札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

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     男女2人で泊まるならば、こじんまり湯宿が「しっぽり」するけれど、「たまには大箱ホテルにチャレンジしたい」と思った。そういう宿泊記である。


    過不足ない客室

     ぐうたび北海道でネット予約した宿泊料は、1人7,000円ジャスト。「料理長おすすめ!!ズワイ蟹食べ放題バイキングプラン」。チョイスする時点で「1人2食付いて7,000円だから、どんなにひどくてもイイや」なノリだった。ズワイ蟹、たらふく食べちゃうぞ、なテンションで。

     137室、10階建ての「名湯の宿 パークホテル雅亭」に14時00分きっかりにチェックインし、フロントの熟練した男性スタッフに一通りの説明を受け、自力で客室へ赴く。

    和洋室
     和室8畳とベッドルームの客室、広々してイイじゃないですか。熱湯入りポットに茶菓子、そして冷蔵庫内に冷水ポットも。ユニットバスがあって、ウォシュレットトイレもある。タオルをはじめアメニティーも完備しており、過不足ないのが嬉しい。

     ちなみに、受付時のフロントで、ベッドがあるのだけれど、和室の方に布団を敷きますか、と尋ねられた。「いやいや、お手間をかけますので、結構です」と答えた。



    自家源泉ありの湯

     男女別の大浴場は、5つの源泉を味わえる。そのうち「子宝湯1号・2号・3号の混合泉」と「パーク泉」の2つは自家源泉だった。加水ありと言うけれど、イイじゃないですか。

    露天風呂
     登別温泉でメジャーな「1号乙泉」、そして新登別温泉と同じ源泉の「奥の湯」も楽しめる。いずれも加水しているものの、湯の特徴はいろいろ味わえた。奥の湯が注ぐ露天風呂は、早朝に入浴した際、底に泥が溜まっており、「泥パック」を楽しめそう。

     宿泊料が1万円以下ながら、洗い場に置いてあるシャンプー&石鹸類が「柿渋」「炭」だったので、高級な印象を受けた。

     チェックインした14時過ぎ。内湯は湯煙だらけで、いかにも温泉気分が高まる。湯船に浸かり、ああ、硫黄の匂いがするなあ、と感じつつ、誰もいない湯船で満喫するのだった。



    これがバイキング!

     バイキングの夕食会場は、予想通り、だだっ広かった。「とっても騒がしい中、夕食するのはイヤ」と思っているワタシにとって、これはウーン、出来れば拒絶したい、な心境。敬遠していたシチュエーションであるが、そんなの想定内だけに、だったら、この湯宿をチョイスすべからず、とのツッコミを自身で入れてしまう。

    はじっこの2人用のテーブル
     なるべく落ち着く席で食したい、だから早めに行ってそれなりの席に通してくれるよう交渉できないかと、夕食スタートの18時00分きっかりにレストランへ訪れたワタシたちに対し、スタッフは「どうぞこちらへ」と案内してくれたテーブルは、会場はじっこの2人用の席だった。おおっ、これならば「しっぽり」夕食できるんでない!

    ズワイ蟹バイキング
     気分上々で、夕食の「エサ」を物色する。この湯宿がイチオシするズワイ蟹(足)は、みなさんお目当てのようで、すぐに無くなるが、補充も迅速だ。近くの席の若いカップルは、ズワイ蟹ばかり食していて、殻を山のように積み上げていた。ワタシも当初は「腹いっぱい、ズワイ蟹を食べるぞ」と意気込み、いの一番にズワイ蟹を持ってきて、もそもそ食べたが「やっぱり(食べるの)面倒くさいな」と。それに正直、身にコクがないような・・・

     いま思えば、ズワイ蟹って淡白な味わいだし、醤油や塩を振りかけて食べればイケたかな、と。当時はそこまで頭が回らず、フツーに他の食べ物を食べようと、考えを切り替えた。

     食事を持ってくるに当たっては、「原則1皿に1品しか盛り付けない」とルールを決めた。朝食バイキングのように1皿にアレもコレもとてんこ盛りしたら、あまり美味しそうに見えないから。バイキングじゃない湯宿で1皿づつ提供される夕食をイメージしながら、それを自分自身で盛り付ける。

