札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     ゴールデンウィーク3泊4日の旅は終了。レンタカーを返し、帯広駅13時21分発「とかち6号」に乗車、札幌駅16時14分着。昼食は車内で弁当を食しました。

    ぶた八の豚どん1,100円
     加熱式容器で、ひもをひっぱると中身が温かくなる仕組み。

    パッケージ
     製造者は新日本料理仕出し処 金扇(ぶた八)。1,100円。
     駅弁と言って良いものか、迷いましたが、帯広駅内の店舗で売っている弁当ということで。

    ◆ほんのり鼻突く、湯の匂い

    味わいある看板
     車から降りると、ほんのり「ゆでたまご」の匂いが鼻腔を突き、「ああ、山奥の温泉場へはるばるやってきたなあ」と実感。なんとなく旅情が高まります。
     足寄町・雌阿寒温泉(湯宿3施設)に佇む2食付6,500円の温泉民宿へ投宿です。



    ◆「限りなく白色に近いブルー」な湯面

    美しい
     事実上の混浴露天風呂は、開放感あふれる広さ、そして湯面は青と白が混在した美しい色合いで、「限りなく白色に近いブルー」と感じました。
     泉温41.1度を手を加えず利用していますから、春先ゆえにいささかぬるかったものの、これが夏ならば、気持ち良いでしょうね。
     ただし、夏は「アブ」さんをはじめとする、自然界の重鎮の洗礼を受ける機会は高まるかも、とも聞きます。その辺は「出たとこ勝負」でしょうか(笑)



    ◆足元湧出の男性内風呂、床、壁、天井、縁すべて木材

    渋すぎる内風呂
     この湯宿の内風呂は、床、壁、天井、そして浴槽の縁すべては木材で出来ており、男性湯船の玉砂利の下から、源泉がじゅわじゅわにじみ出てくる「足元湧出泉」でした。ただし、女性の湯船では直接足元から湯が湧き出てくる体験を味わえません。
     木のぬくもりあふれる内風呂は古きよき湯治場といった風情。昨今の浴室はタイルが主流な中、ここは素晴らしいですね。最も、雌阿寒温泉の他の2施設も、同様なのですから、良い感じの温泉地ですね。

    夜の露天風呂
     夜、露天風呂で湯浴みしていると、山の方から「がさがざっ」という音が聞こえました。どうやら鹿が遊んでいるようです。



    ◆意外に美味な家庭料理

    別室個室
     通常、夕食朝食ともに広間で食すそうですが、当方しか宿泊客がいなかったため、別の客室でいただきました。ご主人手製の家庭料理は、夕食も朝食もなかなかどうして結構美味しいと感じ、私は思わず「ご主人、食事美味しかったです」と告げました。
     もちろん、6,500円という宿泊料を念頭に置きつつ「家庭料理」として、そう評したわけであり、この宿は会席料理ではありませんし、カニも出ませんよ。食材の中に「カニかま」はありましたが。

    朝食全景
    ・ハムエッグ(レタス、きゅうり添)
    ・いわし煮漬
    ・昆布巻、たくわん
    ・味付のり、梅干
    ・小鉢→白菜おひたし
    ・小鉢→長芋とろろ
    ・白米(おひつ)、みそ汁

     7時30分から。お茶、インスタントコーヒーあり。

    夕食全景
     18時から。1泊6,500円の夕食です。
     瓶ビール(中)500円、日本酒(カップ)350円、焼酎(カップ)300円のほか、自販機に缶ビールあり。

    湯口
     露天風呂の湯は、内風呂と同じ源泉。
     内風呂の湯は透明に対し、露天風呂は空気に触れて美しい青白色となっているのが特徴です。

     もっとも、早朝4~6時に湯抜き掃除した直後は、露天風呂の湯も透明でした。

    湯抜き掃除した直後の湯口。湯は透明


    湯がとめどなく流れ出る(男性内風呂)
     男女別の内風呂があります。

     泉質(新)→含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
     泉質(旧)→含食塩・石膏-正苦味硫化水素泉

