札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

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     函館市電にコトコト揺られ、停留場「湯の川温泉」で降りる。湯宿が連なる温泉街を抜け、熱帯植物園の前を通り過ぎると、海が見えてきた。津軽海峡である。

    津軽海峡
    海沿いの住宅街に佇む宿
     海岸沿いに家々が立ち並び、漁師街の風情を感じていたら、湯元漁火館がひょっこり顔をのぞかせる。市電を下車してから、徒歩20分くらいの距離感だ。


    海岸沿いに、木のぬくもり

    木のぬくもりあふれるフロント周り
    洋室は、ドアを開けるとすぐベッド
     館内は床、壁、天井に木材がふんだんに用いられ、ピカピカに磨かれており素足で歩く。木のぬくもりが嬉しい。
     客室は18室のうち12室が洋室で、木戸を開けるとすぐベッドが鎮座するから、必要以上にはしゃぐと会話は廊下に筒抜けだったりする。掃除が行き届き、こぎれいな印象を受けた。津軽海峡側の客室ならば、眺めも良さそう。

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    朝食
    ・白米(おひつで)
    ・味噌汁(アツアツ後出し)
    ・イカ刺し(コリコリした食感)
    ・白菜おひたし
    ・漬物
    ・カレイ煮付
    ・トマト、レタス
    ・松前漬

    食堂
     指定した7時30分から。夕食と同じ食事処で。

    夕食全景
     18時から食事処で。席に座ってから、いろいろ出してくれた。お品書き付。

     函館の激熱温泉銭湯が12月28日で閉店していた。それって昨日のことじゃないですか。

    日乃出湯
    閉店を告げるビラ
    常連客のコメント
    ・11月から急に湯量が減少。少し掘削したものの、新たな湯脈は得られず地下水や泥が混じってしまい、営業を断念した
    ・湯量減少と湯温低下が原因。ここは熱い湯が売りだから。どのくらいぬるくなったかは知らないが。ボーリング実施や設備更新に経費がかかるため、閉店を決断したんじゃないかい。
    ・函館市内はたくさん温泉施設があって競合相手が多い。日乃出湯は熱いのが売りだが、函館市民みんなが熱い湯が好きというわけではない。むしろ好事家は少数派。経営も楽じゃなかったのだろう。

     残った回数券を返金してもらおうと複数の常連客が駆け付けており、急な閉店だったことが伺えた。

     読売新聞12月30日付の報道も概ね同じ内容だった。

    湯口
    温泉分析書 平成4年12月16日
    ・源泉名「湯元 漁火館1号井」
    ・湧出地 函館市根崎町375番3
    ・泉温47.8度
    ・湧出量毎分500リットル
    ・pH6.4
    ・蒸発残留物7.376g/kg
    ・溶存物質7.460g/kg
    ・成分総計8.042g/kg
    ・ナトリウム-塩化物泉
    ・中性低張性高温泉

     道立保健所の銀色シール(平成17年)によれば、加水、加温、循環ろ過、消毒処理のいずれも「該当しないことを確認しました」。

     宿泊者は夜通し入浴OK。

     日帰り入浴は12~18時。500円。

    玄関前
     函館、海沿い、漁師宿がキーワード。洋室12室、和室4室、客室露天付2室=18室の温泉民宿だ。

    玄関内
     廊下はすべて板張り。スリッパは無く、素足で歩く。

    2階客室前廊下


    客室ドアを開ける


    湯が良い、だけじゃない

     ニセコ連峰を仰ぎながら、「月美の宿 紅葉音」の露天で雪見風呂。大湯沼から引く白濁した湯(源泉名・雪秩父)は、ほんのり硫黄の香りが漂い、絵に描いた温泉風情のよう。思わずニンマリしちゃう。

    露天
     ただし、泊まってお湯だけ味わうならば、周辺には同じ源泉の「国民宿舎雪秩父」があれば、「ペンションアダージョ」も鎮座する。ちょいと足を延ばせば「五色温泉旅館」に巡り合えよう。いずれの湯宿も宿泊費は1万円でおつりがくるほどリーズナブルだ(ペンションアダージョ新館の温泉風呂付客室は1万円台前半)。

