札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
    北海道で鄙びた温泉宿

     寒さ厳しい北海道の温泉宿は、頑丈な鉄筋造りが目立つ。しかし、道南方面に目を転じれば、ニッポンの田舎らしい「鄙びた温泉宿」が散見される。道南に限りなく近い後志管内島牧村の宮内(ぐうない)温泉旅館はその1つだ。「宮内温泉」と力強い筆跡で記された木製看板がなければ、民家と間違えそうな風情がたまらない。

    看板に歴史を感じる
    簡素な客室
     「いらっしゃい」。 ニコニコ笑顔の女将さんが迎えてくれた。通された1階客室は、ジュータン敷きの和室で6畳ほど。地上デジタル対応の薄型テレビ以外は、すべて昭和のまま時が止まっている。冷蔵庫がない。ビールとソフトドリンク類は館内に自販機があった。



    フレッシュな透明湯

    紅葉の露天風呂(男性)
    脱衣所から風呂
     道立保健所の銀色シールによると「加水、加温、循環ろ過、塩素殺菌」が一切ない。敷地内から毎分3,000リットルもドクドク湧き出るって、とてつもない湯量だ。湯船の端っこから側溝に湯が掛け流されていく。フレッシュな透明の湯に浸かっていると、気分も上々。ああ、細工されていない温泉ってイイなって、しみじみ思う。真夜中や早朝に浴場を1人占めすれば、気持ちもまろやかになっていく。



    海鮮づくしの宴

     隣の空いている客室で食べる夕食は、ご主人と女将さんがニコニコしながら配膳してくれる。こちらまでニコニコだ。日本海から4~5キロ山あいに入った立地だから、地元の海鮮が並び、ヘラカニ、アワビ、ツブ、ナマコ、ホッケすり身汁、タラ鍋など、いやはや贅沢な宴だ。

    魚介づくしの夕食
     ヘラカニというものに生まれて初めて対面したが、積丹や道南の日本海で採れるワタリガニの一種らしい。そんなに身はなく、カニみそ部分を舐めて味わう酒の肴って感じで、ついついビールも進む。
     1品1品が適量だから、〆は電子ジャーから新米を盛る。これがめっぽう美味い。どうやら、こちらの温泉宿では、自ら育てた米を供してくれるよう。
     朝食は、いか刺が出て驚いた。さばいてから時間が立っていたものの、それでも嬉しい。

    柔らかいイカ刺し




    俗化免れ 息づく風情

    宿
     人口1,600人の島牧村は、札幌から車で4時間。公共交通はバスしかなく、お世辞にもアクセスが良いとは言えない。だからこそ俗化を免れ、北海道らしからぬ鄙びた風情の温泉宿が息づいているのだろうか。

     湯に手を一切加えない1軒宿で、夕食朝食ともに部屋食。これで8,400円は「お値段以上それ以上」だ。しかも11月上旬の3連休初日の土曜日ながら、他に宿泊客はおらず、図らずも館内貸切だった。ちょっぴり寂しい気もするが、季節柄、多くのカメムシさんが客室に訪問してくれたので、ガムテープで戯れる。朝起きると、廊下に亡骸が散見され、女将さんが掃除機で吸いこんでいた。こうした点も含め、鄙びた温泉宿をココロ行くまで味わいたい。

    連投恐縮です。

    こちらも昨秋初訪問させていただきました。
    既に夕餉の支度も佳境に入っているような時間帯でしたが女将さんの明るい笑顔に迎えていただきました。
    (^_^)。

    2014.05.31 17:40 URL | 駅前旅館 #.vjKhiP6 [ 編集 ]

    駅前旅館さんへ

    こちらも入湯されましたか!
    夕暮れ時も果敢に湯巡りされ、
    変わらぬ冒険ぶりに脱帽です(笑顔)

    2014.06.01 06:52 URL | いっち #- [ 編集 ]












    管理者にだけ表示

    トラックバックURL↓
    http://oyusuki.blog14.fc2.com/tb.php/2323-887cf8d5

    | ホーム |
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。