     成分総計4.256g/kg、蒸発残留物3.633g/kg。

     泉温41.1度、pH5.6の弱酸性低張性温泉は、自然湧出で毎分450リットルでした(昭和62年5月の温泉分析書参照)。道立保健所シールによると、湯に細工なし。
     
     日帰り可能時間10~20時、300円。

    外観
     雌阿寒温泉に佇む温泉民宿。7室。隣接地に野中ユースホステル、野中温泉別館あり。

    玄関内
     玄関は2階になっているみたい。受付でチェックイン手続きを済ませ、ご主人から客室の鍵をもらい、階段を下りて今宵の客室へ。

    雌阿寒岳(左)&阿寒富士
     左から、雌阿寒岳(1,499メートル)、阿寒富士(1,476メートル)。

    湖面が凍っている湖面は青い看板入り
     オンネトーは、周囲4キロメートルの小ぶりな湖ですが、一部の湖面は凍ったままでした。

    氷
     湖畔にいると、「カラカラカラ・・・」と、甲高い音がどこかから響いてきます。
     よくよく湖を見ると、細かい氷が岸へ大量に打ち寄せられ、氷同士が互いに触れ合い、音が鳴っていたのですね。なんだか神秘的&幻想的だなあと感じた次第。

    看板
    説明
     オンネトーの概要です。

    感謝!
     国道241号を阿寒湖方面へ走っていたら、こういう看板を見かけました。

    歓迎m(__)m
     陸上自衛隊足寄分屯地は、町の誘致活動が実り、平成6年に開所したそう。隊員数70人らしい。

     「看板好き」の当方は、パチリと撮影。他意はありません。


    ムネオくんTシャツ、旧足寄駅で絶賛販売中。松山千春Tシャツもヨロシク
     誘致に当たっては、地元出身のこの方の頑張りが相当あったのでしょう。素人ながら推察します。

    豚丼850円
     豚丼850円。

    かけそば500円
     かけそば500円。

    外観 旧・足寄駅前から東へ伸びるメインストリートにある手打ちそば屋さん。5~6台分の駐車場あり。

     平日の月曜とあって、サラリーマンや作業服を着た勤め人で賑わっていました。そば&丼ものセットメニュー(900円~)がお得な感じ。

     豚丼、天丼は持ち帰りできると、店外の看板でアピールしています。


    あっち
     足寄町が生んだスーパースター「松山千春」氏の実家は、ずいぶん昔から観光名所のよう。

    若かりし姿
     あと、400メートル。

    過去、現在
     到着。


    トラクター
     上士幌町にて。

    まっすぐな道広々


    新築
     糠平温泉街の一角、湯元館の隣に平成18年(2006年)夏オープン。

     営業時間11~17時、月曜定休が基本ながら、月曜のきょう(4月28日)、10時前に車で通りがかると、ご主人が営業中を知らせる幟(のぼり)を立てていたので、Uターンして「コーヒー飲めますか」と聞けば、「どうぞどうぞ」。

    店内
     明るく清潔感あふれる店内です。

     「きょうはお客さんたちだけだから。(日帰り終了後の)夕方から、大きい方の男性風呂に一緒に入って、ゆっくりして下さい」。宿へ着くなり、シニアなご主人がニッコリ。

     今夜は館内貸切ですね。

    早朝、うっすらと雪が積もり、鹿が散歩していた
     ホロカ温泉旅館は、4年前に日帰り入浴で訪れた際、洋館の佇まいと温泉成分でデコボコした浴室の床が印象的でした。今回はじめての宿泊です。


    ◆白亜の洋館、時代止まった館内

    幌加龍神スルメを炙れそう
     築年数を重ねた白亜の洋館は、札幌の時計台をなんとなく思わせる造り。館内は洋風チックではなく、昭和の時代が止まったままの様相。客室の窓枠は「木」で、ねじしめ鍵のままですし、客室の煙突式石油ストーブも、年代を感じます。
     言い方を変えれば、そこかしこ「ガタ」がきています。


    ◆見事な析出物、源泉は4本

    男性風呂
     見事な析出物は、自然のアートと言えましょう。見ていて飽きません。「析出物眺めながら、軽くごはん3杯はいけるわ」という析出物ファン垂涎の湯宿です。函館の料理旅館池の端を思い出しました。

    硫黄泉の湯口女性風呂では、余ったお湯を捨てている
     味わいある湯口から、ほのかに香る硫黄臭。夜中もこんこん湧き出ており、入浴三昧でした。

     でこぼこした床に胡坐をかき、食塩泉の湯船からケロヨン桶で湯をすくい、髪を洗いました。シャワーも洗い場もない点が、湯治場風情かしら。

     ちなみに、硫黄泉、食塩泉の湯船は独自源泉なのは言うまでもありませんが、打たせ湯と1階洗面台の蛇口の湯も、それぞれ異なる源泉の湯を利用しており、宿全体で4つの源泉を用いていると、ご主人談。贅沢ですね。


