札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

     「あそこの泡付きは最高だ」
     「日本一の炭酸泉を謳う長湯温泉よりスゴイ」

     5泊6日の九州旅行を通じ、共同浴場や湯宿で出会った方々が口を揃えて言う。「それって、どこの温泉ですか」と聞けば「七里田温泉だよ、長湯温泉から5~6キロ離れてるかな」。

    看板
     今回の旅で最終の5泊目となる湯宿は、ちょうど七里田温泉(大分県竹田市)と同じ行政区域の長湯温泉に予約している。宿泊先から近いので(車だったら)、チェックインする前に行ってみようと、筋湯温泉(大分県九重町)の秀月を10時30分にチェックアウトし、七里田温泉を目指す。本来であれば、県道40号、国道442号、県道669号などを経て、たった28キロの道程なのだが、セットしたナビに従ったところ、見当違いの細い山道をくねくね走る羽目になり、到着したのは出発から1時間30分後の12時00分だった。

    七里田温泉館
     「七里田温泉館」は公共温泉チックな日帰り施設(9~21時、第2火曜定休)で、食事処もある。受付の男性スタッフに聞いたところ、温泉館の湯はアワアワ度は低い。しかし、徒歩2~3分の場所にある「下湯(ラムネの湯)」は、非常にアワアワ度が高いという。
     
     と、いうことで、遠路はるばる訪れたのだから、アワアワ度の高い「下湯」に入浴することに。受付は温泉館で行う。入浴料1人300円+預かり金1組1,000円を払い、鍵を借りる。「非常に混んでいるので入浴は1時間以内でお願いします。男性は10人くらい、女性は4~5人入浴しています」という。

    下湯を見張る防犯カメラのライブ映像あり
    鍵


    いざラムネ湯へ
    もうすぐ
    到着
     案内板に沿って歩くと、徒歩2~3分で着いた。

    下湯
     「日本無類の炭酸泉」を謳う。防犯カメラあり。

    時間制限
    女性脱衣所


    下湯(ラムネの湯)

    飲泉OK。スゴク苦い
     男女浴室ともちっちゃい湯船が1つのみ。露天風呂は無い。シンプルイズベスト。

     男性浴室に入ると、若いものからシニアまで10人が肩を寄せ合うように整然と並び、体育座りで入浴している。ただでさえ小さな湯船にニッポン男児が隙間なくびっちり入浴しているので、これは入り込む余地はないと床に胡坐をかいたところ、地元の常連さんっぽいシニアが「あんたも入ったらええよ。そこ入るだろう」と声をかけてくれた。そうかな、ちょっと無理っぽいな、と思いつつ、ええいままよと「スンマセン、失礼します」。ざっぷん突撃した。
    浴槽の図
     浴槽の図を示す。赤い丸が突撃したワタシ。黒い丸が他の湯客。裸のオトコ11人が体育座りしながら肌を触れ合う・・・まさにすし詰め状態だ。でも、なんとか入浴できた。

    アワアワ、シュワシュワ
     透明なぬるめの湯は、湯面に炭酸の泡が舞う。10秒もしないうちに、身体中に炭酸がまとわりつき、1分も経たず全身アワアワに。拭っても拭っても、すぐにアワアワだらけになっちゃう。湯に耳を澄ますと「シュワシュワ」と音が聞こえてきそう。飲泉OKなので飲むと「ジュワジュワ」と強い苦味が広がる。

     掲示していた「温泉の禁忌症・適応症・その他」(平成20年10月30日、決定者・大分県豊肥保健所長)によると、泉質は炭酸水素塩泉(マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉)。泉温38.0度で、使用位置では32.7度という。
     ぬる過ぎるから、ついつい長湯になってしまう。だから客の回転も遅く、混み合うのかしら。

    警告
     高濃度の炭酸ガスが浴室内に充満すると死に至る。そういう点に注意さえすれば、温泉という湯そのものを五感で味わえるナイスな共同浴場。「日本無類の炭酸泉」に偽りはなさそうだ。

