札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

    フランダースの犬。ポテトサラダでパトラッシュの部分が汚れている
     これ、朝食時に目玉焼きをのせてあった皿です。

     コンビニやパン会社のキャンペーン時に買った商品に貼ってあるシールを集めて、もれなくもらえるものと感じました。

     こういう絵皿を客へ出す姿勢に、この宿の経営コンセプトが「象徴」されています。そう感じました。

     当方は11月22日(木曜)夜に楽天トラベルでネット予約、翌23日(金曜)に1人で泊まりに行きました。この宿、初めてです。

     そもそも、この宿は1891年(明治24年)開湯、1984年(昭和59年)12月28日に火事に遭い、浴室を除き全焼。建て直して今があります。ですから、建物自体に古き良き風情は感じませんでした。
     
     「ハゲに効く湯」らしく、作家の嵐山光三郎氏が「温泉旅行記」(ちくま文庫)に記載。他のガイドブックを見ると、「神秘的な湯」「気泡が湧く名湯」「不思議な効能、神がかり的秘湯」。とにもかくにも、「お湯が良い」と賞賛のキャッチコピーがずらり。

     全国でも数少ない足元湧出の源泉風呂を夜中も味わえ、40度以下の湯温ゆえに、長湯でゆっくり楽しめます。鄙びた湯殿ですし。確かに「湯」に対する評価は、偽りないと私感。
     でも、改めて言うまでもなく、「湯の評価」と「宿泊施設としての評価」は、決して「イコール」ではありません。
     
    天井にカビらしき模様が
     客室のハンガーは、見慣れたクリーニング屋さんのもの。

     要するに「飾らない宿」ですね。「飾ろうとしない宿」の方が適切でしょうか。この宿に泊まる際は、白老・虎杖浜辺りの「長期工事関係者歓迎」の温泉民宿に泊まるのと同じ感じに思った方が無難。

     それが各種ガイドブックで「湯」が賞賛されているばかりに、それに惹かれて宿泊予約した方がいざ足を運ぶと、イマイチ掃除が行き届いてないし、建物は安普請だし、「いらっしゃいませ、遠いところようこそ!」という元気の良いもてなしはありませんし・・・ で、がっかり三昧を味わうことに。

     2食付6,025円ですから、そもそも宿へ必要以上に期待する方がアレでしょうね。あくまでガイドブックは「湯」しか褒めていませんので、その辺の情報を嗅ぎ取る手腕も、旅人に求められるでしょう。

     当方が宿泊時、団体客7~8人に加え、1人客が私とビジネスウーマンの2人だけ。風呂はいつ足を運んでも貸し切り状態でのんびりできました。食事は家庭料理で、下手な大ホテルで出来合いの宴会料理を食すよりも、手作りだけに美味しかったです。
     スタッフは食事を作っている女将さんと受付係の若い男性スタッフの2人しか見かけませんでした。男性スタッフはどことなく関西訛りがあり、女将さんはこちらから挨拶すれば、ちゃんと挨拶してくれますよ。

     「湯」に特化した宿であり、その他は割り切って泊まりましょう。夏~秋は虫が多そうですが、この時期は客室にカメムシが1匹いただけ。こういう山宿に泊まるならば、冬の時期の方が虫に悩まされずに済み、狙い目な季節かも知れません。

    朝食
    ・白米
    ・みそ汁
    ・目玉焼き、ポテトサラダ
    ・さんま蒲焼
    ・タクワン
    ・韓国のり
    ・山菜&なめこ
    ・納豆

