ゴールデンウィーク3泊4日の旅は終了。レンタカーを返し、帯広駅13時21分発「とかち6号」に乗車、札幌駅16時14分着。昼食は車内で弁当を食しました。

加熱式容器で、ひもをひっぱると中身が温かくなる仕組み。

製造者は新日本料理仕出し処 金扇(ぶた八)。1,100円。
駅弁と言って良いものか、迷いましたが、帯広駅内の店舗で売っている弁当ということで。

加熱式容器で、ひもをひっぱると中身が温かくなる仕組み。

製造者は新日本料理仕出し処 金扇(ぶた八)。1,100円。
駅弁と言って良いものか、迷いましたが、帯広駅内の店舗で売っている弁当ということで。
◆ほんのり鼻突く、湯の匂い

車から降りると、ほんのり「ゆでたまご」の匂いが鼻腔を突き、「ああ、山奥の温泉場へはるばるやってきたなあ」と実感。なんとなく旅情が高まります。
足寄町・雌阿寒温泉(湯宿3施設)に佇む2食付6,500円の温泉民宿へ投宿です。
◆「限りなく白色に近いブルー」な湯面

事実上の混浴露天風呂は、開放感あふれる広さ、そして湯面は青と白が混在した美しい色合いで、「限りなく白色に近いブルー」と感じました。
泉温41.1度を手を加えず利用していますから、春先ゆえにいささかぬるかったものの、これが夏ならば、気持ち良いでしょうね。
ただし、夏は「アブ」さんをはじめとする、自然界の重鎮の洗礼を受ける機会は高まるかも、とも聞きます。その辺は「出たとこ勝負」でしょうか(笑)
◆足元湧出の男性内風呂、床、壁、天井、縁すべて木材

この湯宿の内風呂は、床、壁、天井、そして浴槽の縁すべては木材で出来ており、男性湯船の玉砂利の下から、源泉がじゅわじゅわにじみ出てくる「足元湧出泉」でした。ただし、女性の湯船では直接足元から湯が湧き出てくる体験を味わえません。
木のぬくもりあふれる内風呂は古きよき湯治場といった風情。昨今の浴室はタイルが主流な中、ここは素晴らしいですね。最も、雌阿寒温泉の他の2施設も、同様なのですから、良い感じの温泉地ですね。

夜、露天風呂で湯浴みしていると、山の方から「がさがざっ」という音が聞こえました。どうやら鹿が遊んでいるようです。
◆意外に美味な家庭料理

通常、夕食朝食ともに広間で食すそうですが、当方しか宿泊客がいなかったため、別の客室でいただきました。ご主人手製の家庭料理は、夕食も朝食もなかなかどうして結構美味しいと感じ、私は思わず「ご主人、食事美味しかったです」と告げました。
もちろん、6,500円という宿泊料を念頭に置きつつ「家庭料理」として、そう評したわけであり、この宿は会席料理ではありませんし、カニも出ませんよ。食材の中に「カニかま」はありましたが。

車から降りると、ほんのり「ゆでたまご」の匂いが鼻腔を突き、「ああ、山奥の温泉場へはるばるやってきたなあ」と実感。なんとなく旅情が高まります。
足寄町・雌阿寒温泉(湯宿3施設)に佇む2食付6,500円の温泉民宿へ投宿です。
◆「限りなく白色に近いブルー」な湯面

事実上の混浴露天風呂は、開放感あふれる広さ、そして湯面は青と白が混在した美しい色合いで、「限りなく白色に近いブルー」と感じました。
泉温41.1度を手を加えず利用していますから、春先ゆえにいささかぬるかったものの、これが夏ならば、気持ち良いでしょうね。
ただし、夏は「アブ」さんをはじめとする、自然界の重鎮の洗礼を受ける機会は高まるかも、とも聞きます。その辺は「出たとこ勝負」でしょうか(笑)
◆足元湧出の男性内風呂、床、壁、天井、縁すべて木材

この湯宿の内風呂は、床、壁、天井、そして浴槽の縁すべては木材で出来ており、男性湯船の玉砂利の下から、源泉がじゅわじゅわにじみ出てくる「足元湧出泉」でした。ただし、女性の湯船では直接足元から湯が湧き出てくる体験を味わえません。
木のぬくもりあふれる内風呂は古きよき湯治場といった風情。昨今の浴室はタイルが主流な中、ここは素晴らしいですね。最も、雌阿寒温泉の他の2施設も、同様なのですから、良い感じの温泉地ですね。

