札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
    雑誌「自遊人」が築く温泉宿

     風情ある温泉と安全性の高い食にこだわる雑誌「自遊人」を発行している会社が、新潟県大沢山温泉「高七城」を引き継ぎ、2012年夏から旅館経営に乗り出した。全国各地を取材して、宿の良し悪しをきちんと世に問うている方々が、どんなスバラシイ温泉宿を展開しているか、カメラ片手に泊まってみた(2012年10月6日土曜・2人宿泊)。



    リニューアル工事しまくり

     「ありゃりゃ、スゴイ工事っぷりだなあ」。宿の前に資材があふれ、玄関がある本館(築150年の古民家)をリニューアル工事している。休業しているような雰囲気で、どうすれば良いか途方に暮れていると「営業してますから、靴を脱いで中へどうぞ」。宿に着いて最初にもてなしてくれたのは、工事を請け負っている職人さんだった。

    外観
    改修中
     玄関に入って廊下を進むとスタッフとバッタリ遭遇し、互いにちょっとビックリ。「い、いらっしゃいませ」「おおお、お世話になります」。そのまま客室へ通され、チェックイン手続きした。

     客室棟や温泉棟は工事していないので、泊まる分には問題ない。
     しかし、客室の案内によると「館内改装工事のため、9月7日(金)~10月13日(土)まで休館します」とのこと。本来は休館中にも関わらず、なぜ宿ホームページを通じてウェブ予約を受け付けたのだろうか。宿ホームページにその説明は見かけなかった。それとも、うっかり見落としていたのかしら。

    全館休館
     風呂場に行くと、その疑問が解けた。一緒に湯浴みした東京からの団体客が言う。「いやー、5月の段階で幹事が宿泊予約していてさ。その直後から経営者代わったみたいだね。工事中だけど予定変更できないから来たよ」。
     どうしても断れない団体客を受け入れるから、ついでに他のフリー客も泊めちゃおうよ。こんなノリだったのかも知れない。そう思えば、合点がいく。
     現在、宿ホームページの「工事進捗状況」をみると、第一期工事は、ワタシたちが泊まる前日の10月5日で終了したと記していた。

     なにはともあれ、1人18,375円と決して安くない金額で予約したわけだから、モヤモヤした感覚が残る。



    ツルツルする湯

    借景
    露天
     それはそうと、この湯(ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉)、湯面に軽くアワアワが浮かび、肌触りがツルツルする。ぬるめの湯が心地良い。小ぶりの露天風呂から眺める木々も美しく、ナチュラルな借景と思う。源泉温度が27度のため、湯をいろいろ加工しているようだが、そういう痕跡は感じず。新湯をドボドボ注ぎ、夜中も入浴できる点が嬉しい。内風呂は狭いながらも天井が高く、木のぬくもりあふれる造りだ。



    無添加、無農薬にこだわる食

     すべての調味料は無添加・天然醸造で、化学調味料不使用を謳う。料理に湧き水を使用、無農薬や有機栽培の野菜を厳選し、地元・魚沼産コシヒカリにこだわる。

    秋の魚沼の畑から。野菜づくし
    生春巻き
    「天然白口浜真昆布」と「枕崎本枯節」で濃いめに引いた出汁に、とろみをつけた
    野菜を野菜で召し上がれ
    海と山の融合
    ひとつの素材、ふたつの調理方法
    やっぱり肉が好き
    日本海の恵み「紅ずわい蟹」と南魚沼産コシヒカリを、木桶仕込み天然醸造の醤油でホンノリ味付け
    自家製スイーツ 料理長はフレンチ出身
     一品ずつ後出しされる夕食は、見た目に美しい創作料理。野菜多めで、お肉はちょっぴり。ヘルシーな感じだ。
     朝食だって、ありふれた旅館料理とは一線を画していた。



    「アフター」に期待

    照明
     気になったところ。客室の洗面台に知らない人の髪の毛が1本落ちており、客室冷蔵庫の上にふせてあるコップに、うっすらホコリが積もっていることに気付いた際は、「怒ってクレームしてきた客をどうさばくか、スタッフ研修の一環としてわざと仕掛けているのかな」と妄想してみたり。露天風呂に青いビニールシートをかぶせた物が置いてあり、そんなもの客の見えるところに置くべからず、と詰めの甘さを感じたり。