    ◆ご主人手製の家庭料理に舌鼓

    白老スタイル
     夕食も朝食も部屋食。ご主人が作る食事は、本当の家庭料理プラスアルファですよ。グルメな湯宿ではないので、念のため。当方は、美味しくいただきました。

    朝食
    ・焼魚(しゃけ)
    ・わらび
    ・生卵
    ・タクワン
    ・梅干
    ・味付のり
    ・白米(おひつで)
    ・みそ汁

     8時から客室で。ご主人が、ポットに入った熱々のほうじ茶を持ってきてくれました。

    500マイル、富士の湯温泉旅館、虎杖荘・・・白老の湯宿も、こんな感じ
     ちなみに、朝食も夕食も、ご主人がトレーで持ってきてくれます。配膳は自分で行い、食べ終わったら皿をトレーに入れ、廊下へ出しておくと、後でご主人が下げてくれるシステム。

     当方は、1階の管理人室までトレーを持っていき、「ごちそうさまでした」とあいさつしました。

    夕食全景
     18時から客室で。2食6,500円の夕食はこんな感じ。
     瓶ビール(中)550円。館内自販機にジュースあり。

    昭和31年7月27日の温泉分析書。ホロカ温泉旅館の外観が見事。味わい深い
     昭和31年の温泉分析書をみると、含硼酸含重曹食塩泉の湯は、泉温55.4度、pH6.75、蒸発残留物2.485g/kg。自然湧出です。

     この湯宿の湯船には、食塩泉と硫黄泉があり、男性風呂は両方楽しめる一方、女性風呂は食塩泉のみ。

     道立保健所シールによると、湯に細工はしていません。

     日帰り可能時間は8時半~16時、300円。シャンプーや石鹸は置いておらず、シャワーも洗い場もありません。

    金田一少年の事件簿「雪夜叉伝説殺人事件」のロケ地らしい(よみうりテレビ、1998年)
     木造2階建ての洋館は、50年余の歴史があるそう。客室数9室。

    玄関前
     玄関のガラス戸をガラガラ音を立てながら開け、「ごめんください」。

    玄関内
     ご主人の歓待を受け、通された客室で個人情報を記帳の上、夕食・朝食時間の確認を受けました。

    電動で動く鉄道模型見事なレイアウト
     国鉄士幌線・十勝三股駅の昭和50年頃を再現したレイアウト上を、鉄道模型が走ります。同駅は昭和53年に運休のため休業、昭和62年に路線が廃止されました。
     三股山荘ご主人の作品だそう。

    カウンター
     廃線、秘湯、登山、動物、自然、そして北海道が好きな旅人が全国から訪れる軽食&喫茶店。

    店内の奥の方の席
     木のぬくもりあふれる店内で、ランチしましょう。

    霧に煙る三国峠
     うっすら雪が積もり、濃い霧に覆われた三国峠。標高1,100メートル余の地点にあり、売店(冬季休業)は営業していました。

    ロッジ風な売店
    メニューテイクアウトメニュー
    ソフトクリーム 軽食(そば・うどん、カレーライス)のほか、テイクアウトメニュー、ソフトクリームあり。各種おかし、土産物も。


    動物注意! 国道273号を走っていると、こういう交通標識を見かけました。
    逃げ遅れた1匹の鹿を写真に収めた
     さっそく、路上を横切る3匹の鹿に遭遇。慌てて車を停めましたが、こちらに気づいた鹿たちは、一目散に逃げていきました。

    糠平湖
     ダム建設に伴い、昭和30年(1955年)に出来た人造湖は周囲34キロメートルあります。
     今をときめくJ-POWER(電源開発)が、水力発電所を運営中。

    「ら」が取れてしまった看板
    車にうっすら雪 山湖荘に泊まった翌日、軽く雪が降りました。4月末の北海道は、あなどれません。


    エキノコックス症患者数は平成19年全道18例、本州3例の計21例(北海道感染症情報センター集計)
     北海道特有の問題ですね。

    ◆洞窟風呂、そして囲炉裏づくしのこじんまり湯宿

    山の旅籠
     正式名称「山の旅籠 山湖荘」。そう言えば、以前は「温泉民宿 山湖荘」でしたね。昭和35年(1960年)オープンですから、ことし創業48年を迎えました。客室8室のこじんまり湯宿です。