夜、露天風呂で湯浴みしていると、山の方から「がさがざっ」という音が聞こえました。どうやら鹿が遊んでいるようです。
◆意外に美味な家庭料理

通常、夕食朝食ともに広間で食すそうですが、当方しか宿泊客がいなかったため、別の客室でいただきました。ご主人手製の家庭料理は、夕食も朝食もなかなかどうして結構美味しいと感じ、私は思わず「ご主人、食事美味しかったです」と告げました。
もちろん、6,500円という宿泊料を念頭に置きつつ「家庭料理」として、そう評したわけであり、この宿は会席料理ではありませんし、カニも出ませんよ。食材の中に「カニかま」はありましたが。

男女別の内風呂があります。
泉質(新)→含硫黄−マグネシウム・カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
泉質(旧)→含食塩・石膏−正苦味硫化水素泉
成分総計4.256g/kg、蒸発残留物3.633g/kg。
泉温41.1度、pH5.6の弱酸性低張性温泉は、自然湧出で毎分450リットルでした(昭和62年5月の温泉分析書参照)。道立保健所シールによると、湯に細工なし。
日帰り可能時間10〜20時、300円。

左から、雌阿寒岳(1,499メートル)、阿寒富士(1,476メートル)。



オンネトーは、周囲4キロメートルの小ぶりな湖ですが、一部の湖面は凍ったままでした。

湖畔にいると、「カラカラカラ・・・」と、甲高い音がどこかから響いてきます。
よくよく湖を見ると、細かい氷が岸へ大量に打ち寄せられ、氷同士が互いに触れ合い、音が鳴っていたのですね。なんだか神秘的&幻想的だなあと感じた次第。


オンネトーの概要です。

国道241号を阿寒湖方面へ走っていたら、こういう看板を見かけました。

陸上自衛隊足寄分屯地は、町の誘致活動が実り、平成6年に開所したそう。隊員数70人らしい。
「看板好き」の当方は、パチリと撮影。他意はありません。

誘致に当たっては、地元出身のこの方の頑張りが相当あったのでしょう。素人ながら推察します。

豚丼850円。

かけそば500円。
旧・足寄駅前から東へ伸びるメインストリートにある手打ちそば屋さん。5〜6台分の駐車場あり。平日の月曜とあって、サラリーマンや作業服を着た勤め人で賑わっていました。そば&丼ものセットメニュー(900円〜)がお得な感じ。
豚丼、天丼は持ち帰りできると、店外の看板でアピールしています。

糠平温泉街の一角、湯元館の隣に平成18年(2006年)夏オープン。
営業時間11〜17時、月曜定休が基本ながら、月曜のきょう(4月28日)、10時前に車で通りがかると、ご主人が営業中を知らせる幟(のぼり)を立てていたので、Uターンして「コーヒー飲めますか」と聞けば、「どうぞどうぞ」。

明るく清潔感あふれる店内です。
「きょうはお客さんたちだけだから。(日帰り終了後の)夕方から、大きい方の男性風呂に一緒に入って、ゆっくりして下さい」。宿へ着くなり、シニアなご主人がニッコリ。
今夜は館内貸切ですね。

ホロカ温泉旅館は、4年前に日帰り入浴で訪れた際、洋館の佇まいと温泉成分でデコボコした浴室の床が印象的でした。今回はじめての宿泊です。
◆白亜の洋館、時代止まった館内


築年数を重ねた白亜の洋館は、札幌の時計台をなんとなく思わせる造り。館内は洋風チックではなく、昭和の時代が止まったままの様相。客室の窓枠は「木」で、ねじしめ鍵のままですし、客室の煙突式石油ストーブも、年代を感じます。
言い方を変えれば、そこかしこ「ガタ」がきています。
◆見事な析出物、源泉は4本

見事な析出物は、自然のアートと言えましょう。見ていて飽きません。「析出物眺めながら、軽くごはん3杯はいけるわ」という析出物ファン垂涎の湯宿です。函館の料理旅館池の端を思い出しました。


味わいある湯口から、ほのかに香る硫黄臭。夜中もこんこん湧き出ており、入浴三昧でした。
でこぼこした床に胡坐をかき、食塩泉の湯船からケロヨン桶で湯をすくい、髪を洗いました。シャワーも洗い場もない点が、湯治場風情かしら。
ちなみに、硫黄泉、食塩泉の湯船は独自源泉なのは言うまでもありませんが、打たせ湯と1階洗面台の蛇口の湯も、それぞれ異なる源泉の湯を利用しており、宿全体で4つの源泉を用いていると、ご主人談。贅沢ですね。
◆ご主人手製の家庭料理に舌鼓