     朝食の宿指定時間は8時からでしたが、7時30分に休憩室&食堂をのぞくと、他の客が食べていたので、私も食べました。

    夕食全景
     宿指定の18時30分から夕食スタート。1泊2食6,025円の夕食内容です。

    休憩室&食堂
     1階の休憩室&食堂で、老いも若きも食します。

    この小屋は閉まっている
    湯煙が見えた
     宿から徒歩数分、雪をかき分けて進むと、湯煙が見えました。

    男性脱衣所前男性脱衣所
     透明湯は男女別に浴室あり。脱衣所内は暖房が効いていました。

    男性浴室
     濁り湯に続き、こちらも足元湧出温泉による「源泉浴槽」です。

    男女脱衣所前男性脱衣所
     脱衣所は男女に分かれていますが、浴室は一緒という「混浴」スタイル。

    山小屋風の浴室
     足元に源泉があり、湯が底から湧き出てくる「足元湧出温泉」。

    宿が見えた
     JR昆布駅前から蘭越ハイヤーを呼び、やって来ましたニセコ薬師温泉旅館。片道料金2,120円。

    向かって右の建物に日帰り券売機があり、左が宿
    日帰り券売機玄関前
     日帰りする人は、宿向かいの別棟の建物内に券売機があり、そこで購入します。

    玄関玄関周り。向かって右に長テーブル。ここにスタッフがいて受付する
     玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替え、中に入ると、長テーブルにカジュアルな服装の男性スタッフが待ってました。
     宿泊の旨を伝えると、「お待ちしておりました」と、宿帳(市販ノート)への個人情報記入を求められ、ボールペンで書きました。そして、宿泊代を前金請求され、当方が楽天トラベルでネット予約した値段は1泊2食6,025円、そのうち楽天スーパーポイントを1,400円分使ったため、4,625円でOK。

     男性スタッフは「お金の受け取りを確認するため」と、メモ用紙を当方へ差し出し、私の苗字と支払った値段を記入するよう求めてきたので、その通り従いました。

     客から「確かに支払った」と一筆もらえば、安心できるのかな。しかし、領収書はくれませんでした。宿からも「確かに受け取りました」って、客に対する意思表示がないのは、今思えば変ですよね。
     長テーブルに領収書置いてあったので、お願いすればくれるみたい。

    味噌らーめん700円
     ここ、3回目です。醤油、味噌ともに1回ずつ食べて、味噌がちょっといい感じかなと、今回は味噌らーめん700円を選択。辛味噌入りれんげを出してくれ、これを混ぜて食します。
     カウンターのみの薄暗い雰囲気で、ジャズが流れていました。

     この他のメニューは、
    ・醤油らーめん650円(中太麺or細麺)
    ・ニンニクチャーシューらーめん(味噌のみ)850円
    ・鰹めし300円
    ・ギョウザ350円
    ・大ライス150円、小ライス100円
    ・生ビール450円

    外観
     小樽駅から徒歩3分くらい。信号に引っ掛かったら、少しかかるかも知れません。
     営業時間11~21時、火曜定休。スープが無くなり次第、店じまいのケースあり。

     9月以降、5つの湯宿へ2人で泊まっています。

     ①御やど清水屋(18,000円)、②料理旅館 池の端(14,700円)、③ホテルオーシャン(朝食のみ6,250円)、④悠久の宿 白糸(13,500円)、⑤湯元 湧駒荘(15,150円)・・・
     いやはや③を除くと、それなりの値段であり、仮に札幌在住の方が「親孝行したい」と思っているのであれば、どこをチョイスしても、ご両親に湯・食事をまあまあ満足してもらえると私感。くどいですが、③を除いて。

     こんな感じに、ちょっと値の張る宿ばかりチョイスしていたので、その反動でしょうか、「未知なる激安宿へ行きたい」。そんな気分になった11月22日(木曜)の夜、楽天トラベルで以前から気になっていた宿を予約しました。まあ、オンボロ宿との噂ゆえ、当方1人で様子見です。

     その翌日、札幌駅みどりの窓口で、土日祝のみ販売している「一日散歩きっぷ」を2,040円で買い求め、札幌駅11時00分発の電車に乗り、小樽駅11時40分着。

    風情を感じる小樽駅構内
     いったん小樽駅改札を出て、徒歩3分くらいに立地しているラーメン屋で昼食。再び小樽駅に戻り、12時20分発の長万部駅行き普通列車(2両)へ、時間ぎりぎりに乗り込みました。
     小樽から長万部へ行くこの電車、時々乗るのですが、いつも混んでいますね。余市まで座れず。その後はロングシートに座り、左右びっしり客がいる中、うとうと夢の中へ・・・

    1階売店
     湧駒荘売店で、おみやげを探しました。

    宿オリジナル石鹸525円和柄キャミソール1,260円
     客室のお茶菓子に出ていた「湧駒荘まんじゅう」(値段失念)、オリジナル石鹸525円があったほか、つれの目に、「和風シリーズ」が留まりました。
     風呂敷とかキャミソールとか、市販のもののよう。「山奥の宿まで来て、買うことはない」と、切り捨てるのは簡単ですが、女性の「買い物好き」な心に火をつけたようで。