     アルコールなどの飲み物は席に座ったまま、注文すればスタッフが運んでくるが、忙しそうなだけに供されるのが遅くなるとキレちゃいそうなので、ビールサーバーのあるところまで足を運び、近くのスタッフに伝票(着席時に最初に飲み物をオーダーした際、渡された)を示した上でオーダー。追加で注文品を記入してもらい、その場で飲み物を受け取った。「わざわざ申し訳ありません」と言うスタッフに好感を寄せるのだった。

     あっ、夕食バイキングの味ですか。既製品もありつつ、そうじゃない手作りも散見され、料理人がオープンキッチンでフライパンにて炒めたものが、即座に供されていた。品数が多いから、限られた時間で「どれが美味しい」は、なかなか判別しづらいなあ、と。

     朝食もバイキングだったが、こちらは、過去に泊まった湯宿と比較して、なかなかどうして、レベルが高いように思う。具体的にどうなのよ、と言われれば、すぐに返答出来ないのだが。



    楽しみ上手なスタンスを

     気心の知れた男女2人で温泉宿へ1泊するならば、滞在時間中は大いに「しっぽり」したい。恋人同士、新婚さん、熟年仲良し夫婦、そして不倫カップル・・・ 気の利いた殿方orご婦人ならば、感覚的に「こじんまり宿」をチョイスすると思う。

     温泉ツウを自認するならば、ファミリーやグループで泊まりにいくにしても、温泉宿は「こじんまり」を選びがち。「大箱ホテルは、団体さんがうるさいからね」「客室数で言えば、女将の目の届く20室以下だろう」などと、いかにも「ツウ」なセリフが目に浮かぶ。

    ようこそ
     まさに、ワタシはそんな感じだった。2000年(平成12年)から札幌近郊を中心にアチコチ泊まり続け、それは間違いない、かなりの確率でしっぽりできると確信する。

     しかし、一方で、こじんまりだろうが、大箱だろうが、結局は温泉宿が提供するサービスを「いかに楽しむか」という積極的な姿勢がなければ、どんな湯宿に泊まろうと、イマイチ満足できないのではないか。与えられたサービスが「お気に召さない」といって「この湯宿はダメダメ」と思えば、せっかく縁あって泊まったのに、ツマラナイ思い出しか残らない。臨機応変に考え直して「楽しい」に変えていく、そんな楽しみ上手なスタンスは、先進国のわが国における「ゆとりある円熟したオトナ」の1つのあり方ではないか。

     その上で「大枚はたいて、ワタシたちにこんなに気を使わせるのだから、肌に合わなかった」と思えば良い。そして、もうチョイスしない。もしも、ワタシの感覚が少数派ではないならば、そういう温泉宿はやがて淘汰されることを念じながら。

     で、名湯の宿 パークホテル雅亭はどうなの、と尋ねられれば、「バイキング大箱ホテル」の特性を踏まえた上で、なかなかどうして、良いんじゃない、と思う。こぎれいなハード、自家源泉の湯、それなりなバイキング・・・ 1人2食7,000円で、なにか物申せば、バチが当たりそう。

     なんて思えば、立派な「楽しみ上手」でしょう。

    こんばんは。
    一泊7000円で広々した部屋で源泉でお腹いっぱい食べられるなら十分ですね!

    私は時々バイキングの活気ある雰囲気を味わいたい時がありますので、そんな時にこちらを検討してみようと思います。

    ただ、まだまだ修行が足りずバイキングでは自分の胃袋の限界を超えてしまって後で苦しい思いをするので、結局苦行のために温泉に行ったことになりかねません…(笑)

    2012.03.20 20:20 URL | りきりき #- [ 編集 ]

    こんにちは~
    登別は北海道の温泉地のなかでも1番賑わっている所でしょうか
    子どもの頃から何度も行ってますが
    殆ど第1滝本館でした
    あとは登別グランドホテルに1回だけ泊まったことあります
    いっちさんが仰るいわゆる「大箱ホテル」ってぇやつですね
    ファミリーやグループで宿泊する時はいいと思います

    こちらのお宿、1泊2食で7,000円とは随分リーズナブルですね
    夕食のバイキングはちょっとアレですが
    施設も綺麗だし、風呂も良さそうだし
    お値段を考えると申し分ない感じがしますよ

    今年の秋は道東を予定してますが
    夏は親類たちと大人数で道南方面へ行こうかとも思っています
    道南で1泊したあとに、こちらでもう1泊というのも
    いいかもしれません
    但し、夏はもっとお高いんでしょうね(笑)

