札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

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    「景色」と「炭火焼」 高まる期待

    高台のロケーション
     日本海を眺めながら、炭火焼で魚介類を味わえる。こんな温泉宿で夏休みを楽しみたい。7月下旬、夕陽荘(せきようそう)へ予約の電話をかけると、ご主人っぽい男性が応対してくれた。

     希望日を伝えると「土曜日ですか!?」とびっくりしている様子だったので、「その日、空いてませんか?」と恐る恐る尋ねれば、「えーと、あっ、空いてますね、空いてますよ。ここんところ、ずっと(土曜は)満室だったもので~」。客室は3室のみで、営業期間が5~10月限定とあって、ずいぶん人気のようだ。空いててラッキー。

     札幌からレンタカーを走らせ、オロロンラインを北上。賞味2時間で着いた。



    日本海を一望

    岩老漁港の茂尻島
     通された客室で旅装を解く。窓際から日本海と岩老漁港と茂尻島がドーン。
     ウワサに違わぬ眺望っぷりにウットリする。

    茂尻島が見える(男湯)
     男性浴室からも、同様の眺めが味わえた。




    カワイイ女子湯

     で、湯については、山奥から引っ張っている13度の冷鉱泉だし、加温、循環ろ過、塩素系薬剤が想像されるし(実際、そうだった)、まったく期待していなかった。ところがアレレ、意外なことに悪くない。塩素臭は感じず、適温のおかげで真夏なのにダラダラ浸かっていられる。無色透明な湯ながら、浴槽に茶色い温泉成分がこびりつき、なんとなく湯も茶色い感じに見えてくる。沸かし湯なので、夜中に入浴できないのはご愛敬。男女とも浴室は内湯のみという、小ぶりな感じだ。

    温泉成分が湯船にこびりつく(男湯)
    カラフルかわいい
     もっと驚いた点は、女湯がカワイイこと。つれ曰く、「桶やイスがピンクの花柄だし、シャンプーやボディーソープのケースもキャラクターものだった。男湯の方は?」。いや、こちらはフツーのデザインのものばかり。

     この感性は、おそらく若女将だろう。「なにもないところですが、どうぞごゆっくり」。受付カウンター付近で出会った際、笑顔で応対してくれた。その受付には、女湯で使用しているソープ入れを販売している。手にとって拝見していると、足元になにかの影が通る。振り返ると、これまたカワイイベイビーがニッコリ仁王立ちしていた。「うちの孫なもので」。若女将のお母さん、すなわち女将の相好が崩れる。こちらまで笑顔だ。




    魚介類 焼きまくり

    炭火焼
     食事処のテーブルは、炭火焼できる設(しつら)え。新鮮な魚介類をバーベキューしつつ、パクパク食べた。温泉宿の夕食でこういうシチュエーションって、ありそうであんまりない。旅館料理と異なるメニューは新鮮に映る。朝食を含め、イイ感じではないか。

    あさめし





    秘境めいた温泉宿

    国道から望む
     この温泉宿の歴史はどうなっているのか。廊下に貼ってあった新聞記事(日刊留萌2007年4月22日付)の内容を抜粋する。

    ・1981年(昭和56年) 増毛町営の公衆浴場としてオープン
    ・2002年(平成14年) 老朽化で閉鎖
    ・2003年(平成15年) 増毛町は近くに新しい日帰り温泉施設「あったまーる」を開設
    ・2007年(平成19年) 旧施設を購入した地元の土橋建設がリフォームし、新オープン

    案内
     宿が佇む岩老地区は、かつて「陸の孤島」と言われた雄冬地区から5キロの距離。映画「駅 STATION」(1981年、高倉健、倍賞智恵子)では、雄冬地区も舞台となった。悲願の国道開通のタイミングに、前身となる公衆浴場が岩老地区にオープンしたらしい。

    手書き
     閉鎖した公衆浴場を買い取った地元建設会社が、木の温もりあふれる小ぎれいな建物にリニューアルし、家族で営む。営業期間が夏期限定の理由は「宿まで延びる坂道が、冬は凍るんです。4輪(の車)でもツルツル滑るんです」(ご主人)。そういう障壁さえなければ、通年営業したいそうだ。

     オーシャンビューを楽しめ、魚介類をバーベキューで味わう。建物は真新しく、掃除も行き届き、女湯のカワイイ感じが、家族一丸でなんとか工夫しようと頑張っている印象を強くする。噂に違わぬ温泉宿だった。

     これで11,000円。夕陽荘(せきようそう)の名の通り、日本海に沈む夕日がスバラシイ眺めらしいが、あいにくその日は曇天だった。自然相手ゆえこればかりは仕方ない。いやー、これは絶対見たい。だったら、また来年来るしかない、の気分が高まってくる。

    こんにちは。ナナカマドが色づく短い秋をお迎えの頃でしょうか。東京も朝晩は涼しくなりましたよ。

    ここ、記憶にないなあと思ったら、2003~05年だけ道民の私の頃は休業中ですね。手前の浜益までは行ったことを記録していました。

    雄大な景色を眺めながらの炭火焼はいかにもおいしそうです。日本海の夕陽といえば、観光かとう・・・。いや、もう言いますまい(笑)。
    八角ってトビウオみたいなちょっとグロい魚でしたね。こっちでは見かけませんねえ。女風呂もナイスです。
    JRの不祥事続きで観光客減っているように聞きますが、中小の湯宿はなんとか持ちこたえてほしいものです。

