札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

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    夕食
     夕食は宿指定の18時30分から、食堂で。
     前菜の後、食事のペースに合わせ、1~2品づつ提供される。お品書き付。

    主なドリンクメニュー
    ・ビール(中瓶)400円
    ・ウイスキー(シングル)300円
    ・日本酒(純米酒500ミリリットル)500円
    ・焼酎(いいちこ 900ミリリットル)1,050円
    ・ワイン(十勝ワインハーフ各種)850円
    ・グラスワイン350円
    ・缶チュウハイ300円
    ・ジュース150円

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    味噌だる

    温泉分析書 平成17年6月28日

    ・屈斜路温泉(源泉名 森の湯)
    ・湧出地 弟子屈町字美留和1番20
    ・泉温70.2度 毎分130リットル(動力揚湯)
    ・無色透明、無味、無臭
    ・pH6.6
    ・蒸発残留物1.188g/kg
    ・成分総計1.904g/kg
    ・ナトリウム-炭酸水素塩泉

     道立保健所シールによれば、湯に一切手を加えていない。

     平成3年の温泉分析書と比べると、湯量が毎分20リットル少なくなっている。

     夜通し入浴OK。日帰り入浴はやっていない。

    道道52号から入る
     屈斜路湖畔の雑木林の奥に、全7室のペンションがある。

    外観
    フロント
     フロントでチェックイン手続き。

    こじゃれた外観
     川湯温泉駅前に、複合店「森のホール・この森のどこかに」が2011年4月14日オープン。近くで経営していた手作り菓子の「スウィート・ドゥ・バラック」が移転入居するとともに、新規で「森カフェ」が併設している。

    森カフェ店内
     廃業した民宿を改修。天井が高く開放的だ。

    コーヒー380円、各種ドーナツ
     コーヒーはマシンで供された。きなこドーナツとか面白い。

     スタッフは近所の主婦が中心。地元産の有機野菜を使用した、おしゃれなランチが売りと聞く。

    つつじの湯
     近くの公衆浴場は、この日で閉館だったそう。

     森カフェで一服した後、屈斜路湖畔に佇む今宵の湯宿へ、レンタカーを走らせた。

    大もり800円
    札幌のてんこ盛り蕎麦屋「大番」より格下レベルの味。また、つまらぬものを喰ってしまった(@石川五ェ門)
    地元の女子高校生っぽいアルバイトの接客がアレレだったので、本人および先輩店員にさりげなく問いかけたのだが「のれんに腕押し」だった。福住総本店(標津町)を頂点とする全道22店舗のフランチャイズ店に、もう近寄らないようにしよう
     弟子屈町の中心部にあるっぽい。駐車場がそこそこ広かったりする。

    摩周湖
     曇天なので「霧の摩周湖」を拝めると思っていたが、こんな感じだった。駐車場代410円。この駐車場半券があれば、川湯の硫黄山駐車場が無料(同日に限り)。

    魅惑的な看板
     国道391号を北上していたら、こんな看板に吸い込まれた。

    雑木林の奥に湯小屋?
    センターハウス敷地内に湧き水
     温泉付分譲地に複数の住宅が立ち並び、センターハウスの庭に、冷水が垂れ流されている。

    これが温泉付分譲地
     いいなあ。

    噴水&謎のタンク
     ずんずん奥へ進むと、こんな感じ。

    大道開発の看板。釧路界隈において「同社が温泉開発を独占」と思っていたが、同業他社もあった
     周辺は地下資源の宝庫らしい。

     この付近に温泉付分譲地が複数あった。購入を検討する方は「お試し入浴」のチャンスも。

    アルカリ性単純温泉、86.2度、無色澄明、無味、無臭、pH8.7、毎分230リットル(動力揚湯)、成分総計0.633g/kg
     標茶、弟子屈界隈は侮れない。

    キャンプ場で温泉三昧

     最初に確認しておくと、オーロラファームヴィレッジは一般的な温泉宿ではない。完全予約制のキャンプ場である。1人1,000円払えば、テントを張るも良し、車で寝泊まりするのも自由だ。

    コテージが並ぶ
     「やっぱり布団で眠りたい」というのであれば、プレハブ仮設住宅のようなコテージ(トイレ、洗面、テレビ付)、ミニログハウスに泊まろう。1人当たりの料金はそれぞれ3,675円、2,625円となっている。

