札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

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     網走刑務所の歴史は1890年(明治23年)に始まる。人口600人余の漁村に、囚人1,200人が内地から送られ、農地、道路、鉱山の開発に従事。囚人は北海道開拓の労働力として活用されたわけだ。

     当時の刑務所に関連するさまざまな施設を、移築・復元した博物館「網走監獄」は、網走駅から4キロメートル離れた山の中に位置する。東京ドーム3.5個分の敷地内に、複数の展示施設が点在している。

     囚人にとって唯一の楽しみと言える「風呂」「メシ」「寝る」に注目しつつ、見学した。



    風呂
    監視付
    彩り鮮やかな囚人もいる
     入浴は月5回程度、時間は15分だけだったそう。現在は週2~3回は湯浴みできるらしい。
     
    農場風呂
    いい湯だな
     敷地内に浴場は2ヵ所ある。当時としては珍しいコンクリート製の湯船が特色だ。



    メシ
    労働の後のごはんは美味い
    微笑
     心なしか楽しそうな表情を見せる。

    二見ヶ岡農場内の食堂
     二見ヶ岡農場内のセルフサービス食堂にて、現在の網走刑務所で提供されている監獄食を600円で食せる。当方利用時、メニューはこれ1品のみ。

    監獄食600円
    ・麦飯(麦3、白米7)
    ・さんま焼、大根おろし
    ・小皿(切干大根)
    ・中皿(春雨サラダ)
    ・みそ汁

     注文してから魚を焼くので、10分近く待った。およそ600キロカロリー。

     飲み物は冷水、ほうじ茶。



    寝る
    脱獄
     五翼放射状平屋舎房に脱獄囚がいる。

    五翼放射状平屋舎房
     1984年(昭和59年)まで実際に使用されていた。

    二見ケ岡農場
     こちらは二見ヶ岡農場内の舎房。通路の左右に、囚人の部屋が並ぶ。ピカピカに磨かれた木造建築が美しい。

    びっくりした
     刑務所から遠く離れた場所で重労働を強いられた場合、囚人は休泊所という名の簡素な小屋で寝泊まりした。別名「動く監獄」「たこ部屋」という。



    いろいろ
    農場
     網走刑務所は「農園刑務所」として、さまざまな作物を育て、全国の刑務所へ食材提供していた。

    伝書鳩
     昔々は伝書鳩が通信手段だった。

    接見
     乳のみ子をおぶった女性が、刑期中の旦那と面会しているシーンが泣ける。

    拘留質問室にて。ヤンキー風情の若者が味わい深い
    単独法廷
     旧釧路地方裁判所網走支部の拘置質問室や法廷も復元されている。

     もともと長期受刑者施設だった網走刑務所は、1968年(昭和43年)から刑期8年未満の囚人を受け入れる施設に変更された。映画「網走番外地」に代表される「網走刑務所は凶悪犯が集う無法地帯」なイメージは、もはや過去の遺産である。

    土産コーナーにも蝋人形
     この博物館は、いろいろな楽しみ方があるだろう。

    ・刑務所の歴史に思いを馳せ、当時の囚人の気持ちを考える
    ・もしも自分自身がお世話になったらどうしようと、アレコレ考える
    ・緑に囲まれた広大な敷地を散策する
    ・監獄食にチャレンジし、土産屋で「出所せんべい」などを買い求める

     そして何より、「蝋人形」の造形美にウットリ。この博物館に蝋人形がいなかったら、魅力は半減すると私感。そのくらい、至る所で存在感を示している。

     いやはや、思った以上に楽しかった。2時間半滞在したが、時間が足りないくらい。また来よう。

     【博物館 網走監獄】1983年(昭和58年)オープン。営業時間は4~10月が8~18時、11~3月は9~17時。網走監獄保存財団が年中無休で絶賛営業中。大人1,050円だが、割引券を使えば940円で済む。割引券は網走監獄ホームページや市内観光地辺りで配布している。












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