札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     草津温泉の玄関口「長野原草津口駅」(群馬県長野原町)の1駅手前に、「川原湯温泉駅」(同)がある。八ッ場(やんば)ダム建設事業に伴うさまざまな工事が進んでおり、川原湯温泉の駅も温泉街もダムの底に沈んでしまうそうだ。

     ところが2009年9月、政権与党となった民主党は事業中止を表明。賛否両論の声が挙がったため、地元の理解が得られるまで、事業中止は「保留」という形になっている。
     
     ダムに沈むかも知れない温泉地へ、物見遊山の観光客として足を運んだ。





    駅看板
    川原湯温泉駅 降りた客はまばら。標高520メートルに佇む有人駅で、手荷物を1個200円で預かってくれる(8~16時半まで)。
     駅に置いている川原湯温泉観光協会のリーフレットを見ると「ダムに沈む幻の温泉」「なつかし あたらし 川原湯温泉」「源頼朝ゆかりの名湯」のキャッチフレーズが記してあった。



    温泉街アーチ

    温泉街アーチ
     駅前から70メートル歩くと、温泉街入口のアーチに到着。

    温泉街案内
     温泉街の入口まで500メートル。1番奥にある足湯まで800メートル。

    ジャニーズグループ「嵐」の大野智氏、二宮和也氏がテレビ企画でやってきたと謳う土産屋「お福」道路



    温泉街

    山木館はいい風情
     県道238号に沿って、旅館が建ち並ぶ。宿は9施設、共同浴場が3ヵ所ある。

    王湯は300円。10~18時(12~3月は17時まで)足湯
     風情ある公衆浴場「王湯」。その奥に足湯もあった。

    川原湯神社
     川原湯神社は、立派な造りだった。

     4月という閑散期、土曜午前の川原湯温泉街は、静かだ。

    残骸どんな飲食店だったのか 閉店した飲食店、廃業した旅館が建て壊された跡地。

    温泉街から望む
     引っ越してしまった住民も少なくないようだ。

    看板1
     温泉街は、造成している打越地区というところへ移転するらしい。

    看板2
     ダム湖畔に面する、新しい温泉街の形成を目指しているよう。

     温泉街を歩いていたら、ある宿の主人に声をかけられた。「あんた、写真撮りに来たのか」。
     首からぶら下げたカメラを見て、そう思ったらしい。
     「聖天様のところから、街並みを撮りなさい。あと・・・」。熱心に教えてくれる。

     「そうだ、毎年フォトコンテストやってるから、ぜひ応募してちょうだい」。ちょっと待ってと言い残し、宿から持ってきたのは、フォトコンテストで優勝した作品で作られたカレンダーだった。「古いやつだけど、写真の参考にしてよ」。

    カレンダー
     2つ折りされてA3判の大きさとなっており、硬い用紙を使用しているため、丸めることが難しい。折ってしまうのはもったいない。小脇に抱えながら、道中を共にしよう。

     「いい写真、たくさん撮ってよ。ダムに沈む街をさ」。そっと肩を叩かれた。
     「はい、いっぱい撮って、あと温泉も楽しんでいきます」

    沈む街
     草津の仕上げ湯と言われている湯を味わおう。いざ、共同浴場へ。












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