     懐に優しい素泊まり料金で、敷地内に湧く温泉を夜通し味わえるのだから嬉しい。色艶の良いつるつるモール泉は、湯面に「アワアワ」が浮かび、鮮度の高さを示す。混浴露天風呂はさほど開放的ではない空間だけに、客同士が譲り合って事実上の貸し切り風呂だった。

    紅茶色にウットリ
    夜の混浴露天風呂
     浴室棟は、コテージから片道300メートルほど歩くので、天気がヨロシクない日や、電灯の明かりに足元を頼る夜は、いささか遠く感じるかも知れない。頑張って歩いたご褒美にこの湯が味わえると思えば、楽しく散策できそう。



    ジンギスカンだけじゃない美味さ

     キャンプ場なので野外に炊事場はあるものの、利用は夏季のみ。食事処のセンターハウスでは、1人315円で囲炉裏(七輪)を囲み、持ち込んだ食材を焼いて食べることができる。焼肉セット1,050円、海藻ラーメンとカレーライス各525円もあるようだ。

     コテージ、ミニログハウスに泊まる場合、センターハウスで夕食&朝食付も可能。キャンプ場ゆえに正直いって内容は期待していなかった。

    夕食
    ほっけ
     夕食の七輪で焼くジンギスカンがキャンプ気分を高めてくれ、そこに脂の乗った焼きたてホッケが供される。手製の天ぷらや煮物も添えられ、ころ合いをみて、アツアツのご飯とみそ汁を出してくれる。

     あれっ、美味しい。既製品だらけの冷めた旅館料理より、こっちの方がずっと嬉しい。

     朝食もすべて手作り。敷地内で自生しているクレソンに、胡麻ドレッシングをかけて頬張る。あったかい山菜ごはんはおかわり自由。落としたコーヒーも風味豊かだ。



    北海道らしい宿泊スタイル

    雑木林の奥にセンターハウス、コテージが広がる
     そもそもキャンプって「自然の中で一時的に生活すること」を意味し、日本キャンプ協会は「ともに生活し、自然体験すること」と定義づけている。

     標茶町の人里離れた山中に、センターハウス(食事処)があって、コテージとミニログハウス(宿泊棟)が点在し、ちょっと離れて温泉棟がある。まごうかたなき、キャンプ場なのだが、このレイアウト感覚って、伊豆や湯布院などで散見される「全室離れの宿」に似ている。あちらは1人ウン万円もするが、こちらであればコテージに泊まって2食付6,800円。想像力がたくましければ、なんちゃって高級感も味わうことが出来そう。

    会員制だが一般にも広く開放。会員は道内外130世帯
     愛犬と戯れる1人旅の男性、軽自動車に車中泊して湯三昧のカップルなど、みんながオトナの規律を守りつつ自由を謳歌していた。

     キャンプ感覚でお泊まりでき、つるつるのモール泉も味わえ、ジンギスカンに舌鼓を打つ。こういう宿泊スタイルは、自然豊かな北海道らしくて面白い。

    朝食全景
    ・山菜炊き込みご飯
    ・味噌汁
    ・わらびおひたし
    ・煮物
    ・クレソンごまドレッシングがけ
    ・鮭焼き
    ・漬物

    コーヒー
     落としたコーヒーはセルフサービス。

     指定した8時から、センターハウスで。

    夕食全景
     囲炉裏を囲んでの宴が始まる。

    センターハウス
     指定した18時から、センターハウスで。

     アルコール類の持ち込み禁止。缶ビール、缶チュウハイ、グラスワイン、日本酒、焼酎など販売している。
     ペットも出入り禁止。

    紅茶色or飴色
    温泉分析書 平成20年2月14日
    ・源泉名「オーロラ」
    ・アルカリ性単純温泉
    ・泉温43.6度
    ・pH9.4
    ・微黄色澄明、無味、無臭
    ・成分総計0.260g/kg
    ・毎分94リットル、自噴

     詳しくは前回を参照

    看板
    宿泊棟
     未舗装の山道をくねくね走ったどんづまりに、キャンプ場のような光景が見えてくる。これが「オーロラファーム ヴィレッジ」だ。

    センターハウス
     センターハウス(事務所&食事処)で、チェックイン手続きの上、今宵の客室となる「ロッジ」まで案内してもらった。

    ビレッジ全体
    ロッジ
     ぱっと見「町営住宅(平屋建て)」みたいなロッジへ誘(いざな)われる。

     釧路市から釧路町、標茶町、弟子屈町、小清水町と北上し、網走市まで延びる国道391号は、全長153キロメートル。特に標茶町、弟子屈町界隈は、あちこちで温泉が湧き出ているだけに、国道391号沿いは「湯けむりロード」と言えそう。

