札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     前回、みうらや温泉旅館に泊まったのは、2002年(平成14年)の盛夏だったから、かれこれ11年前になる。こじんまりしていて、湯が良い、食事が美味い、人が心地良い、そして福沢諭吉1枚でおつりが来るとあって、密かにリピートを企てていた。

     ところが「土曜に泊まりたい」と何度か予約の電話を入れるものの、すべて断られた。電話口の女将さん曰く、平日の客層は長期滞在する仕事関係者がメーン。土日に一時帰宅するのだが、荷物をそのまま置いていくので、客室が空かないのだ。

     ただし、年がら年中、仕事関係者で賑わっているわけではなく、客入りの波が激しいという。これまで縁がなかったのは、たまたまと思う。もはや閑散期と言って良い3月下旬、ようやく縁あって、雷電温泉にやってきた。

    ホワイトハウス


    朝食だ
     指定した8時から客室で。配膳される前に、ふとんを下げてくれた。

    ・白米(おひつ)
    ・シジミ味噌汁
    ・ほうれん草、タラコ、マグロ漬
    ・焼サケ
    ・ナス甘煮
    ・サラダ
    ・オレンジ

    夕食
     当方指定の18時から、客室にて。一気出し。
     大瓶ビール750円。缶ビール(350ml)300円。

    温泉成分
    雷電温泉(1号泉・2号泉 混合)
    ・湧出地 岩内町字雷電1549イ林小班
    ・泉温53.6度(混合) 毎分280リットル(混合)自噴
    ・無色 澄明 無味 微硫化水素臭
    ・pH7.4
    ・蒸発残留物1.580g/kg
    ・溶存物質1.644g/kg
    ・成分総計1.650g/kg
    ・カルシウム―硫酸塩泉(低張性中性高温泉)
    ・温泉分析書 平成15年11月25日
    ・申請者 岩内町長 上岡 雄司

     加水、加温、循環、消毒のいずれも行っていないという。
     夜通し入浴OK。

    脱衣所前
     日帰り入浴500円。受付時間は昼間帯らしい。

    今は亡き「ながき家」が売り物件に
     バス停「雷電温泉入口」から、山道を10分くらい歩いただろうか。小高い山の上に1軒の温泉宿が見えた。

    外観
    玄関周り
    ろびー
     ご主人と女将さんに歓待されつつ、2階の客室に通され、客室でチェックイン手続きする。

    廊下


     札幌から高速バスで2時間30分。積丹半島の付け根にある岩内町は、人口14,000人の漁師街だ。

    岩内港と泊原発
     特徴を示すキーワードを挙げると「寿司」「たちかま」「えび天ぷらラーメン」といったグルメに加え、「いわない温泉」「朝日温泉」「雷電温泉」の湯処である(朝日温泉は復旧のめど無し)。さらに「木田金次郎」「夏目漱石」「飢餓海峡」など文化的な香りとともに、5キロ圏内に佇む「泊原発」に社会の矛盾や諦念を感じ、岩内というローカルな土地から思いは世界へ広がっていく・・・ような気がする。

     観光地っぽくない控えめな雰囲気が好きなので、リピートしている。そんな小市民の1人として、岩内町の市街地を1~2時間かけて遊ぶための歩き方を考えた。

    道の駅いわない


    | ホーム |