     ただ、まあ、入浴するのにわざわざ預かり金1,000円を徴収(鍵を返しに行くとちゃんと返してくれる)したり、防犯カメラを設置するなど、なにか物々しい感じがする。そこんところを「客を信じないなんて無粋だねえ」と眉をひそめて指摘するのは簡単だが、ワタシのようなどこの馬の骨か分からぬ観光客が全国から押し寄せ、ごく一部ながらも、ルールを守らない湯客が増えてしまったゆえの対策と思う。
     そもそも、ここは地区住民の共同浴場。利益を追い求める観光施設ではない。管理人を雇って常駐させるだけの人的・金銭的な余裕はないのだろうから、客を広く受け入れているだけでもありがたい。そう感じたい。


    歴史
     はるばる遠い地へ足を運び、独特の湯に浸かる。旅の醍醐味だ。

    こんにちは~
    日本無類の炭酸泉というだけあって
    凄いアワアワですね
    ラムネの湯という名称も頷けます
    これだけのアワアワ温泉は
    北海道にもないんじゃないですか
    浴槽の図をみて笑っちゃいましたよ
    ニッポン男児が体育座りで
    すき間なく肩を寄せ合って入浴しているなんて
    想像するにオモシロイ光景です
    そこにいっちさんが図のような感じで入ったわけですね
    ますますオモシロイ(笑)
    本当は一人でのんびり浸かってみたい温泉ですね
    そういえばそろそろガニ湯が登場するのでしょうか?(笑)

    先日紅葉を求めて群馬の宝川温泉に行ってきました
    http://www.takaragawa.com/
    残念ながら紅葉の方はちょっと早かったようです
    今年の紅葉は全国的に遅れているようですね
    大きな露天風呂を売りにしている宿で
    露天好きのボクは何回か行っています
    夕食に熊汁がでましたがちょっとアレでした
    宝川の帰りにこんなところにもよってきましたよ
    http://www.nakanojo-kanko.jp/onsen/shiriyaki.shtml
    なかなかワイルドな温泉でした

    2012.10.19 15:25 URL | 和友 #12BGKAFY [ 編集 ]

    和友さんへ

    ご指摘のように、アワアワすぎてびっくりしました!
    炭酸の苦み・えぐみもたっぷり味わえました(笑顔)
    北海道でアワアワ湯の1つが、積丹の民宿北都
    http://oyusuki.blog14.fc2.com/blog-entry-2011.html
    ですが、
    七里田温泉の方が、強烈なアワアワだったとご報告申し上げます~
    狭い湯舟で男11人が肩を寄せ合って入浴するシチュエーション、
    なにかの修行のように感じました(笑)

    宝川温泉! 以前、和友さんからお教えいただいた、
    川沿いの露天風呂がいい感じのところですよね~
    熊汁ですか~ 北海道では、確か熊カレーの缶詰があるはずです。
    熊汁って、「まんが日本昔ばなし」の世界を思い浮かべました。
    尻焼温泉!!! やっぱりお尻がアッチッチになるほど、足元自噴な感じでしょうか。
    東京から1泊2日圏内で、自然あふれる温泉が味わえるんですね。

    ちなみに定山渓界隈は、ちょうど紅葉の見ごろになりました。
    でも、寒いです(苦笑)

    2012.10.21 16:37 URL | いっち #- [ 編集 ]

    こんばんは。

    七里田登場ですね!!。
    やはり長期滞留による混雑がネックですが、やはりここは凄いです。泡が育つところはここだけ、施設系の入浴施設でここ以上泡つきを堪能できるところは皆無かと思いますww。

    こちらの露天、常設ではないですが泡つき度はかなりいい線いってます。
    会津御再訪の際には是非お立ち寄りを。
    http://tatsumisou.blog.ocn.ne.jp/

    2012.10.22 00:57 URL | 駅前旅館 #.vjKhiP6 [ 編集 ]

    駅前旅館さんへ

    こんばんはです~
    七里田温泉の存在を知ったのは、駅前旅館さんにいただいた
    JR九州の「九州温泉道」のパンフレットのおかげです(感謝感激!)
    現地の方々も太鼓判を押されていましたので、
    思い切って訪問しました、ヒジョーに良かったです(笑顔)
    「泡が育つ」の表現、まさしくその通りと膝を打ちました!!!

    このたびお教えいただいた湯、これはこれはワイルドですね~
    会津方面、ぜひともリピートしたく、我が家で盛り上がっております~
    今後とも、いろいろレクチャーのほど、
    お願い申しあげます~

    2012.10.23 20:12 URL | いっち #- [ 編集 ]












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