    国道391号
     標茶町(人口8,400人)における温泉開発は、第二次世界大戦後の1951年(昭和26年)に始まった。しかし、ボーリングしても冷泉ばかり。そんな中、1973年(昭和48年)にシラルトロエトロ原野で40度の湯を当てたのを契機に、開発は加速したと聞く。湯は、いわゆる化石海水の単純温泉で、無色透明とモール泉に分けられ、町内に温泉宿が散見されるが、観光としてはイマイチブレイクしていない。

     一方、弟子屈町(人口8,200人)は、千島火山帯の影響を受けたアツアツの湯が、JR摩周駅を中心とする市街地、屈斜路湖界隈に湧き出ているほか、硫黄の匂いが香ばしい川湯温泉がある。市街地の飾り気がない温泉民宿たちは、仕事や激安旅の拠点にふさわしい。そして屈斜路湖と川湯はネームバリューもあり、温泉が観光の目玉になっている。

    シラルトロ沼湖畔の「冷泉橋」近く
     国道をレンタカーで走っていたところ、標茶町のシラルトロ湖辺りで、こんな不動産看板にぶち当たった。

     温泉宿ばかりではなく、温泉付の分譲地もいっぱいあるよう。なんだか白老町と同じ匂いが漂い、わくわく気分が高まってきた。

     大きな駐車場にレンタカーを停め、のれんをくぐる。

    東屋外観



    もり630円
    もり630円


    かけ630円
    かけ630円


    かしわぬき(スープ)580円
    かしわぬき(スープ)580円


     ゴールデンウィークは、3泊4日の道東湯めぐり旅へ。札幌07時03分発の特急スーパーおおぞら1号に乗り、乗車前に買っていた駅弁を朝食代わりに食べる。

    505キロカロリー
     毛がに、ずわい蟹、たらば蟹が、昆布飯(北海道産米)の上で踊る。

    1,100円
     札幌駅立売商会。1,100円。

    2007年(平成19年)と比べ、パッケージがリニューアルされ、値段も100円アップ。
    2005年(平成17年)の時は、ご飯の仕切りがなかった。

     3時間48分の乗車時間だった。10時51分に釧路駅へ着き、予約していた駅レンタカーを借りる。飛び込みで借りに来た方は「予約でいっぱいです」と断られていたから、観光客はそれなりにいる感じ。

    ソウルフード
    ・チキン(ベーシックルー)577円←写真手前
    ・野菜(野菜ルー)420円

    薬味3種類+ホットオイル
    色どり鮮やか
     薬味を乗せると、色どりが美しい。「ガリ」は寿司だけじゃなくて、カレーに合うことを学んだ。

     ここは安い。つれが興味しんしんだったのでやってきたが「美味しい」と絶賛だった。

     札幌だったら「リトルスプーン」「みよしの」といった地場のカレーチェーン店があるが、最後に食べたのがいつか思い出せないくらい、足を運んでいない。それなのに帯広の「インデアン」は、また食べに来たいと思ってしまう何かがある。それは「味」なのか「旅の高揚感」なのか分からない。
     少なくとも、帯広市民からインデアンは圧倒的に支持されているようだ。地元に愛されているってスバラシイ。

     帯広駅北口から半径500メートル以内で、ふく井ホテルの湯を味わい、ぱんちょうの豚丼とインデアンのカレーに舌鼓を打った。珈琲茶館 藤のコーヒーもいい。珈琲園バンカムはちょいと遠いが、それでも駅から徒歩圏内で温泉とグルメを楽しめる帯広市は、とっても魅力的。札幌からJRで2時間半くらいで着く距離感もほど良い。駅から近い観光ゆえに、密かに「駅チカ観光」と命名し、積極的に楽しもう。

     帯広駅北口から徒歩20分以上だろうか。十勝川に近い住宅街の一角に、珈琲園バンカムが佇む。「バンカム」って、トルコ語で「コーヒー」を意味するそう。

    シンプルな外観
    店内
     ジャズが流れる店内は、しっとり落ち着く雰囲気。新聞、雑誌、マンガ本が充実している。

    ドリンク
    ・ブレンドコーヒー450円
    ・アイスコーヒー480円

     蝶ネクタイをびしっと締めた2代目マスターがサイフォンで作るコーヒーは、濃くて味わい深い。

    つげ義春
     つげ義春の単行本が置いてあった。「庶民御宿」という作品の冒頭のセリフ。「旅先でコーヒー飲むの 好きだね ボク」。自分自身に置き換え、そっと呟いてみると、なんだか旅情が増してくる。向かい席のつれが「なんか言った?」

