札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

    シーズンオフに攻める

     アーノルド・パーカー設計のゴルフコース、迷路や巨大滑り台を揃える自然体験グラウンド、パウダースノーのスキー場・・・オトナもコドモも楽しめるホンモノのリゾート「ニセコビレッジ」に宿泊施設が2つある。その1つがヒルトンニセコビレッジだ。「昔はニセコ東山プリンスホテル(新館)だったよね」って、その通り。18階建て499室の巨大ホテルを、世界展開している外資系ホテルのヒルトンが運営している。

    羊蹄山とヒルトンニセコビレッジ(2012年5月撮影)
     寒くなってゴルフコースの営業が終わり、スキー場オープンまでちょっと間が空く11月のシーズンオフ。倶知安駅前からの送迎バスに乗り込んだ客はワタシたちだけだった。運転手が制服であろうジャケットをビシッと羽織っており、「ああ、これがヒルトンなんだなあ」と妙に感心する。

     正午前にホテルへ着くと、ロビーに客の姿はない。15時のチェックインまで荷物だけでも預かってもらおうとフロントへ行けば「お部屋の準備が出来ております」と通されてラッキー。シーズンオフで客が少ないから、対応可能だったと思う。

    暖炉のあるロビー。夜は「バー&ラウンジ ザ・フレイム」になる




    羊蹄山の雄姿を拝む 

     通されたヒルトンルームは、スタンダードなツイン。こじゃれたデザインを望むならば、お金を出してデラックスルームを選ぼう。
     そして眺望にこだわるならば、ぜひとも羊蹄山を拝める客室を予約すべし。1人1,000円ほどアップするがその価値は十分ある。窓辺の椅子に腰かけ、雄大な羊蹄山を眺めていると、ココロがとっても安らいでくる。昼、夕方、夜、朝とそれぞれ別の顔を見せてくれ、この眺望を楽しめただけで、ヒルトンニセコビレッジに泊まって良かったと思うほどの感激だった。

    客室からの景色
    月と羊蹄山




    意外にイイ温泉

     リゾートホテルだから、温泉と言ったって大したことないのでは、と考えるのはちょっと待って。ナトリウム-塩化物泉はしょっぱいし、湯口から灯油っぽい匂いも漂う。湯面はくすんだ緑色であり、個性を感じる湯だ。露天風呂からの羊蹄山の雄姿もスバラシイ。

    露天から羊蹄山(2012年5月)
     温泉で勝負していないのに、そんじょそこらの温泉宿と肩を並べるかそれ以上の充実した温泉っぷりが、意外性も相まって楽しい。
     499室のキャパシティーの割には、浴室が狭いと感じたが、温泉目当ての客が少ないせいか、混雑した印象を受けなかった。そもそもシーズンオフで客が少なかったからかしら。あと、客室から浴室までは、浴衣&スリッパ移動OK。



    量控えめな和食

     日本料理、鉄板焼き、寿司・・・館内に複数の食事処があるものの、やっぱりシーズンオフのため閉まっていた。ランチ、夕食、朝食ともに「バー&グリル メルト」で食す。昼食に頼んだ海老天ぷらそばを啜ると「餅は餅屋」を痛感。ヒルトンだからって、なんでも出来るわけではないのだな。

     夕食は大勢の客で賑やか。客室のスリッパで行ったらNGで、クロックスを貸してもらう。スリッパとさほど変わらぬ履物と思うが、ウィキペディアによれば靴らしい。ブッフェ(バイキング)コーナーから少し離れた窓際の席に案内され、落ち着いて食せた。ブッフェではなく和食をチョイスしていたのだが、これが大正解。決して高級素材ではないのだが、1品1品工夫された料理だ。ボリュームは控えめながら、後出しされてゆっくり食べると満腹になってくる。

    夕食
     それはそうと、アルコール類の価格が高い。ボトルビール(334ml)900円って、要するに缶ビール1本分の量ですよね。まあしかし、ヒルトンというブランドホテルだから仕方ないのだ、と開き直っていつものペースで飲んだら、夕食時の飲み物代は4,850円(2人分)だった。ビール2杯、赤ワイン2杯、スパークリングワイン1杯で。
     「いらっしゃいませ。ようこそヒルトンニセコビレッジへ」と夕食セッティングの時にあいさつしてくれたイケメンスタッフのきびきびした働きぶりを思い出すと、高いドリンク代は彼らへのチップなのかしらと前向きに思ってくる。いずれにしてもイイ勉強になりました。

    50周年
     2013年11月16日(土曜)に泊まって1人9,075円。2食付でまさかの1万円以内にびっくり。もっとも2カ月前に楽天トラベルで予約したため、早割&事前カード決済割引が適用されての価格である。シーズンオフのリゾートホテルは、静かでのんびりできる穴場であり、ハイシーズンより宿泊料も安い。狙い目だ。

    いっちさん、こんにちは。
    ニセコプリンス新館、懐かしい響きです(笑)。東山のスキー場はニセコの中で一番好きでしたので、昔はよく行きました。新館の浴場、立派なお風呂ですよね。当時は日帰りとかも受け付けていたように記憶していますが、シーズン中でも込む印象は無かったです。

    あ、お酒は高いですね。夕食のところのメニュー表示を見たときに最初に感じました。飲食店のさらに倍って感じでしょうか。飲食店で粗利40%程度になる金額設定が普通です。ということは・・・・ここは恐ろしい額です。雰囲気料なんかも含まれているのでしょうね。で、さらに会計時にはサービス料とかも加算されていますよね。
    恐るべし、ヒルトン(笑)。

    2014.10.21 12:32 URL | じゅん #MvSKUjhA [ 編集 ]

    じゅんさんへ

    おはようございます。
    常宿でしたか! ニセコプリンスの方が、しっくりくる呼び方ですよね?(笑)
    最もスキーから遠ざかっているので、今回初の宿泊でした。
    温泉目当ての客が少ないせいか、ワタシもお風呂は空いている印象でした。

    アルコール、やっぱり高いですよね(苦)
    明細をチェックしたら、サービス料は無かったです(笑)
    ただまあ、それも込みの値段設定に感じます。
    あと、ビール900円は、現在800円に値下げしてました。
    それでも高いですよね。ホント、ヒルトン、スゴイです(笑)

    2014.10.22 07:20 URL | いっち #- [ 編集 ]












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