     あの「自遊人」が運営するのだから、と必要以上に期待し過ぎてしまい、瑣末な事柄にも敏感に反応し過ぎた感があるものの、リニューアル工事真っただ中だったため、宿としては100%の状態ではなく「未完成」であることを考慮しなければならない。

     雑誌編集部から出向?している女性支配人をはじめ、スタッフは接客経験ゼロというが、その辺は気にならないさわやかな応対。朝食時にスタッフと雑談したとき、「工事中だって(少なくともワタシたちは)知らなかった(情報弱者)ですよ~」と、不満点をやんわり伝えれば「雑誌とかで周知はしているのですが・・・」との言葉に続き、「あのー、先ほどから感じておりますが、お二人ともとっても穏やかで仲が良くて羨ましいです」「??? あ、いえいえ、そんなことないんですよ。ケンカばかりで」「そう見えないですよ」「そうですか、アハハ」。なんか褒められたり羨ましがられたりすると素直に嬉しい、単純なワタシ。笑顔になっちゃった。客のわがままをナチュラルに切り返すスタッフに1本取られた。思わず拍手なのだ。

     自遊人の編集長は化学調味料を用いた食事を一切口にしないと公言し、さりげなくこだわった雑誌記事と食材を通販展開しているだけあって、夕食と朝食がバツグンに美味かった。山の中の温泉宿でこういう創作料理をコースで1品ずつ・・・ 意外性があって良い。風呂場のシャンプー、リンス、ボディーシャンプーも無添加だった。

     会計を済ませ、明細書を見るとビックリ。「特別値引」として1人1,500円引きだったのだ。1人16,875円で泊まれたことになる。工事中だったから、ということか。

    夜
     リニューアルオープンは2013年10月1日という。工事中だった築150年の古民家は食事処として生まれ変わっているらしい。名称変更し「natural inn 自遊人」とアピールしている。

     改修中の「ビフォー」を体感した。自遊人イズムの一片を味わえ、さらなる進化に期待が高まる。ぜひとも「アフター」も訪れ、アレコレ違いを楽しみたい。札幌から遠いのが玉に瑕なのだけれども。

    おはようございます
    新潟に行かれたんですね
    ボクは新潟の温泉はあまり縁がなくて
    行ったことがあるのは月岡温泉だったかと思います
    しかもかなり昔のことなので
    どんな宿かも忘れてしまいました
    この時の旅の記憶に残っているのは
    新発田市の酒蔵で利き酒をやりすぎて酔っぱらってしまったことです(笑)

    こちらのお宿は「自遊人」を発行している会社が経営しているんですね
    やはりそう聞けばかなり期待を持って行かれたのではないでしょうか
    でも諸事情があるにせよ大規模なリニューアル工事中に営業しているのは
    どうなんでしょう?
    風呂も食事もなかなかよさそうなので
    ちょっと残念ですね
    1,500円の値引きでは足りないかもしれません(笑)

    先日、栃木方面に行って
    塩原温泉~湯西川温泉~川治温泉と湯巡りしてきました
    泊まったのは湯西川温泉のこんな宿でした
    http://www.yunishigawa.co.jp/
    露天風呂がなかなかよかったですよ
    湯西川では万願寺温泉やガニ湯に匹敵するほど
    恥ずかしい露天風呂に入ってきました
    薬研の湯というのですが
    橋の下にあってホント丸見えなんですよ
    まぁ~何事も経験ですから(笑)

    北海道に行く日程がそろそろ決まりますので
    またご連絡します♪

    2013.06.16 09:11 URL | 和友 #12BGKAFY [ 編集 ]

    いっちさん、こんにちは。
    リニューアル工事中…う~~~ん、
    露天から青いビニールシートが丸見え…う~~~ん、
    掃除がなってない…う~~、う~~~ん

    なイメージですが。
    いっちさんのおっしゃるとおり、今後に期待ですね。
    「あんだけの批評しておいてこれかよヽ(`Д´)ノ」
    と言われてしまわないように頑張って欲しいなと思いました。

    最近はニセコの甘露の森、ホテルようてい、
    登山の後にアポイ山荘のお風呂や浦河あえるに行ったのですが、
    ニセコのお風呂はともかく、日高はどっちも温泉じゃないんですよね~。
    でも、大きなお風呂は気持ちいいですね。

    2013.06.16 10:00 URL | りきりき #- [ 編集 ]