     各種コーヒー、紅茶、冷たい飲み物のほか、食事メニューとして、カレーライス600円、ピラフ680円、日替わり定食720円(平日のみ)。コーヒーが付くトーストセット700円、ホットサンドセット730円あり。複数のモーニングサービス(9~10時)も。

     帯広市西5条北2丁目 八重洲ビル1階。9時00分~18時00分。定休日第1、3、5土曜日。

    ホテル
     帯広駅北口を出ると、目の前に魅惑的な看板が見える。自家源泉を有する「ふく井ホテル」にやってきた。



    客室

    6畳+縁側
    こじんまり客室ドアを開けると踏み込みあり
     102室のほとんどが洋室ながら、和室が3室だけある。「温泉宿と言えば、和室でしょ」と思い、チョイスした。

    ウォシュレットトイレ、バス客室に冷蔵庫あり
    お茶浴衣と女性用半纏
    客室から望む景色ふとんはスタッフが敷いてくれる




    風呂

    女性風呂
     浴室のドアを開けると、ほんのり玉子の臭いがする。夜中も注がれる湯は紅茶色で「あれっ、こんなにツルツルしたっけ」と改めて驚いた。じっくり浸かっていると、手足にちょっぴり泡がついた。

    温泉分析書 平成21年4月27日
    ・源泉名 帯広天然温泉ふく井ホテル(帯広市西1条西11丁目17番1)
    ・アルカリ性単純温泉
    ・45.8度、毎分200リットル(動力揚湯)
    ・弱黄褐色澄明、ほとんど無味、無臭
    ・成分総計0.672g/kg

    女性脱衣所 夜通し入浴OK。
     日帰り入浴はやっていない。




    夕食

    つぶ刺し1400円
    開ほっけ
     ホテルのスタッフに「周辺でどこかオススメの食事処はないか」と聞いて、「お食事と炉ばた かかし」を紹介された。地元客で賑わっており、食事も美味しい。北海道の旅話を楽しんだ。



    朝食

    朝がゆ定食
    朝がゆ定食


    洋定食
    洋定食



    生卵やシリアルジュース3種類、牛乳
    おとふけ納豆 ジュースやコーヒー、納豆などは、セルフサービスにて。

    2階レストラン
     おしゃれなレストランで食す。



    雑感

     「ああ、温泉宿でのんびりしたい」。そんな時は、山奥の一軒宿、海の見えるホテルといった大自然に囲まれた宿を思い浮かべる。

     でも、帯広駅徒歩2分の温泉付ビジネスホテルに泊まり、夜は街中に繰り出し、ご当地の肴に舌鼓を打つ。そんな楽しみ方も面白い。なんと言っても、湯使いバツグンのモール泉を堪能でき、朝食もこだわっている。和室をチョイスし朝食付1人6,500円は大満足だった。

    看板
     元祖豚丼のぱんちょうの近く、ビルの1階に入居しており、2009年(平成21年)オープンという。

    藤3
    ・今月のおすすめ焙煎コーヒー(コロンビア)550円
    ・藤特製アイス珈琲500円

     カップは「ロイヤルコペンハーゲン」製にこだわっている。

    ボックス席
     ボックス席が落ち着く。

     8~20時まで。

    店構え
     帯広駅北口の目の前。1933年(昭和8年)創業で、十勝における豚丼の元祖とされる有名店だ。


    梅1,050円+なめこ椀200円
    梅
    梅と松
     向かって左が「梅」に対し、右は「松」850円。値段は肉の枚数の違い。

    メニュー
     営業時間11~19時。定休日は月曜、第1、3火曜日。

     特急スーパーとかち3号は、札幌駅を定刻通り10時20分に発車した。帯広市内の温泉付ビジネスホテルに1泊し、街中でご当地グルメに喰らいつく旅プランを楽しもう。

    中身
     藤女子大学(札幌市)食物栄養学科が監修した「ヘルスツーリズム駅弁」。共同開発者の西村孝司教授(北大遺伝子病制御研究所)が、いかに健康と食事バランスに配慮した駅弁なのか解説している。

    パッケージ
     ムツカシイ話はエライ先生に任せて、ぱくぱく食べた。札幌駅立売商会。880円。

     終点の帯広駅に着いた。12時53分。さっそく豚丼を食べに街へ出る。

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