     それなのに「月美の宿 紅葉音」は、休前日に泊まって、和室19,050円、露天風呂付洋室25,250円が基本というから、懐が穏やかではない。しかし、実際泊まってみれば、お湯が良いだけではない、プラスアルファの個性が見えてくる。ああ、なるほど。伊達にお高いわけじゃないのねって。

    朝食
     指定した8時00分から、夕食会場と同じ場所で。
     席に着いてから白米or十殻米を選べる。

    湯豆腐
     京都から取り寄せた豆乳で作った豆腐を、固形燃料で温めて食す。

    食事処「四季彩和食らくまる」

    四季彩和食らくまる
    食事処
    夕食処
     掘りごたつ個室。寒い人のためにブランケットあり。

    夕食
     指定した18時から。後出しメニューあり。お品書き付。

    飲み物
    ・ビール ジョッキ500円、中瓶600円
    ・日本酒1合600円~
    ・梅酒600円~
    ・焼酎ボトル1,000円~、グラス400円~
    ・ワインボトルハーフ1,500円~
    ・カクテル650円~
    ・サワー500円~
    ・ウイスキーシングル400円~
    ・ソフトドリンク300円~

    男性露天の湯口
    温泉分析書別表 平成20年11月25日
    ・源泉名 雪秩父(硫黄泉)
    ・源泉所在地 北海道磯谷郡蘭越町字湯里664番地の1
    ・温泉分析申請者 蘭越町長
    ・泉質 単純硫黄泉(硫化水素型) 旧泉質名 単純硫化水素泉
    ・弱酸性低張性高温泉


     日帰り入浴は、10時00分開始、17時00分終了。800円。

     宿泊客は夜通し入浴OK。男女浴室の入れ替え無し。

    外観
     客室12室。

    フロント
    一服
     スタッフに歓待されつつ、ソファーに座ってウェルカムドリンク。そしてチェックイン手続き。

    コーヒー
    お土産コーナー(落としたコーヒー無料)
    ロビー(エスプレッソなどマシンで無料)
    客室ドアを開ける


     札幌駅11時14分発の快速エアポート105号に乗り、日本海の荒波をぼんやり眺めていたら、あっという間に小樽駅へ。11時46分着。


    小樽駅に到着

    小樽駅にて
    臨時特急ニセコスキーエクスプレス
     当初の計画では、時刻表で調べた小樽駅13時33分発の臨時特急ニセコスキーエクスプレス4号(12月23日~2月19日運転)でニセコ駅へ向かうはずだった。

    時刻変更!!!
     ところが出発日の数日前に札幌駅へ切符を買いに行くと、小樽駅の発車時刻が13時33分→14時14分に変更されていた。「発売済みの11・12月号時刻表は、変更前の運転時刻が掲載されていますので、ご注意ください」だって。
     時刻表に載っている時間が突然変更された理由について、いま思えば説明は一切無かった。これがJR北海道クオリティなのかな。

     ともかく、発車時刻がズレたため、ニセコ駅へ着くのが15時32分となり、送迎車で宿には16時過ぎの到着・・・。12月下旬だから、既に周囲は暗くなっているはず。明るいうちにチェックインしたいので、物珍しい臨時特急ニセコスキーエクスプレス4号への乗車は諦め、小樽駅12時20分発の鈍行列車に乗ることに。