     近年、複数回のリニューアルにより、「洞窟風呂」「全室囲炉裏付」「夕食の囲炉裏料理」を実現。他の湯宿にない大きな特色と感じました。


    ◆本格的な洞窟風呂

    大きい浴室の方の洞窟風呂
     窓のない地下風呂を「洞窟風呂」として、リニューアル。含重曹-食塩泉のさらりとした湯が、湯船に適温で注がれており、薄暗い浴室に、新鮮さを感じた次第。2つある浴室は大きさが異なり、男女入れ替えするため、宿泊者は両方の浴室を楽しめます。


    ◆客室&食事処に「囲炉裏」

    客室の囲炉裏食事処の囲炉裏
     囲炉裏って、いいなあ。「火」を囲む行為は、気持ちが高揚する一方、なんだか心が落ち着くのは私だけでしょうか。ジンギスカン(バーベキュー)、キャンプファイアーなどなど。「火」は崇高なものと感じ、畏敬の念を抱きますね。
     日々の生活で、囲炉裏に接することはないだけに、湯宿でこういうスタイルに出会うと、非日常的で嬉しい限りです。

     鹿肉を焼いたり、ぐつぐつ煮立った温泉豆腐をハフハフ食すのも楽しかったですし、何よりも小鉢に盛られた各種山菜料理が、体験したことのない美味な味だったと、つれ談。


    ◆館内あちこち、工夫だらけ

    食事処前
     館内は、民芸調チックで、しゃれた雰囲気が随所に拝見できます。

    大入袋「満室で不自由をおかけするかも」・・・ 大入袋というナイスなアイデアだけに、全面的に許すよ~
     夕食を楽しんでいたら、宿の方が「きょうは満室なので」と、大入袋を当方に手渡してくれました。こんな体験、初めてです。

    てるてる坊主あめ
     客室には、てるてる坊主が置いてあるほか、チェックアウトの際に、手書きメッセージ入りカード付の飴の入った袋をもらいました。「旅の途中に召し上がってね」。

     こんなふうに、例を挙げましたが、この湯宿、いろんな細かいアイデアを積み重ね、素直にすごいなあ。つたない当方の宿泊経験上、ここまで工夫し、「もてなします!」の姿勢を強く感じる熱意のある湯宿、そうそうありません。

     そもそも、洞窟風呂、囲炉裏って、ありそうでないですよね。これで、土曜1人2食9,000円で泊まれるのですから、お得感いっぱいです。

     何より、40代半ばと思しめき、3代目のご主人が率先して、当方らを笑顔でもてなしてくれるんです。チェックイン、夕食・朝食、チェックアウト・・・ 家族経営らしく、奥様も気さくですし。


    ◆総括

     久々に大変気に入ってしまった湯宿なので、もっと雄弁に感想を記そうと思いましたが・・・ 良質の湯宿に対し、あまり言葉はいらないのかも知れません。

     当方が「べた褒め」している背景には、2食9,000円なのに、ご主人ら湯宿の方が頑張っていて凄い! という思いがあります。

     もし、当方が記した「べた褒めな感想」だけ念頭に置き、「漠然」と泊まれば、「凄く良いと評判を聞いたのに」・・・と憤慨しつつ、「北海道なのに、なぜカニを出さないのか」「露天風呂がなくて残念」「大きなホテルとは異なり、バリアフリーではなかったので、せっかく連れて行ったおばあちゃんが風呂へ行くのに苦労した」などと、トンチンカンな感想を抱くかも。

     この湯宿、そもそもは「民宿」です。ゴージャスではないんです。その辺の特色を改めて胸に刻み、気に入るようでしたら、レッツゴー。

    ようこそ♪
     糠平温泉は、他にも泊まりたい湯宿が複数あるものの、山湖荘へ次にいつ泊まろうかな、なんて思う今日この頃です。

    朝食
    ・おから
    ・なめこおろし
    ・焼き鮭、山椒添え
    ・温泉玉子
    ・切り干し大根
    ・サラダ(レタス、水菜)
    ・梅干(写真に写っていない)
    ・たくあん
    ・味付のり
    ・白米(おひつで提供)
    ・みそ汁