夕食も朝食も部屋食。ご主人が作る食事は、本当の家庭料理プラスアルファですよ。グルメな湯宿ではないので、念のため。当方は、美味しくいただきました。
今夜は館内貸切ですね。

ホロカ温泉旅館は、4年前に日帰り入浴で訪れた際、洋館の佇まいと温泉成分でデコボコした浴室の床が印象的でした。今回はじめての宿泊です。
◆白亜の洋館、時代止まった館内


築年数を重ねた白亜の洋館は、札幌の時計台をなんとなく思わせる造り。館内は洋風チックではなく、昭和の時代が止まったままの様相。客室の窓枠は「木」で、ねじしめ鍵のままですし、客室の煙突式石油ストーブも、年代を感じます。
言い方を変えれば、そこかしこ「ガタ」がきています。
◆見事な析出物、源泉は4本

見事な析出物は、自然のアートと言えましょう。見ていて飽きません。「析出物眺めながら、軽くごはん3杯はいけるわ」という析出物ファン垂涎の湯宿です。函館の料理旅館池の端を思い出しました。


味わいある湯口から、ほのかに香る硫黄臭。夜中もこんこん湧き出ており、入浴三昧でした。
でこぼこした床に胡坐をかき、食塩泉の湯船からケロヨン桶で湯をすくい、髪を洗いました。シャワーも洗い場もない点が、湯治場風情かしら。
ちなみに、硫黄泉、食塩泉の湯船は独自源泉なのは言うまでもありませんが、打たせ湯と1階洗面台の蛇口の湯も、それぞれ異なる源泉の湯を利用しており、宿全体で4つの源泉を用いていると、ご主人談。贅沢ですね。
◆ご主人手製の家庭料理に舌鼓

夕食も朝食も部屋食。ご主人が作る食事は、本当の家庭料理プラスアルファですよ。グルメな湯宿ではないので、念のため。当方は、美味しくいただきました。

・焼魚(しゃけ)
・わらび
・生卵
・タクワン
・梅干
・味付のり
・白米(おひつで)
・みそ汁
8時から客室で。ご主人が、ポットに入った熱々のほうじ茶を持ってきてくれました。

ちなみに、朝食も夕食も、ご主人がトレーで持ってきてくれます。配膳は自分で行い、食べ終わったら皿をトレーに入れ、廊下へ出しておくと、後でご主人が下げてくれるシステム。
当方は、1階の管理人室までトレーを持っていき、「ごちそうさまでした」とあいさつしました。

昭和31年の温泉分析書をみると、含硼酸含重曹食塩泉の湯は、泉温55.4度、pH6.75、蒸発残留物2.485g/kg。自然湧出です。
この湯宿の湯船には、食塩泉と硫黄泉があり、男性風呂は両方楽しめる一方、女性風呂は食塩泉のみ。
道立保健所シールによると、湯に細工はしていません。
日帰り可能時間は8時半〜16時、300円。シャンプーや石鹸は置いておらず、シャワーも洗い場もありません。

木造2階建ての洋館は、50年余の歴史があるそう。客室数9室。

玄関のガラス戸をガラガラ音を立てながら開け、「ごめんください」。

ご主人の歓待を受け、通された客室で個人情報を記帳の上、夕食・朝食時間の確認を受けました。


国鉄士幌線・十勝三股駅の昭和50年頃を再現したレイアウト上を、鉄道模型が走ります。同駅は昭和53年に運休のため休業、昭和62年に路線が廃止されました。
三股山荘ご主人の作品だそう。

廃線、秘湯、登山、動物、自然、そして北海道が好きな旅人が全国から訪れる軽食&喫茶店。

木のぬくもりあふれる店内で、ランチしましょう。

うっすら雪が積もり、濃い霧に覆われた三国峠。標高1,100メートル余の地点にあり、売店(冬季休業)は営業していました。



軽食(そば・うどん、カレーライス)のほか、テイクアウトメニュー、ソフトクリームあり。各種おかし、土産物も。
ダム建設に伴い、昭和30年(1955年)に出来た人造湖は周囲34キロメートルあります。
今をときめくJ-POWER(電源開発)が、水力発電所を運営中。