    和友さんへ

    こんばんはです!
    生まれて初めて新潟へ遊びに行きました。
    月岡温泉は田んぼの真ん中に湯宿がたくさんある
    歓楽街的なイメージがあります(行ったことないですが)。
    越後湯沢駅でも、日本酒をいっぱい売ってました。
    新潟はどこに行っても日本酒を味わえるようですね(笑顔)

    リニューアル工事中であることは、
    ウェブ予約後に雑誌(自遊人)を購入して気づき、
    多少は心の準備をしていきましたが、
    まさかこんなに大掛かりとは・・・(笑)
    「お試し宿泊」したと思うようにしています。
    食事はとっても旨かったです~

    栃木の温泉も気になりますね。東京からアクセスも良さそうですし。
    入られましたか、恥ずかしい露天風呂!
    湯浴みしていると、ココロもカラダも開放されて、イイですよね(笑顔)

    来道のほど、お待ち申し上げております~

    2013.06.16 20:29 URL | いっち #- [ 編集 ]

    りきりきさんへ

    どうもどうもです~
    工事中にも関わらず「お試し宿泊」として、特別に泊めていただいた、
    と謙虚に受け止めるようにしております(笑)
    今年10月の新オープン後が勝負ですよね。「さすが自遊人」の宿運営に期待です!
    大金を投じて改修しているため、
    おそらく宿泊料もそれなりにアップし、2万円超の予感もしますが、
    はてさてどうでしょうか。

    新緑の季節を迎え、アチコチ遠征なさっているようで何よりです(笑顔)
    甘露の森は行ったことないですね。ホテルようていは地味に夕食が旨い記憶があります。
    日高管内は温泉不毛地域ですが、登山後に大きな湯舟にざぶん・・・最高ですね~

    2013.06.16 20:31 URL | いっち #- [ 編集 ]

    さすがはいっちさん、なんて寛大な大人の対応でしょうか。
    私なら、まず、改装工事をしていることを前もって知らせてくれなかったことに、いつまでもネチネチと愚痴ってしまいそうです。

    今週末は天気が良いので、またまたニセコに日帰り登山&温泉に行こうと思います。有力候補は五色温泉です。バリバリの硫黄泉なんですがf^_^;)
    甘露の森はお風呂はいいですよ〜。特に、露天が森林浴たっぷりですばらしいです。泊まってないので料理わかりませんが、宿全体の雰囲気はまずまずです。アンビックス系なのでおしゃれです。いっちさんの感想が知りたいな、と(^ν^)

    2013.06.18 21:34 URL | りきりき #- [ 編集 ]

    りきりきさんへ

    こんばんは~
    泊まってから、ずいぶん時間が経ってしまったので、
    アレコレ体験した事柄は、すべての体験が忘却の彼方です(笑)
    しかしながら、オトナの対応を迫られるって、
    やっぱり宿としてどうなのかな、と思ってます(笑)
    宿側は「あの時の応対は仕方ないから。レアケースです」であっても、
    客側は、一期一会ですからね。
    そんなこんなで、数年後の完成系に期待です(笑顔)

    ニセコ~ いいっすね~ 五色温泉は、確かお肌に合わない可能性・・・
    でも、実際、入浴してみないとなんとも言えないですからね。
    甘露の森は、いつか泊まってみたいと思いつつ、まだ見ぬ湯宿です。
    りきりきさんのお話を聞いて、良さそうな予感ですね(笑顔)

    2013.06.19 20:49 URL | いっち #- [ 編集 ]

    確かに、客に大人の対応をさせるってどうかな?ですね。

    五色温泉はすでに何度か入浴済みでした。でもかなり前の若かりし頃だったので、今より肌も抵抗力があり、ちょっと痒いなくらいで治まっていた記憶が…(>人<;)

    2013.06.20 18:24 URL | りきりき #- [ 編集 ]

    りきりきさんへ

    おはようございます。
    五色~ もしも痒くなったら、
    アンヌプリ、新見、ホテルようてい・・・などの刺激の少ないまっさらな湯で
    仕上げ湯すればイイかなと思います(笑顔)
    ニセコはさまざまな泉質の湯があって楽しいですね~

    2013.06.21 07:35 URL | いっち #- [ 編集 ]












    管理者にだけ表示

    トラックバックURL↓
    http://oyusuki.blog14.fc2.com/tb.php/2199-dd31c2e9

    | ホーム |
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。