     当方指定の8時から、夕食と同じ食事処で。朝食は7時くらいから提供してくれるそう。

    牛乳 飲物は卓上のポットに入っているほうじ茶、廊下に「十勝しんむら牧場」(地元・上士幌町)の牛乳、冷水。


    選べる箸
     夕食、朝食ともに、割り箸ではなく、普通の箸で食します。廊下で好きなデザインの箸を選ぶシステム。

    囲炉裏で夕食 当方指定の18時から、1階食事処で。囲炉裏がついているテーブル席は、後ろの席とパーテーションで区切られた造り。

     飲物メニューは、生ビール650円、瓶ビール600円、日本酒(大雪の蔵600円、大吟醸常呂川850円)、焼酎420円、ジュール類210円。そして岩魚の骨酒(2合)1,800円。

     ワインがないため、スタッフに了解を得た上で持ち込み。  
     囲炉裏山賊プラン1泊2食付9,000円の夕食は以下の通り。お品書き付。


     糠平温泉の湯宿10施設のうち、「山湖荘」「中村屋」「糠平温泉ホテル」「ペンション森のふくろう」「東大雪ぬかびらユースホステル」の5施設は、「無料で外湯めぐり」を企画しています。

     上記湯宿の宿泊客は、他の4施設へ無料で日帰り入浴OKなのです。

     利用時間15~21時、8~10時。

    外観
     山湖荘の斜め向かい側にある、中村屋へ足を運びました。

    玄関前ロビー
     山湖荘宿泊客の場合、客室に置いてある風呂用カゴ(タオルとか入れるのに便利)を持っていくと、身分証明になり、スムーズに「どうぞどうぞ」と風呂へ通されます。

    混浴露天出入り口
     中村屋自慢の混浴露天風呂へ。夕食前の17時は宿泊客の入浴で混むタイミングゆえ、きっと宿泊中の夫婦・カップルが仲良く入浴しているでしょう。それならば「外様」の当方らは内湯へ行きましょう。
     モノは試しにのぞきに行きました。

    看板
     平成13年(2001年)、地下にある内風呂を「洞窟風呂」として、リニューアル。

    洞窟風呂へGO!洞窟っぽい雰囲気。北海道秘宝館を思い出した
     1階の出入り口から階段を下ります。

    男女脱衣所前
     壁面は、すでに洞窟風に仕上げています。東京ディズニーランドのアトラクション工事を手がけた業者の作品で、安っぽくない「本格派」な印象を受けます。

    日帰り情報
     日帰り入浴は写真の時間・料金通り。

     平成13年(2001年)4月の温泉分析書では、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(含重曹食塩泉)の湯は、泉温52.6度、pH7.2、成分総計1.074g/kg、蒸発残留物0.879g/kg。自然湧出で毎分23リットル湧き出ている、中性低張性高温泉です。夏のみ加水。

    外観 上士幌町の糠平温泉(湯宿10施設)に佇む、昭和35年(1960年)創業の湯宿。

     最近、外観をきれいに改装したほか、全10室あった客室を2室減らし、すべての客室に囲炉裏を設け、平成20年(2008年)4月25日リニューアルオープン。

     その翌日に泊まりました。

    飲泉所温泉玉子50円
     玄関前に飲泉所があり、温泉玉子は1個50円。コインをケースに入れてセルフ購入するシステム。

    階段から玄関を望む
    1階囲炉裏付の休憩処
     フロントで立ったまま宿泊受付し、スタッフに荷物を持ってもらいながら、今宵の客室へ案内してもらいました。

    トロッコはじめました
     国道273号沿い、上士幌町の糠平温泉と幌加温泉の間、三の沢駐車場北側で、トロッコに乗れます。

     十勝漫遊舎(本社・札幌)という個人事業主が試行錯誤の末、平成17年(2005年)6月から、現在の形で運行しているみたい。

    案内看板
     この先、ダート道を4キロメートル走りましょう。

    通行止め
     と、思っていたら、4月末まで通行止めでした。がけ崩れ防止のため工事中のよう。写真の通り、5月1日から車で通れます。ゲート前には何台か車が止まっており、旭川から来たという親子連れは「歩いて見に行く」と、ゲートを越えていきました。

     片道4キロメートルも歩くのか・・・ 当方は諦めて引き返しましたが、いま思うと、ヒグマに遭遇する危険もあるでしょうから、無理しない方が賢明と思いました。