山湖荘に泊まった翌日、軽く雪が降りました。4月末の北海道は、あなどれません。
北海道特有の問題ですね。
◆洞窟風呂、そして囲炉裏づくしのこじんまり湯宿

正式名称「山の旅籠 山湖荘」。そう言えば、以前は「温泉民宿 山湖荘」でしたね。昭和35年(1960年)オープンですから、ことし創業48年を迎えました。客室8室のこじんまり湯宿です。
近年、複数回のリニューアルにより、「洞窟風呂」「全室囲炉裏付」「夕食の囲炉裏料理」を実現。他の湯宿にない大きな特色と感じました。
◆本格的な洞窟風呂

窓のない地下風呂を「洞窟風呂」として、リニューアル。含重曹−食塩泉のさらりとした湯が、湯船に適温で注がれており、薄暗い浴室に、新鮮さを感じた次第。2つある浴室は大きさが異なり、男女入れ替えするため、宿泊者は両方の浴室を楽しめます。
◆客室&食事処に「囲炉裏」


囲炉裏って、いいなあ。「火」を囲む行為は、気持ちが高揚する一方、なんだか心が落ち着くのは私だけでしょうか。ジンギスカン(バーベキュー)、キャンプファイアーなどなど。「火」は崇高なものと感じ、畏敬の念を抱きますね。
日々の生活で、囲炉裏に接することはないだけに、湯宿でこういうスタイルに出会うと、非日常的で嬉しい限りです。
鹿肉を焼いたり、ぐつぐつ煮立った温泉豆腐をハフハフ食すのも楽しかったですし、何よりも小鉢に盛られた各種山菜料理が、体験したことのない美味な味だったと、つれ談。
◆館内あちこち、工夫だらけ

館内は、民芸調チックで、しゃれた雰囲気が随所に拝見できます。


夕食を楽しんでいたら、宿の方が「きょうは満室なので」と、大入袋を当方に手渡してくれました。こんな体験、初めてです。


客室には、てるてる坊主が置いてあるほか、チェックアウトの際に、手書きメッセージ入りカード付の飴の入った袋をもらいました。「旅の途中に召し上がってね」。
こんなふうに、例を挙げましたが、この湯宿、いろんな細かいアイデアを積み重ね、素直にすごいなあ。つたない当方の宿泊経験上、ここまで工夫し、「もてなします!」の姿勢を強く感じる熱意のある湯宿、そうそうありません。
そもそも、洞窟風呂、囲炉裏って、ありそうでないですよね。これで、土曜1人2食9,000円で泊まれるのですから、お得感いっぱいです。
何より、40代半ばと思しめき、3代目のご主人が率先して、当方らを笑顔でもてなしてくれるんです。チェックイン、夕食・朝食、チェックアウト・・・ 家族経営らしく、奥様も気さくですし。
◆総括
久々に大変気に入ってしまった湯宿なので、もっと雄弁に感想を記そうと思いましたが・・・ 良質の湯宿に対し、あまり言葉はいらないのかも知れません。
当方が「べた褒め」している背景には、2食9,000円なのに、ご主人ら湯宿の方が頑張っていて凄い! という思いがあります。
もし、当方が記した「べた褒めな感想」だけ念頭に置き、「漠然」と泊まれば、「凄く良いと評判を聞いたのに」・・・と憤慨しつつ、「北海道なのに、なぜカニを出さないのか」「露天風呂がなくて残念」「大きなホテルとは異なり、バリアフリーではなかったので、せっかく連れて行ったおばあちゃんが風呂へ行くのに苦労した」などと、トンチンカンな感想を抱くかも。
この湯宿、そもそもは「民宿」です。ゴージャスではないんです。その辺の特色を改めて胸に刻み、気に入るようでしたら、レッツゴー。

糠平温泉は、他にも泊まりたい湯宿が複数あるものの、山湖荘へ次にいつ泊まろうかな、なんて思う今日この頃です。

正式名称「山の旅籠 山湖荘」。そう言えば、以前は「温泉民宿 山湖荘」でしたね。昭和35年(1960年)オープンですから、ことし創業48年を迎えました。客室8室のこじんまり湯宿です。
近年、複数回のリニューアルにより、「洞窟風呂」「全室囲炉裏付」「夕食の囲炉裏料理」を実現。他の湯宿にない大きな特色と感じました。
◆本格的な洞窟風呂