    「ちらっと、見せる和柄」というキャッチコピーの和柄ショーツ630円
     つれは「和風ショーツ」630円を買い求めていました。

     宿泊料を清算して宿チェックアウト後、湧駒荘前バス停から11時12分旭川駅行きバスを待っている1時間余りの間、宿の喫茶姿身などで、ぼんやり過ごしていました。

    特急カムイ車内
     旭川駅着12時30分前。13時00分発の特急カムイに乗り、14時20分札幌着。1泊2日旭岳の旅は終了です。
     また足を運びたい温泉地と感じました。

    秘湯を守る頼もしい仲間たち
     11月は閑散期でしょう。そう思い、宿ホームページで11月5日(月曜)予約、5日後の土曜に宿泊しました。
     宿に着くと、玄関脇の「歓迎」と書かれた板に、8大学、5高校、4県のスキー連盟の名前が記されてありました。どうやら、スキー合宿のようです。
     宿周辺でストイックに練習に励んでおり、総じて物静か。廊下で会えばきちんと挨拶しますし、フロントでは学生が数人並んで「短い期間ではありますが、よろしくお願いします」なんて、支配人に挨拶していますし、なんだか清々しいですね。

    クリスマスツリー&暖炉の薪
     それはさておき、館内は温かみのある黄色い照明が落ち着いた雰囲気をかもし出し、木を多様したぬくもりある造りで、和モダンな印象。

    窓際のテーブルは斜めに配置。これだけで、だだっ広いレストランの雰囲気が変わる
     夕食は、和洋折衷の創作料理。スープカレーを出す発想に、新鮮さを感じました。
     宿リーフレットによると、料理長は1980年3月生まれですから、まだ20代なんですね。赤坂の名店「津やま」、和倉温泉「加賀屋」で修行を積んだそう。湧駒荘経営者の子息でもあるようです。

     前菜の「彩り果実と鮪の意外な関係」は、マグロとアボガドがドレッシングで和えられ、結構いけるなあ。そう食しながら、広いレストラン全体を見渡すと、2人組の客は窓際、1人客は一番端っこ、3人以上のグループは中央席に通しており、少人数の客への気遣いが伺えます。
     窓際のテーブルはわざと斜めに配置し、テーブルクロスをかけ、イスには「湧駒荘」の刻印入りで重厚な造り。こだわりを感じました。

    シコロの湯、元湯&炭酸水素塩泉
    ユコマンの湯、元湯ユコマンの湯、カルシウムの湯
     そして何よりも、入浴できる湯船の多さに圧倒されました。3ヵ所の浴室に全部で「14」あり、冬期休業中の本館露天を差し引いた「11」の湯船に、4種類の泉質が注がれています。

     本館の「シコロの湯」「ユコマンの湯」は21時を境に男女入れ替えするため、両方味わえ、8時半から掃除。新しくできた「神々の湯」は男女入れ替えがなく21時で終了、朝は入れず。

     個人的には「シコロの湯」の浴室内の雰囲気が気に入りました。「シコロ」という木で出来た湯船をはじめ、木のぬくもりを感じ、薄暗い感じがモダンな印象。
     「神々の湯」は、天井まで7メートルもあり、入浴しながら上を見上げると、開放的で心が浮き立ちました。

     好みが分かれる点は、湯温の低さでしょうか。浴室3ヵ所それぞれに適温(41~42度くらい)と感じる湯船は1つずつありましたが、他の湯船は40度以下。適温の湯で温まったら、ぬる湯でクールダウンという入浴方法で長湯好きにはもってこいでしょうが、熱い湯に浸かって身体をびりびり熱くさせたいと思う方は、それは不可能なので物足りないかも。サウナもないですよ。

    傘
     早々とチェックインした当方ですが、たった1泊では、これだけ多くの湯船を1つ1つじっくり堪能できませんでした。これは連泊しなければ、と強く思った次第。

     もし、連泊するならば、客室以外に暖炉のあるロビーや喫茶姿身という休憩室でくつろげますし、本館の浴室は8時30分~15時まで掃除&湯注入ですが、その間(10時~)から神々の湯を楽しめますし。昼食は勇駒別食堂 神風井(シンプイ)で食し、食後に敷地内の湧水を飲み、周囲を散策・・・ なかなか楽しそう。

     宿の好みは十人十色と前置きした上で、ここは老若男女に「ハズレの少ない」宿と、言い切っても良いかも知れません。久しぶりに「泊まって良かった、また来たい」と素直に感動しました。雑誌「自遊人」風に言えば「あの娘と行きたい宿」でしょうか。

