札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     登別温泉の温泉街は、北海道では珍しく飲食店や土産屋でそれなりに賑わっている。温泉宿に1泊し、夜は居酒屋に繰り出すという遊び方をやってみた。

    出入り口
     さざり湯の裏側に面する居酒屋。鬼楽家は「きらくや」と呼ぶ。日曜定休。

    店内
     オープン直後の18時過ぎ、客はワタシたち2人だけ。女性スタッフ2人で出迎えてくれた。
     コの字型のカウンター+小上がり。
     

    ドリンクメニュー抜粋(価格は税抜き、2014.01現在)

    ・生ビール(エビス)450円
    ・発泡酒(キリン淡麗)300円
    ・梅酒ロック480円
    ・チューハイ各種300円
    ・カクテル各種380円
    ・ソフトドリンク各種200円
    ・日本酒、焼酎の銘柄多数



    「THE 温泉」

    女性庭園風呂(酸性緑ばん泉)
     創業150年を超える第一滝本館は、登別温泉を代表する温泉宿として名高い。
     巨大な浴室で7種類の泉質を味わえる。まさに温泉パラダイスだ。
     白濁した湯、硫化水素のタマゴな香り・・・多くのニッポン人が思い描く「THE 温泉」ではなかろうか。

    客室だ
     湯上がり後、畳の上でゴロリ横になると気持ちイイ。
     温泉宿は、やっぱり和室が落ち着く。



    高まる祭り気分

    昭和
    手相鑑定
     ラーメン屋、そば屋、スナック、カラオケ、ゲームセンター・・・巨大な館内に、なんでもある。廊下の一角に占い師がいた。鑑定時間12分で料金2,100円に対し、15分は3,150円。たった3分の違いで1,050円の料金差が生じる理由はなんだろう。

    北海いで湯太鼓
     北海いで湯太鼓というイベントは、毎週土曜の夜に開催。還暦を過ぎたリーダーの近藤則文さん(館内のいでゆそばで勤務)のダイナミックな動きや、金澤兄妹(仁裕さん、綾花さん)の華麗なバチさばきは、素直にスゴイと思う。感動した。

    ギャラリー
     大箱温泉ホテルは「館内にいろいろ揃え過ぎたため、宿泊客が出歩かなくなり、温泉街の衰退につながった」という指摘がある。確かにそういう側面はあるものの、第一滝本館の場合、お祭り気分MAXで面白いよ。このような昭和クラシカルな営業スタイルは、これはこれで発展してほしい。

     予約時に送迎を頼んでいた。登別温泉街でピックアップしてもらい、14時過ぎに到着する。翌朝10時までのおよそ20時間、カルルス温泉の山静館でまったりしよう。夕食が部屋食で1人11,150円なり。


    清潔と笑顔

    こぎれい
    スリッパずらり
     新築から10年ほど経った宿の玄関に入ると、スリッパがずらり並ぶ。「いらっしゃいませ」。ニコニコした若女将が出迎えてくれる。館内は全体的にシンプルな造りだ。清潔と笑顔。正統派なもてなしの宿って、ありそうでないから癒される。


    アツアツ透明湯

    ろてん
     カルルス温泉の湯は単純泉だから、無色澄明無味無臭で、物足りないイメージがある。でも、いざ浸かってみると、澄み切ったアツアツの湯は清潔感があり、湯船からあふれる姿に贅沢な気分になる。

    客室洗面台馬油
     客室の洗面台に「液体せっけん」「美肌ゲル」「かかとクリーム」「フェイスソープ」が並び、浴室に置いてあるシャンプー、リンス、ボディーソープは「馬油」だった。女性が喜びそうなラインアップと思う。


    名物「地鶏たたき鍋」

    夕食膳
    つくね
     夕食は正統派の旅館料理だった。地鶏のたたき鍋は、厚真産の鶏肉をつくねにしてあり、鍋に投入して食べる。素朴な味わいがする。部屋食をチョイスしたから、持ち込んだスパークリングワイン(セイコーマートで安いのをゲット)を飲みながら、ゆっくり味わえた。朝食は広間で食す。


    女性的な宿

     泊まった感想を一言で言えば、「女性的な宿」となる。艶っぽいという意味ではない。若女将と女将のプロデュースによる全体的に清潔で、さりげない気配り。だから安心して泊まれる。物静かなカルルス温泉にふさわしい宿だった。

    のれん


    朝食
    ・白米(おひつ)
    ・味噌汁
    ・焼しゃけ、タマゴ焼き、佃煮
    ・冷やっこ
    ・温泉卵
    ・野菜サラダ
    ・焼ナス
    ・フキ煮
    ・松前漬
    ・味付のり
    ・カップ納豆
    ・たらこ
    ・漬物

    朝食会場
     1階朝食会場へ8時00分に訪れる。ほうじ茶、冷水あり。

    インスタントコーヒー
     朝食時、1階ロビーでインスタントコーヒーのサービスあり。


    夕食全景
     指定した18時から客室で。一気出し。

    脱衣所前
    温泉分析書 平成16年9月24日
    ・申請者 有限会社 山静館
    ・利用施設名 カルルス温泉 山静館
    ・泉温53.5度
    ・無色 澄明 無味 無臭
    ・pH7.0
    ・蒸発残留物0.766g/kg
    ・溶存物質0.846g/kg
    ・成分総計0.855g/kg
    ・単純温泉(低張性中性高温泉)

     内風呂の2つの湯舟のうち、片方は加水。
     飲泉できる。

     日帰り入浴受付は12~19時00分。20時00分までに退館。600円。
     宿泊客は夜通し入浴OK。清掃時間9~11時。

    外観
     カルルス温泉で1975年(昭和50年)にオープン。18室。

    玄関
    ロビー
     チェックイン手続き後、スタッフに誘導されて2階客室へ。

    客室出入り口


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