窓のない地下風呂を「洞窟風呂」として、リニューアル。含重曹−食塩泉のさらりとした湯が、湯船に適温で注がれており、薄暗い浴室に、新鮮さを感じた次第。2つある浴室は大きさが異なり、男女入れ替えするため、宿泊者は両方の浴室を楽しめます。
◆客室&食事処に「囲炉裏」


囲炉裏って、いいなあ。「火」を囲む行為は、気持ちが高揚する一方、なんだか心が落ち着くのは私だけでしょうか。ジンギスカン(バーベキュー)、キャンプファイアーなどなど。「火」は崇高なものと感じ、畏敬の念を抱きますね。
日々の生活で、囲炉裏に接することはないだけに、湯宿でこういうスタイルに出会うと、非日常的で嬉しい限りです。
鹿肉を焼いたり、ぐつぐつ煮立った温泉豆腐をハフハフ食すのも楽しかったですし、何よりも小鉢に盛られた各種山菜料理が、体験したことのない美味な味だったと、つれ談。
◆館内あちこち、工夫だらけ

館内は、民芸調チックで、しゃれた雰囲気が随所に拝見できます。


夕食を楽しんでいたら、宿の方が「きょうは満室なので」と、大入袋を当方に手渡してくれました。こんな体験、初めてです。


客室には、てるてる坊主が置いてあるほか、チェックアウトの際に、手書きメッセージ入りカード付の飴の入った袋をもらいました。「旅の途中に召し上がってね」。
こんなふうに、例を挙げましたが、この湯宿、いろんな細かいアイデアを積み重ね、素直にすごいなあ。つたない当方の宿泊経験上、ここまで工夫し、「もてなします!」の姿勢を強く感じる熱意のある湯宿、そうそうありません。
そもそも、洞窟風呂、囲炉裏って、ありそうでないですよね。これで、土曜1人2食9,000円で泊まれるのですから、お得感いっぱいです。
何より、40代半ばと思しめき、3代目のご主人が率先して、当方らを笑顔でもてなしてくれるんです。チェックイン、夕食・朝食、チェックアウト・・・ 家族経営らしく、奥様も気さくですし。
◆総括
久々に大変気に入ってしまった湯宿なので、もっと雄弁に感想を記そうと思いましたが・・・ 良質の湯宿に対し、あまり言葉はいらないのかも知れません。
当方が「べた褒め」している背景には、2食9,000円なのに、ご主人ら湯宿の方が頑張っていて凄い! という思いがあります。
もし、当方が記した「べた褒めな感想」だけ念頭に置き、「漠然」と泊まれば、「凄く良いと評判を聞いたのに」・・・と憤慨しつつ、「北海道なのに、なぜカニを出さないのか」「露天風呂がなくて残念」「大きなホテルとは異なり、バリアフリーではなかったので、せっかく連れて行ったおばあちゃんが風呂へ行くのに苦労した」などと、トンチンカンな感想を抱くかも。
この湯宿、そもそもは「民宿」です。ゴージャスではないんです。その辺の特色を改めて胸に刻み、気に入るようでしたら、レッツゴー。

糠平温泉は、他にも泊まりたい湯宿が複数あるものの、山湖荘へ次にいつ泊まろうかな、なんて思う今日この頃です。

・おから
・なめこおろし
・焼き鮭、山椒添え
・温泉玉子
・切り干し大根
・サラダ(レタス、水菜)
・梅干(写真に写っていない)
・たくあん
・味付のり
・白米(おひつで提供)
・みそ汁
当方指定の8時から、夕食と同じ食事処で。朝食は7時くらいから提供してくれるそう。
飲物は卓上のポットに入っているほうじ茶、廊下に「十勝しんむら牧場」(地元・上士幌町)の牛乳、冷水。
夕食、朝食ともに、割り箸ではなく、普通の箸で食します。廊下で好きなデザインの箸を選ぶシステム。
当方指定の18時から、1階食事処で。囲炉裏がついているテーブル席は、後ろの席とパーテーションで区切られた造り。飲物メニューは、生ビール650円、瓶ビール600円、日本酒(大雪の蔵600円、大吟醸常呂川850円)、焼酎420円、ジュール類210円。そして岩魚の骨酒(2合)1,800円。
ワインがないため、スタッフに了解を得た上で持ち込み。
囲炉裏山賊プラン1泊2食付9,000円の夕食は以下の通り。お品書き付。
糠平温泉の湯宿10施設のうち、「山湖荘」「中村屋」「糠平温泉ホテル」「ペンション森のふくろう」「東大雪ぬかびらユースホステル」の5施設は、「無料で外湯めぐり」を企画しています。
上記湯宿の宿泊客は、他の4施設へ無料で日帰り入浴OKなのです。
利用時間15〜21時、8〜10時。