    北海道はまだまだ冬ですね
    こちらも3月後半なのにけっこう寒いです
    今月末には桜の開花が予想されていますが
    どうなりますことやら・・・

    2012.03.21 14:52 URL | 和友 #12BGKAFY [ 編集 ]

    りきりきさんへ

    こんばんはです!
    夕食バイキングは、これまでちょっと苦手に思っていましたが、
    おっしゃるように「活気ある雰囲気」ですよね。
    これって「お祭り気分」なのかな、と、
    思い始めております(笑顔)
    大通公園でのビアガーデンとか、オータムフェスタとか(笑顔)
    そうイメージすれば、これはこれで良いのではないかと!

    確かに、ワタシも夕食バイキング初心者として、
    食べすぎ注意と実感しております(笑)

    2012.03.21 23:52 URL | いっち #- [ 編集 ]

    和友さんへ

    いらっしゃいませ(笑顔)

    そうですね、「本州のような温泉街らしいところがない」なんて指摘される北海道にあって、
    登別温泉はいい感じと受け止めています。

    滝本館オンリーの和友さん、ポリシーを感じますよ(笑顔)
    ワタシも1回だけ登別グランドホテルに泊まりましたが、
    温泉宿に関心がなかった20年前のことなので、風呂の様子すら思い出せません(笑)

    雅亭は、リーズナブルでイイとオモイマス。ハードがきれいなので、
    それだけで元はとった、な気分です(笑顔)
    夏の相場はいくらだったか・・・
    ご指摘のように7,000円はあくまで閑散期価格と受け止めていただければ、と。
    昨年のGW明けでしたら、確か5,800円だったような! 間違っていたらスミマセン。

    東京はそろそろ桜ですか!(ウラヤマシイ・・・)
    札幌は雪も溶けず、寒くてストーブがんがんです~

    2012.03.21 23:53 URL | いっち #- [ 編集 ]

    いっちさん、こんばんは!

    大箱ホテルを「いかに楽しむか」ですが
    私個人の楽しみ方としては・・・

    特に愛すべき昭和の大箱は、恐ろしいまでの
    継足し建築ゆえ、大浴場までの
    遠き道のりを「冒険」とする。
    迷子になった場合は速やかにその状況を
    受け入れ、迷子を満喫する。

    かつて営業していたと思われるホテル内の
    「スナック」的な場所を発見した場合は
    浴衣姿の赤い顔をした宿泊客(オヤジ)の
    カラオケ姿を想像し当時に思いをはせる。

    って、いっちさんの「いかに楽しむか」と
    まったく違う楽しみ方ですが(笑)

    大箱の良いところはカメラを下げて館内を
    ウロウロしても気にならないことですね。
    上品なこじんまりとした湯宿はなんとなく
    まわりに気を使ってしまいます。

    気の利いた小料理屋も好きですし、
    大衆居酒屋も好きですので温泉も同じです。
    ちょっと年季の入った味わいある
    居酒屋も好きですね(笑)

    2012.03.25 04:27 URL | sasaki aki #- [ 編集 ]

    sasaki akiさんへ

    sasaki家の門外不出な家訓?であろう「大箱ホテルを楽しむ○ヵ条」の一端をお教えいただき、
    とっても嬉しいです!
    非常にユニークな表現に、大いに賛同しました(笑顔)
    ワタシも、3年前にホテル層雲(閉鎖)に泊まった時、
    客室から露天風呂までの距離が遠すぎて、
    昭和の温泉ホテルを体感した次第です(笑)

    宿の好みを、飲食店に置き換えて表現される点、
    とっても同感します!
    仮に飲食店だったら、肌に合わなくても1時間で帰れば済むのですが、
    湯宿は基本的にお泊まりするだけに「拘束時間」が長すぎるので、
    湯宿選びはシビアになると受け止めています。

    ワタシの場合、最近は湯宿も居酒屋も、そこで働いている「ヒト」と肌が合う合わないで、
    捉えるようになってきました。
    食事が美味しい、ハードの掃除が行き届いている、湯使いバツグン・・・
    結局のところ、湯宿で働いている「ヒト」が、イイ湯宿を作っているのですから(笑顔)

    2012.03.25 19:38 URL | いっち #- [ 編集 ]












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