札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
    これこそ温泉民宿

    外観
     片瀬白田駅から徒歩10分圏内、東伊豆町・片瀬温泉の温泉民宿は、看板がなければ、そこいらの民家と変わらぬ風情。住宅街のど真ん中で周辺に他の湯宿は見当たらない。

     紛うこと無き「This is the 温泉民宿」なのだ。

    客室
     民家の2階に4部屋あり、そこの1室を「間借り」する感じ。客室に「鍵」という概念が無い事実は、ジャパニーズな温泉民宿の証しに他ならない。ニッポン人の優れた民度を象徴するエピソードと言えよう。


    地味ながら感じる湯力

    風呂
     そもそもが民家なのだから、風呂はちっちゃい。家族風呂な風情の浴室を「貸し切り」で楽しめる点が嬉しく思うし、シャンプー、リンス、石鹸が置いてあるので、過不足ない。

     ナトリウム・カルシウム-塩化物泉の無色透明な湯は、成分総計8.799g/kgと濃い。口に含むと若干のしょっぱさを感じつつ、湯上がりはどことなくホカホカ。湯船のふち、排水溝が茶色く変色している点からも、湯力を感じる。家庭的すぎて地味な浴室だけど、湯質の良さに思いのほか満足するのだった。


    さりげなく、質高く

     じゃらんnetで予約。1人で土曜に泊まって2食7,500円のプラン名は「地元鮮魚の和食会席部屋食プラン♪源泉掛流し(加水)」。わざわざプラン名に「加水」と明記する点は、そこまであけすけに語るのか、とびっくりしつつ、実直な姿勢に感心する。

     それはさておき、お泊まりする湯宿におけるキーポイントである「食事」について、このプラン名は「地元鮮魚」「和食会席」「部屋食」と謳う。なんて耳障りの良いフレーズなのでしょう。

     東伊豆の海沿いに佇む温泉民宿=てんこ盛りな魚介類、と勘違いする客は、そこそこいるかも知れない。ワタシも少なからず期待した。でも、温泉民宿という安価な経営スタイルでアピールする「食事がいいよ」って、あからさまに「てんこもり」を主張していなければ、「地元鮮魚を用いた家庭料理プラスアルファ」と捉えた方が、玄人の「泊まり人(びと)」と感じる。

    夕メシ
     夕食は刺身の鮮度が良い。レタスのサラダをめくると地元名物の「金目鯛」がお披露目した。白米まで平らげてお腹一杯な感じ。なんてエコなのでしょう。目指せ、破棄率ゼロ!


    朝メシ
     そして朝食のメーンが「ひもの」なのが伊豆らしい。

     夕食&朝食は、地元鮮魚と野菜を中心としたメニュー。全体的に質が高く、ヘルシーな印象だった。旅先での食事は野菜不足になりがちだけに、これはイイ。

     もっとも「カロリーはどうでも良いから、贅沢三昧で腹いっぱい食べたい」ならば、そもそも7,500円の温泉民宿は場違いなのだろう。追加料金を払って、品数を増やしてもらうという手もあるが、もっとハイクラスの湯宿をチョイスすべき、かな。


    太平洋まで徒歩1分

    夜明けとはりつけの松
    片瀬25号のこぼれ湯が湯けむりをあげる
     2月中旬の早朝6時過ぎ、宿を出て徒歩1分の海岸に足を運んだ。コートを羽織ったがとっても肌寒い。
     太平洋の大海原、紅色の水平線、こぼれ湯の湯けむり・・・を眺めつつ、浜っ子という温泉民宿は実にイイ立地だな、と感じた。

    海岸沿いの散策路。散歩中の地元住民と歓談した
     素泊まり、朝食オンリー泊もOKだから、グループ客で賑わっていた。夜中まで親睦を深めていたので、木造の民家ゆえに嬌声がちょっぴりうるさくも思ったが、まあ、想定内だろう。

     何より、女将さんのやわらかい応対に、ココロが和んだ。昭和58年オープンで、以前は食堂も経営していたそうだが、今は温泉民宿に専念しているそう。

     「また(北海道から)来てね」と笑顔の女将さんに見送られ、東伊豆町・片瀬温泉から、電車を乗り継いで羽田空港へ。夕方には新千歳空港に降り立つのだった。ニッポンは広くて狭い、なんてアンビバレンスな感情。

     ハードは割り切るから、リーズナブルな伊豆旅行を、と考えるならば、湯、食、立地、もてなしともに庶民的すぎる穴場の温泉民宿はイイかも知れない。「東伊豆の実家で、源泉から引いた湯と、飾らないメシを味わう」。こういう常宿も持ちたいものだ。

    いっちさん、こんにちは。
    温泉民宿に泊まったのは…あれ?いつ以来でしょう?