山湖荘の斜め向かい側にある、中村屋へ足を運びました。


山湖荘宿泊客の場合、客室に置いてある風呂用カゴ(タオルとか入れるのに便利)を持っていくと、身分証明になり、スムーズに「どうぞどうぞ」と風呂へ通されます。

中村屋自慢の混浴露天風呂へ。夕食前の17時は宿泊客の入浴で混むタイミングゆえ、きっと宿泊中の夫婦・カップルが仲良く入浴しているでしょう。それならば「外様」の当方らは内湯へ行きましょう。
モノは試しにのぞきに行きました。
上記湯宿の宿泊客は、他の4施設へ無料で日帰り入浴OKなのです。
利用時間15〜21時、8〜10時。

山湖荘の斜め向かい側にある、中村屋へ足を運びました。


山湖荘宿泊客の場合、客室に置いてある風呂用カゴ(タオルとか入れるのに便利)を持っていくと、身分証明になり、スムーズに「どうぞどうぞ」と風呂へ通されます。

中村屋自慢の混浴露天風呂へ。夕食前の17時は宿泊客の入浴で混むタイミングゆえ、きっと宿泊中の夫婦・カップルが仲良く入浴しているでしょう。それならば「外様」の当方らは内湯へ行きましょう。
モノは試しにのぞきに行きました。

平成13年(2001年)、地下にある内風呂を「洞窟風呂」として、リニューアル。


1階の出入り口から階段を下ります。

壁面は、すでに洞窟風に仕上げています。東京ディズニーランドのアトラクション工事を手がけた業者の作品で、安っぽくない「本格派」な印象を受けます。

日帰り入浴は写真の時間・料金通り。
平成13年(2001年)4月の温泉分析書では、ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(含重曹食塩泉)の湯は、泉温52.6度、pH7.2、成分総計1.074g/kg、蒸発残留物0.879g/kg。自然湧出で毎分23リットル湧き出ている、中性低張性高温泉です。夏のみ加水。
上士幌町の糠平温泉(湯宿10施設)に佇む、昭和35年(1960年)創業の湯宿。最近、外観をきれいに改装したほか、全10室あった客室を2室減らし、すべての客室に囲炉裏を設け、平成20年(2008年)4月25日リニューアルオープン。
その翌日に泊まりました。


玄関前に飲泉所があり、温泉玉子は1個50円。コインをケースに入れてセルフ購入するシステム。


フロントで立ったまま宿泊受付し、スタッフに荷物を持ってもらいながら、今宵の客室へ案内してもらいました。

国道273号沿い、上士幌町の糠平温泉と幌加温泉の間、三の沢駐車場北側で、トロッコに乗れます。
十勝漫遊舎(本社・札幌)という個人事業主が試行錯誤の末、平成17年(2005年)6月から、現在の形で運行しているみたい。

この先、ダート道を4キロメートル走りましょう。

と、思っていたら、4月末まで通行止めでした。がけ崩れ防止のため工事中のよう。写真の通り、5月1日から車で通れます。ゲート前には何台か車が止まっており、旭川から来たという親子連れは「歩いて見に行く」と、ゲートを越えていきました。
片道4キロメートルも歩くのか・・・ 当方は諦めて引き返しましたが、いま思うと、ヒグマに遭遇する危険もあるでしょうから、無理しない方が賢明と思いました。
糠平温泉で昼食しましょう。
ところが、お目当てだった、豚丼の「みはる」は廃業していました。次いで、「麺屋どんぐり」に行くと、ここも今春で閉店。
人生の楽園(テレビ朝日)で、2007年1月13日に放映された「Bistroふうか」は、臨時休業でした。

