)銭湯料金以下(共楽旅館)
     この辺りは、創意工夫された看板が見逃せないですね。

    ホテル霧島の裏側。客室棟5棟
     民宿赤富士荘から山側の道に入ると、静かな小道が広がります。蝉の鳴き声が聞こえ、夏の日差しが強すぎる中、ちょいとした涼を味わいました。


    看板
    外観
     国道36号から、少しだけ奥まった場所に佇む宿です。

    入りづらい玄関
    ドアを開けると、カウンターがある人の気配がない
    アンティーク?
     民家のような玄関を開けると、目の前にカウンターが鎮座し、周囲を見渡すと雑然とした印象。奥に上がり框があり、「ごめんください」と複数回叫ぶと、女将さんらしき方が出てきました。300円払って靴を脱ぎ、すぐ近くの浴室へ通されました。

    脱衣所内。左のトイレはウォシュレット。奥に浴槽が見える
    家族風呂の広さ洗い場
     脱衣所、風呂ともに家族風呂の大きさですね。

    味わいがある?
    男女浴室を仕切るすりガラス壁に青かび・・・これを見て、東川原湯(鳴子)を思い出した
    左端に湯口洗い場。誰かが置いていったらしき携帯用シャンプーを発見。基本的に何も置いていないと思った方が良い
     いくつになっても、すりガラスはドキドキします。

     脱衣所掲示の温泉分析書(昭和42年)では、泉温50度の食塩泉、pH8.2。420mボーリングした湯は自噴、毎分1,250ℓ。近くの湯元から分けてもらってるみたい。

    屋根の上に、ヒグマ&サケ。看板にカニ。これぞ北海道
     国道36号沿い。海産品販売店とレストランを兼ね備え、営業時間8~18時(冬はこの限りにあらず)で、ちょうど朝食食べましょう、と立ち寄ります。

    「たこ」の絵が印象的
     屋台形式で焼物を販売中。つぶ、ほたて、ほっき、たこ、あげいも・・・1つ300円。

    ベアがペアでお出迎えレストラン内。ゆるく冷房がかかっていた
     広いレストランに入ると、客は私のみ。「食事できますか」「どうぞどうぞ」。席へ座り注文します。

    かにめし980円
     かにめし980円。しめじ含め全体的に甘い味付け。これは味・価格ともにかに太郎に軍配が上がったなあ。勝手に思いました。

     かにめし、いかめし、生ずしの各種弁当あり。1,000円。

     販売店をのぞいたら、いかにうにを和えたもの(瓶詰1,600円)が美味そう。買えば良かったです。
     札幌発7時30分の室蘭行き高速バスへ乗り、「高速竹浦」8時50分頃に降車。お盆だけに乗車率100%、乗れない客のために追加のバスが出たほど。1,700円。

    国道36号にある看板
     白老町の虎杖浜界隈を歩き、気になる温泉施設を行脚しましょう。疲れたら札幌へ帰るなり、民宿へ飛び込んで宿泊すれば良いし。

    富士の湯温泉ホテル和秀
    たばこ道民雑誌?
     それにしても、国道36号沿いは、いい味を出している看板が目に付き、虎杖浜特有の味わいを演出しています。

    1,050円
     定山渓温泉旅館組合が、8月販売スタートした化粧水。スプレー缶の中身は、定山渓の温泉水(ナトリウム-塩化物泉)と窒素だけ。防腐剤やアルコールなし、無香料、無着色、パッチテスト済み。
     つまり、単なる温泉水を缶に詰めただけ?
     よくよく説明書を読むと、温泉水を「金属接合型半導体触媒フィルタ」で何度もろ過して、肌に浸透し保湿も優れている化粧水に仕上げたみたい。
     日焼けして火照った肌に吹きかけると、気持ち良いです。80g、1,050円。

    定山渓物産館にて
     定山渓物産館で買った御土産の一つが、たまご型の石。これでつぼを押したり、手のひらでぎゅっと握り締めると、気持ち良いですね。1個320円。

    国道230号沿い。「かに」の看板が目印
     昼飯を食っていきます。テーブル席、小上がり席あり。営業時間は11~23時30分。

    ジンギスカン
     ジンギスカン(野菜付)650円、特上ジンギスカン(同)750円。ライス200円、味噌汁150円。
     定食の場合、梅980円、竹1,580円、松2,000円。