    それはさておき、伊豆へ行くのにこういった温泉民宿をセレクトするあたり、単なる観光客ではなく旅のプロと思いました。
    私がもしこういう宿に泊まるなら、何度も訪れた地でそろそろ趣向を変えて…という時でしょうか。

    夕食はそもそも毎日の食事を考えるとこれくらい食べられれば十分ですし、朝食だって立派ですからこれで7500円はお値打ちですね!

    2012.04.12 07:49 URL | りきりき #- [ 編集 ]

    いっちさんこんばんは!

    もう10年以上前のこの時期に友人との旅行で片瀬温泉に投宿したことを思い出しました。まだ温泉の有り難みも分からず、今思えば貴重な経験だったんだなぁと。5月なのに五月蠅い蚊と、夜の舟盛り&朝の干物の最高の旨さが記憶に残っています。熱川のバナナワニ園や熱海秘宝館を廻ったなぁ(笑)。

    最近いっちさんに感化されたのか(笑)こぢんまり宿を中心に過ごしてました。花鐘亭の最安値プランでもお湯&料理に大満足(笑)白糸&まつの湯に続いて定宿が出来ました。

    2012.04.12 19:01 URL | しゅん #- [ 編集 ]

    こんにちは~
    最近は民宿にはとんとご無沙汰ですが
    それなりのよさがありますよね
    かなり昔ですが西伊豆の松崎に海水浴に行った時に
    温泉民宿に泊まりました
    なんという民宿だったか忘れてしまったのですが
    とにかく美味しい海の幸をたらふく食べたことだけは覚えています
    残念ながら温泉のことは全く記憶にございません(笑)
    西伊豆は東と比べてちょっと遠いのでなかなか行く機会がないのですが
    けっこういい温泉がありますよ
    天気がよければ富士山がとっても綺麗です
    いっちさんも次回は西伊豆方面にも是非チャレンジしてみて下さい!
    ちょっと交通の便が悪いのがアレですが・・・

    桜は満開の時期が過ぎましたがまだまだ綺麗です
    でも予報では明日は花散らしの雨が降るとか
    花の命は短くて・・・
    ちょっと古いですかね(笑)
    北海道もそろそろ春ですね~♪

    2012.04.13 15:20 URL | 和友 #12BGKAFY [ 編集 ]

    りきりきさんへ

    こんばんはです~
    出張ついでの1人旅ゆえに、
    土曜に1人でも受け入れてくれる
    安い温泉民宿をチョイスしました!
    でも、せっかく遠路はるばる伊豆へ行くのですから、
    「文豪が泊まった宿」「木造の風情あふれる宿」
    などなど、ホントは泊まってみたかったです~(笑)

    家庭的な食事だったので、飽きがこないかも知れませんね。
    歓楽的な風情は一切ないので、
    仕事で長期滞在するのにイイ感じの宿と思いました!

    2012.04.14 03:53 URL | いっち #- [ 編集 ]

    しゅんさんへ

    おばんでございます~
    片瀬温泉、おおっ、宿泊経験ありですか!
    しかも、舟盛り、干物、バナナワニ園、秘宝館・・・
    伊豆を代表する楽しそうなキーワード満載ですね(笑顔)
    今思えば、熱海の秘宝館は行っておくべきでした。
    別府の秘宝館は閉館しましたし、定山渓もずいぶん前に・・・

    はなや、イイですよね!
    白糸、まつの湯・・・久しく行ってないですが、
    やっぱり、こじんまり宿って好きですね(笑顔)
    定宿に足しげく通いたい気持ちと、新規開拓したい気持ちがせめぎあい、
    もどかしさを感じる今日この頃です(笑)

    2012.04.14 03:54 URL | いっち #- [ 編集 ]

    和友さんへ

    どうもどうもです!
    伊豆で海水浴を楽しみ、そして温泉民宿に泊まって、
    海の幸に舌鼓を打つ・・・
    憧れちゃうシチュエーションですね!!!

    オススメの西伊豆で、温泉、魚、そして富士山を拝めれば、
    ニッポン人としてこれ以上ないシアワセを感じそうです(笑顔)
    調べてみましたら、西伊豆は海の幸をアピールする温泉民宿が散見されますね。
    これはぜひ足を運んでみたいですが、
    札幌からなかなかムツカシイので、
    道内で魚のうまい温泉宿に行きたくなってきました~

    ・・・苦しきことのみ多かりき。ぜんぜん色あせない言葉ですよね(笑顔)
    札幌はまだまだストーブが手放せない状況ですが、
    道路の雪もとけ、日差しも暖かくなり、春を感じつつあります!

    2012.04.14 03:55 URL | いっち #- [ 編集 ]












    管理者にだけ表示

    トラックバックURL↓
    http://oyusuki.blog14.fc2.com/tb.php/2081-82ffb9d5

    | ホーム |
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。