そんな中、新たに「手打ちそば」を始めた湯宿が目に飛び込んできました。それが湯元館です。平成16年(2004年)5月、1泊して以来の訪問となりました。


手打ちそばを食べに、日帰り入浴を兼ねて玄関をくぐります。
受付でご主人に1人1,000円を払い、湯上り後にそばを1階食堂でいただくことに。ざるそばのほか、100円追加すれば、かけそばも提供すると言うので、1人前だけかけそばにしようと、1人100円払います。「そばは1分で茹で上がるからね、私が打ったばかりですよ」。
ところが、お目当てだった、豚丼の「みはる」は廃業していました。次いで、「麺屋どんぐり」に行くと、ここも今春で閉店。
人生の楽園(テレビ朝日)で、2007年1月13日に放映された「Bistroふうか」は、臨時休業でした。

そんな中、新たに「手打ちそば」を始めた湯宿が目に飛び込んできました。それが湯元館です。平成16年(2004年)5月、1泊して以来の訪問となりました。


手打ちそばを食べに、日帰り入浴を兼ねて玄関をくぐります。
受付でご主人に1人1,000円を払い、湯上り後にそばを1階食堂でいただくことに。ざるそばのほか、100円追加すれば、かけそばも提供すると言うので、1人前だけかけそばにしようと、1人100円払います。「そばは1分で茹で上がるからね、私が打ったばかりですよ」。

道産食材メーンに「お花見」をイメージした期間限定(5月31日まで)駅弁。1,050円。
【口代わり】
・海老真引き揚げ
・玉子焼き(昆布・人参入り)
・札幌の老舗蒲鉾店かね彦の日ノ出蒲鉾
・春キャベツ和え
・蟹シウマイ
・鮭昆布巻き
【焼き物】
・帆立黄金焼き
・鰆若狭焼き
・北海道産鶏肉の山椒焼きと青銀杏串打
【煮物】
・活蛸の桜煮(小樽から留萌方面の日本海産)
・飛竜頭
・笹竹
・桜麩
・絹鞘
・椎茸
・人参
【ご飯物(北海道米ななつぼし】
・桜ご飯(桜花・細切り生姜
・胡麻巻き寿司
・細巻き寿司(菜の花・梅ちりめん)
【水菓子】
・桜餅
お品書きに、これだけたくさんの献立が記してありました。高級料亭みたい、メニューだけ見れば。

製造は札幌駅立売商会。

平成20年(2008年)ゴールデンウィークは、3泊4日で十勝をめぐることに。2週間前に各湯宿へ予約電話したところ、あっさりOKでした。
4年前の平成16年(2004年)5月GW、同じように十勝を3泊4日で巡りました。その時は、野中温泉別館、亀の子荘、湯元館にそれぞれ宿泊しました。今回チョイスした湯宿は、糠平、幌加、雌阿寒の湯宿です。大いに期待しつつ、まずは札幌駅08時02分発スーパーとかち1号に乗車。
車内で朝食代わりの駅弁を食し、うたた寝していたら帯広駅10時41分着。レンタカーで湯宿へ向かいます。
◆「仕事の人」は、3食付5,500円
宿泊日の2日前に電話予約。「仕事でそっち方面(室蘭)行くので、泊まりたいです(自腹で)」と言えば、電話口のおばあちゃんは「ああそうかい、仕事の人は5,500円で泊めるよ、3食付で」。
3食とは、夕食朝食に加え昼食用弁当を用意するという意味。「いや、2食で良いです」と辞退しましたが、いま思えば宿泊料は2食でも3食でも変わらないので、3食にすれば良かったなあ。
ちなみに、普通の宿泊料は2食付7,500円、素泊まり3,500円。
◆長期滞在の仕事関係者中心、飾らない湯宿
客層は観光客というよりも、やはり長期滞在する仕事関係者が多いそう。そういうお客は月〜木・金まで連泊し、土日は自宅へ帰り、再び月曜から泊まるパターンがみられます。
そのため、土曜に泊まった当方は、たった1人の宿泊客でした。月曜から仕事関係者が10人ほど泊まりにやってくるようです。

夕食、朝食ともに、かわいらしい手鍋でみそ汁を提供してもらいました。


オリジナルうちわも味わい深いです。
このセンス、どこかの湯宿でも体感したような・・・ ニセコ薬師温泉旅館ですね。やっぱり、なんだか憎めないなあ。

蟠岳荘は、夕食朝食ともに手作り「家庭料理」を味わえます。言い換えれば、一般家庭の普段の食卓プラスアルファでした。当方1人しか泊まっていないのに、炊飯器にはたっぷり5合の白米、そして手鍋でみそ汁を提供・・・ 豪快かつ飾らないもてなしですね。
ただし、当方は長期滞在(仕事関係者)向け5,500円で泊まったので、一般7,500円で泊まれば、もう少し食事内容が変わるらしいですよ。関西風の寄せ鍋とか。
◆澄み切った含石膏−食塩泉に身を沈める