    かしわせいろ880円+大盛り150円=1,030円
    かしわせいろ880円+大盛り150円



    にしんそば900円
    にしんそば900円
     季節のおすすめメニュー。


    メニュー
     道内各地のそば粉を隔月で使用。今時期は滝川産だった。

    のれん
     北海道キオスクが札幌駅の改札をくぐった「エキナカ」で運営。入場券160円を会計時に提示すると、ちゃんと160円割り引いてくれる。

     出張の際、幾度となく利用しており、地味に美味しいと思う。

     取り急ぎ、小樽へ向かった。

    460万円
     たまたま寄った定山渓にて。この地の温泉付物件は、途切れることなく売りに出されている気がする。

    天翔の向かい側に佇むガソリンスタンドの裏手
     洞爺湖温泉街の一般家庭に、温泉が供給されていると聞いていた。
     それにしても家賃が気になる。

     冬の洞爺湖 1人旅はオシマイ。

     るるぶトラベルでネット予約。「きままに朝ねぼうプラン」1泊2食付5,300円+入湯税150円=5,450円。


    ハード

    玄関
    客室
     小ぎれい、清潔。


    風呂

    ふろ
     にごり湯を夜通し味わえる。


    夕食

    夕食
     部屋食で一気出し。全9品。

    洞爺湖赤毛和牛しゃぶしゃぶ

    刺身

    焼物

    蒸し物

    酢の物

    釜めし

    デザート



    朝食

    朝食
     おにぎり弁当をフロントで指定した7時過ぎにもらった。

    雑感

     泊まりたい当日未明にネットを通じて予約。2食付5,450円の理由は、朝食が簡素な点だったが、個人的にはおにぎりで十分だった。
     札幌から洞爺湖温泉まで2時間30分余のバス旅を楽しみ、湖畔を散策して温泉街でランチ。14時からチェックインして洞爺山水ホテル和風でまったりごろごろ。吉野家じゃないけれど、早い(札幌から近くて早く到着する)、安い(宿泊料が5,000円台)、美味い(宿泊料の割に夕食にこだわっている)の3拍子整った温泉宿。だからリピートしちゃった。

    アツアツ
     鉄板の上でジュージュー。


    ポークチャップ+ライス、味噌汁、デミカップコーヒー=2,200円

    ポークチャップ単品は1,700円
    デミカップ(小さいコーヒーカップ)に入ったコーヒー
     ポークチャップ単品は1,700円。

    外観
     1946年(昭和21年)開業。木のぬくもりが歴史を感じる。鉄筋造りの素っ気ないホテルが林立する洞爺湖温泉街の中で、キラリ光る老舗洋食屋だ。

     ただし、老舗洋食屋のご多分にもれず、お値段はちょいと高め。「昼食に1人1,000円以上は出したくない」と思うならば、他の店へ行った方が良いかも知れない。

    新館127室+本館153室=280室
     洞爺湖温泉・洞爺パークホテル天翔は、2011年(平成23年)5月から1年間の休館を宣言した。東日本大震災で集客激減に伴う措置と聞く。280室という「大箱ホテル」の営業スタイルにおいて、団体客、海外客、修学旅行客が「自粛」で集まらないのだから、「もうお手上げ」な感じなのだろうか。

    2011年(平成23年)5月から休業中
     そんな中、経営母体で大証ジャスダック上場のカラカミ観光が、MBOを発表。上場して誰でも自由に株を買える状態にしていたのだが、自分たちで株を買い戻し、上場を廃止するという。株主の「目先の利益」を追求する声に惑わされることなく、中長期的視点に立った経営の立て直しができる、という理由みたい。

    巨大戦艦のよう
     カラカミ観光が洞爺パークホテル天翔を「どこか」に売却する方針は11月に横並びで報道されたが、「どこに売却するか」については、室蘭民報が「野口観光に打診」とスクープし、12月22日に北海道新聞が「野口観光に売却する方向で検討に入った」と報じている。

     つれにその話をしたら、「洞爺湖に望楼NOGUCHIが出来たら面白いね」と嬉しそうだった。洞爺湖温泉街の温泉宿は低価格路線で競合しており、高級宿は皆無(かなり離れた高台に佇むザ・ウィンザーホテル洞爺は除く)だから、もしも「望楼NOGUCHI洞爺」なんて出来たら、洞爺湖観光の起爆剤になりそうな、そんな予感がする。

     野口観光は神奈川県の箱根・仙石原に進出するなど、イケイケな感じ。内部留保が200億円あるというから、いろいろ積極的に投資できるのだな、きっと。

     12月のある土曜日、郊外路線バスに揺られて1人旅へ。札幌駅前8時00分発、洞爺湖温泉10時40分着。片道2,700円、往復券4,790円。

    道南バス
    中山峠の碑が雪に埋もれている
    車内真ん中にトイレあり
     乗客5~6人。

    冬の洞爺湖
    スワンボート
    哀愁
     冬の洞爺湖は、どこか儚(はかな)げ。

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