札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

    木造3階建ての老舗宿

     旅館ますやの前身は、廻船問屋(海運業者)。1910年(明治43年)に木造3階建ての温泉宿として開業しており、100年以上の歴史を有する。全11室のこじんまりな温泉宿だ。

    看板
    フロント階段
    ユニオンビール扇風機
     増築や改修を重ねているものの、廊下や客室に往時がしのばれる造りが散見される。ワタシが通された「あげしお」という客室は、床の間が広くて立派な造り。「今ははめ込み式の、ユニット式の床の間が一般的ですが、当時は、間取りの段階から、しっかり一畳分のスペースを確保し、床柱の太さまで計算に入れて部屋を作り、当時の人が、いかに床の間を重要視していたかがわかります」(宿の説明文)。イイ感じにリフォームされ、ウォシュレットトイレやエアコンも付き、清潔で快適だ。

    こじんまり


    濃厚な薬師湯
    塩素臭
     チェックイン後、ひのき風呂の浴室ドアを開けると、ふんわり塩素の臭いがした。アレレと思いつつ、身を清めて小ぶりの湯船にざぶり。薬師湯から引いているナトリウム・カルシウム-塩化物泉の湯は、やや緑色っぽくて、苦さとしょっぱさと土臭さがないまぜな感じ。あとやっぱり、どことなく塩素の味わいもあるような。湯上り後に脱衣所の掲示をよく読むと、「時々塩素系薬物を添加する場合があります」ですって。ゴールデンウィークで客が多いから、衛生面に配慮したのかしら。循環はしていないから、あふれた湯はそのまま排水溝へ。
     溶存物質8.11g/kgの濃厚な湯なだけに、湯口に湯花がびっしり付き、床も少し千枚田になっている。湯のポテンシャルは極めて高い様子がうかがえよう。


    こじんまりした料理旅館
    夕食
     こちらの温泉宿は、「天然の海の幸を使った、全て手作りの会席を、1品ずつお部屋にお出しします」とアピールする。実際に味わってみて、確かに嘘偽りなかった。魚を中心としたメニューを肴に、持参した好みのアルコールをぐいぐい飲み。部屋食のイイところだ。朝食も手を抜いていない。

     想像以上の料理に加え、木造の造りが好ましい。宿の湯づかいがアレならば、湯元の薬師湯(公衆浴場)までタオル片手に行けば、源泉を大いに楽しめよう。
     宿泊料16,700円(2食16,200円+コーヒー350円+入湯税150円)×2人=33,400円。オトナがゆっくりしっとり泊まるこじんまりした料理旅館と受け止めた。

    いっち様お久しぶりです。
    さて「旅館ますや」の記事を読んでなにやらピンときて温泉津温泉に出かけてきました。予算の関係で「ますや」ではなく近隣の「のがわや」に宿泊しました(笑顔)。のがわやも大正創業の古いお宿です。ますやとのがわやは佇まいがよく似ていますねー。なんとなく人吉の旅館芳野と人吉旅館との共通性に思い至った次第です。薬師湯の濃厚なお湯にも浸かってきましたよ。温泉街全体がいっち様のような玄人受けするシブい感じでまた訪問したいですねー。今後とも怒涛の更新を期待しています。

    2017.02.25 14:34 URL | がーこ #- [ 編集 ]

    がーこさんへ

    おはようございます。
    温泉津温泉行ってきましたか! フットワーク軽いですね(笑顔)
    ますやとのがわや、旅館芳野と人吉温泉・・・
    確かに同じ匂いがしますよね。兄弟姉妹のような、それでいてライバルのような。
    温泉津も人吉も駆け足で1泊しただけですので、
    やはり連泊して温泉街をじっくり味わいたいですね。
    また、湯めぐり話をお聞かせくださいませ。

    2017.02.27 07:58 URL | いっち #- [ 編集 ]












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