札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     大雪山国立公園内の層雲峡温泉(上川町)は、標高670メートルに位置し、宿は大小合わせて17軒。生まれて初めて訪れただけに、ちょっとわくわくしてきました。

    メーンストリート
     それにしても温泉街の街並みがきれい。メーンストリートは歩行者専用で、ゆっくり散策を楽しめますね。

    左手建物に飲食店などが入居
     層雲峡温泉街を、キャニオンモールと呼ぶそう。

    建物はベージュ色&三角屋根で統一
     温泉街に佇む宿は、比較的小規模ばかり。層雲峡温泉と言えば、大きなホテルが林立しているイメージでしたので、ちょっと意外な感じ。

     大きなホテルは、温泉街から外れた高台に、

    ・ホテル大雪(221室)
    ・朝陽亭(256室)

     国道39号沿いに、

    ・層雲閣グランドホテル(161室)
    ・マウントビューホテル(98室)
    ・層雲峡観光ホテル(215室)
    ・朝陽リゾートホテル(188室)
    ・ホテル層雲(225室)

     が点在しています。

    ベンチ&テーブルでくつろげる
     それにしても、いつから、こんな街並みになったか、帰宅後に調べてみると、日本政策投資銀行北海道支店ホームページや、「なぜ排除するのか~神々の庭先をめぐる奇妙な出来事」(長縄三郎氏・共同文化社、2003年発刊)に経緯が記されていました。

     要約すると、建物老朽化や空き店舗が目立ち、観光客離れが進む現状の打開へ、温泉街の経営者、上川町、環境庁が一体となり、昭和62年(1987年)に温泉街再開発の基本構想を策定。

     経営者と町が共同出資した「層雲峡開発」が事業を進めました。平成9年(1997年)から、36棟あった建物のほとんどを壊し、18棟の建物を新築。外観は「こげ茶色&三角屋根」に統一するとともに、看板やのぼりも控えめに。平成11年(1999年)に事業が完成し、今があります。

     工事に当たっては、行政が移転保障するとともに、宿や店に対して融資制度を設け、大半が2,000~4,000万円の貸付を受けたほか、億単位に借りたところが2軒あったそう。この事業により、廃業を決断した宿・店も少なからずありました。

     そもそも、層雲峡温泉は「国立公園内」だけに、すべての土地は国のものであって、そこで商売している方々は、地代を払って建物は自腹で建てて、営業しているのです。木を1本切るのも、そして木を1本植えるのも、すべて国の許可が必要みたい。

    セイコーマート
     本来はオレンジ色が目にまぶしいセイコーマートの看板も、ご覧のとおりこげ茶色。営業時間6~24時、アルコールあり。












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