札幌から行く 『温泉宿』

温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

招き猫の置物がたくさん飾ってある宿玄関
 楽天トラベルで金曜予約、翌土曜宿泊。宿泊料金は、7,000円(客室8畳)と8,500円(12畳)があり、8,500円の方が、確実に毛がに1匹が付くので、後者をチョイス。

 通された客室は、この宿で一番広い角部屋で、唯一トイレ付き。この客室以外は廊下のドアを開けるとすぐに客室で、日当たりもあまり良くなさそう。6畳とか狭い客室も目に付きました。
 部屋食の夕食は、旬のかに1匹(長万部町は毎年7月上旬にかに祭開催)はじめ、ボリュームがありました。
 風呂も公衆浴場と宿泊客専用の2ヵ所があり、宿泊客は両方楽しめ、お得な気分。宿泊客専用の方は家族風呂として、頃合を見計らった上で夫婦やカップルでも楽しめますね。

 この宿はケチらず、8,500円で宿泊すると、12畳の広い客室、海の幸満載な夕食(部屋食)、細工のない食塩泉を夜中含めて味わえ、築年数は重ねるものの、極めて質の高い「商人宿」と私感。
 とりあえず「ホテル」という言葉に惑わされず、多くのことを望まず宿泊すれば、観光や保養目的であっても「けっこう宜しいのでは」と思うことでしょう。

 帰り際、宿の方に宿ネーム入りライターをもらうほか、JRで帰るというと「送迎しなくて良いかい」と訊ねられ、嬉しかったな。

朝食
・白米
・わかめみそ汁
・いか塩辛
・ひじき
・いくら
・生卵
・長いも千切り
・いかの松前漬けな感じ
・岩のり、焼き鮭、卵焼き、たらこ
・梅干、漬物2種
・味付のり
・コーヒー牛乳

大広間
 朝食は2階大広間で。チェックイン時に8時から食べたいと申し出ていましたが、7時過ぎにのぞくと、客室番号別におかずがセットされ、食べているお客が複数いたので、私もつられて朝食を。
 白米は炊飯器から自由にお替りOK、みそ汁とコーヒー牛乳はスタッフが持ってきてくれました。他に冷水、お茶あり。

◆公衆浴場

 公衆浴場390円(営業時間6〜21時、第2、4火曜定休)が併設されており、宿泊者は無料で入浴できます。21時の閉店後に湯抜きして掃除するので、早朝に足を運んだところ、ちょうど湯船が湯に満たされ、入浴できます。

玄関を開けると休憩室休憩室の奥に男女別出入り口
 公衆浴場専用の玄関を開けた先には、狭いながらも丸テーブルやアイス自販機が置かれ、入浴後にくつろぐ空間です。男女別のドアをくぐり、いざ浴場へ。

男性脱衣所コインランドリー(30分100円)、ドライヤー(1分10円)もある
奥に番台が見える
 自動ドアが開き、すぐ番台があります。

脱衣所ドアから眺める男性風呂
脱衣所ドア方面を見る。右奥に打たせ湯
 洗い場7つ、湯船は小ぶりで「B」の形。打たせ湯もあり、早朝4時過ぎながら、どばどば流れ落ちていました。浴槽の湯は、加工なし。公衆浴場ゆえに、シャンプーや石鹸は置いていません。


◆宿泊者専用風呂

風呂出入り口は男女別脱衣所内は男女一緒
 2階の宿泊者専用風呂は、夜中も入浴OK。男女別のドアがあったので、てっきり浴室は男女別で2つある、と思っていました。
 でも、男女どちらのドアを開けても、結局同じ脱衣所となります。浴室も1つのみ。これって、いわゆる混浴ということかな。宿側は特に説明していませんでした。

宿泊者専用
 洗い場2つの小ぶりな感じ。シャンプー、リンス、ボディーシャンプー設置。

こじんまり
 脱衣所ドアは内側から鍵をかけられるので、いわゆる家族風呂として利用できますね。

 平成3年の温泉分析書では、長温R2号は泉温49.5度でpH8.0のナトリウム−塩化物泉は、蒸発残留物10.41g/kg。動力揚湯で毎分600ミリリットル。

夕食基本膳
 18時から客室で。

毛がに
・毛がに(冷凍物ではありません)。足や甲羅は、既にカットしてある

小鉢1小鉢2
・いかわさび和え
・ほっきマヨネーズ和え

3品煮魚
・3品→ほたてマヨネーズ焼き、銀たら焼き、いちご
・煮魚

煮物陶板焼
・煮物→ふき、たけのこ、さつまあげ、しいたけ
・固形燃料で陶板焼き→ほっき、たまねぎ、しめじ、ねぎ、かまぼこ タレにつけて食す


◆後出しメニュー

刺身天ぷら
・刺身→ほっき、まぐろ、半分凍ったサーモン、うに
・天ぷら→えび、なす、きす、大葉

かに汁の鍋はかにの形かにごはん、白米、漬物
・固形燃料でかに汁
・かにごはん、おひつに白米、漬物


公衆浴場併設
 公衆浴場390円(営業時間6〜21時、第2、4火曜定休)が併設されている温泉宿。町営として昭和32年(1957年)オープンし、現在は民営です。

公衆浴場の玄関前(翌朝撮影なので玄関にカーテンがかかっている)植木がいっぱい置いてある旅館玄関前
 公衆浴場用と旅館用の各玄関が、それぞれ隣り合ってありました。

旅館玄関内。招き猫の置物がたくさん。写真右に公衆浴場へ行く出入り口あり
 旅館玄関をくぐり、スタッフに名前を告げると、2階客室へ案内。


◆客室

客室ドアを開けて、内部を見る
客室1
客室2
 12室あるうち、通された客室は12畳+洋式トイレ付。テレビ、冷蔵庫、お茶セット&熱湯入りポット、扇風機あり。布団は折りたたんで客室の隅に置いてあり、自ら敷くシステムのよう。

客室トイレはウォシュレット。便器はほかほか温かいアメニティー
 浴衣、帯、バスタオルのほか、緑色のビニル袋と中に入ったタオルも、すべて宿ネーム入り。さすがに歯ブラシはノーネームでした。

共同洗面所共同トイレ
 2階に男女共同のトイレ、洗面所あり。