     私は宿ホームページや雑誌で詳細を頭に叩き込まず、「なんとなく旭岳」な気持ちで、予備知識をさほど持たぬまま宿泊したので、あまりの雰囲気の良さにびっくりした次第。ですから「この宿、良いよ」との声を散々聞いて泊まりに行けば、穿った目で宿を観察しがちなので、もっと粗が見えたかも知れません。

     宿ホームページ予約 「【神々の湯】おーぷん記念すぺしゃる“遊食膳”ぷらん。見逃さないデー。」 2人1泊で1人15,150円という価格でしたが、これは通常より2,000円安かったです。
     では、17,150円という決して安くない宿泊料に、この宿は見合うかどうか。私は「OK」ですが、この辺の捉え方も十人十色でしょうね。

     部屋、食事内容によってこれよりも安く宿泊できますので、まずは宿ホームページでチェックしたいところです。旭川空港からタクシーで35分ですから、羽田・関西・中部の各空港から1泊2日で宿泊も可能かしら。

    おかず皿がケースに入っている 夕食と同じ1階レストランで、7時30分~9時00分まで。
     空いている席へ座ると、スタッフが白米、みそ汁、箱に入ったおかず3皿を配膳。赤いお盆にのった皿のおかず、飲み物、温泉玉子はミニバイキング。

    ケースを開けた朝食全景
    ・白米
    ・野菜たっぷりみそ汁

    ◆箱に入ったおかず◆
    ・しゃけ焼、卵焼、こんぶ巻
    ・煮物(しいたけ、なす、ししとう、厚揚げ)
    ・魚のマリネ

    ◆ミニバイキング→写真以外を含む◆
    ・生卵
    ・温泉玉子
    ・納豆
    ・きんぴら
    ・切干大根
    ・ひじき
    ・おから
    ・野菜サラダ
    ・ミニトマト
    ・たくわん
    ・牛乳、オレンジジュース、冷水、お茶

    手前にミニバイキングの食材が見える
    1階レストランは広い


    ◆内風呂

    脱衣所から浴室を眺める脱衣所方面を見る
     築56年という別館を全面改築して新たに設けた「神々の湯」は、浴室の広さ150畳、天井まで高さ7メートルだそう。
     浴槽は内風呂2、露天1。男女とも浴室の広さ、浴槽数は同じで、「浴槽の配置だけ異なる」(つれ談)。


    ◆浴槽

    正苦味泉
     正苦味泉。

    芒硝泉
     芒硝泉。


    ◆露天風呂の浴槽

    芒硝泉
     芒硝泉。

    冷水リンスインシャンプー、ボディーソープの入ったしゃれた器は、売店で1個2,000円くらいで販売
    脱衣所

    ◆遊食膳

     この宿、夕食内容は、宿泊料の高い順に「遊食膳」「湧駒膳」に加え、新しく出来た勇駒別食堂 神風井(シンプイ)で提供する「ミニ遊食膳」があるみたい。
     当方は、宿ホームページ予約 「【神々の湯】おーぷん記念すぺしゃる“遊食膳”ぷらん。見逃さないデー。」 2人1泊で1人15,150円の夕食メニューはこちら。

    テーブル配置を斜めにするだけで、新鮮なイメージと私感。他宿は参考になるのでは
     チェックイン時に夕食スタート時間を尋ねられ、食事時間は18~20時の間というので、18時30分から、1階の大きなレストランで。

    全景
     取り急ぎ、上記のような食事が並び、食前酒「くどき上手」という名の日本酒で乾杯。この後、後出しで皿が出てきます。2人とも日本酒は苦手ゆえ、ひと口味わっただけで、下げました。

    ◆内風呂

    迫力ある岩が目に飛ぶ込む
    窓が大きいため、明るく開放感がある
    浴室内に浴槽4つ
    脱衣所から浴室へ入ると、まずは寝湯と洗い場がある。この奥に大きな浴室がある
     寝湯と洗い場の前を通った先に、大きな浴室(浴槽4つ)があり、寝湯と合わせ計5つの浴槽があります。


