札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

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    海を魅せる湯宿

    客室からの景色
     「オーシャンビュー」という売り言葉を良く聞く。「ウチの宿から海が一望できるよ」って。それで足を運んでみると、確かに海が見えるのだが、市街地のごちゃごちゃした建物のはるか向こうにチラリ拝める程度だったりするケース、無きにしも非ず。

    客室からの景色
     でも、海の別邸 ふる川は違う。宿の目の前が太平洋で、遮るものは何もない。客室窓辺のチェアに座りながら、海を拝めるのが嬉しい。客室の窓際に、ちょっとしたカウンターがあり、ロウソクが置いている。夕食後、客室の照明を消してロウソクの炎に包まれながら、アルコールをちびり飲みつつ、開け放した窓から「ざらら、ざっぱん♪」と奏でる波の音に耳を傾けていると、俗世を離れた気分になる。客室にテレビがないから、なおさらそう思う。

     実は「座りながら海を拝める」という点が重要なポイントと指摘したい。海や渓谷に沿った湯宿が「眺めが良いですよ」と謳っても、窓辺に立たないと景色は楽しめず、客室縁側のイスに座っちゃうと、ナイスな眺望が見えなくなったりする状況に何度も出くわしたからだ。

    テラス
     客室に限らず、お天道様の下に整備されたテラスで、太平洋を楽しめる。足湯や瞑想室も整備されているのが特筆だろう。

    太平洋と一体化する露天風呂
     海辺に面した露天風呂は、寝湯になっており、湯船につかると浴槽の湯と太平洋が一体化しているように見える。

     とにもかくにも「海を魅せる」ための、こだわり設計を強く感じることができた。




    ロビーラウンジに集う

    2階から望む それなりな規模の湯宿には、ロビーと称する空間がある。ただし、そこでくつろいだ経験は、正直言って記憶にない。「やっぱり客室が1番落ち着くね」と受け止めていた。

     ところが、この湯宿のロビーはなんだか心地よい。吹き抜けの天井で開放的な上、配置しているチェアが不統一で、さまざまな形状が揃っているのだ。足を運ぶたびに「次はあのチェアに座ろう」「今度は窓際が良いな、いやいや囲炉裏のところにしようか」なんて、選択肢が広がり飽きない、という点が気に入った次第。
    食前酒
     客がロビーへ足を運ぶ工夫として、この湯宿はチェックイン時にウェルカムドリンクを提供するとともに、夕方17~19時は「食前酒カフェ」と称し、ちょっとしたお酒とおつまみを提供。夕食後のデザートはここで食すほか、24時まで「カフェバー」の機能を有する。早朝6時からはコーヒーと牛乳が飲める。ロビーをフル回転させ活用していた。




    いい感じにリノベーション

    01外観
     北海道都市職員共済組合が2008年(平成20年)春まで運営していたホテルビュラメールそれを買い取った定山渓温泉(札幌市)のぬくもりの宿ふる川が、9月1日リニューアルオープンした。外見は手を加えておらず、いかにも公共施設チックなセンスなのだが、中身は良い感じにこじゃれてしまった。

     夕食は白老牛、毛ガニ、ドナルドサーモン・・・ 「食材王国」と謳う白老町にあって、地元のものをこれだけ揃えてちゃんと提供している初めての湯宿ではないか。

     和室8畳(2人泊)は、1人18,000円+休前日2,100円=20,100円。8月末のプレオープンに泊まったので、1人14,000円なにがしで泊まれた。

     「海がきこえる湯宿」として、20,000円超えでもまた足を運びたい。近づいちゃいけない人は、源泉かけ流し原理主義者とテレビっ子かな。たまには、テレビとインターネットを捨て、宿へ行こう。そうそう、ケータイ電話もいらない。波の音が最高のごちそうだから。

    いっちさんこんばんは、お久しぶりです
    涼茶漬け~記事の最後に「登別」という文字を見た時から
    もしや??と思ってましたが、期待通りの宿レポートに感激でございます!
    本を数冊持ち込むもよし、ただひたすら海を眺めながら連れと取りとめのない会話に興じるもよし、
    お楽しみは自分で探すスタイルいいですねぇ
    以前広島の宮島で少し似た雰囲気のお部屋に泊ったことがあるのですが、
    やはり窓辺にカウンターとソファという設えで。
    その時に「並んで会話する」という普段実はあまりない位置関係に、新鮮味を覚えたことを思いだしました

    2010.09.29 00:50 URL | かのん #DeipKTKk [ 編集 ]

    こんにちは~
    ふる川よさそうなホテルですね~
    相方が好みそうな感じです
    ボク的には海と一体化したような露天風呂にのんびり浸かってみたいですね
    地元の食材を使った夕食
    ホント美味しそう!
    特に白老牛が・・・
    北海道にいた頃は登別にはよく行ってたのですが
    虎杖浜はまだ行ったことないんですよ
    是非、相方と行ってみたいと思います♪

    ところでまだまだずっ~~~と先のコトですが
    銀婚式には銀婚湯にいくつもりでおりますです(笑)

