札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

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    まっさらの湯

    外観
     時間が止まったままの佇まいに、どこか懐かしさと哀愁を感じる。いい意味でほったらかしてくれる湯守(ゆもり、ゆまもり)だから、煩雑な日常に疲れた旅人にとって、好都合かしら。

    湯口
     平日の金曜に泊まったが、夕方まで日帰り客がひっきりなし、翌朝8時から再び客でにぎわった。上下左右、きれいなタイル張りという風情もこれまた良し。掃除が行き届き、清潔なイメージがする。

     まっさらのアルカリ性単純温泉は、分かりやすい特徴はないものの、新鮮さが伝わってくる。真夜中に貸し切ると、贅沢な気分を味わえよう。



    楽しい自炊

    自炊
     素泊まり専門の湯宿ゆえに、食事は自前で用意する。山奥の1軒宿なので、ぶらり外食というわけにもいかない。電子レンジがあるから、レトルト食品で簡単に済ませるも良し、弁当を買ってくるのもOKなのだが、せっかく自炊できるのだから、ちょっぴり頑張って夕食を作るって、面白いな。

     ただし、調味料をすべて持ち込みしなければいけない点がメンドウ。砂糖、塩、酢、醤油、味噌、サラダ油・・・たかが1泊でそれってダルイ感じ。
     あまり調味料を使わないメニューにするとともに、前の客が置いていった調味料(醤油が多い)があったため、1人で1泊しつつ簡単な調理で済ませる程度ならば、それを当てにしても良いかもしれない。本格的に作りたいならば、自力でしっかり用意しよう。

     そうそう、炊事場は一つしかないので、あんまり本格的すぎて長時間キッチンを占領する行為も慎みたい。



    北海道で自炊宿はレア?

    看板
     1955年(昭和30年)前後に開業。鄙びた風情とホンモノの温泉を味わいたい客が支え、日帰り入浴&自炊宿として営業中。「ホテル」と銘打っているものの、どう前向きに捉えてもホテルって感じじゃない。創業当初の高度経済成長の頃は、ホテルだったのだろう。そもそも名称に法的な規制はないだけに、何を名乗ろうが自由なわけだし。

     北海道で「自炊」できる湯宿を探してみると、これがなかなか見当たらない。北海道ではレアなのかな。無知ゆえに把握しているのは、洞爺湖に近い蟠渓(ばんけい)温泉の「いとう温泉旅館ひかり温泉」と「湯人家」、そして遠軽町の「セトセ温泉ホテル」だけ。そう言えば、五色温泉旅館(ニセコ)の別館に炊事場があったような。本当はもっとたくさん存在しているのだろうか。

    番犬
     宿泊客は当方含め2人のみ。真夏ゆえに窓を開け放して、早々に布団に転がったが、外から時折、物音が聞こえてくる。「ガサガサ」「キィーキィー」など、こうして言葉にしてみたが、どれもしっくり来ない、得体の知れない音だったりする。山奥の1軒宿。自然が生み出す音色に抱かれながら、ひとりぼっちで眠るのは、日常の煩雑な事柄から解放されて嬉しい半面、寂しさがつのる。

     自分自身と向き合い、これからのジンセイを考えながら、よし、明日からまた頑張ろう、と前向きな気持ちになれる点が「おひとりさま旅」の良いところかな。

     素泊まり3,675円でリフレッシュできるのだから、ススキノ辺りで飲んだくれるより、ずっと安いし、何より楽しい。

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    2011.09.15 16:02  | # [ 編集 ]

    鍵付コメントさん、ご訪問&コメントありがとうございます。
    自炊の湯宿、これまで泊まった北海道内の温泉宿を振り返っても、ないんですよね。
    それに比べ、東北で泊まった湯宿では、炊事場があって「ああ、自炊で湯治できるんだな」というケースが
    いくつもあるんです。
    「北海道の湯宿で自炊を楽しむ」というテーマで、今後、旅してみたいな、とオモイマシタ。

    たまの休日に食事を作ると、簡単なものでも、つれは大変喜びます。「あなた、やれば出来るじゃない」って(笑)
    調理するって、面白いものだな、と今回の自炊泊で強く思いました(笑顔)

    2011.09.16 20:44 URL | いっち #- [ 編集 ]

    ○○○○さん、拍手コメントをいただき、ありがとうです。こちらで返信させていただきます。
    私の文章が「昭和の旅の本が漂っている」とご指摘いただき、自分では気付かないものだ、と大変ありがたく思いました(笑顔)
    私、昭和の匂いが大好きなので、そうなっているのかも知れません(笑)
    セトセ温泉ホテルはどんぴしゃの渋い湯宿でした(笑顔)

    それはさておき、鹿の谷も自炊との情報、ありがとうございます。
    そうですね、キャンプとか野宿とか、そういう旅をしている方は
    調味料をあまり使わない料理を作っていそうですね。
    そういう方々の知恵を生かしつつ、自炊宿に足を運べば、
    快適に泊まれそうと思い、目から鱗です。ありがとうございます!

    2011.09.16 20:46 URL | いっち #- [ 編集 ]

    昨年9月、10年以上ぶりに日帰り入浴で訪れました。
    いっちさんは行ったことがあるかな?と見てみると何と宿泊されていたとは!
    さすがです(*´▽`*)
    私が訪れた時もこちらのワンコが元気に接客していましたよ。

    2015.04.05 18:44 URL | bluesky-you #OQiCWYBY [ 編集 ]

    bluesky-youさんへ

    どもどもです!
    入湯ご経験のあるセトセ温泉ホテルは、
    経年劣化が進むなんとも言えぬ風情ですよね。
    しかも、わんちゃんが出迎えてくれて、イイ感じです!

    ここに泊まった際、宿泊客がワタシ&もう1人だけで、
    夜は静寂でした。寂しいながらも、それも味のうちでした(笑顔)

    2015.04.07 21:54 URL | いっち #- [ 編集 ]












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