     ◆お得な割勘コース(2人以上)→1人に対し肉2人前+ドリンク1杯付で1人2,000円。
     ◆食べ放題コース(4人以上)→味付マトン2,500円、ラム2,800円、特上ラム3,000円。フライドポテト&うどんサービス
     いずれも、ごはん、味噌汁、漬物おかわり自由。

     生ビール(中)・瓶ビール(中)各580円、生レモン酎ハイ480円、グラスワイン550円、コーヒー450円(食後であれば300円)。

     この店、「ビア&レストラン」と謳うだけあって、ジンギスカンメニュー以外も、豊富です。

     かなり抜粋すると、アメリカンピザ1,200円、イカ足しょうが焼480円、大えびフライ1,300円、和風野菜サラダ750円、ホタテグラタン1,200円、季節の刺身盛り合わせ3,000円、うに刺780円、ホッキ貝刺680円。

     活かに・ゆでたて(小)4,200円、(中)5,250円、(大)7,350円、(特大)9,450円。茹で上げに15~20分かかるそう。

     チョコ・フルーツパフェ880円、カキ氷各種450円・・・

     さすが「ビア&レストラン」。この店に入れば、北海道名物の「ジンギスカン」&「かに」を一度に堪能できますね。

    ピリ辛ギョウジャにんにく(定山渓産)380円
     ピリ辛ギョウジャにんにく380円は、定山渓産を使用した1品。地味に美味で、お土産(280g)1,500円でした。

    のぼり
     定山源泉公園で、朝市をやっていたので、のぞきました。

    さくらんぼ各種
     佐々木果樹園(豊平峡の方にあるそう)が、さくらんぼを販売。「買えなんて言わないから、まず食べてって」。そうかそうかと近づいたのが運の尽き。そんなはず無いですよね、世の中って。

    2,000円
     購入してしまいました。黄色いさくらんぼは「月山錦」という品種。赤いのが「南陽」。月山錦は1パック半の量、それに南陽を一掴み分入れてもらい2,000円。月山錦は市価の半値だそうです。
     その場で食べても美味しかったですし、自宅の冷蔵庫で冷やしたら、甘さも増しました。
     それにしても「黄色いさくらんぼ♪」って、存在しているのですね。

    コーヒー&まんじゅう300円
     定山渓物産館内にある和風カフェな感じ。ここは何度も訪れており、以前に比べ、コーヒーもカップで出してくれるようになり、その分50円アップの250円に。この値段で落とし立てを提供しており、まんじゅうセット300円がつれのお気に入り。

    メニュー

    定山渓プライム
     三共の保養所のはずでしたが、見慣れぬ看板を発見。帰宅後ネットで調べれば、三菱地所の子会社(社内ベンチャー)の四季リゾーツが、全国の保養所を中心に提携し、一般客を1泊朝食付5,250円で、盆正月も一律料金に設定したのが売りみたい。
     ここは「定山渓プライム」という直営宿として、8月1日オープンしたばかり。和室5室、夕食を宿で食べたければ、和食会席3,150円(一番安い価格)を加え、1泊2食付8,400円となります。

    看板
     15~18時に限り、日帰り入浴OKで1,050円。0~6時は宿泊者の入浴やっていないのが残念。
     定山渓に、新しい宿が誕生しましたって。


    青巒荘(国家公務員共済組合連合会)があった場所
    ひねると温泉?
     国家公務員共済組合連合会(KKR)の保養所「青巒荘」。長く閉鎖され、「売り地」の看板とともに野ざらし状態でしたが、いつの間にやらすっきり更地状態でした。

    源泉垂れ流しの湯により湯煙が舞う
     垂れ流された源泉は、湯煙を上げつつ豊平川へ。熱々の湯が川の水と交わるポイントに手を入れると、これならば入浴できるかも知れません。

    定山渓大橋から
     上記の野湯は、定山渓大橋から見学できます。左下の湯小屋が目印。

    グーグルアース?
     アップで見ると、湯の成分で赤茶色になっている様子がうかがえます。


    源泉どぼどぼ
     渓光荘の前に、写真のような源泉たれ流しを10ヵ所ほど発見。いやはやもったいないと思う一方、改めて定山渓の湯量の豊富さ、源泉の熱さを感じた次第。