    ◆浴槽

    正苦味泉
     目薬の湯。ぬるめ。

    石こう泉
     ぬる湯(カルシウム泉)。ぬるすぎ。

    芒硝泉? 緑ばん泉?
     元湯(湧駒別元祖の湯)。適温。

    炭酸水素塩泉
     岩酸水素塩泉。ぬるめ。

    芒硝泉
     寝湯。ぬるめ。


    ◆露天風呂

    露天への通路からっぽの屋根付き露天風呂
     露天風呂は1つ。「シコロの湯」同様、冬期間は閉鎖。

    ◆内風呂

    木のぬくもりを感じる

    元湯から全体を見る

    寝湯から浴室内を見る。左手のガラスの奥が脱衣所
     洗い場10、リンスインシャンプー、ボディーソープあり。


    ◆浴槽

     内風呂に浴槽は3つ。各浴槽に「湯の名称」と「適応症」が記されていました。

    芒硝泉? 緑ばん泉?
     元湯(湧駒別元祖の湯)。適温。

    炭酸水素塩泉
     岩酸水素塩泉。ぬるめ。「炭酸」ではなく「岩酸」なのは、しゃれ?
     宿ホームページで、この浴槽は「目薬の湯(正苦味泉)」となっています。最近変わったのでしょうか。

    芒硝泉
     寝湯。ぬるめ。


    ◆露天風呂

    露天出入り口露天へ続く通路
    屋根付き露天湯がちょっぴり漏れている
    屋根なし露天出入り口屋根なし露天
     露天風呂は2つありますが、双方とも「冬期間は閉鎖」。浴槽は小ぶりですね。

     湧駒荘の風呂は、今秋(9月27日)から一新されていました。
     従来の本館「シコロの湯」「ユコマンの湯」に加え、別館をリニューアルした「神々の湯」がオープン。

    シコロの湯&ユコマンの湯
     本館「シコロの湯」「ユコマンの湯」は、基本的に宿泊者専用になりました。21時で男女入れ替えし、夜中も入浴OK、「朝8時30分から毎日湯を抜いて掃除している」と湯守氏。
     どうしても日帰り入浴したいならば、15~17時に限り、1,200円で開放中。

    神々の湯
     本館の露天風呂名を継承した、別館「神々の湯」。宿の正面玄関から入って別館へ行き、新しくできた「勇駒別食堂 神風井(シンプイ)」脇を通っていきます。

     日帰り入浴10~20時まで。宿泊客は21時まで入浴でき、翌朝は入浴不可でした。
     日帰り料金800円(行った時はオープン記念で600円)、券売機で購入します。

     自家源泉5本、加熱・加水・塩素殺菌せずそのまま湯を注ぎ、掛け流しているそう。

    湧駒別神社 湧駒荘の玄関前から、歩いて坂道を登り、2~3分で到着。ボーっと歩いていると見過ごすかも。雪が積もっていて、神社まで近づけず。
     宿カウンターで掲示している説明文によると、湧駒別神社は、昭和27年7月4日、湧駒荘創業者(小西清作氏・故人)によって建立されたものの、老朽化に伴い平成7年に再建。
     山の神、太陽の神を祭っており、祈れば子宝に恵まれるという言い伝えもあるそう。

    湧水&噴水湧水は流れっぱなし
     湧駒荘の敷地内に、四六時中流れっぱなしの湧水があります。洗面台のように整備された湧水のほか、間欠泉のように吹き出る湧水あり。

    本館ロビー前に湧水あり
     宿泊客にとって、わざわざ外にでなくても、同じ湧水が本館ロビー前にあります。

    ◆外観

    外観。5階建てで2~4階客室、5階ギャラリー。
    玄関前
     高松宮妃殿下、三笠宮殿下御一家・・・天皇家が来訪した記念の印を玄関前で拝見しました。
     

    ◆ロビー周り

    フロントホール
    1階玄関前に置かれたパソコンは、1人10分以内の利用。ISDN回線でプリントアウト1枚10円暖炉のあるロビーから玄関を見る
    暖炉
     フロントでチェックインして、鍵を渡され、勝手に客室へ行くスタイル。
     暖炉は、夜中とチェックアウト後は消していますよ。

    ◆客室

    客室10畳+縁側+トイレ+ユニットバス
     客室は4階402号で、10畳+縁側+トイレ+ユニットバス。

    和モダンな客室客室は掃除が行き届いている
    冷蔵庫内には、冷水ポット入り茶菓子
    客室かぎ客室トイレはウォシュレット&便座暖房
    ユニットバス。洗面所の水は湧水アメニティー。浴衣は1人2枚
    4階客室前廊下5階ギャラリー