無色透明、さらりとした湯触り。湯口に鼻を近づけると、ほのかに硫黄の匂いを感じたのは、成分総計1.017g/kgに対し、硫酸イオンが286.1mg/kgあるからかな。
夜中も入浴OK。浴室はこじんまりしたタイル張りで、あまり風情というものはないかも知れませんが、清潔感はありますね。宿泊客は家族風呂も無料で入浴できます。
宿泊日の2日前に電話予約。「仕事でそっち方面(室蘭)行くので、泊まりたいです(自腹で)」と言えば、電話口のおばあちゃんは「ああそうかい、仕事の人は5,500円で泊めるよ、3食付で」。3食とは、夕食朝食に加え昼食用弁当を用意するという意味。「いや、2食で良いです」と辞退しましたが、いま思えば宿泊料は2食でも3食でも変わらないので、3食にすれば良かったなあ。
ちなみに、普通の宿泊料は2食付7,500円、素泊まり3,500円。
◆長期滞在の仕事関係者中心、飾らない湯宿
客層は観光客というよりも、やはり長期滞在する仕事関係者が多いそう。そういうお客は月〜木・金まで連泊し、土日は自宅へ帰り、再び月曜から泊まるパターンがみられます。
そのため、土曜に泊まった当方は、たった1人の宿泊客でした。月曜から仕事関係者が10人ほど泊まりにやってくるようです。

夕食、朝食ともに、かわいらしい手鍋でみそ汁を提供してもらいました。


オリジナルうちわも味わい深いです。
このセンス、どこかの湯宿でも体感したような・・・ ニセコ薬師温泉旅館ですね。やっぱり、なんだか憎めないなあ。

蟠岳荘は、夕食朝食ともに手作り「家庭料理」を味わえます。言い換えれば、一般家庭の普段の食卓プラスアルファでした。当方1人しか泊まっていないのに、炊飯器にはたっぷり5合の白米、そして手鍋でみそ汁を提供・・・ 豪快かつ飾らないもてなしですね。
ただし、当方は長期滞在(仕事関係者)向け5,500円で泊まったので、一般7,500円で泊まれば、もう少し食事内容が変わるらしいですよ。関西風の寄せ鍋とか。
◆澄み切った含石膏−食塩泉に身を沈める

無色透明、さらりとした湯触り。湯口に鼻を近づけると、ほのかに硫黄の匂いを感じたのは、成分総計1.017g/kgに対し、硫酸イオンが286.1mg/kgあるからかな。
夜中も入浴OK。浴室はこじんまりしたタイル張りで、あまり風情というものはないかも知れませんが、清潔感はありますね。宿泊客は家族風呂も無料で入浴できます。

・白米
・みそ汁
・目玉焼、トマト
・焼しゃけ(熱々)
・甘い煮豆
・ほうれんそうおひたし
・納豆
・味付のり
・小鉢(失念)

炊飯器の中に、ごはんは、たっぷり5合入っています。

夕食に引き続き、みそ汁は手鍋で提供。

宿泊客、当方1人だけでした。

宿泊中の蟠岳荘から徒歩3分。当方のような野湯初心者でも、入浴しやすいオサル湯へ足を運びます。

雪解け時期で長流(おさる)川が増水しており、湯船は水没していました。

湯船に手を入れると、当たり前ですが、冷たいです。これでは入浴できません。

男女別浴場、家族風呂(ジャグジー風呂)あり。
日帰り7〜22時らしいですが、当方が宿泊した日、21時頃に家族風呂は湯抜き、翌朝7時過ぎには大浴場を湯抜きしてました。
商売っ気のなさそうなおばあちゃんが、こつこつ経営している湯宿という点を考慮すれば、「日帰り営業時間に足を運んだのに、なんで風呂入れないのさ」などと、あまり厳密につっこむのは野暮かしら。おおらかな道産子は「いんでないかい、掃除は大いに結構」って笑いつつ、オサル湯へGO!
平成17年7月の温泉分析書によると、源泉4つの混合泉は、ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉(含石膏−食塩泉)。泉温67.2度、pH7.5。成分総計1.017g/kg、蒸発残留物0.987g/kg。いわゆる弱アルカリ性低張性高温泉です。
湯使いは加水のみ。






