    2013.09.30 23:34 URL | よしい #GCA3nAmE [ 編集 ]

    よしいさんへ

    こんばんはです!
    そう言われてみれば、確かに大通公園のナナカマドが色づく季節となりました。
    北海道は一気に秋めいています。

    札幌から2時間圏内で、日本海を拝める温泉宿として、今回セレクトしましたが、
    おっしゃるように、観光かとう(閉館)も懐かしいですね、いろいろな意味で(笑顔)
    こちらの御宿は、その立地もさることながら、小ぎれい&バーベキューとあって、
    よしいさんファミリーにオススメです!

    八角は名前通り、なんだか角ばったお魚ですよね。
    焼いたり、刺身にしたりしてお魚に親しんでいるつもりですが、
    お魚本体を目の当たりにすると、アレレ、こんなにグロいっけ、と思うこと、
    ワタシもありますね(笑)

    JR北海道問題は・・・仕事は普段通り使ってますが、プライベートの温泉旅では自粛中です。
    レンタカー、バス、そして飛行機を駆使して、北海道の温泉旅を楽しみたいと思いつつ、
    やっぱり「冬こそJR」と思うので、早急な改善に期待中です~

    2013.10.01 22:00 URL | いっち #- [ 編集 ]

    いっちさん、こんにちは。
    こちらの宿のお料理は、旅館の料理に飽きた〜という時に新鮮に感じそうですね。
    日帰り圏内の温泉宿ですが、泊まってみてもいいなと思いました。女湯のアメニティーにびっくり。私が行った時は、あんなにカラフルなアメニティーはありませんでした。なんだか新鮮〜。

    ナウマン温泉、行ってきました。
    あーんなところにあーんな立派な建物が!館内もとってもモダンで部屋のドアなんて真っ赤なんですよ。オシャレでした。畳部屋で使い勝手はよかったです。
    お風呂も綺麗で、湯は体に優しい感じだし満足。露天風呂はもうちょっと広さが欲しかったかな。宿の大きさから考えるとちょっと小さめでした。
    1泊朝食付で泊まりましたので、夕食は宿併設のレストランで好きなものを食べました。とってもおいしかったです。
    と言うことで、とてもお勧めの宿です。次回の候補にいかがですか?

    2013.10.02 16:40 URL | りきりき #- [ 編集 ]

    いっち様

    またまた抜群の選択眼に感服です(^^)/。

    こちは旧施設時代に一回立ち寄った記憶がありますが、いつのことやら非常に曖昧。。
    よいお宿として再生したのはうれしい限りです。

    2013.10.03 21:32 URL | 駅前旅館 #.vjKhiP6 [ 編集 ]

    りきりきさんへ

    おはようございます!
    そうそう、食事の提供スタイルが温泉宿っぽくないところがナイスでした。
    カワイイ女湯も感心しました(あっ、直接は見てないです・笑)
    ちょっとした工夫で好印象になるのだなあ、と感じてます。
    札幌から1泊2日でさくっと泊まりに行ける一方、
    3室しかないので土曜予約の際はお早めにどうぞ(笑顔)

    ナウマン温泉!!!
    宿ホームページも併せて拝見しましたが、
    ホント、立派すぎて美術館のようなハードですね。
    定番の旅館料理よりも、レストランで好きなものをチョイスするのも楽しそう。
    こういうコンセプトの温泉宿に泊まったことがないので、
    ちょっとメモしちゃいました(笑顔)
    教えていただき、感謝です!

    2013.10.05 10:02 URL | いっち #- [ 編集 ]

    駅前旅館さんへ

    たまたま、またまた良宿に巡り合いました(笑顔)
    札幌から近いのに、公共交通では不便な立地ゆえ、
    懸案の宿でした~
    こちらにも入浴されてますか!!!
    感動しきりです(笑顔)

    蛇足ながら、客室にキッチンがついており、自炊も面白そうですが、
    1泊での素泊まり予約は受け付けていないそうです。
    ただし、長期の宿泊または当日ぶらり訪れて客室が空いていれば、
    無きにしも非ずとのことでした。
    なので、キッチンは限りなく未使用のようで、
    オブジェのように綺麗でした~

    2013.10.05 10:03 URL | いっち #- [ 編集 ]

    ナウマン温泉に行った後のいっちさんのレポート、ぜひ読んでみたいです♪
    書き忘れましたが、フロントやレストランのスタッフの対応もとても気持ちの良いものでした。
    レストランの私のお勧めは、百合根のかき揚げです。メモに加えておいてくださいね〜。

    2013.10.06 20:43 URL | りきりき #- [ 編集 ]

    りきりきさんへ

    こんばんはです。
    スタッフの対応がイイって、最高ですね。
    どんなにお湯が良くても、料理が美味しくても、
    接客がアレレだったら、すべてが台無し・・・
    仏作って魂入れず、な御宿は、御免こうむりたいですね(笑)
    百合根のかき揚げ、メモメモ。いつかはナウマン温泉へ!

    2013.10.07 22:19 URL | いっち #- [ 編集 ]












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