    2010.09.29 13:18 URL | 和友 #12BGKAFY [ 編集 ]

    かのんさん、どうもどうもです。
    「登別」の文字から、ふる川を察していただき嬉しいです。
    そうなんです、この湯宿はテレビがない代わりに、客室の窓から波の音付き太平洋が望めるため、それを眺めながら2人で語り合う・・・なんて、いい感じでした(笑顔) でも、冬は寒くて窓を開けられないので、波の音はお預けかも知れません。
    広島にも同様の造り、ありましたか! 並んで会話するって、居酒屋のカウンターで食べるとき以外、あまりないですよね。
    北海道の旅、もう少しですね(笑顔) よき旅を~

    2010.09.29 21:00 URL | いっち #- [ 編集 ]

    和友さん、こんばんはです。
    とっても良かったです~ こういうリゾートチックなお風呂もいいですよね。
    とにかく海を楽しめますし、夕食の白老牛! 肉厚で美味かったです。1人3切れでしたが、1切れ目でとにかく感動し、2切れ目でちょっと冷静に味を噛みしめ、3切れ目で「ああ、美味い」と納得できました(笑) 白老の宿で白老牛を楽しめるって、ありそうであんまりなかったので、注目しています。
    次回の来道の際は、こちらも宿泊を検討なされることをおススメします。あっ、銀婚湯は、銀婚式を待たずとも、ぜひぜひ足を運んでみてくださいませ(笑顔)

    2010.09.29 21:02 URL | いっち #- [ 編集 ]

    ほんの2~3日前、崖下の方からこちらのお姿を拝んでいたところです。
    想像以上によい感じにリニューアルされているようで惹きつけられます。
    ノミ不可、というのもポイントが高いです。
    いつか出かけてみたいです。

    蛇足ですが、
    ・旧虎杖浜温泉ホテル
    ・玉の井
    ・ホテルほくよう
    ・萩野荘(玉砕)
    ・宝湯
    と入ってきました(^^♪。
    宝湯に入れたのが幸運でした。

    2010.09.29 23:07 URL | 駅前旅館 #.vjKhiP6 [ 編集 ]

    駅前旅館さん、こんばんはです。
    念願の虎杖浜界隈、楽しまれたようですね!
    萩野荘は玉砕とのことで残念でしたね。お湯が張ってなかったのでしょうか? 私はふる川の後、昼過ぎに入浴してきたところです。ご主人は湯上がり直後で、下着姿のまま、うろちょろしてましたし(笑)
    宝湯、健在なのですね。熱すぎる湯は、冬に味わいたく思い、また、白老方面へ行きたくなってきました(笑顔)

    2010.09.30 20:10 URL | いっち #- [ 編集 ]

    こんばんは。
    先日教えていただいたとおり、海を魅せるが徹していて見事ですね。
    意味不明の庭園風に設えて植木が視界を遮ったり、無粋な安全柵でパノラマが細切れになっている、残念な露天風呂がまだまだ多い中で、湯に浸かりながらこの眺めが得られるのは出色の素晴らしさだと思いました。そして、自分の嗜好が源泉かけ流し原理主義者でないことに感謝しました(笑
    あと、よくありますよね~、ご指摘されている、眺めがいいロケーションなのに客室の窓が小さかったり、高い所にあって、せっかくの眺望が楽しみづらい宿。ここはその心配はありませんし、TVがないのも望海に集中できてありがたいです。
    料理もとても良さそうですし、ぜひ、自分も近いうちにと思います。
    次々回の渡道で泊まる宿は、増毛の非温泉魚攻め民宿でほぼ決定していましたが、こちらとどちらにしようか迷うことになりました(笑
    いい宿をご紹介くださってありがとうございました♪

    2010.10.03 20:50 URL | D #mQop/nM. [ 編集 ]

    Dさん、コメントいただき嬉しいです! こんなに海の眺めを楽しんだのは、生まれて初めてでした~
    ご指摘のように、危ないから安全柵を設けるという湯宿は、無粋と感じてしまう今日この頃。湯宿の立場で言えば、標準的な対応なのは、いたしかたないのでしょうね。
    そんな中で、あえて安全柵を設けない、そんな粋な湯宿が海の別邸 ふる川であり、Dさんご推薦の「北海道高CP御三家」の一つ、銀婚湯だったりするなあ、と感じました(笑顔) これからの湯宿のあり方を表しているのかな、などと思いました。

    源泉かけ流し主義者ではなく、温泉がない宿も楽しめる・・・旅上手で羨ましいです! 増毛の宿は、オーベルジュなあそこでしょうか。海の宿別邸ふる川は、空いていれば1人客OKのフランクな感じですし、内地からの旅行者にとって新千歳空港から近い立地も魅力的ですよね。
     
    海の別邸ふる川は、冬期間は寒くて客室窓をずっと開けられないでしょうから、波の音が聞こえにくいことに。外のデッキも雪まみれになるでしょうから、訪れる時期によって、感想が異なるかも知れません、などとご報告申し上げます。また、宜しくお願いします!

    2010.10.04 22:21 URL | いっち #- [ 編集 ]












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