    みそラーメン750円しょうゆラーメン700円
     みそラーメン750円、しょうゆラーメン700円。旭川ラーメンらしく、中細の縮れ麺です。
     営業時間11~15時30分(オーダーストップ15時)。

    入り口店内
     旭岳ロープウェイの麓の駅2階にあるレストラン。
     券売機でチケットを買い、スタッフへ手渡し、出来たら取りに行き、食べ終わったらお膳を下げる・・・学食(社食)と同じセルフサービススタイル。

    姿見駅
     雲上の人になった気分。

    旭岳
     旭岳(2,290m)は、雲がかかって山頂を拝めず。遠くに噴気孔からの噴煙が見えます。

    空と道
     こんなふうに、急な雪道を歩きます。姿見ノ池までは、しんどいので足を運びませんでした。

    スイス・ガラベンタ社 101人乗りロープウェイ
    姿見駅まで乗車10分
     年間を通し、ロープウェイは運行中。しかし整備検査で本年度はきょう10日で運行終了、11日~12月10日までの1ヵ月間、運休します。
     運賃(往復)は10月11日~6月30日が1,800円に対し、7月1日~10月10日はハイシーズンゆえに2,800円。今時期は9~16時まで20分置きに運行しており、終点の姿見駅まで片道10分だそう。
     ちなみに当方乗車時、客は5~6人のみ。

    旭岳がすごい
     快晴の中、旭岳がくっきりはっきり拝見。

    勇駒別川

    滝壷に湯煙を拝見
     旭岳温泉は、1本道(1キロメートル)に温泉宿10軒が佇みます。歩道に沿って歩いていると、勇駒別川に湯煙を拝見しました。
     自然湧出の湯なのか、宿の廃湯なのか、確かめるためには、下流から川を遡るべきかな、素人判断ですが。

    えぞ賞味980円
     旭川までの道中、朝食代わりに食した駅弁。
     酢飯の上に、さまざまな海の幸が乗っかっており、「海の幕の内弁当」と私感。札幌駅販売の駅弁の中で、一番のお気に入りですね。

    パッケージ
     何年か前と比べ、値段が60円アップの980円となり、パッケージも一新。

     あと、札幌駅改札内「Six-One Half」出入り口前で販売していた、朝食Aセット350円(おにぎり1個+豚汁)を購入、食しました。

    特急オホーツク1号(旭川駅で撮影)
    看板旭川駅 札幌駅7時21分発の特急オホーツク1号(網走行き)へ乗り、旭川駅8時58分で下車。

    旭川駅前のバス停超特殊低公害バス 旭川駅前→天人峡→旭岳→旭川駅前を走る、いわゆる循環バス(旭川電気軌道)9時10分発は、ほぼ貸し切り状態。

    車窓の眺め
     忠別湖(ダム)付近で、車窓から見る大雪山系の山々は、凛々しいです。

    車窓は冬景色に
     いつの間にか雪景色になりました。

    天人峡バス待合所 旭岳or天人峡で二股に分かれる道を、天人峡方面へバスは進み、天人峡バス待合所に到着。周辺宿に泊まっていた客が乗り込みます。
     バスは15分ほど休憩して10時25分に出発し、当方は旭岳温泉街入り口付近のバス停で下車。10時55分くらい。

    旭岳
     今宵の宿へ荷物を預け、天気に恵まれたため、まずは旭岳ロープウェイ駅までの900メートル(坂道)を散歩します。

    岩戸観音堂(定山渓) 11月に入り、大通公園界隈の木々の葉っぱは、舞い散っている最中。当方は自宅で石油ストーブを焚きつつ、通勤・外勤には薄手のコートを羽織っており、そろそろ雪降る季節へ突入します。

     北海道はちょうどこの時期、紅葉も終わり、12月のスキーシーズンまで、観光の閑散期と見ることができるかな。普段は混む人気温泉地も、土日なのに静かなシチュエーションも期待できる、と淡い私感を抱く昨今です。

     1泊2日で、札幌近郊の温泉宿へ行きたいな。定山渓、登別、白老、函館・・・ 最近足を運んだ温泉地以外で、未知なる宿はないかしら。今週末の北海道は、雨降りらしいのですが、それがさらに客足を遠のかせ、静かに過ごせるかも。

     うんうん唸りつつ、どこにしようか逡巡しています。

    | ホーム |