札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

    北方領土に近い漁師街

    朝日が灯台にかぶって、いい感じの尾岱沼漁港
     別海町の尾岱沼は、オホーツク海に面する漁師街だ。北方領土の国後島が20キロ先に浮かび、盛夏は早朝4時前に朝日が顔を出す。ニッポンで最も早い部類の日の出を拝みながら「最果て感」に身震いした。

     港を囲む街中は住宅が連なるだけで、アツアツの温泉が湧くという事実を知らなければ、そのまま素通りしそう。よくよく眼を凝らせば5軒の温泉宿と共同浴場があり、「知る人ぞ知る」な感じ。こじんまりした楠旅館をチョイスした理由は「食」にあった。

    尾岱沼の街並み


    前浜の幸を上品に

     漁師街に佇む温泉宿の食事は、前浜で採れた海の幸をてんこ盛りで提供するイメージがある。でも、ココは少量づつ味わえ、品数も多いのが特筆だ。

    鮭酢の物
    鮭煮付け
    珍味
    つぶ煮
    しまえび
    なまこ酢
    刺身
    和え物
    根菜煮物
    天ぷら
    焼物
    食事
    デザート
     夕食朝食も見た目が美しく、そこはかとない上品さを感じる。腕をふるう若女将の人柄が反映されている気がしてならない。



    パンチある食塩泉

    湯面
     食は上品な味わいだが、湯はパンチ力がある。隣接する「うたせ屋」と同じ源泉。ガツンとしょっぱくて、湯面にアワアワが湧きたつ。ほんのり灯油の香りもする。惜しむべきは温度が高くてアッチッチな点。湯量を絞りたかったが、コルクをいじらないで、旨の案内があったため断念。水道水で薄めて入浴した。

    女性湯舟



    女性らしいもてなし

    宿
    畳敷きな客室
     館内は華美なインテリアは一切なく清潔感が漂う。客室の茶菓子が「ラスク」だったり、朝食後に落としたてコーヒーを振舞うなど、若女将による女性らしいもてなしと思う。
     1日3組までしか受け入れない中、上品な食事とパンチの効いた湯を味わい、1人10,650円。荒々しいイメージがある漁師街にあって、女性1人でも安心して泊まれる静かな温泉宿だ。












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