札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

    林道7.5キロ先に

    林道入口
    林道
     最寄駅の手ノ子駅(山形県飯豊町)から29キロ走った標高800メートルのどんづまりに、一軒宿の「湯の華」がある。5~11月の期間限定で営業しており、渓流に沿うラスト7.5キロの林道が険しい。ゴールデンウィーク時はデコボコ&水たまりも多々。木の枝にレンタカーをこすってしまい、修理費を払うおまけもつく。とほほ。

    ロッジ風
    看板
     この地は明治から大正にかけて湯治宿が繁盛したものの、いつの間にか廃業。昭和の後半にボーリングして掘り当てた間欠泉が放置され、広河原温泉という野湯が好事家に評判だったと聞く。それを地元有志が所有者(飯豊町)から借り、新しい宿を建てて2005年から営業スタート。日本秘湯を守る会加盟宿で、同会ホームページから予約できるイマドキの温泉宿なのだ。宿泊料は1万2,030円。

    温泉分析書
     「ごめんください」。玄関を開けると、朴訥な地元スタッフが歓待してくれた。築10年弱の建物は「鄙び」「風情」「趣き」「歴史」をさほど感じず、「こぎれい」が身上だ。

    こぎれい




    間欠泉の混浴露天

    どばどば
     男女別に内風呂があり、湯舟はそれぞれ1つ。2~3人用の小ぶりな風情だ。自慢の「間欠泉」は、内風呂ドアを開けた先、混浴の露天風呂である。いやはやぬるい。内湯は加温しているので、まあまあ温まる。土臭くて苦い薬湯と言えそう。10~40分間隔で間欠泉が湧くので、泊まり客はかなりの割合で遭遇する。

     拝見した限り、噴出する高さは1~2メートルか。スタッフ曰く「気温が低い朝の方が、高く噴出する」という。気温が低い、というのであれば、夕食後の夜、噴出の勢いが凄かった。湯舟に浸かりながら、ブシューと噴き出す湯を愛でるって、ここでしか味わえない魅力。山形県飯豊町の山奥までやって来る価値は大いにあるだろう。

    いわな
     畳の広間で食す夕食は「THE 山の宿」なイメージ。だって、山菜だらけだし、ヤマメは「刺身」と「焼き」のダブルだし。とっても満足だった。朝食もイイ感じ。

     ロビーにさまざまな芸能人のサイン色紙が張ってあり、テレビロケで訪れたよう。山奥過ぎて自家発電なのだが、突然「ぷつん」と灯が消える。1泊の間、少なくとも2回遭遇。同時に客室と廊下の非常灯がつく。この間、トイレの水や蛇口の水が出なかったりする。客室のテレビはBSのみ、冷蔵庫は共同。この不便さが「秘湯」という名のブランドにふさわしいと思う。

    いっち様

    こんばんは。
    こちら5年前の秋に宿泊して参りました。
    お風呂はほぼ貸切、満天の星空をながめながら数時間をお湯の中で過ごしました。
    また季節のよい時期に参りたいです。

    左手奥の建増した部分はもう営業の用に供されておりましたでしょうか?

    2015.03.23 22:16 URL | 駅前旅館 #.vjKhiP6 [ 編集 ]

    レンタカーではダート道は走ってはならないという教訓を学ばさせていただきました。

    私も東京では車なしの生活になるのでレンタカーを使うようになりそうです。

    2015.03.24 08:57 URL | りきりき #- [ 編集 ]

    駅前旅館さんへ

    どもどもです~
    ワタシの記憶が正しければ、
    駅前旅館さんに、湯の華に泊まった際のお写真を見せてもらいました(笑顔)
    これはイイ風呂だと思い、今回泊まった次第です。お教えいただき、感謝します!
    不便な場所柄、日帰りじゃなくて宿泊が良く似合う宿とオモッテマス~
    建て増し・・・玄関から見て、さらに奥ですよね?
    ちゃんと客室が整備されていました。

    2015.03.24 20:07 URL | いっち #- [ 編集 ]

    りきりきさんへ

    そうなんです、レンタカーは舗装道路をお行儀よく走るべきと痛感しました(笑)
    ワタシの場合、ほぼ新車のセダンクラスだったので、なおさらそう思います。
    東京でしたら、日々の生活&旅行は公共交通でこと足りそうですね。
    レンタカー利用も含め、良き旅を送れるよう祈念します!

    2015.03.24 20:08 URL | いっち #- [ 編集 ]












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